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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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【玉泉亭 本店】 横浜市中区

昨日、下調べをして、あいているはずの【直伝】に行ったのだが、12:00からの短縮営業だ。
まだ30分もあり、行列しないし、待たされるのも嫌いな私はすぐにセカンドオプションに向かう。
近くの【玉泉亭】まで行ってみたら、やってました。

〔サンマーメン&半チャーハンセット〕と〔中華丼〕を注文してAyaと取っ換え引っ換えして喰う。
一番目に〔中華丼〕が来たのでまず、それから。
この店特有の甘めのあんに包まれた野菜は少しクタッとした仕上がり。
よくある中華丼は醤油が少し垂らされていることが多いが、ココは完全な塩味で醤油の気配は無い。

08.12.31 玉泉亭

08.12.31 玉泉亭 (1)

サンマーメンはいつも通りの小振りの切り立ちドンに入り、固めのあんに覆われて熱々。
今日はベースのスープはショッパ目だな。
麺の茹で加減も良く、私はココのサンマーメンが一番好きだな。

半チャーハンは強めに火を通したもので味付けも良い。
少し飯粒が柔らかいがベチャついているわけではない。
仕上げの醤油も軽く香り、半焼き飯タイプで好み。

08.12.31 玉泉亭 (2)

【壱国家 伊勢佐木町店】 横浜市中区

さて30日にもなると、やってないラーメン屋が多い。
【壱六家 関内店】に行ってみたら、もうとっくにお休み。
去年も、その前も早くから休みに入っていたから、ある程度予想はしていたのだが。
まったく年末だの正月だの迷惑でしょうがない。今回から廃止してくんねぇかなぁ。
んで、伊勢佐木町入り口近くにある【壱国家】へ行くと、やってました。

08.12.30 壱国家 (2)

ラーメン固めで注文。
『あんれぇ、コレは普通の茹で加減じゃん』
壱六グループは麺の固さ、油の量、味付け等をこまかく注文しても、ほとんど変わらない店が多い。
前回のこの店では、ちゃんと固めで出てきたが、今日は“壱六スタンダード”に戻したのか。

08.12.30 壱国家

08.12.30 壱国家 (1)

だけどまぁ、スープは重量感があり、醤油ダレもほど良く効いており、クリーミーさはやや欠けるものの、壱六系の持ち味は出ていて、良いのではないですか。

その後、中区、南区周辺をブラついて、ラーメン屋の休業予定を調べて帰る。
途中、山下公園で改装中だったマリンタワーの工事用ネットがハズされているのに気が付いた。
マリンタワー、白くなりました。
本来の任務は灯台なのだから、白い姿が正しいのだろうが、どうもピンとこない。

08.12.30 (3)

九州大分らーめん【麺恋亭】中華街本店 横浜市中区

私は〔ラーメン&半チャーハンセット〕 Ayaは〔醤油麺恋ラーメン&玉子ライスセット〕を注文。
先客一名なので、それほど待たずにラーメンは来た。

私の〔ラーメン〕は、いつもながらの濃厚なスープと噛み応えのある太麺。
ナマのモヤシは喰いづらいので苦手だが、もう何年もココのラーメンを喰い続けているのだ。
その間、小さなブレはあったが、おおむね私が初めて出会った頃と同じ品質、味わいを維持している。
昨今の小麦粉価格急騰によってついに値上げしたが、それでも550円は、まだまだ安い。

チャーハンはアッサリと火を通したものだが、味付けは良い。
そして、なんと月曜日は50円で喰えるのだから、ありがたい。

08.11.29 麺恋亭 (1)

08.11.29 麺恋亭 (2)

Ayaの醤油味は、極アッサリしたもので、コッテリが苦手な彼女にはいい。
この店のメニューは“麺恋”という文字が付くと具沢山ラーメンになるだが、シンプル好きの私は喰ったことが無い。
玉子ライスに乗っていたのは生卵であったため、私が回収。
私のラーメンは生卵ラーメンになったのでした。

08.11.29 麺恋亭

08.11.29 麺恋亭 (3)

つけめん【赤とんぼ】 初訪 神奈川県藤沢市

東京にある同名店の二号店。
コチラはつけめんをメインにやっているようだ。
店内は広く、余裕がある客席の配置。駐車場も7台分用意されている。
近頃の街道沿いのラーメン屋さんは駐車場有りが必須条件だな。
〔かつおつけめん〕と〔らーめん〕を注文。

麺が三種類用意されていて、選択できるようになっているが、「ふつう」というのでは物足りないかもしれないし、「極太」は茹で時間が7分以上かかると言うので、イラチの私には向いていない。
んで、「平打ち太麺」で注文。

店内7分の客入りだが、わりと早くやって来た〔らーめん〕からは強い節物系の匂いが立ち上る。
さっそくスープから味をみてみる。
動物系のガツンとくる重量感と、舌にザラつく感触が独特だ。
鳥居式ラーメン塾の系列を、更に濃厚にしたらこうなるかな?

08.12.28 赤とんぼ

08.12.28 赤とんぼ (4)

麺は先述の通り、平打ちの幅広縮れ。
喜多方系をもう一段幅広く、厚くした感じだ。
一部、幅が違っているのだが、手打ちでしょうか?

