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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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エフェクター・コレクション (17) DigiTech RP55 Guitar Processor

さて、久し振りに手持ちのエフェクター紹介です。

IMG_0074.jpg

デジテックの「RP55」です。
コイツは11種類のアンプ・シミュレーションと20種類のエフェクター・シミュレーションを持っており、それらを組み合わせて音を作り保存できます。
保存できるパッチは40。
でも、そんなに要らないなオイラは。
歪み、軽い歪み、クリーンの三種類しか使わないから。
ソコにディレイをからめるくらい。

効果音的にフランジャーをかけたり、クライベビーをタマに踏むけど、まぁ滅多にやんないし。
やはり、基本的なギターのウデの方が大事だと思うんです。
JEFF BECKのライブなんか聞くと、彼の右手と左手こそが最大のエフェクターかと思えるコトがたびたび有るからね。
そんなギターを弾きたいけど、まったくもってヘタクソなままの私なんです(汗)

おっと、ボヤいている場合じゃない。
DigiTech RP55のコトだぜぃ。

コイツの気に入っている点は音がイイこと。,
私が使っている MARSHALLのJCM800でも、VOXのMV50 AC でもナチュラルな歪み音を出してくれます。
デジタル臭さが少ないと言えましょうかね。
それと、電池駆動で使えます。
連続使用時間は15時間。

コンパクトで軽量なのもありがたい。
でっかいエフェクトボードを持ち歩くのは、シンドイ歳ですからねぇ。

悪いトコロはと言うと、
ペダルを踏んでパッチを切り替えるときに
音切れするんです。
ほんの一瞬なので、演奏中はほぼ目立たないだろうし、聞いている人にはワカラナイ程度だと思いますが、やっている方としては、どうにも気分が良くない。

それから、パッチパッチ切り替えが本のページをめくるような感覚なので、ジャンプができない。
踏むたびに 「パッチ1」→「パッチ2」→「パッチ3」→ ・・・・・
と変わり、「パッチ1」から「パッチ3」に行くにはトントンと二度踏みするワケです。
演奏中には、やりたくないよコレは。
リズムも狂いやすいし、二個あるペダルの同時踏みも起きやすく、チュウニングメーターに切り替わって大慌てしたりする。

音切れさえなければ、もっとライブで使いたいんですけどねぇ。

ボディ天面の白い矢印はインプットとアウトプット。
IMG_0070.jpg
薄暗いステージで間違えないようにするために、書いちゃいました。

コントロール部分。
IMG_0076.jpg
直観的な操作には、あまり向いていない作りだわね。

背面。
IMG_0068.jpg

コントロールイン・ジャックには、別売りのエクスプレッション・ペダルや、フットスイッチをつなぎます。
私は持ってないので、BOSSやその他のペダルやスイッチで試してみましたが、互換性は無いようです。

近頃はライブで使ってませんが、音は最も気に入っているので軽いセッションや、ウチでの練習にはベンリなやつです。

エフェクター・コレクション (16) Proco RAT2 その2

もう一個持っているRATです。

1998年以後の「スラント型」です。
IMG_9965 RAT (2)

名前書いちゃった。
IMG_9965 RAT (4)

ライブハウスなどでは結構盗難や、人のモノを間違えて持って帰っちゃったりがあるんです。
特にステージは薄暗いしね。
悪気は無くて、マジ勘違いなどが起こるんですわ。
そんな時の識別用というワケなんです。

このプレイヤー側に傾いた天面が「スラント」
IMG_9965 RAT (3)

あけてみました。
IMG_9965 RAT (5)

心臓部のオペアンプは、LM308 から OP07系へと変わり、基盤上のパーツ・ロケイションもかなり変わっています。
IMG_9965 RAT (1)

音の方は、一貫して「RATサウンド」とも呼ばれるもので、荒々しく、大きなツブ立ちの歪み方です。
多くのギタリストは、この「RATサウンド」が大好きですが、私は嫌い。
音色で言うと、HI-MID が極端に前に出ている点が私には気に入らない。
私は、BOSSのDS-1 で育った「ドンシャリ」型の人間だからなのかな?

