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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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【和光】二度目 横浜市磯子区

今週末はAyaのリクエストでリピート・ディズ。
んなわけで、磯子区上中里にある【和光】を再訪問。
ココの〔焦がし醤油らーめん〕がAyaの最近のフェイバリット。
「もう一回食べたい、何度でも食べたい」と、ず~っと言い続けていたのだ。

私は前回訪問時、一押しの〔特製味噌らーめん〕を喰っているので、今回はその醤油味で行きますよ。
んで、Ayaは味噌ラーメンにはまったく興味のない人で、と言うか、
「醤油味以外はラーメンではない!!!」
と考える超保守的ラーメン原理主義者。(それも、ひとつの立派な方針だよなぁ)

11:30ごろ現着入店。 先客は家族連れらしい一組三人。
私達は二人で、〔焦がし醤油らーめん〕発注。
先客には、すでに商品が出ているが、野菜を炒めるところから始めるので、10分くらい待ってラーメン到着。

09.02.28 和光 (4)

さて、Ayaが一発お気に入りとなったラーメンはどんなもんでしょうね。

ドンブリを覆う油膜を攪拌し、湯気が「ぼよん」と立ち上がったところでスープの味見。
『 いっ、いいんでないかい!!』
と、にわかに道産子化。
ハッキリとした醤油味は、存在感のある動物系のダシに支えられて、強烈に主張してくるが、ほんのりとした甘味も見え隠れし、なんとも複雑にして玄妙な味わいだ。

09.02.28 和光 (5)

麺は札幌より空輸する西山製麺のもの。
強い縮れと、鮮やかな黄色が特徴の北海道を代表する麺だ。
固めに茹でられ、唇を通過する時のプルプル感がたまらない。

09.02.28 和光 (6)

具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプで、厚めのものが二枚。
味噌ラーメンには刻んだ形で入っていたが、この丸ままのほうが良いのではないかな。
メンマは、歯応えの良いもの。
モヤシは適量で、うるさ過ぎなくて良い。

いやぁ~、北海道の醤油ラーメンでは『良い!』と思ったのが、旭川のものだけだったが、ココの醤油味は良いですわ。
むしろ、味噌ラーメンよりコッチの方が好み。

【G麺7】 新店 初訪 横浜市港南区

午前11:00過ぎの横浜は久しぶりの雪である。
そんな中、今年の1月7日、上大岡のイトーヨーカドー裏手に出来た新店に行く。
開店当初は夜ラーメンであったが、最近になって昼営業も始めたと聞いて行く気になった。
私にとって、夜は酒を飲む時間なのだ。

御主人は横浜西口や、日吉、藤沢で評判の良い麺場【浜虎】(藤沢と日吉はハマトラと表記)に関係のある方と伝え聞く。 コレはいやがうえにも期待してしまう。
私は基本の〔らーめん正油〕 Ayaは〔らーめん正油ワンタン入り〕を注文。

11:30分の開店と同時に入店。 先客は無し。
入ってすぐに左手に鉄観音茶とジャスミン茶が置かれ、これはセルフ。
鉄骨むき出しの天井や、荒い造作の壁などは【浜虎】の流れを感じさせる。
もちろん演出なので、いたって清潔なことは言うまでもない。

カウンターに陣取り、ラーメンを待つ間、ご主人の作業を見る。
ドンブリに温め用の湯を張り、麺茹でを始める。
麺が茹であがる直前に湯を捨て、その時ドンブリのフチの湯滴を布巾で拭った。 丁寧な仕事に好感!

湯切りも丁寧。 両手に持った深ザルを大きく振り、水平位置より30度下の位置でピタリと止めること二回。(←ここらへん、私は忍者なので目測は確かなのである)

その後は迅速な作業。
スープを張ったドンブリに素早く麺を移し、各種具材を両手でよどみなく配置。
仕切り壁の無いカウンターにほぼ同時に到着したラーメン二種がコレ。
09.02.27 G麺7 (1)

09.02.27 G麺7 (2)

早速、スープからいただきます。
『おっ、最近はやりの強い魚介ではないな!』
鶏ガラを中心としたアッサリコッテリではあるが、滋味に溢れ、飲み口はあくまでスッキリしている。
元ダレの濃度も適度でショッパさは無く、 私の好みにドンズバ!

