らーめん【まとい】 初訪 東京都千代田区
2008/12/01/22:45:44(Mon)
先週の木曜日、帰りがけに見付けた店を訪問。店内には先客3名。表通りの【つじ田】とはえらい違いだ。
あっ、そう言えば【三四郎】も、大行列になっていた。ラーメン番組かラーメン本ででも紹介されたのかな?
まっ、私にとってはそう言う店より、この【まとい】の方が空いているので 『ヨイミセ!』 なのであり、それだけで評価点50点アンダーはない。
逆に、行列が出来ている店や、混んでいる店はそれだけで 『ヨクナイミセ!!』 なので評価点80点オーバーはない。
もっとも、その手の店にはほとんど入ったコトが無いので、私の評価なんて全くイイカゲンなものだ。
あは あは・・・(汗)
脱線した。線路に戻しましょう。
基本と思われる〔しょうゆらーめん〕を注文。
先客にはすべてラーメンが届いていたので、4,5分で商品は来た。
深めの玉ドンに入っているが、このドンブリは山形ラーメン【天童】が冷やしラーメンに使っていたものと同じだな。サイズはひとクラス大きいようだが。 なにか関連があるのかな?
さっそくスープから味をみる。
『うぉう! 鶏の旨味が前面に出ている』
ほのかに鰹節その他の和風ダシを感じるが、この店は抑え方が上手いようだ。
最近の魚系の強い和風ラーメンには、そろそろ飽きはじめている私にはとても好ましい。
揚げネギのようなものが少量スープに浮いているが、これも嫌味が無く本当の隠し味程度に効いている。(姿が見えるものは隠し味とは言わないか。てへてへっ)


麺は角断面の中細やや縮れ。
固めの茹で上げで、十分な弾力があり、噛み切るときの「ぷつん」とした感触も楽しい。
玉ドンなので麺量も標準的。
そして、麺箱見付けました。
使っている店も多く、ラヲタにも評判のいい浅草開花楼の麺であった。
具のチャーシュウはモモ肉(?) 薄い切り方だが味はいい。
海苔はとても風味が良い。高品位のもを使っているようだ。
メンマは平凡。
ホウレン草は茎の部分を使用。あっさりと茹でてありシャクシャクした歯ざわり。
多めの白髪ねぎはちょっとウルサイが、辛味がちゃんと残っており好印象。
総評
ラーメンをまずはじめに見た時には 『またこれか!』 と思ったが、実際の味は鶏ダシが生きており、時に生臭いことすらある最近の和風ラーメンとは一線を画している。
とても飲みやすいスープであり、自粛している完全飲み干しをしてしまった。
73点 650円。
後で調べてみたら、この店の御主人は江東区の【とうかんや】出身とのこと。
異なる部分もあるが、納得できるコトだという感想を持った。