購入順で言うと、この「スラント型」が先で、前出の「ノン・スラント型」が後なんですが、このふたつにも若干の音の違いがあります。
この「スラント型」の方が少し柔らかいカンジの音で、「ノン・スラント型」は、ゴツゴツしたような音です。
でも、いずれにしても嫌いな音なんで、今はバッキングとメロ弾きの音量調整用に使っていると言うワケなんですわ。

さて、新コロ災禍による「店売りラーメンネタ」を補うためのエフェクター紹介もそろそろネタ切れが近づいてます。
でもギター紹介は、まだまだあります(笑)
期待せずに、待っていてくださいね。

エフェクター・コレクション (15) MAXON PUE3B

ベース用のマルチエフェクターです。
知人のYさんより頂きました。

IMG_0004 PUE3B (1)

小さめなボディの中にコンプレッサー、グラフィック・イコライザー、コーラスを装備。
全てをスルーできるバイパスもあります。

出力はL-Rのステレオに、ヘッドフォン端子。
IMG_0004 PUE3B (2)

薄いから、ソフトケースのポケットにも楽に入ります。
IMG_0004 PUE3B (3)

コイツ、とてもシンプルで使いやすく、電気ギターやエレアコをつないでも割りとイイ音がするんです。
電池で作動すればありがたかったが、ACアダプターでしか使えないのがウィークポイント。
古い製品だが、SN比も割りと良さそう。

Yさん有り難うございました。

エフェクター・コレクション (14) Proco RAT2

IMG_1009 RAT (3)

1978年の登場以来、JEFF BECK の使用などで、今や歪み系エフェクターの大定番と成った「RAT」
だが私は、コイツの歪み方が嫌いなんです。
したがって、人前での演奏には使ったことが無い。

イヤ正確に言うと、今でも使っているんですわ。
それは、普通の使い方ではないんですけど。

バンド演奏の時、歌のウラでは音量を下げ、メロディー弾きの時に音量を上げると以前書きました。
そんでですねぇ、私は音量を下げるのに「RAT」を踏んで、クリーン・トーン、または軽い歪みを作っています。
「ON」 の時の音量を下げてセッティングしているワケで、歪み音を得るためではないのです。
もちろんゲインとトーンは、その会場のギターアンプの出音によって微調整します。

IMG_1009 RAT (5)

さて、この「RAT」、1997年以前の「ノン・スラント型」です。
ON-OFF インジケータ―としてのLEDが付いた「RAT2」と言うヤツですね。

IMG_1009 RAT (4)

あけてみると結構、中はスカスカです。
IMG_1009 RAT (2)

コレが心臓部であるオペアンプ。
IMG_1009 RAT (6)

配線保護のための樹脂が掛けられていて、よくわかりませんが、 初期の生産品にはLM308が搭載されていました。
樹脂の右側の文字はかろうじて「L」と読めますから、LM308 でしょうね。
LM308 にもモトローラ製とナショナルセミコンダクタ製があり、丸の中に「M」の文字が有りますから、モトローラ製だと考えられます。

音の傾向はと言うと・・・・・私ゃ、あんまり深く考えたことが無い(笑)
音なんて、鳴ってりゃぁイイ。
上記のように、こいつメインで歪ましているワケではありませんから。
あくまで、音量切り替えのための機械なんで(激笑)

ということで、私は
「RAT」を「RAT」として使ってない
ワケです。

「だったらRATではなくて、他のモノでもいいんじゃないのか?」
と言う御意見をよく頂きます。
全くその通りで、マクソンのグライコや、ボリュームペダルなども音量調整用に使ってます。
どれを選ぶかは、その時次第ですけどね。

しかし、なぜだか私は 「RAT」をもう一個持っているんです。
不思議だなぁ。

エフェクター・コレクション (13) KORG A5 GUITAR

知人の Y さんより頂きました。

KORG A5 GUITAR は1990年に発売された床置き型マルチエフェクター。
過去に紹介しましたBOSSのME-5は、1988年発売。
その2年後の製品だけど、だいぶ軽くなっているな。
もう30年以上昔の品だが、今もちゃんと作動します。

IMG_0976 A5 (1)

近頃の私は、ME-5にしろコイツにしろ、と~っても古いマルチばかり使ってます。
近年の小型マルチはペダル二個踏みでチューナーになったり、バンクを切り替えたり出来るんですが、コレが時としてワザワイに成ります。

その点、この昔タイプはメモリー・モードで使っているかぎり、ペダルスイッチは一個しか作動しないので、少なくとも演奏中の音切れは無くなるワケです。
ペダル二個踏みによる失敗が多い私には、とても有難い。

内蔵エフェクターはコンプレッサー、歪み系がディストーション/オーバードライブ、3バンドイコライザー、コーラス/フランジャー、リバーブ/ディレイ。
他に、ノイズリダクションと、インプットヴォリューム、アウトプットボリューム、原音を確認できるバイパススイッチなどが装備されています。

ME-5より、やや横長だが軽い。
IMG_0976 A5 (2)