09.02.27 G麺7 (3)
麺は、太めのほぼストレート。
厨房の奥には製麺機があり、自家製麺であることがわかる。
色白であり、カンスイ少なめと推察できるが、麺の中心部にシッカリとした歯応えがあり、圧延を多めに行っているのではないかと思われる。

具のチャーシュウは二枚で、肩ロースとバラ肉と思われる。
薄めだがよい味付け。
スープ表面を覆うのは豚の背脂ミンチを素揚げにしたもので、喰い初めはカリっとした食感だが、後半になると柔らかくなり、広島の尾道ラーメンのようになる。 シツコさが無い点が手柄だな。
メンマはたくさん入っているが、私の好きなものではない。 Ayaは好みにあったようだ。
ナルトは斜め切り。 しかし、御主人にウラオモテと上下の意識は無いようだ。
他に、細ネギ輪切り。
09.02.27 G麺7 (4)

総評
【浜虎】より上!!!
自粛しているスープまで一滴残さず完食をしてしまった。
74点 700円。

私達のすぐ後に来たお客さんは、盛んにラーメン写真を撮っておられたそう。(私の位置からは見えなかった)
著名なラヲタさんだろうか?
心当たりのある人、手を挙げなさい!

09.02.27 G麺7 (5)

【松栄堂】二度目 横浜市戸塚区

戸塚駅近辺でラーメンを喰う二日目。
昨日ハズしているから、今日は無難な線狙い。
と、言っても【松壱家】や【寺田家】は混んでいるので、はじめっから候補落ちしてもらいましょう。
んで、東口の「モディ」地下にある【松栄堂】。 家の文字は付かないけれど家系の店である。
もちろん基本のラーメンだが、二度目の今日は麺固めでお願いする。

ホール担当のおばちゃんは、相変わらず元気で愛想の良い接客。
入店してきた高齢のお客さんには、この店のラーメンが豚骨主体でかなりコッテリであることを丁寧に説明している。

そうこうするうちにラーメン到着。
『うおぅ! チャーシュウがでかく(長く)なっている!』
さっそくスープからいってみよう。
『この、ゲンコツから出たバリバリの豚味がたまりませぬ』
ちょっと味付けはショッパイが、乳化度が高くトロミのあるスープは重量感に溢れ、数時間後の腹具合が心配になるくらいの濃厚さ。

09.02.26 松栄堂

09.02.26 松栄堂 (2)

麺はやや平打ちぎみの太麺。
固茹でではあるが、もう少し固めでもいいな。
モッチリした食感がここちよく、強めの縮れがスープをよく持ち上げる。
麺量は他の家系店よりは多めか?

具のチャーシュウは先述のように長い肩ロース。
柔らか過ぎに茹で上げてあるが、肉の繊維質は残っている。
味付けは、ショッパめ。
海苔は香りの良いものが三枚。
同行のT氏は〔のりラーメン〕を頼んでいたが、なんとこの海苔が十枚以上のっていた。 海苔好きにはこたえられんな。

現ブログに移行してからは初登場の店なので総評書いちゃいます。

総評
初訪問の時よりパワーアップしておるんでないの?
ここ一年くらいに出来た家系店の中では屈指の濃厚スープだろう。
恐れていた、腹の不具合は来ませんでした。
71点 700円。

家系としてはやや高めの価格設定だが、ランチタイムは半ライスが希望者にサービスで提供されるのでラーメン600円、半ライス100円で喰ったと考えれば納得できる価格である。

09.02.26 松栄堂 (4)

踏んだり蹴ったりな日

かねてより目をつけていた戸塚の【幸村】に行ったら、
「雨漏りのため営業できません」
だと。 こんな振られ方、初めてだ。

09.02.25 幸村

んで、【松壱家】に行くと待ちが3~4人。やめる。
【寺田家】に廻るとやはり店内待ちが居る。やめる。
もう、破れかぶれで近くの【Sや】に飛び込んだら、これが大ハズレのラーメンだった。

09.02.25 Sや

ものすごい振られ方をして、その後二軒続けてあきらめて、最後にありついたラーメンがダメダメ。
こんなコトそうそうありませんぜ、旦那!!