具のチャーシュウは肩ロースと思われるものが一枚。
わりと厚めで、少しスジがあるが良い味わい。
メンマはサックリした幅広タイプ。少し甘め。
他に、海苔、ナルト、輪切りねぎ。

08.12.28 赤とんぼ (2)

つけめんのつけ汁は、やや辛目の味わい。
ラーメン同様、節物が効いている。
甘さはもう少し抑えた方が私にはあっている。
スープ割りは、薄めにするといい感じ。

08.12.28 赤とんぼ (1)

総評
最近、こういう魚ダシが強いタイプはやや食傷気味の私。
もう少し違ったアプローチは無いのかと思うが、この店には〔カレーつけめん〕なるものも在る。
しかし、冒険を恐れる歳になった今は、不安感が先に立ち踏み出せない。
67点。 〔かつおつけめん〕800円、〔らーめん〕700円。

08.12.28 赤とんぼ (3)

【上重朋文】??? 初訪 横浜市港北区

08.12.27 上重朋文 (4)

普通の民家で中華料理屋さんなのである。
店舗の構えではないので、家の門そばに立った幟旗とチョウチンが目印。
看板は無く、店名らしきものも無い。
しかし営業許可を取るには申請書類に店名を書かねばならぬそうで、空欄にしておくワケにもいかないということでご自身の名前を書いてきたそうだ。

ご主人は何軒かのお店を経営してきたベテラン料理人。
お歳を召してきたので、御自宅の庭に厨房を造り、居間を客席にして営業しておられます。
〔らーめん〕と〔たんめん〕そして腹を減らしたAyaに〔半チャーハン〕も注文。

しばらくして、まずチャーハンがやって来たが、コレは全チャーハンではないのか?
どうやら“半”の部分が通らなかったようだ。
だが、まぁ良いでしょう。二人で分けて喰いますよ。

味付けは良いのだが、もう少しパラリ感が欲しいな。
アッサリと火を通してあるようで、米粒は柔らかめに仕上がっている。

08.12.27 上重朋文

08.12.27 上重朋文 (1)

やがて届いたラーメンは大き目の玉ドンに入り、透明感のあるスープとチャーシュウ、青菜などの色取りがキレイだ。
味わいは正統派中華味。鶏ガラ、野菜を中心とした清湯(チンタン)と思われる。

麺は細めの縮れ。固めの茹で加減で好み。
量は標準的だろうが、スープが多めなのでバランスは良くない。
製麺所は大橋製麺多摩。玄関に麺箱が置いてありました。

08.12.27 上重朋文 (3)

具のチャーシュウは肉の歯応えを良く残したもので、焼いてから軽く煮込んであるようだ。
薄めの味付けだが、食べ応えのあるものが3枚。
青菜はホウレン草の茎を中心にしたもの。サックリと茹でてあり、良い食感。
メンマは歯で噛み切る感触がウレシイ。甘過ぎず良いね。
他に、多めのキザミネギ。

08.12.27 上重朋文 (2)

タンメンは、ゴマ油の効いた塩味スープ。
多目の野菜から出た甘味が心地よい。
豚肉は大きめに切ってあり、食べ応え十分。
麺はラーメンと同じ。

総評
中華料理屋としては高めの価格設定だが、チャーハン以外は満足のいくもの。
同じ、自宅居間系である旭区の【M屋】よりも品質は高い。
総合評価68点。〔らーめん〕700円、〔たんめん〕800円、〔チャーハン〕800円。

【バーグ 戸部店】でカツカレー 横浜市西区

Ayaがカレーが喰いたいと言う。
最近肉を喰ってないのでトンカツでもいいと言う。
両方を満足させる方法があります。

てんで、【どん八】か【バーグ】でカツカレーにしようということになる。
私は、休みの日は腹が減らないので【どん八】はSサイズでも少し恐ろしい。
んで、バーグ戸部店に決定。

私は〔ロースカツカレー〕 Ayaは〔ヒレカツカレー〕を注文。

この戸部店は初めてだが、バーグのなかで一番店舗面積が広いな。
イートインの客以外に持ち帰りのお客さんが多い。
フロアや厨房、従業員数に余裕があるので大量注文も楽にこなせるようだ。
電話での注文も次々と入ってくるが、従業員はキッチリ対応できている。
昔の新杉田本店のような狭い店だったら、こうはいかないだろう。
新しくなった本店は、まだ訪れたことが無いのでわからないのだが。

てなことを考えているウチにカレーが来ました。
やっぱりバーグのカレーは良いね。
ロースカツは薄めだがカリッと揚っており、肉は柔らかいが繊維質は感じられる。
Ayaのヒレカツは厚めで、フンワリとした食感だそうだ。

ロースカツカレー800円 ヒレカツカレー900円だが、女性は100円引きとのことで、計1600円。

08.12.26 バーグ

08.12.26 バーグ (2)

【将】 初訪 東京都品川区

通りすがりに偶然見つけた店。

なんでも、豚骨の替わりに猪の骨で取ったダシ汁を使うラーメンだそうで、店のイチオシは〔獅子ラーメン〕
なんか強烈なネーミングだなぁ。
初めての店でとんでもないものを喰わされても困るし、ここ何日か腹具合も悪いので、今回はこちらが無難な線に出ることにする。
いちばんオトナシそうな〔支那そば〕を注文。

しばらくしてやって来たラーメンはシンプルで良い。
同行のT氏は〔獅子ラーメン〕だが、やはり具だくさんで黒い油が浮き、手ゴワそう。

08.12.25 将

さっそくスープから味をみる。
『ん? 変わった味だな。 これが猪骨由来? 少し酸味と獣クサさがある』
ちょっとゲテモノ系を想像していたが、サラりとして飲み口も悪くないスープだ。
少々ヌルいのが残念。

麺は西山製麺だそうだが、メニューによりを変えている。
〔獅子ラーメン〕の方は札幌味噌ラーメンに見られる太くて真っ黄色で強く縮れたもの。
私の〔支那そば〕は細めの縮れで色白。
シャッキリとした茹で加減で良いが量はやや少なめか。

08.12.25 将 (2)

08.12.25 将 (3)

具のチャーシュウはバラ肉ノンロールタイプで焼き豚の食感だが、さてどうでしょう?
5,6ミリの厚みがあり、味付けも良い。
メンマは繊維感を残しながらもサックリとした歯触り。少し甘め。
半割の味玉はショッパ過ぎなくて良い。
ホウレン草はクタクタ。海苔も平凡。 他に輪切りネギ。

総評
猪骨スープのラーメンというのを初めて喰ったが豚骨ダシとそれほど大きく違うわけではない。
ちょっとした野性味が、好きな人にはクセになるかもしれないな。
67点 600円。