コントロール部。
IMG_0976 A5 (3)

イチバン左に見えるスライド式のセレクタースイッチを各エフェクトに合わせて、下の5個のツマミでそれぞれのバリューを設定します。
んで、音が出来上がったら1から5までのペダルを指定してから、ライトスイッチで保存します。

バンクは1から6まであるけど、2以降は音の保管庫。
ユーザーが使えるのは1バンクの5種類のみ。
コレが、またイイ!!
音が沢山使えると、つい欲が出て「アレもコレも」と成りがちで、それは結局、失敗につながることも多い。
一度に使える音が5個しか無いのがわかっていれば、余計なことは考えない。

私は1番にクリーントーン、2番に軽く歪んだ音、3番は歪み、4番に歪み+ディレイ、5番は飛び道具的な使い方で、効果音やクセの強い音を作って入れています。
したがって、5番はその時に演る曲想で変わるし、使わない事もあるワケです。

マニュアル・モードだと、普通のコンパクトエフェクターを直列につないだような状態になるので、より直観的な使い方ができます。
しかし、複数のペダルスイッチを何度か踏まなければならないコトもあるので、私はもっぱらメモリー・モードで使ってます。

あと、欠点としては電源がACアダプターのみであること。
電池でも作動してくれれば、うれしかったんだが。


しょせんエフェクトなんてのは、弾いている方の自己満足が強いわけで、聞いている人は、ほぼ
「んなっこたぁ、どうでもいいワイな」
というカンジだと思います。

っうコトで、エフェクターにはあまり重きを置きたくない私なんですが、珍しいモノや変わったものを見ると、つい欲しく成っちゃうのは、コレはもう、どうしようもない「業」(ごう)と言うか、「性」(さが)なんでしょうか(笑)

店売りラー食が減っているので、エフェクター紹介にしました、あはは。

エフェクター・コレクション (12) ZOOM G1X

2008年の夏頃、【イシバシ楽器】横浜店で購入。
価格は、よく覚えていないけれど6千数百円だったような・・・・・

とにかく、小さくて軽いマルチが欲しい!!
てんで、【イシバシ】へ行ったわけです。
ほぼ飛び込みで、事前情報は一切無し。

そこで、店員さんに話を聞きながら試奏して選んだのがコレ。
IMG_0873 ZOOM (1)

IMG_0873 ZOOM (2)

内蔵しているエフェクトの数が、歪み系だけでも20種類。
空間系が10種類。
加えて、多用途に使えるフット・ペダルとリズムマシンが付いて低価格!!
コレで、全てがまかなえるかも知れないと、大喜びしましたね。

だんがぁ~・・・・・

自分で作った音が記憶できるパッチ数は40個。
でも、普通はそんなに使わない。

私が良く使うのは、クリーントーン、軽く歪んだ音、歪んだ音の三種類に軽くリバーブ。
コレに、コーラスかディレイを絡める程度。
だから、ワンタッチ・・・っうか、ひと踏んづけで呼び出せる音は4つもあればイイ。

んで、その必要な4つのパッチをパッチナンバー1から4まで記憶させるワケです。
右のペダルを踏めば1→2→3→4と切り替わっていく。左のペダルは逆順ね。
だが、1→3にジャンプすることが出来ないんです。
どうしてもやりたければ瞬時のペダル二度踏みが必要となっちゃう。
要するに本のページをめくっていくような感覚ね。

イヤ、実はこの機械の中での設定で、ジャンプも出来るんですがメンドウな操作が必要。
しかも、ジャンプのパターンは1種類だけ。
更に、一度電源を切るとリセットされちゃう。

気が向いた時にワウを使ったり、飛び道具的に強烈なフランジングなど。
私のギタープレイは思い付きでやってます(笑)
小型のマルチっていうのは、こう言う自由奔放なことが出来ないんだよね。
決まり切ったモノを呼び出すだけ。

んなワケで、今このG1Xは店のミキサーにつないで、リバーブマシンとして使ってます。
結構SN比が良いんで、それなりに役に立ってます。

エフェクター・コレクション (11) BOSS ME-20


IMG_0792 ME-20 (1)

BOSSのマルチエフェクターです。
2007年の夏頃に発売されて、私はその半年後くらいに購入。
【イシバシ楽器】横浜店でした。

コイツの良いトコロは、その大きさ。
上から見た平面積がA4サイズなんですね。
重量は約 1.5kg。
ほとんどのギター用ソフトケースのポケットにスッポリ入る。
ギターを背負って歩く時に両手が自由になるんですわ。
それまでGT-5を使っていて、その大きさと重さにマイッテいたから、コレは大きな魅力でした。