まさに、泣きっ面に蜂、ノレンにダメ押し、馬の耳にイヤリング!!!(←錯乱)
隣の【吉野家】にでもいっときゃ良かった。

ちなみに今日はケータイ亀で撮影。 画像悪し。

【縁や】 初訪 埼玉県さいたま市 ラーメンアカデミー内

1999年、ラーメン博物館の5周年記念「ラーメン登龍門」で準優勝に選ばれた店。
当時テレビで見て『喰ってみたいなぁ』とは思いつつも、札幌は遠いうえに特に用事など無いし、その後、池袋に出来た店はいつも行列で、私は『この店は喰わないまま生涯を終えよう』と固く決意したまま忘れていた。
そして時は流れ、なんと武蔵浦和のラーメンアカデミーに出店しているというコトを知ったのは今朝である。(←ラヲタ失格!!)
『ラアカならいつでもカンコ鳥が鳴いているから、スキを見て突撃できるかもしれない』(ゴメンナサイ)
と言うことで、コレがラアカです。
09.02.24 縁や (8)

現在のメンバー。
09.02.24 縁や (7)

本来なら、基本のラーメンを喰うべきところを
『タマにしか来ないから高いのでも行ったろうやないかい!』
と、にわかに関西人と化し〔海老そばみそ味玉〕を発注。
店内、先客4人のため、待つこと5,6分でラーメンは来た。

09.02.24 縁や (2)

大きな口径だが背の低い丸ドンに入ったスープはやや赤味を帯びた茶濁。
早速、スープからいただきます。
『ややっ、コレは良い!』
甘エビの頭を焼いてから、スリ潰したものを元ダレにあわせたというスープは、もっと海老風味がど~んと押し寄せてくるのかと思って覚悟はしていたが、動物系の重量感に加え、昆布や節物のサワヤカさの後ろから、海老の香りが戻って来るっうか、なんちゅうかな〔カッパえびせん〕みたいというか・・・ヘタな表現だな。(店主の野本 栄二さんにもゴメンナサイ)
とにかく、海老が表に出過ぎず、まろやかな味わいで、最近の味噌ラーメンに多い甘ったるさが無い点も好感。

09.02.24 縁や (3)

麺は正統派札幌味噌ラーメンとは違って、色白の細めほぼストレート。低カンスイと思われる。
ツルツルとした口当たりでありながら、中心部にわずかなアルデンテを残した茹で加減は、低カンスイ麺では難しいはずだが、どういった技法を使っているのだろうか?
あるいは麺そのものの氏素性が良いのかもしれないが、私の位置からは製麺所を特定できなかった。

具のチャーシュウはペラペラの巻きバラ肉で、あえて言うならば【むつみ屋】に似た味付け。
メンマはサックリとしているが繊維質を感じることが出来る。
海苔は磯の香りにあふれ、味わいも良い。
ネギは切り置き? 辛味は無い。
味玉はあんまり好きではないタイプだなぁ。

09.02.24 縁や (4)

09.02.24 縁や (6)

09.02.24 縁や (5)

総評
私の中での味噌ラーメン部門暫定二位におさまってもらいます。
スープまで一滴残さず完食してしまいました。
ウチに帰ってから調査したネット情報では「登竜門」時代と比べるとだいぶオトナシイとの評価もあるが、オイラァ、その時喰ってないから関係無いもんね!
今、私にあっているラーメンがナンバーワン。
77点 880円。

09.02.24 縁や

【どん八】でヒレカツカレー&カツ丼 横浜市中区

量の多い事で知られるこの店。
今日はカツ丼にもチャレンジしてみるよ。

ヒレカツカレーはSサイズだとヒレカツが一枚なので、前回のロースカツカレーほどのインパクトは無い。
でも、やはり総量はかなりのもの。
09.02.23 どん八

カツ丼が入っているドンブリは明らかにラーメンドンブリ。
手尺で計ってみたところ直径20センチはある牡丹型である。
しかし、トンカツは旨いのだが割り下が薄味で、それほど良いカツ丼とは言いがたい。
09.02.23 どん八 (1)

古い友人の店【クロスロード】横浜市神奈川区 2月22日

高校時代からバンド活動などで付き合いのある友人Kが神大の近くに自分の店を復活させた。
この店、元々は、これまたバンド仲間であったT君が営む【イージーバレル】という店だったのだが、諸般の事情によりKが引き継いだ。

店内は【イージーバレル】の頃と大きな変わりはないが、大小の液晶モニタが置かれ、懐かしいロック映像が流れている。
棚にはバーボンを中心に多くのボトル。
私はその中からフォァ・ローゼスのブラックラベル(通称ブラックローズ)を注文。 まずは、スープから…あっ、違うでしょってば!!
Ayaは彼女の店のために役立つ情報を獲得しようと各種カクテルを試してみるつもりだ。

レインボーやジミヘンを見ながら、ひたすら飲み続ける。
中盤からは私の最も好きなイエロー・ストーンに変更。
このあたりで、フードをもらいますか。

コチラ、〔チキンのトマトソース煮〕
パンやポテトも付いて、少食の私には十分な一回分の食事だなこりゃ。
09.02.22 クロスロード

旧友と久しぶりに邂逅し、若いころのリッチー・ブラックモアやジミー・ペイジのプレイも見て満足。
09.02.22 クロスロード (2) - コピー

長浜屋台らーめん【雁来紅】川崎市中原区 初食 & 飲み 2月21日

以前、訪れて撃沈した【雁来紅】にリベンジ。
しかも、今回はマーコさんの主催する「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」の会合(?)付きである。

この店は「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」のKさんオススメの店であり、川崎では数少ない本格的博多ラーメンと言うことで期待大!!