08.12.25 将 (4)

【嵐丸】 初訪 東京都品川区

店頭には味噌ラーメンを推す貼り紙が見受けられる。
北海道ラーメンかと思うと、そうでもないらしい。
〔醤油ラーメン〕を注文。
店内混んでいるわりには早く到着したラーメンをさっそく味見。

『あんれ、以前どこかでお会いしましたっけ???』

08.12.24 嵐まる

【壱鵠堂】&【伝丸】によく似た味なのだが・・・私の気のせい?
ダシは鶏 豚が半々くらいかなぁ。 ほのかに魚介系が見え隠れするが、かなり、オトナシイ味わいだ。

08.12.24 嵐まる (3)

麺は透明感のある角断面縮れ。
コシはあって、味わいも悪くないのだが訴えてくるものがない。
量は標準でしょう。

具のチャーシュウは薄味で印象も薄い。
メンマは業務用丸出し。
海苔は良い香り。
薬味のネギは切り置きかな。 風味が感じられない。

総評
T氏の頼んだ〔餃子〕は100円である。 個人経営店では出せない価格。
資本の臭いがする。
資本が悪いというわけではないが、興味はそがれる。
今のところ素性不明なラーメン屋。
62点 650円。

08.12.24 嵐まる (2)

【野永屋】 初訪 横浜市瀬谷区

普段は一日一食の私だが、今朝、軽く喰ってしまったので量の少ない九州ラーメンを喰いに行く。
んで、かねてより行きたいと思っていた【野永屋】
基本の〔博多ラーメン〕を注文。

やって来たラーメンは、乳化プラス油滴が浮く白っぽいスープ。
豚骨臭は無く、かわりにチー油のような匂いがする。
とすれば、もうひとつある〔豚骨醤油ラーメン〕は家系似かな?

08.12.23 野永屋

味わいは博多系なのだが、もうひとつ強いものが欲しいな。
醤油の風味もキチンとして、豚骨ダシも良いのだが無難にまとめた感じ。

麺は極細ストレートの博多流。
茹で加減も固めでいいよ。
だが、ちょっと気になったのが長さ。家系ラーメンくらいしかなのだ。
細麺はツルツルと一気にススリ込むのが爽快だから、もう少し長くてもいいよ。

08.12.23 野永屋 (3)

08.12.23 野永屋 (4)

具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプで厚さが6,7ミリある。
茹で加減味わい共に好み。
九州ラーメンとしては珍しいメンマが入るが、こちらは平凡。
大判の海苔二枚は良い風味。
他に、青ネギ。

総評
当たり障りのない九州ラーメンであり、キックが欲しいなぁ。
67点 650円。

08.12.23 野永屋 (2)

【和光】 初訪 横浜市磯子区

マーコさんの催しに応えて第二弾。
と言っても昨日の【一刀斎】は行列で喰わなかったわけだが・・・
今日の【和光】は開店と同時に入店。
私は〔特製味噌ラーメン〕 Ayaは〔焦がし醤油ラーメン〕を注文。

主人が調理中に思わぬアクシデントがあり、ラーメン到着まで20分以上かかったが、いたしかたあるまい。

さて、やって来たラーメンは見るからに濃厚そうなルックス。
スープ表面には厚くラードが張り、湯気も上がらない。
このラードを箸でかき分けると「ぼよん」と湯気が立ちあがる。
火傷に注意してスープから味見。

『ん? まず一口めはラードの味しかしない』

そこで、二郎流ではないが、天地返しみたいなことを試みる。
強い動物系ダシと味噌の甘みが直で訴えてくる。

08.12.22 和光 (2)

08.12.22 和光 (3)

麺はお決まりの西山製麺のもの。
真っ黄色で強い縮れとコシを持つ。
固めの茹で加減で好み。

具は多めの野菜と角切りのチャーシュウ。
この、チャーシュウが良かった。
醤油の香り高く、肉の食感もちゃんと残ったもの。
多めの輪切りネギはすぐにスープに沈めて半生に煮えたところが私は好き。

総評
私には少しラードがキツ過ぎる。
しかし、私の歴代味噌ラーメンランキングのなかでは上位に位置する。
74点 800円。

08.12.22 和光

寿司喰った

遅ればせながら、マーコさんの催し物に乗って目指す店に行ったら、店頭に三人待ち。
これは、私が喰う店ではない。と判断して他店に向かう。

でも、土曜の昼は何処へ行っても行列or混雑。
ならば、私はラーメンなんぞ喰わない。
回転寿司でいい。
旭区今宿あたりにある【大名】という海鮮&寿司の店が空いていたので入店。

寿司飯は固めの炊き加減。
酢がちょっと弱いなぁ。
でも、おおむね私の好きな寿司でした。

08.12.21 大名

【港家】 横浜市神奈川区

神大近くに出来た【九つ家】へ行ったら店の前に4人待ち。
東神奈川駅前の【大桜】へ向かう。
しかし近くに駐車場が見付からず、アンダーパスを超えて国道15号を北上。
【おーくら家】を覗くと店内ほぼ満席。やめる。
【大勝軒】に行列が無い。しかし今は大勝軒の気分じゃない。
【桜花】は店前のベンチに5人待ちのため通過。
【鶏一】はいつもの通り、入る気にさせない魔力がある。
【港家】は外から見るかぎり三人の先客。良い店だ。ココに決定。

ラーメンを固めで注文。
後客が私たちの着席直後に二人きて、同じ生産ロットになるが、私の“固め”が先着。

淡い水色の切り立ちドンブリに入り、私から見ると懐かしい姿だ。
私が杉田時代の【吉村家】に通い始めた頃、吉村家のラーメンはこのドンブリだった。
現在の吉村家直系は黒褐色のドンブリが主流で、形も牡丹型が多い。
「水色切り立ちドンブリ」は当時、ストレートに家系のラーメンに対するイメージと結びついていたものだった。

スープから味をみる。
『家系スタンダードな味だが、もう少し荒々しさが欲しいな。オトナシイ雰囲気だ』
店主はこの店を新規開店させた後、しばらくして吉村家に再修業に行っている。
そんなわけで、今現在は吉村家直営を謳っているため、どうしても強烈な豚味やカドの立った醤油味等を求めてしまう。(移転後の吉村家には行ったことが無いのだが・・・)

08.12.20 港家

08.12.20 港家 (1)

麺は平打ちに近い極太ほぼストレート。
モッチリとした弾力を持ち、固さも好み。
麺箱には文字が無く、酒井製麺に良く似ていると思うのだが、他の製麺所だろうか?