それから、電池で作動すると言うのも大きなメリットです。
演奏会場の床にセットする時、ACアダプター使用に比べて手間がひとつ減る。

だけどね、やっぱり能力的にはGT-5に比べると、かなり劣るんだわ、当たり前だけどね。
コイツ単体では使い勝手として、アチコチに不満が出てくるワケですわ。

まず、私のプレイスタイルとしてバッキング時と、イントロや中メロの単音弾きでは音量を変えるんですけど、コイツのフットペダルは音量とワウが兼用というタイプ。
つまりワウを使うと、その際の出音は最大音量と成ってしまうワケ。
歌バックで、小さな音でワウをかけるコトができない仕組みなんだわ。
そこで、コイツの後段にマスター・ボリュームとでも言うべき、音量をコントロールする機器が必要となってくる。

コイツには「OD/DS SOLO」スイッチと言うのがあって、コレを使うとメロ弾き時などに一時的に音量を上げることができるんだけど、マニュアルモードの時しか使えない。
しかも、しゃがんで指で押す~?
そんな、みっともないことステージでは出来ないよ。
1番のペダルを二秒以上長押しすると、足元でもコントロール出来るようになるんだが、あちこちに神経を配りながら演奏している最中にやはり長押しと言うのはしたくないよな。

それに、ウルサイ曲と静かな曲では、音量の上げ幅、下げ幅というのが一率ではない。
もっと微妙なコントロールが要求されることになる。

ちなみに、マニュアルモードと言うのは、コンパクトエフェクターを何個か直列につないだような使い方ね。
対してメモリーモードと言うのがあって、あらかじめ作った音を記憶させておき、呼び出す方法なんだが、瞬間的に使えるのは三個まで。
バンク切り替えなどを行えば、最大30個まで音を呼び出せるんだが、実際に演奏している最中には出来るだけ、そんなメンドウなことはしたくないし、出来ない。

てなワケで、コレとコレを付け足しました。
IMG_0792 ME-20 (3)
右がデュアルフットスイッチFS-6。
マニュアルモード時は、Aのスイッチでチュウーニングメーターへの切り替え、Bスイッチでは「OD/DS SOLO」のコントロールが出来ます。
メモリーモードでは、バンクの上げ下げとなる。

左はボリュームペダルで、言うまでもなく、音量の足元操作です。

小さくて軽くて、セツティングの手間も減らしたいのが最大の目標だったのに、これじゃぁナニがナンだかワケワカラン(笑)
エフェクト・ボード上にまとめればセッティングの手間は減るが、更に大型化する。
本末転倒だぁ!

んで、いろいろ悩んで、試しました。

私はメモリーモードで使うのが基本となっています。
コレは、あらゆるアンプに対応出来るように、ある程度ME-20の中で自分の音を作っておくワケね。
そんで、アンプの方はゴク軽く歪む程度にセット。
トーン・コントロールは全て12時の位置にして、音出ししてみて、微調整します。

今は、バンクの切り替えは本体操作でも出来るからFS-6には退場してもらいました。
でも、やはり長押しが必要になるんで、演奏中に行うことは避けて曲間でやることにした。
なので、一度に簡単に呼び出せる音は3個。
コレは、ちょっと足りない。
もうひとつ本体にフットスイッチが欲しかったなぁ。

それから、小さいというコトはフットスイッチの間隔が狭いというコトでもあります。
あわててる時に1番と2番のスイッチを同時に踏んでしまい、チュウニングメーター状態になり、アンプからはスカスカの音が出たりしたことがあります(笑)
ちなみに2番と3番を同時踏みすると、マニュアルモードとメモリーモードを切り替えます。

んで、同時二個踏みを避けるために、スイッチ間に硬質スポンジを貼り付けてあります。
スポンジだから、強く踏めば二個踏み出来ます。

まぁ、いろいろと書きましたが、コンパクトで運びやすいから、現在はコイツにボリュームペダル繋いで使っています。
あっ、マスターボリュームは、グラフィック・イコライザーに替わることもあるけど・・・・・


ME-20の前には、GT-5を使っていたんですけど、紹介が逆順になってしまいました。
まぁ、そのうち書きますケド、GT-5については、あんまり書くことが無いんですよね。
期待せずに、待っていてください。