武蔵中原駅に集合して、歩くこと10分弱。
府中県道(このあたりでも、そう呼んでいいのかな?)にぶつかる所にこの店はあるが、店舗の正面玄関は脇道に面しているので、やや分かり辛い。私も初めて来た時は、気付かずに通過した。
私達が店前に到着した時に、ちょうど御主人が暖簾と提灯を出しに現れた。
軽く挨拶を交わし入店。

私は基本の〔博多ラーメン〕を注文。
待つこと7,8分でラーメンは来た。
見るからに濃厚そうなスープ!
早速、味をみる。
『うおぅ!ものすんごい重量感!!』
豚骨のダシが前面に飛び出し、強く主張してくる。
その中に、クッキリとした輪郭の醤油ダレが感じられ、全体を引き締める。

09.02.21 雁来紅 (6)

09.02.21 雁来紅

麺は博多正統派流儀の極細ストレート。
博多ラーメンとしては、やや柔らかめの茹で加減。
量は、関東の標準的なラーメンより、ちょっと少ない程度で、昼にラーメンを喰った今の私には十分。

具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプで、柔らかいが箸で持ち上げられないほどではない。
味付けは薄め。
コリコリした良い食感のキクラゲは多目。
細ネギはあまり風味が感じられない。
他に、海苔一枚、少量の辛し高菜と紅生姜。でも、この辛し高菜と紅生姜は、卓上に用意したほうが良いのではないかな?

09.02.21 雁来紅 (1)

総評
久し振りにどっか~ん系の博多ラーメンを喰った。
福岡出身のKさんの目は確かであった。
海苔はネットで以前の写真を見るとカルシュウムによる店名入りだったようで【なんでんかんでん】の流れに属する店かと推察するが、真偽は不明
74点 650円。

コチラKさんの超コッテリらーめん。
09.02.21 雁来紅 (8)

Kさんの奥様の魚介醤油らーめん。
09.02.21 雁来紅 (7)

マーコさんは私と同じ博多ラーメンの麺バリカタでしたので写真は割愛させていただきます。
写真に麺の固さは写らないもんね。

09.02.21 雁来紅 (9)





その後、武蔵新城駅近くの居酒屋【みみちゃん】で飲み。
なんでも、Kさんはこのお店を世に紹介したくて、自身のブログを始められたそうで、その入れ込み具合がわかります。

コチラ、【みみちゃん】の豚タン塩焼き。
09.02.21 みみ

リーズナブルな価格と、アットホームな雰囲気がとても居心地よく、私は近くに住む高校時代の旧友まで呼んで長居してしまった。
んで、帰りの電車で乗り過ごしました。(その詳細は書かない)

ラーメンと炒飯の店【じょん】 新店 初訪 横浜市旭区

最近、鶴ヶ峰駅前ロイヤルマートの中にできた店。
10:30からの営業ということで開店時間に行ってみたが、ランチセットは11:00から。 しかも割安になるのは平日のみだそうだ。
しばらく商店街で暇をつぶして出直す。

んで、11:00丁度に入店。
ラーメン&半チャーハンセットと、全チャーハンを注文。
先客は無いので数分で商品は来る。

チャーハンはよく火が通り、パラリとした仕上がりながら油の量も適度でしっとり感もある。 味付けも良く好み。
全チャーハンと半チャーハンはあまり量が違わないように見えるので、セットの方がお得感あり。
なお、全チャーハンにつくスープはラーメンスープとほぼ同じもの。
これは、中華料理屋の伝統的手法だな。

09.02.21 じょん

09.02.21 じょん (2)

ラーメンのスープは薄茶色に濁ったもので、それほど油っこさはない。
そして、このややチープな味わいは…
『ラーメンショップ系だ!』
はじめからニンニクが効いている点は好みが分かれるだろう。
香ばしい風味もあるため、ネギ油のような香味油を使っているのだろうか。

