【相南家】 新店 初訪 神奈川県相模原市
2009/01/23/23:19:07(Fri)
この店は横浜の港南区日野にある【岳家】で修業した人が昨年12月に開業したもの。私は【岳家】がお気に入りだった頃があり、月に何度かは自転車でせっせと通ったものだが、土日は混雑するようになり、行かなくなった。
そこで修業した人が作るラーメンだから、俄然興味わく。
初食なので私は基本のラーメンを各種調整なしで注文。
Ayaは油すくなめ。
調理中に気がついたのだが、湯切りが丁寧だな。
【岳家】のコウキ君もここまでの力の入った湯切りではなかった。
低い姿勢から大きく深ザルを振る姿は、今は無くなってしまった大口の【翔】の主人に似ている。
さて、しばらくしてやって来たラーメンはスタンダード家系。
やや赤みがかった茶褐色のスープから味をみる。
『おおっ! これは・・・』
チー油の香り高く、ゲンコツ主体と思われる味わいは濃厚でガツン度の高いもの。
とろみと言うより粘るようなスープで【天下一品】の一歩手前という感じだ。


麺はデフォでも固めの茹で加減。
かなりの太さを持ち、ややネジレがかかっているのでスープをよく持ち上げる。
モッチリ感も併せ持ち、噛みしめて旨い麺だ。
写真に湯気が写った。 ウレスィ!
具のチャーシュウは肩ロースと思われ、味付けは良いがちょっとモッサリした食感。
大判の海苔は【岳家】と違い、寿司海苔ではないようだ。
もっとも親である【岳家】も数年前に海苔の質を落としたように聞いているが、私は未確認。
キザミネギは半茹でになっていて好き。
ホウレン草はもう少し量があってもいいな。
総評
【岳家】の遺伝子を正統に受け継いでいると言えよう。
むしろスープの粘度について言えば親を超えているかもしれない。
最近の私には少々きついのでスープを飲むのはホドホドにしておきました。 残念だけど。
71店 650円。
帰りがけにカウンター横のスペースに麺箱を発見。
「横浜ラーメン」という文字があり、これでつながった!!
大口【翔】も麺は大橋製麺多摩ではあったが “横浜ラーメン一派” であったように記憶している。
もちろん【岳家】も【横浜ラーメン】出身。
【翔】とは共通の遺伝子を持つ縁類と推測できるが・・・ホントのところは未確認。