長文にて失礼いたしました。

エフェクター・コレクション (9)(10) ワイヤレスシステム&ノイズ対策

久々に機材の紹介でもやっちゃいますかね。

ワイヤレス

エフェクターとは言わないかもしれないが、周辺機材だからいいや。
いつもマーシャルの上に乗っている。
ヤマハのワイヤレスシステムでWXR-05Rがレシーバー(受信機)、写真で一番てっぺんに乗っているのがトランスミッター(送信機)WXR-05T。
中段に見えるのがノイズリダクションのハッシュⅡ。
ワイヤレスは送受信の二つで一台と解釈。

動きの激しいバンドをやっていた時は、よくVoのヤツのマイクケーブルと交錯しちゃったりして、ライヴではMCのような隙間を見てほどいたりしたものだ。
この機械のおかげで、そんな体にまとわりつくケーブルや足元のゴチャゴチャから開放された。

ダイバシティという二本のアンテナで常に電波状態の良い方を受信するというシステムにより、デッドポイントを極めて少なくしている。
デッドポイントつうのは電波の死角ね。立つ場所によっては電波が受信機に届かなくなり、急に音が切れてしまうという情けないことが起こらないようにしているわけ。
もう、二十年以上前の品だが今も元気に活躍してくれている。

んで、ワイヤレスにすると、どうしても避けて通れないのがノイズの問題。
音を電波にして飛ばすと、空気中に飛び交うノイズを沢山拾ってきちゃうんだなぁ。
それを、エフェクターに通すとアンプからは「しゃー」というホワイトノイズになって現れる。
受信機より出力されたシグナルからそのノイズを取り去ってくれるのがハッシュⅡ。
ノイズゲートでもあるので、演奏してない時は見事に無音にしてくれます。
しかし、スレッショルドを上げ過ぎると、バイオリン奏法みたいなアタックのない音になってしまうので注意が必要。
んなわけで、コイツは受信機の上にタイバンドで親ガメ小ガメ風に固定してある。
ワイヤレスと同時期の購入だが、コイツも元気で働いてくれている。

エフェクター・コレクション (8) BOSS ME-5

このところ、諸般の事情で店売りラーメンが喰えない日が続いている。
久し振りに、私の所有するエフェクターでも紹介しましょうかね。



電気ギターを弾いていて最も多いトラブルは、ジャックとプラグの接触不良によるブリブリいうノイズである。
ギターからアンプに直結ならばトラブルが予見される箇所はふたつ。
エフェクターを一個接続するとそれが四箇所に増える。
二個接続すれば六箇所、三個で八箇所。
コンパクトエフェクターを足元に並べたエフェクトボードでは、個々のエフェクターを接続するシールドだって経年劣化し、シャリシャリというノイズを発生することもある。

ボス ME-6

んなわけで、エフェクトボードからオールインワンのマルチエフェクターへ移行した第一弾がコレ。BOSSのME-5である。
トナリに見えるのは、エクステンションペダルで別売り。ヴォリューム・ペダルとして使っている。

コンプレッサー、オーバードライブ&ディストーション、イコライザー、コーラス&フランジャー、ノイズサプレッサー、センド・リターン、デジタルリバーブ&デジタルディレイ、マスターレベルとギタリストの必要とするものはほぼ全部内蔵しているが、ワウだけ無い。

私にとって、初のデジタルプロセッシングの機械のため、使いこなすまでに多少時間がかかった。
それに、コンパクトエフェクターのツマミに相当するものが一切無いため、今現在の個々のエフェクターがどのような状態になっているのか直視的に認識できないコトにとまどった。

音の方はと言うと・・・
一番重要な、歪み系に気に入ったものが無くて、前段にDS-1を繋ぎたいくらいだったが、それでは何のためのマルチなのかわからなくなってしまうので、我慢して使っているウチに慣れた。

イコライザーは、いじり出すとキリがない。
この機械自体が低音が強すぎる感じなので、グラフィックイコライザーで言うと右上がりの状態に固定してどのパッチにも適用。後はほとんどいじらなかった。

コンプレッサーはノイズが多くてほとんど使わなかった。
コーラスは良かったが、フランジャーは強烈過ぎて効果音程度に使った程度。

デジタルリバーブはなかなか使える音なのだが、録音以外にリバーブをかける習慣のない私にはクリーントーンのアルペジオにかけるくらい。
デジタルディレイは原音に対してディレイ音が沈みがちになり、音像がボヤける。
そしてなにより、リバーブとディレイが同時使用できないという点が欠点だった。