麺は細縮れの黄色いもの。
やや硬めの茹で加減で好み。
麺箱が見えなかったため、製麺所は不明。

具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプで脂身が多め。
味付けは薄め。
他に、少量のモヤシ、ワカメ、海苔二枚。薬味の輪切りネギ。

総評
後で、店前にゴテゴテとある貼り紙をじっくり眺めたら、善部町にある【ヤマト】の二号店だそうだ。ショップ系がベースになった味に納得。
ラーメン単品価格600円。67点。
セット価格900円。 チャーハン650円。

09.02.21 じょん (5)

09.02.21 じょん (4)

【平禄寿司 伊勢佐木町店】 横浜市中区

昼メシのタイミングを逸して、15:00ごろ伊勢佐木町をフラフラ。
んで、この看板が目に止まり入店。まったく、こういうのに弱いね、私は。
09.02.20 平禄寿司

09.02.20 平禄寿司 (2)

だが、さすがにウニ、大トロ、いくらなどは通常の一皿二貫ではなく、セール期間中は一貫付け。
『ん? 安いんだか高いんだかよく分からんけど、やっぱり安いんじゃなかろか』
と、妙な納得の仕方をして、普段は、7,8皿で満腹になるのだが、こういう時だから10皿喰いました。
イヤシイ系(癒し系ではない)の人間と言われる私にふさわしい。

09.02.20 平禄寿司 (1)

三メンDAY

朝 【あじさい茶屋】 船橋駅構内

早めにウチをでたので、時間に余裕ができた。
立ち食いそばでも喰うかと立ち寄ると、ラーメンもやってるのを発見。
そばや、うどんよりは少し時間がかかって出来上がる。

09.02.19 あじさい茶屋 船橋

スープから味見。
『うん、業務用で間違いなし』当たり前だ。
麺、当たり前の業務用。
というか全てのラーメン屋の麺は自家製麺以外、業務用だと思うのだが。
チャーシュウ、肉屋さん。
メンマ、ビニールパックの味がする。
ワカメ、増えるワカメちゃん?
半割り茹で玉子、茹で玉子の業務用ってあるのだろうか?

09.02.19 あじさい茶屋 船橋 (1)

09.02.19 あじさい茶屋 船橋 (2)

09.02.19 あじさい茶屋 船橋 (3)

でも、390円です。 感謝していただきませう。



昼 【栄昇らーめん】 千葉県習志野市

久し振りの訪問なので、基本の〔栄昇らーめん〕を注文。
一時期、精力的に新メニューを開発し、トマトを使ったラーメンや、辛味ラーメンなども有ったが、今はメニューから消えている。
期間限定のものもあったようだが、開店から3年近く経ってだいぶ落ちついたようだな。
先客は無いので、すぐにラーメンは来る。

09.02.19 栄昇らーめん (4)

09.02.19 栄昇らーめん (5)

茶濁したスープからは節物系の匂いが立ち上がるが、少量の柚子の香りもプラスされて、なんとも食欲をそそる。まず、スープを味わう。
『やや甘めながら、いつもの栄昇テイスト!!』
豚骨、鶏ガラの重量感チームに和風ダシがあわされ、複雑玄妙ながら軽さも持つ味わい。
時折現れる柚子の酸味と苦味が良いアクセント。

09.02.19 栄昇らーめん (6)

麺は黄色みの強い細めの縮れ。
シャッキリとした茹で上がりで、一気に啜りこむ時のクチビルプルプル感が心地よい。
いつもながらの丁寧な湯切りも好感が持てる。

具のバラ肉ロールタイプのチャーシュウは煮崩れで嫌いだが、メンマはサックリした歯ざわりで食感が良い。ちょっと水煮のようなにおいがある点は、嫌う人もいるだろうな。
ナルトはちゃんと表向きで正しい。
白髪ネギもシャキシャキして香りも良い。

09.02.19 栄昇らーめん (7)

09.02.19 栄昇らーめん (8)

いやぁ、ブレの少ない栄昇ワールド、堪能しました。
近くには【必勝軒】、少しはなれたところには【北習大勝軒】など大勝軒系列の節物強豪店を向こうに回し、健闘してます。

09.02.19 栄昇らーめん (9)



夕方 【ベビースター コクみそ】千葉県船橋市セブンイレブン

仕事が終わり、立ち寄ったコンビ二で見付けた。
味噌味はお初です、私。
まずはスープから・・・おっと、間違った!
早速、つまんでポロポリ。
『??? あんまりンマクネェ!』
麺は濃い目の色合いで、味噌味らしさを感じるが、麺線は17番の切歯にして欲しかったなぁ(冗)