具のチャーシュウは肉の食感をシッカリ残したもので固め。
焼き豚だろうか。真偽は不明。
ホウレン草はサックリとした茹で加減で好み。
大判の海苔三枚は平凡。

08.12.20 港家 (2)

竹岡らーめん【梅の家】 初訪 東京都港区

さて、金曜の夜だからラーメン喰います。
かねてより気になっていたラーメン屋を昼に偶然発見。
仕事が終わった今、そこを訪問してみる。
竹岡式ラーメンの【梅の家】である。

ラヲタの間では良く知られていることだが、以下に簡単に竹岡式ラーメンの特徴を記す。

    ★本家は千葉県富津市竹岡漁港にある【梅乃家】
    ★麺は乾麺である。(開店直後は生麺という説もある)
    ★ダシ汁を作らない。麺を茹でた湯で元ダレを割るだけ。
    ★チャーシュウはバラ肉ノンロールタイプ。チャーシュウの煮汁が元ダレとなる。
    ★基本のラーメンでもチャーシュウが多い。
    ★長ネギではなく、タマネギのミジン切りが薬味。

さて、今回訪問の【梅の家】だが店先に「当店は生麺を使用」と貼り紙があり、本当の意味の竹岡式とは異なるが、この店自体どうも素性がわからない。店名の表記が本家とは違うし、正式な暖簾分けなのか、あるいは名前を借りているだけなのか不明な部分が多い。
さあ、どういうラーメンでしょうかねぇ。

もちろん基本のラーメンを注文。
18:00ごろで先客はひとりなので、すぐにラーメンは来た。
醤油色の濃い、黒いラーメンだ。
まずはスープから味見。
『醤油のカドがキリリと立っているが、甘みも強く、見た目とはウラハラにショッパさはない』
動物系のダシはさほど強くなく、そばつゆっぽいところもある味わいだ。

08.12.19 梅の家 (2)

08.12.19 梅の家 (4)

麺は細めのやや縮れ。
透明感のある四角断面で、コシのある茹で加減だ。
小さめのドンブリだが麺量は普通だろう。

具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプで、長時間煮込まれたもののようだ。
油分はほぼ抜けて沖縄料理のラフテーを薄切りにしたようで、味付けは濃い目。
本家【梅乃家】ほどではないが二枚乗る。
数本のメンマは甘めの味付け。業務用かな?
海苔は平凡。
大きめに切られたタマネギは辛味が強く、良いアクセントになっている。
ほかにミツバ。

総評
私がよく行く木更津の【竹岡らーめん】と比べると、強い甘みと大き目のタマネギなどの相違点があるが、竹岡式ラーメンがどういうものか大スジでは推し量れる。
今時、この内容でこの価格なら十分満足な一杯である。
70点 500円。

08.12.19 梅の家 (7)

横浜 【げんき亭】 五反田店 初訪 東京都品川区

この前、行列でやめた店にリベンジ。
店名は“げんき亭”だが、その前に“横浜”と付く。家系に関連があるのだろうか?
ならば、蒲田にやはり“げんき亭”と名乗る店があり、BGMにJAZZが流れる家系であるが・・・はたして関連があるのだろうか???

基本のラーメンを注文。
先客は一人で、すでに商品が出ているので、すぐにラーメンは来た。

08.12.19 げんき屋

小さめの牡丹ドンに入ったラーメンはホウレ草が無いが、かすかなチー油の香りが漂い、家形と分類しても良いものだ。 スープから味をみる。
『かなり薄めの味付けだが、間違いなく家系の特徴を有している』
動物系のダシは十分だが、野菜のダシは出方不十分だな。
脂分も少なく、ライトな感触。

08.12.19 げんき屋 (2)

麺はほぼストレートの太麺。
中芯部にコシを残した茹で加減で好み。
【本牧家】等にみられる極端に短いものではない。
麺箱、未確認のため、製麺所は不明。

具のチャーシュウはモモ肉と思われるもの一枚。 肉の繊維感を残している茹で加減で、味付けは薄め。
大判の海苔は一枚だが割と良い味。
ホウレン草、小松菜は無く、代わりにコーン。

総評
軽めの家系味であるが、悪くない。
はじめ、薄く感じた醤油ダレも中盤から効いてきた。 麺投入前の攪拌不足かな。
あえて、言うなら【たかさご家】の系列に似ているが、今のところ真偽は不明。
68点 600円。

08.12.19 げんき屋 (3)

カレーうどん【アツマル】 初訪 東京都千代田区

カレーうどんの店である。
普通の醤油味のうどんもあるらしいのだが、カレーうどんが一押しなのである。
んなわけで〔カレーうどん〕を注文。

08.12.18 アツマル (2)

カレー汁はスパイスから作られたと思われる本格派。
強い味付けではないが、各種のスパイスが個々に主張してくるので、
まるで美味しいお線香を食べているようだ。(←コレ、私が師とあおぐ東海林さだお先生からのパクリ)
私は幸いにして、今まで線香は喰ったことはないのだが、まっ、一種のたとえだわな。

麺は、普通のうどんよりはやや細いが、しっかりとしたコシがあり良い。
量も適度ながら、先ほどより頭の中に渦巻いていた想いが浮上してくる。
『コレはご飯の方があうのではないだろうか???』
という想いである。