色々と不満もあったが、結局十数年使いました。
一度、修理に出して、今は完全作動する状態。
現役のGT-5に何かあった時は現場に復帰を促すつもり。

エフェクター・コレクション (7) FOSTEX X-15

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エフェクターとは言わないが、まっ、いいや。
FOSTEXのマルチトラックレコーダー (以下MTRと略す) でX-15 である。
今は絶滅危惧種に指定されたカセットテープを使うMTRで、手に入れた当時は7万円くらいだったと思う。

MTRが一般向けに売り出された時はタマゲタね。
それまでは完全にプロ用の機材だったわけで、マルチトラックレコーディングを自宅でするなんてのは夢の世界だったのだ。
これらの機械が登場するまでは、左右2本のマイクが使えるステレオラジカセにドンカマを鳴らしながらギターを録音して、そのテープをモノラルラジカセで再生し、ステレオラジカセのどちらかのチャンネルに送りながら、ベースをかぶせて・・・
んで、二台のラジカセのテープスピードが微妙に違うもんだから、チューニングを何度も直して・・・
なんて気の遠くなるようなコトをしていたものだ。
そんな夢の機材だから、20歳代の若造であった私も無理して買いました。
以降20年近く、コレを使って沢山のオリジナル曲、デモ曲を作りました。
当然、償却は終わっているな。

この機械、いっぺん壊れて修理に出している。
2万数千円かかったと記憶しているが、その当時、もう少し足せばコレよりハイグレードなMTRが手に入ったのだが、コレを使い続けた。
その後も各所に痛みが生じ、早送りおよび巻き戻し用のゴムベルトが切れた。
もう一回修理に出せば元本割れだろうから自分で修理した。
なんとゴムベルトの代わりに輪ゴムをプーリーに引っ掛けてある。
「輪ゴムドライブのMTR」 なのである。ずいぶん無茶してるが、割と普通に使えている。
だが、やっぱり輪ゴム。本来のドライブベルト用のゴムとは品位がまるで違うのだろう、年に数回裏ブタを開けて輪ゴムを交換してやらないと劣化してプーリーに溶着してしまうのだ。
ここまでして使い続けるのは執念か? 怨念か?(笑)

だが、いよいよコイツにも約二年前に引退勧告をすることになった。
オヤジバンドで次にやる曲を作るためにカセットテープを買いに行ったのだが、カセットテープ売り場自体がとても小さく、品揃えは貧弱。
X-15にはメタルテープを使うのだが、メタルテープなんて置いてない。
ノーマルポジションばかりで、「カラオケ用」 なんて書いてある。
カラオケ用かもしれないが、私の場合はカラオケに用は無い。
良くてフェリクロームだが、X-15にフェリクローム使うと高域の立ち上がりが悪いことが判っている。
一般的には、カセットテープに高音質を求めるくらいなら、MDかCDにした方が良いに決まってる。
「メタルテープは需要が無い」 と言うことで、取り寄せになるそうだ。

と言うことで、メディアが簡単に手に入らなくなったので、今はBOSSのBR-600を使ってます。

エフェクター・コレクション (6)

エフェクター・ボード

エフェクタクター・ボードである。 19歳くらいから10年近く使っていた。
中身はその時々でこまかく変化している。
DS-1の場所がD&Sだったり、OD-1になったり、ヴェスタフィアーのデジタルディレイのところはグヤトーンのアナログデレィが座っていたし、フェイズトーンのところにはマクソンのイコライザーが居た時もあったが最終的にこの組み合わせになった。

結局、基本的な音作りはディストーションだけでワウやイコライザー、コンプなどは持っていてもほとんど使わなくなり、後は全部空間系エフェクトばかりが残った。
ヴォリューム・ペダルはアンプに流れ込むシグナル量の調節だし・・・


既出してないものについて接続順に解説します。

DS-1の後がマクソンのPT-909フェイズトーン。
フェイザーは元々ロータリースピーカーの音を模して作られたものだが、エフェクターとなってからはロータリースピーカーの面影は無い。
殆どの物が妙にシュワシュワした音で、まるで別物だ。しかしアルペジオにかけると気持ちいい。
ホントのギター&ロータリースピーカーの音はビートルズのレット・イット・ビーの中のジョージのギターメロで聴くことが出来る。シュワシュワというよりギュルギュルした音だ。


次がBOSSのDC-2 ディメンションC。
コーラスに比べて、音揺れが少ないというのがウリだが、私はコーラスアンサンブルのほうがいい。
パワーサプライの電流量が合っていないため、スイッチの動作が不安定。電池で使うぶんには無問題。

次のBOSS BF-2 フランジャーは最近ヤフオクですんごい値がついていてオドロイタ。
かなり強烈なフランジングが出来るのだが、私は先代で使用していたマクソンのフランジャーのほうがモノホンのフランジング音だと思う。
しかし、貸し倒れで行方不明。