やはり基本のチキンが一番ウマイ。

09.02.19 ベビースターみそ

09.02.19 ベビースターみそ (1)

【大勝軒木更津】 初訪 千葉県木更津市

デジ亀がバッテリーアウトにつき、今日はポケットモシモシの亀で撮影。

君津のあたりに大勝軒系列の店があるのは知っているが、この店のことは知らなかった。
今回はEZwebでサーチしての訪問。

新しく清潔な店内は、まだ開店して一年以内くらいじゃないかな。
正面のカウンター脇には製麺室があり、その壁には東池袋【大勝軒】の山岸氏の写真。
従業員は四人で、ご家族で経営していらっしゃる様子。
〔もりそば〕を注文。

大勝軒お決まりの太麺だから、しばらく待って商品は来る。
早速つけ汁の味をみてみる。
『甘い!』
鰹節の香りはそれほど前面には出ておらず、かわりに醤油がキリリと香るが、特に甘みが強い味わいだ。
私が今まで喰った大勝軒の中では【南池袋大勝軒】が一番甘かったが、それを上回る甘さだ。
だが、大勝軒の味に違いなく、DNAは確実に継承されていると言っていいだろう。

09.02.18 大勝軒 木更津

自家製の麺は多くの大勝軒よりは細いと思う。
茹で加減はやや柔らかいが、量の多いつけめんで喰うにはこの位のほうがアゴが疲れなくて良い・・・かな?
量は少食の私が苦しまずに喰えたから、280グラム前後ではないだろうか。

つけ汁に入っているチャーシュウは、脂身を切り落とした本家譲りのもの。
厚みがあって、味も良い。細切りにしたものも何本か入っていた。
メンマは一部にスジっぽいところがあり、あまり良くないなぁ。
ナルトはちゃんと魚の味がするもので、久々に良いナルトだ。
他に、半割り茹で玉子、薬味の輪切りネギ。

シメのスープ割りは鰹節の香豊かで、スッキリと飲み切ることが出来た。
濃いつけ汁の状態では、醤油の香りにマスキングされていたのだろうか?

総評
久し振りの甘め大勝軒テイストだったが、なかなか良かった。
70点 680円。

09.02.18 大勝軒 木更津 (1)

らぁ~めん【一杯】 初訪 東京都板橋区

通りすがりに見つけた店であり、もちろん事前知識は何も無い。
店の前まで行ってみるが、店頭にも素性をうかがわせるものは無い。
少し不安だが店売りラーメン三連休となると、私にとっては生命の危険もありうる。
帰りに「のたれ死に」ということも考えられる。
んなわけで入店。

入ってすぐに券売機があり、一番左上ハジに〔えび醤油〕なるものがあり価格も一番安いのでコレを基本と判断し購入。
先客二名にはすでに商品が出ているので、待つこと数分でラーメンは来る。

小さ目の背脂が浮き、濃い醤油色に濁ったスープからは特に海老の匂い等は感じられない。
味をみてみる。
『ん、コレはいいんじゃないか!』
動物系のダシが主張するなかに、のどを過ぎてからほんのりと海老の風味がやって来る。
醤油味は濃い目で、ややショッパイ。

コピー ~ 09.02.17  一杯 (1)

コピー ~ 09.02.17  一杯 (3)
麺は細めの縮れ。
かなり黄色みが強く、北海道麺のようだ。
固めに茹でられ、私好みだが、一部くっついてダマになっていた。
厨房が見えない席に座ったため製麺所は不明だが、藤原製麺に似ているように思う。

コピー ~ 09.02.17  一杯 (2)
具のチャーシュウはバラ肉ロールで薄い。
煮崩れタイプなので嫌い。
細切りネギは香りよく、このスープにはあっている。
少量のモヤシと海苔は平凡。
もっとも、驚くほどうまいモヤシには出会ったことがないが。

総評
券売機には塩味もあり、コチラには「えび」の文字は無いことから、醤油ダレ自体に海老の風味を付けているのではないかな。
横浜にある海老ラーメン【Jねん】などは海老の主張が強すぎて、たまに生臭いコトもあるので、ほのかに感じる程度に抑えたこの店のラーメンの方が私は好み。
麺のダマが災いして68点 700円。

コピー ~ 09.02.17  一杯

ギターコレクション(1)グレコ Model.101N

私が買った初めてのマトモなギター。
当時はフォークソングに使うアコースティックギターと言えば、ヤマハかモーリスを買う人が大多数で、そこまで手が届かない人はトムソン、トーマス。というのが一般的だった。
そんな中で、何故か私は、当時エレキギターではある程度の評価を得ていたものの、アコースティックギターではそんなに有名ではなかったグレコを購入。