そんで、麺を喰い終わる寸前に〔小ライス〕を追加注文。
すぐに来たので、喰い終わった残り汁に投入。 ちなみに玄米ご飯です。 ヘルシーだね。
でも、喰ってみると
『う~ん、もう少し塩気があったら良いのだけどなぁ』

08.12.18 アツマル (3)


結論
やはりカレーうどんは凝り過ぎては良くない!!
お蕎麦屋さんのソバツユがブレンドされたカレー汁の方が良いな。
私的には、今まで喰ったカレーうどんの中では、マルちゃんの袋インスタントカレーうどんが一番好きなのである。

08.12.18 アツマル (4)

【博多天神 お茶の水2号店】 初訪 東京都千代田区

【博多天神】は新宿の2店舗、新橋の1店舗に入ったことがある。
どちらも濃厚で重量感のあるラーメンだったが、さてココはどうでしょうね。

注文してから数分でラーメン到着。
博多ラーメンは油断できない。こちらの準備が整う前に卓上にとどき、私が置き去りにされることも過去にたびたびあった。
スープから味をみる。

『あんれ、ずいぶん軽いなぁ』

08.12.17 博多天神

完全乳化した真っ白なスープは、豚骨のダシの出方十分と思えるが、もうひとつ迫力が無い。
〔サッポロ一番とんこつラーメン〕に近いんでないの?
苦もなくゴクゴク飲めるスープが博多ラーメンであってはマズイのではないかいな。
博多出身の友人がこう言っていたのを思い出した。
「博多ラーメンちゅうんはスープは飲まんもんクサ!」 ←言葉使い、あってるかな?

08.12.17 博多天神 (2)

麺は博多スタンダードの極細ストレート。
デフォでも固めの茹で上げ。
麺量は博多系としては多いのではないか。

具のチャーシュウは肩ロースと思われるものが1枚。醤油の効いた味付けで好み。
半割りの味玉は適度な味付け。半熟ではない点が好み。
海苔、キクラゲは平凡。
薬味のネギは辛味と甘味が共存し、直径が大きいところから九条ネギのようである。
だが、まさか博多ラーメンに京野菜は使わないだろうと思いつつも、『ラーメンに邪道はない!』というのが私の考えなので、ホントにこれが九条ネギだったら面白い・・・とも思う。

替え玉はデフォより更に固くなり良い。
しかし、スープが受け止めきれていないなぁ。

08.12.17 博多天神 (3)

総評
ちょっと物足りない。
多摩センター【八角堂】や中央林間【御天】に馴れてしまうと、力不足に感じるのは無理もないことか。
65点、500円。

08.12.17 博多天神 (4)

冷たい弁当

マークしていたラーメン屋に行ったら4人待ち。
この町(五反田)はどこも混んでいる。

ブラつくうちに、ヒトケのない弁当屋を発見。
〔あんかけトンカツ弁当〕600円を購入。
こう言う弁当屋はつくりたてで温かいものが多いが、この店のは冷たい。
要電子レンジだが、我々路上の民はそんなもの持ってない。
冷たいまま喰いました。

08.12.16 べんと

【万豚記 神田駿河台店】 初訪 東京都千代田区

【万豚記】はあちこちにあるのだが、私は焼失してしまった目白店しか入ったことが無い。
この駿河台店は担担麺がウリなのだが、目白店は総合中華料理屋だったように記憶している。
店舗により少しづつメニューの組み立てを変えているのかな?
基本と思われる〔醤油麺〕を注文。

店内は6分の客入りだが、わりと早く商品は来た。
マニュアルによるオペレーションがしっかりしているようだ。

08.12.15 万豚記

所々に固化した油が浮く見るからに濃厚そうなスープ。
スープから味をみる。
鰹節の強い風味がまず感じられる。
動物系のダシは十分に効いており、そのなかにカドの立った醤油ダレが強く主張する。

08.12.15 万豚記 (2)

麺は中細の平打ち縮れ。 ひねりもかかっており、スープをよく持ち上げる。
やや固めの茹で上げだが、コシのある麺とは言い難い。

具の肩ロースと思われるチャーシュウは厚みもあり、味付けも良い。
メンマ、海苔は平凡。
半割りの味玉は、見た目ほど濃い味ではなく、好み。
他に、ミツバ、輪切りネギは大きめの切り方。

総評
中華料理屋が作る和風醤油味ラーメンであった。
67点 750 円。

08.12.15 万豚記 (3) - コピー

【もんど】 初訪 横浜市神奈川区

かなり前からある店だが、なかなか訪れる機会が無かった。
私は基本のラーメン。 Ayaはラーメンと半中華飯のセットを注文。
先客は無しなので、早くラーメンは来た。

08.12.14 もんど (2)

透明度の高いスープは薄い醤油色。塩ラーメンと言われても納得できる見た目だ。
さっそくスープから味をみる。
『化調が強いが悪くはない』
鶏ガラ中心と思われるダシ汁はアッサリしていながらも、十分な旨味が出ている。
わずかに効いた生姜の風味が全体を上手に取りまとめる。

08.12.14 もんど (4)

麺は細めのほぼストレート。
わりと長いので、一気に啜り込むのは難しいが、茹で加減は固めで好み。

具のチャーシュウは脂身を切り落としたモモ肉と思われる部分を使ったものが二枚。
食感から焼き豚と思うがどうだろうか?
他に、絹サヤ三枚、ワカメ、ナルト二枚、キザミネギ。

半中華飯もしっかりした味付けであんのとろみも適度。
これならレギュラーサイズで喰ってみたいと思わせる品であった。

08.12.14 もんど (3)


総評
この内容なら十分な合格レヴェルである。
主人はシッカリと中華料理を学んできたものと思う。
ラーメン単品価格550円 67点。

08.12.14 もんど

【ぽっぽっ屋 湯島店】 初訪 東京都文京区

上野へフェルメール展を見に行ったが、入館待ちの人で大行列。即座にやめる。
見たい方、チケットありますよ。明日までだけど。
ラーメン喰って、アメ横で買い物して帰るべ。