ベスタファイアーのD-1Ⅹはデジタル・ディレイ。
ホールドというサウンド・オン・サウンドのような効果を出せるスグレモノ。
SN比が良くて、実にクリーンなエコー音を出せる。
テープエコーも含めた歴代のエコーマシンのなかでも最高のパフォーマンスを持っている。
今現在使っているBOSS GT-5のセンドリターンに繋ぎたいくらいだが、それではせっかくのマルチ・エフェクターの意味が無くなるので、予備役に甘んじてもらっている。
銀色に光っているのは専用の別売りモジュレーションユニット。
コレを使うとディレイがコーラスやフランジャーになる。
しかし、前段にコーラスとフランジャーが在るので、もっぱら効果音として使っていた。


最後がアニ―ボールのボリューム・ペダル。
パクパクタイプのペダルは踏んでいるうちにアチコチ散歩してしまい使いづらいものだが、このボリュームペダルはとても重くてその心配は無い。パクパクペダルは重量そのものも性能なのだ。
駆動は伝統のタコ糸式。ギアやカム式のものより安定感がある。
一度、タコ糸が切れて、何でも自分で修理する私は必死で修理した。
最近メインボリュームポットにガリが出てきて、交換したいが適合するものが見つからない。


エフェクターは数多く繋ぐとそれだけトラブル箇所が増える。
私の使用エフェクターは、このボードの後マルチタイプに移行してゆくことになる。

エフェクター・コレクション (5)グヤトーン アナログ・ディレイ PS-109

アナデレ

コイツは当時スグレモノだったね。
デカくて重いテープ・エコーから開放された福音のような品だった。(もちろんテープ・エコーにはテープ・エコーの良さがある)
よっつ並んだツマミの真ん中のLEDは本来バッテリーチェッカーであり、うっすらとエコーをかけたような使い方だとONだかOFFだかわからないので、スイッチ裏の配線を変えて、ON-OFFインディケーターに改造してやった。
リピートを上げてやると発振を起こし、永遠に音が続くなど、後に出てきたデジタル・ディレイの初期品には出来ない芸当も持っており、ちょっとした効果音作りにも使えた。
ボディ側面の入力切替スイッチにガリがでるが、それ以外は完全作動。

今の感覚から見ると、ディレイ・タイムも長くとれないし、妙にぼやけたようなエコー音はバンド全体の音像を不鮮明にしてしまう恐れもあるが、ウチで遊んでいる分には面白いヤツです。

エフェクター・コレクション (4) MAXON GE-601

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前回書いたディストーション・ブースターはトーンのコントロールが出来なかったので、マクソン・レノメーターと言うグラフィック・イコライザーのインプットに繋いで使っていた。
こんな風に。
レノメーター

だが、そのイコライザーも貸したまま帰ってこない。
今からでも遅くないから返しなさい! 荒山君!!
んで、ソレに代わって購入したのがマクソンのグラ・イコでGE-601。
コンパクトなボディに6バンドイコライザーとレヴェル、電子スイッチに高輝度のLEDが装備され、使いやすい。
スライド・ヴォリュームのストロークが短い分、レノメーターのほうが微妙な音作りが出来たように記憶している。
レヴェルに少しガリが出るがそれ以外は完全作動。

今は出てきた音だけで勝負している私には、不要になってしまった機械で、突然変な音を出す時の効果音的にしか使わないな。

なんで細かな音作りをしなくなったのかというと、キリが無いから。
よく、いるでしょ。
スタジオで練習してても、演奏している間ずっとアンプやら足元のエフェクターやらイジリまわして、演奏に集中できないやつ。そのわりには、出てくる音はあまり変わっていない。
本人しかわからない違いであることは私も理解しているが、そういうのを見ていて、あまりにアホらしいので私は止めました。
今は、イコライザーは使わないし、アンプにはヴォリュームだけあればいいと思っている。