マーティン、ギブソンは天上界のもの、ショウケースの向こうに鎮座ましましておられ、眺めるだけの御方達でした。
手は届かないけど、ギブソン系のモデルが欲しかったんだよねぇ。
んで、貯めたお年玉を握り締めて見に行った「ヤマハ横浜店」(当時は今のビブレあたりに在った)で見付けたのがこのJ-45だかJ-50だかわからないギタ-。
スクェアショルダーのJ-50のデッドコピーと言うのが一番近い線だな。
09.02.16 グレコ 101N (3)

ブランド名は筆記体のグレコ。いわゆるグネコではない。
貝の輝きがあるからパーロイドというやつだろうか。
ペグはグローバー型のロートマチック。
ネットでいろいろ調べているうちに、クルーソン型が付いたものも見付かったが、製造年代によるものか、あるいは付け替えたのかはわからなかった。
09.02.16 グレコ 101N (1)

ローポジションの指板はかなりえぐれている。
フレットは何度か私がファイリングしているので低くなっている。
ドットのポジションマークもパーロイド? ヘッドのものとは違うみたいなんだけど・・・
09.02.16 グレコ 101N

ピックガードにはネームを彫刻刀で彫り込んでやった。
ブリッジピンはオリジナルではない。カットガラスの付いたリプレイスメントパーツ。
オリジナルはドット無しの白いもの。
ストラップピンもオリジナルではなく、私が後から追加した。
09.02.16 グレコ 101N (4)

キャンディーズの写真をめくると出てくるボディ内のラベル。
101Nの文字はスタンプ。ほかに印刷されているものもあるようだ。
09.02.16 グレコ 101N (2)

後姿。ヘッド裏に貼られているビニールテープで「ゆうこ」という文字は当時私が好きだった女の子の名前。てへてへ。(照れ)
09.02.16 グレコ 101N (5)

今、70年代に作られた日本製のギターは生でも電気でも再評価されているようだが、このギターはそんなに高くならないだろう。
やはり、高い評価がつくのはヤマハや、ヤマキ、Sヤイリなどのようだ。
だがこのグレコ、いい音します。(私の主観だけど)
30年以上ガシガシ弾いてやったせいか、ちょっと硬質なところはあるものの、レスポンスのいい低音と枯れ気味の高音とのバランスも良く、コード弾きでもアルペジオでもサウンドホールから前に向けてどーんと飛び出すような音(←当たり前)がする。

エレアコが台頭しはじめたころピエゾタイプのピックアップを取り付けてやったが、コレは今じゃもう使い物にならない音だろうな。
コントロールは何も無しで、エンドピンから出力。
まだ付けたままです。

ボディトップには無数のクラックが入っているが、木部ににまでは達していないもの。
大きな打痕や塗装の痛みも無くコンディションは良い方でしょう。

カレー【バーグ弥生町店】 横浜市中区

久し振りに【バーグ】に行く。
スタミナカレー生玉子のせを注文。
ウ~ン腹一杯。
Ayaが喰っていたカツカレーはもっと量が多そうで、私には喰いきれないだろう。

09.02.15 バーグ

【澤田家】 新店 初訪 神奈川県大和市

去年の11月頃にオープンした店。
厚木の【梅家】出身だそうだが、ネット情報によるとライトな家系らしい。
さて、どんなもんでしょうね。
基本のラーメンを全部普通で注文。

先客はなかったが、私達が入店してすぐに後客がくる。
その方は麺固めだったので、私たちのラーメンはその人の後に来た。

見た目はスタンダードな家系。早速、スープから味見。
『おんや、全然軽くないぞ!』
豚骨ダシしっかりのかなり重量感があるスープ。

09.02.14 澤田家

09.02.14 澤田家 (2)

麺は酒井製麺の平打ち気味のもので、デフォではわりとやわらかめの茹で加減。
真宏麺ではないでしょう。あれは吉村家直系だけのようだから・・・
麺量は多めかなぁ。途中で腹に重い感触が来た。

具のチャーシュウは肩ロースと思われ、良い味付けだが薄め。
ホウレン草は煮過ぎで、クタクタ。
海苔は香りの良いものが三枚。

総評
ライトどころか、最近出来た家系店の中では屈指の濃厚さ。(ただし、感じ方は人それぞれ)
やはり、オープン直後はなかなか品質が安定しないものだろうから、しばらくしてから行くのが良いのかなぁ。
新店にすぐ喰いつく私としては気がかりなところでもある。
70点 650円。