んなわけで、天神下交差点近くの【ぽっぽっ屋 湯島店】へ。
ぽっぽっ屋はトリトンスクェアの店以来だから3年ぶりくらいかなぁ。
私は基本の〔ラーメン〕を注文。 Ayaは〔ラーメン〕を野菜マシで。

二郎系ラーメンなので茹で時間がかかることは了承済み。
十分くらいで私たちのラーメンが来た。

08.12.13 ぽっぽっ屋

こちらAyaの野菜マシを横から見たところ。
08.12.13 ぽっぽっ屋 (2)

見た目は、正しく二郎インスパイアぽっぽっ屋スタイルである。
さっそくスープを飲んでみる。
『ん~ん、なかなか二郎であり、タマネギぽっぽっ屋だ!!』
背脂たっぷりのスープは動物系ダシの重量感にあふれ、元ダレの醤油味も鮮烈だ。

08.12.13 ぽっぽっ屋 (4)

麺は極太で強引に縮れた色黒のもの。
ススリ込むのではなく、噛みつくためにある麺だ。
固めなんかで注文したらアゴが疲れるに違いない。
浅草開花楼が二郎麺を打つとこうなるんだと、実感。
麺量は200グラムだそうで、二郎直系と比べるべくもないが今の私には適量。

具のチャーシュウは二郎のブタほどではないにしろ、5,6ミリの厚さがある巻バラで、味付けも良い。
野菜はモヤシ9:1キャベツ。 もう少しキャベツが欲しいな。
ほかに小さめのキクラゲが一枚。これは要らないんでないの。

総評
ぽっぽっ屋のラーメンは二郎直系よりは、やや洗練されたものという印象をトリトンの店では受けたが、ここは結構二郎度が高いんでないの?
71点 700円。

08.12.13 ぽっぽっ屋 (3)

【きなりや】 初訪 東京都千代田区

さあ、金曜だから夜ラーメン喰うぞ!!

んで、帰り道には【つじ田】もあるのだが行列は無いものの、やっぱり混んでる。
混雑率70パーセント以上の店に入らない私は、近くの【きなりや】を選択。
先客一人である。 良い店だ!!

メニューの一番目には味噌ラーメンがあるのだが、この店は店外にも店内にも北海道ラーメンと思われる表記は無い。
ならば、私の基本方針にしたがって〔醤油ラーメン〕を注文。

やっぱり、ヒマらしく(つじ田とは30メートルくらいしか離れていない)数分で私のラーメンは来た。
さっそく、スープから味見。
『うん、鶏ガラ中心のアッサリしながらも、コクは出ているダシ汁だな』
すこ~し、脂分に機械油のようなニオイがあるのが気にかかるが・・・

08.12.12 きなりや

08.12.12 きなりや (2)

麺は細めのほぼストレート。 固めの茹で上げは好み。
箸ですくいあげて、一気にススリ込むときのノド越しが良い。

具のチャーシュウは小さめの巻バラタイプが二枚。
醤油がかなり立った風味だが、炙りではない様子。
メンマ、海苔は平凡。
薬味の・・・・・ これは九条ネギのように見えるが、・・・・・
香りは、ちゃんと残っている。 切り立てかな?

総評
キチンとしたラーメンであるが、もうひとつセールスポイントが欲しいところ。
66店 600円。

08.12.12 きなりや (3)

【元祖 とろかつカレーの店】 東京都千代田区

さて、今日の昼飯はかねてより目を付けていたカレー屋さん。

マタマタどこまでが店名か分からないので看板に書かれていた日本語文字をすべて表記。
屋号らしきものが見当たらないから、コレが店名でいいのでしょう。

〔とろかつカレー R〕 750円を注文。Rはレギュラーのことね。
辛さの注文もできるけど、まずは普通でいきまっしょい。

しばらくして、やって来たカレーは割とシンプルな見た目。
野菜は、ほぼ形が無くなるくらいまで煮込まれ、挽肉だけわかるからキーマカレーのようでもある。
味わいは、とりたてて言うほどのものではなく、家庭のカレーに近いため、そう言う意味では無難な線狙いか?

08.12.12 とろかつ

さて、肝心の “とろかつ” であるが、肉の繊維質を残しながらも、箸で切れる軟らかさ。
繊維に対して直角に切ってあるので、フィレ肉か???
でも、フィレは高価だから、普通のカツカレーに使えば利益率は薄いハズ・・・
肉の柔らかさから推し量ると、かたまりのママある程度煮込んだ後、それをスライスしてカツにしていあるのではないだろうか?

食後、数時間たってもカレー味のゲップが出るところなどは、低品質のカレーではあるが、
私は好きです。

08.12.12 とろかつ (2)

【唐庄酒家】 初訪 千葉県市原市

ユニモ千原台の中にある中華料理屋さん。
〔ラーメン半チャーハンセット〕を注文。
ラーメンはネギラーメン、担々麺、チャーシュウ麺から選べるが、昨日はあまり旨くない担々麺を喰ったし、ネギは好きだがそんなに大量にはいらないから、普段めったに喰わないチャーシュウ麺にする。
普通のラーメンを用意してほしいものだ。

ラーメンのスープはオーソドックスな中華味。
透明度の高い清湯(チンタン)で、生姜が効いたサッパリした味わいのなかに、カンスイの匂いもして良い。

08.12.11 唐庄酒家 (2)

08.12.11 唐庄酒家 (3)