エフェクター・コレクション (3)BOSS DS-1

当時、歪み大好きだった私はOD-1の軽い歪具合に満足できなくなり、半年後くらいにバイトしてこれを買った。
OD-1と同じく、踏んだ瞬間しかLEDが点かない極初期型。
電池交換時に開けるペダルのネジも金属製のコインネジ。現行品は黒いプラ。
んで、コイツの音は一発で気に入ったね。
ザラついた感じの歪はワイルドだが、トーン・コントロールがそれまでに無いレンジの広さで、幅のある音作りができた。
だが、今の感覚でみると早いフレーズを弾いたときに音のアタマが潰れ気味になるのが欠点。
現行品はこの点改良されているのかな?
OD-1と同じく、現在の私の主機であるGT-5にモデリングされた音が入っているのだが、ソチラは改善されており、音潰れが無いばかりかDS-1の特徴を残したまま、より広い音作りが出来るようになっている。
でもGT-5はデカくて重いので、基本自転車移動の私はちょっとしたセッションなどには、このDS-1ひとつを持って出ることが今でも多い。
最も長く使ったので、塗装の痛みはひどいが、レヴェルつまみのガリ以外は完全作動。

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エフェクターコレクション(2)BOSS OD-1

私がギターを弾き始めた頃、床置き方のコンパクト・エフェクターは4000~5000円が普通であった。
当時のビンボな高校生には大金である。
んで、簡易式エフェクターとも言えるマクソンのディストーション・ブースターを使っていた。
これはアンプの入力に取り付けるタイプと、ギターの出力ジャックに取り付けるタイプがあった。
ストラト型ギターの半埋め込み式ジャックでは付かないので、アンプに取り付ける方を購入した。
確か1500円だったと思う。
↓こんな感じ。
無題

トランジスタとダイオードで波形をクリップさせるいわば無理矢理ディストーションであり、現在多く見られるコンダクティング・オペアンプや小型の真空管をオーバー・ドライブさせるものとは、根本的に原理が異なる。
しかし、真空管アンプを自然に歪ました音を出せるような機材も場所もなかった私は、結構コイツの音が気に入っていたのだ。
でもコイツは筐体の背中にスライド式のオンオフ・スイッチがあって、演奏しながらの操作は不可能である。
そして、やっぱり、床にたくさんのエフェクターを並べたい願望もあり、雑誌「Player」で見て欲しくなったのがBOSS OD-1。

貯めたお年玉を引き出してさっそくテイトムセンに行った。
んなワケで、私が初めて買った踏んづけ式まともなエフェクターであるBOSS OD-1極初期型がコレ。
OD-1.jpg

現行生産品はLEDがオンオフ・インディケーターとなっているが、この極初期のモノは、踏んだ瞬間しかLEDが光らないタイプ。
そんで、LEDの点灯が暗くなってきたら電池を交換してくださいだと。
そう、バッテリー・インディケーターなのだ。

OD-1 (1)
RC3403Aオペアンプ使用で、今では名機と呼ばれ、オクでは56000円の値がついていた。
私が購入した時はたしか4500円だったと思う。
私のは箱も取り説も無いし、ボロボロだからもう少し安いでしょう。
でも作動上は全く問題なく、あの、なめらかなオーバードライブサウンドを出してくれる。
今でもマーシャルの下に転がっているので、タマに繋いで遊んでもらう。
現在使用中のGT-5にもこのOD-1の音がモデリングされているのだが、コチラの元祖の方がいいな。
単体、もしくはエフェクト・ボード上にセットされ数年使ったが、そのうちもっと強烈な歪みが欲しくなり
BOSS DS-1へと移行して行く。

エフェクター・コレクション (1)マクソンD&S

SNS時代に発表した記事だがブログに移行してからはじめて見る方も多いだろうからいっちゃいますよ。

マクソンのD&Sは私が始めて使ったペダルタイプのエフェクター。
ボードにセットしていたために、ボディを加工して電池スナップを引き出してます。
コイツにはDC用のコネクターなんてないから、電池交換を容易にするため、このように改造しました。
トーンのつまみが割れて、別のものがつけてある。たしかファニーキャットからカッパラッてきた。
ファニーキャットのほうは散々部品取りにあい残骸状態。

音のほうは、コードを弾くと6本の弦の音じゃなくて、カタマリの音に聴こえます。
ストラトのフロントPUをウーマントーンで鳴らすと、「ポー、ポー」ってな感じで笛みたいな音になる。 
だが、これはこれで今使ってみると面白いかもしれない。
多少、ガリが出るが今でも作動には問題ない。

さらにこの前にはディストーション・ブースターというギターかアンプに取り付けるタイプの歪み系エフェクターを使っていたのだが、今は無い。
友人のAにリノメーターというグラ・イコと一緒に貸したまま帰ってこない。
そして、実はこのD&S、高校時代の友人からの借り倒し。
貸し倒れと借り倒しを比較すると、圧倒的に貸し倒れの方が多いな。
ヤマハのパラ・イコも、グヤのリズムマシンも帰ってこない。今あれば珍しがられるのに・・・

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