麺は細めやや縮れでシャッキリとした茹で上げ。
麺量は標準的だが大きめの牡丹ドンブリなので、はじめは少ないように見えた。

具のチャーシュウはフチが赤く、八角の香りが付いたもの。
トラディショナル焼き豚かと思ったが、その食感から煮豚と思われる。
味付けは良い。

チャーハンはやや油が多いが、ちゃんとしたチャーハンである。
味付けは薄めで、アッサリと火を通したもののようだ。

総評
久し振りに中華料理屋さんらしいラーメンに出会った。
インパクトはないが安心できる味わいであった。
69点 セット価格830円。

08.12.11 唐庄酒家

【DON 五十番】 初訪 東京都千代田区

どこまでが店名かわからないから全部書いちゃった。
担々麺がウリの店なので、〔担担麺と半チャーハン〕というセットを注文。

先客一名にはすでに商品が出ているので、食券を渡してから数秒でまず半チャーハンが来る。
だけどコレ、チャーハンじゃないでしょう。炊飯ジャーから盛り付けていたよ。
チャーハンに良く使われる慣用句で「飯粒はパラパラ」とかいうのがあるけど、そんな言葉どこかに置いてきちゃったような物。 “具入り油練り飯”が正しい。

チャーハンが来てから、数分で担々麺も来る。早い点は良い。
だんが、スープから味をみてみるとコクが無くゴマペーストの風味も感じられない。
辛さは普通でお願いしたが、あまり辛くない。

08.12.10 五十番

08.12.10 五十番 (1)

麺は中細のほぼストレートで、わりと固めの茹で上げ。
ぷつんと切れる食感は良い。

具はチンゲンサイと多めの肉味噌。
ピーナッツやザーサイ等も入っていて、なかなか本格派っぽい。

総評
12月12日で閉店するそうです。
すぐ近くに【満豚記】があって火鍋担々麺をウリにしているし、競合して負けたか?
更に近所には麻布から【どぎゃん】が移転してきたし、【三四郎】や【つじ田】も近い。
大資本や、人気店には勝てる見込みのない品質だからやむなし。
54点 セット価格890円。

08.12.10 五十番 (2)

友人の土産ラーメンと〔梅蘭焼きそば〕

腹が減らない。
でも、何か喰わねばマイッテしまう。

んで、友人が土産にくれた中国だか台湾だかのインスタントラーメンを作る。
なんとか担仔麺・・・読めねえよ!
目玉焼きを作って乗せてみた。
ウマクナイ。

台湾インスタントラーメン

台湾インスタントラーメン (1)



んで、昼になってやっと本調子。
中華街に行ってみた。
『おっ、今日は行列が無い。チャンス!』
と言うことで、土日はとても行けない店に突撃!

【梅蘭】 横浜市中区

もちろん名物の〔梅蘭やきそば〕を注文。ついでに〔シュウマイ〕も。
数分後に届いた〔梅蘭やきそば〕は一見ホットケーキのようで、はじめは、もっと大きいものかと想像していたがわりと小さい。
08.12.09 梅蘭 (2)

そしてこの焼きソバ、普通のあんかけ焼きソバと違い、なんと中にあんが隠されているのだ。
あんはモヤシや豚肉、ニラ、タマネギなどが入った醤油味。
もう少し濃い目の味付けでもいいな。
あんを中に閉じ込めた後、玉子で閉じるのだが、この玉子のカリッとした部分がウマイ。
08.12.09 梅蘭 (1)

08.12.09 梅蘭 (3)
〔シュウマイ〕は大振りで肉がギッシリと詰まったもの。
私の好きな崎陽軒の〔シウマイ〕の倍くらいの大きさ。
でも、味はいいですよ。

08.12.09 梅蘭

【矢まと】 東京都千代田区

焼き鳥中心の居酒屋さん。昼はランチ営業している。
実は鶏料理があるのだから親子丼もあるだろうと思って訪れたのだが、あいにく親子丼は無い。
でも、この町ではモタモタしていると私の入れる店が無くなってしまうので入店。
豚丼と蕎麦のセットを注文。

蕎麦は良いね。
細めの打ち方だが、コシがある。
もう少し蕎麦粉の香りがあればウレシイんだがなぁ。

豚丼はご飯が柔らか過ぎでオカユ寸前。
ひとめぼれを使っているそうだが、ダイナシ。

08.12.08 矢まと

【直伝】 初訪 横浜市南区

やっと昼営業をはじめた直伝に行ってきた。
11:30の開店と同時に入店。

食券を買う時に従業員が「ウチはかなり量が多いですよ」と言ってくれる。
〔特製もりそば〕および〔中華そば〕の普通で330グラムくらいだそうだ。
でもAyaはもう〔特製もりそば〕の食券を買ってしまった後。
しかし、喰い切れる自信のない人には麺を減らして、代わりに何かトッピングを一品追加してくれるそうだ。 ありがたいサービスだな。
私は従業員さんのアドバイスが間に合ったので〔中華そば 小〕を注文。

しばらくしてやって来たラーメンはまさしく【大勝軒】系列のルックス。
ほんのりと魚介系の香りも漂い味わいも正統派大勝軒。

08.12.07 直伝 - コピー2

08.12.07 直伝 (2) - コピー

麺は太め縮れでシッカリとした噛み応えを持つやや固めのゆで加減。
他の大勝軒系列店に比べるとやや細いかな。
浅草開花楼の麺を使用。

具のバラ肉ロールタイプのチャーシュウはなかなか良い味付け。
メンマは繊維感を残しながらも噛むとトロケるような食感が特徴的。甘めの味付け。
半割りゆで卵はもちろん半熟ではない。好感。
他に、今は絶滅しつつあるナルト、小版の海苔二枚。
薬味の輪切りネギはもう少し厚くてもいいんじゃないかな。なんかクシャクシャだよ。

途中で取り換えて、つけめんも味見。
ネットでよく見るようにかなり甘めのつけ汁だ。
私としてはもう少し酸味が欲しいところ。
でも、スープ割りにしたら、かなり良いです。

08.12.07 直伝 (3) - コピー

総評
正しく大勝軒のDNAを継承していると思う。
横浜駅西口や神奈川新町の大勝軒は行列なので、良い店が出来てくれた。
70点 〔特製もりそば〕700円 〔中華そば 小〕630円。

08.12.07 直伝 (4) - コピー

【せんだい 板東橋店】二度目 横浜市南区

二度目の訪問である今日は〔塩とんこつ〕を固めで注文。Ayaは初訪問なので基本の〔ラーメン〕
私はこの店名物“立ち喰い所”が良かったのだが、六っしかない客席がたまたま二つあいていたのでAyaの希望もあり、着席。
『やっぱ、ラーメンは立ってドンブリ持って喰うもんぜよ!』
と、胸の中で坂本竜馬風につぶやいてみる。

待つあいだに前回の立ち喰い所からは見えにくかった従業員おふたりの仕事を観察。
実に丁寧な作業をされている。
マメに茹で加減を調べたり、具を整え小皿に用意したり、二人の息があっていて遅滞がない。

さて、やって来たラーメンは醤油味とあまり変わらない見た目。
スープの色がわずかに白っぽく、ゴマが振られているところがヴィジュアル上の相違点。
味わいの方も、醤油クサさがないので塩味と感じる程度。
『これなら、醤油味を喰ってた方が良いなあ』という感想。

麺の固さは私好み。
もやしの代わりにキクラゲが欲しいのは前回と同じ。

ラーメン写真、手ブレにて失敗。
前回は店舗写真失敗するし、この店、写真縁は悪い。

08.12.06 せんだい (1)

08.12.06 せんだい

ベレノ→バイラス→ジグラ→ミツクリザメ

ブログを開設して一ヶ月、はじめてトラックバックしていただきました。
ガメラ医師さんありがとうございます。

んで、どんな話の流れかと言うと・・・


   ベレノのヘッドからバイラスを連想してしまう(私)
                 ↓
   ナナメ横から見るとジグラにも見える(ガメラ医師さん)
                 ↓
   ジグラってどんなだっけかぁ?(画像検索してみる私)
                 ↓
   あれまっ、これってNHKで見たミツクリザメにソツクリじゃん(私 一部シャレ)
                 ↓
                 ↓
                 ↓
『そうか、ジグラのモチーフはミツクリザメだったのかあ!』


私は深海生物が好きで、アンコウなんか鍋も良いし、アンキモは大好物(←喰う話かよ!!)
“月よりも遠い”深海に住む生物達は、妙なヤツらが多くて、その生態は謎に満ち興味は尽きない。

特に、このミツクリザメなんて古代鮫の特徴を色濃く残しているし、普段はスマートな外見だが、獲物を捕獲する時に飛び出す上下のアゴと、その動きおよび顔が不気味でゴブリン・シャーク(悪魔の鮫)なんて呼ばれてる。
他の種の鮫でも、口をひらくと上アゴが前にせり出すんだが、このミツクリザメはクチバシのような形をした上アゴが前方に大きく突出するのが特徴。
この「クチバシ突出状態」がジグラになったんだなあ。

このジグラのモデルさん、謎は多いがワリと私達の御近所(水平距離ではね!)に居て、東京湾の東京海底谷に多くの幼体が生息しているのが確認されている。

獲物捕獲時の姿は不気味だが、鮫の中ではそんなに凶暴な性格ではないみたいだし、大きさも固体平均が3メートルほど。
NHKの映像に出てくる1.2メートルほどの幼体もダイバーにつかまれて嫌がって噛み付いているらしいし、突き出したアゴも歯もそれほど頑丈には見えない。(幼体だから未発達なのかもしれないが)
ホオジロザメやシュモクザメに比べりゃカワイイもんに見える。




ジグラが見たい人は検索してみてください。

VELENO(ベレノ)

今日は腹具合が悪く、昼メシはコンビニで済ませた。写真も撮らなかった。
んなわけで、私のギターの紹介でもしましょうかね。

08.12.05 べレノ (2)
私のプロフィール写真にも使っているベレノのアルミニゥムギター。
冬は冷たくて弾く気がしない。

ヘッドはこんな。
ベレノ氏のイニシャルであるVをかたどっているのだろうが、ちょっとロボットか宇宙人っぽくも見える。
私はガメラと戦ったバイラスを連想してしまう。バルタン星人の方が近いんだろうが、私は絶対バイラスなのだ。
ナットの下にゼロ・フレットが見える。古いギターにはこういうのが多い。ホーナーのヘッドレスギターにもあったけど。
08.12.05 べレノ

08.12.05 べレノ (4)
ペグはケースが樹脂製のシャーラー。最近見ないなこのタイプ。
ヘッドに直接ではなく、一枚のプレートを介して取り付けられている。
んで、そのプレートにはベレノ・インストゥルメンツなんとかかんとか・・・と彫られている。

08.12.05 べレノ (3)
シリアルナンバーは81。
ナンバーのすぐ上に見えるラインは、このギターのボディが “モナカ構造” であるための合わせライン。
ストラップボタンはオリジナルの位置ではなく、私がここにロックタイプを付けた。
やっぱりストラップで吊るとヘッドが下がるんだよねぇ。 ボディ内にも500グラムほどの鉛をウエイトがわりに仕込んである。

08.12.05 べレノ (7)
PUはギブソンのパテントナンバーとかナンバードPAFと呼ばれるやつ。
ロウ漬けされていないので大音量だとハウリやすい。
ソリッドに見えるボディもいわばホロウだしねぇ。

左ホーンに付いている白いミニスイッチはフェイズスイッチ。
フロントPUとリアPUの位相を反転させているので、セレクターがセンターの時に効く。

透明なピックガードはスペーサーをかましてボディから浮かしている。
70年代のフェンダー・ストラトに馴れた私は他のギターにもこんな改造を施している。

ワイヤリングはワンヴォリューム・ツートーン。 つまり四つ並んだポッドのうちひとつはダミー。

こんなヘンテコな仕様のギターだけど、音の方はわりと普通。
確かにハイ上がりではあるが、ちゃんと低音も出る。
チューニングが狂いやすいのが難点。