話は違うが、看板の似顔絵は店主さんにそっくりである。

09.02.14 澤田家 (5)

【大安食堂】 新店? 初訪? 横浜市南区

やはり、【六角家 井土ヶ谷店】が【大安食堂】になった。
店の大看板には「大安」としかないのだが、店内のポスターなどには食堂の文字がある。
海老名からの移転と考えれば、元々の店名である「大安食堂」でいいだろう。
基本の〔正油ラーメン〕を注文。

09.02.13 大安 (1)

09.02.13 大安 (2)

先客は無いのですぐにラーメンは来る。
味わいは去年の夏にヴィナウォークで喰ったものと変わりない。
豚骨、鶏ガラ中心のアッサリ味で、小さ目の背脂も邪魔にならなくて良い。
麺はよくある喜多方麺ほど太くない。
縮れも弱く、あまり喜多方らしくないが、変えたのだろうか。
麺箱が見えなかったので製麺所は不明。

ヴィナウォークで初めて喰ったときのような感動は無いな。

味の【ほうさく】横浜市南区

某巨大掲示板で閉店のウワサが流れている。
今日は定休日だが、ちょうど近くに居たので様子を見に行ってみる。
『あれっ、やってるわ!』と言うことで入店。
お気に入りの〔塩わんたんめん〕を注文。 Ayaは〔正油わんたんめん〕と〔半ライス〕
11:30の入店で先客は無いので、早めにラーメンは到着。
今日はオバちゃん一人。
オバちゃん調理の時は元ダレによる味付けは濃い目で、麺の茹で加減は固めになるので期待。
ちょっと時間がかかってラーメン到着。(7,8分かな)

09.02.12 ほうさく

やって来たラーメンはほうさくスタンダードのキレイな見た目。
まずはスープから味をみる。

『うおぉう! 昆布の味わいが表に出ている!』
まろやかで、動物系のダシと和風ダシがバランス良く混在していて、とても飲みやすい塩梅になっている。

麺は細めやや縮れで、先述のようにオバちゃんが茹でると、やや固めになるので好み。

09.02.12 ほうさく (2)

メインのわんたんはややゴマ油の風味が薄れたかのように感じるが、いまだに肉がたっぷりでウレスィ。

09.02.12 ほうさく (5)

09.02.12 ほうさく (4)

09.02.12 ほうさく (6)

09.02.12 ほうさく (7)

オヤジさんが厨房に立たなくなって最盛期(移転前)ほどの勢いはないが、ブレの少ない品質と低価格により、心やすらぐラーメンであることに変わりはない。
店内には閉店をうかがわせる告知等はないが、定休日にもかかわらず営業している点が気持ちに引っかかる。

09.02.12 ほうさく (8)



帰り道に【六角家 井土ヶ谷店】の様子を見に行ったら、やはり、喜多方ラーメンの【大安】になっていた。
でも、私は喰えません。

09.02.12 大安

09.02.12 大安 (3)

麺屋【いつき】 初訪 横浜市いずみ区

いずみ区では数少ない優良店との呼び声が高い店。
11:30頃の入店で、先客多数。なかなか繁盛しているな。
基本と思われる〔いつきラーメン〕ふたつと〔焼き豚ご飯〕を注文。
先客には、ほぼ商品が出終わっているので、わりと早くラーメンは来た。
早速スープから味をみる。

09.02.11 いつき (2)

背脂が浮く茶濁したスープは甘い。 醤油味なのだが甘い!
店内には貼り紙が数多くあり、セールスポイントが書いてあるのだが、その中にあった甘露醤油というのがこの味わいの秘密なのだろう。
動物系のダシが十分に効いているが、その裏からほんのりと魚介が顔を出し、やや、日本蕎麦やうどんチックな部分もある。

09.02.11 いつき (3)

麺は角断面の細めやや縮れ。
低加水だろうか、細いわりには確かな歯応えで、噛みしめて味わう麺だ。
麺量は標準的だろう。私には十分。

具の炙りチャーシュウは6,7ミリの厚さがあり、肉の食感も残した私の好きなタイプ。
メンマは材木タイプだが、サックリとした歯ごたえで、食後Ayaはメンマラーメンにしたいと言っていた。
半割りの茹で卵は中心部分にわずかに半熟部分が残り、これまた私の好きなタイプ。
たっぷりの九条ネギは香りがいいね。
普通、ラーメン屋は切り置きだと思うのだが、風味が飛んでいず、好感触。
大判の海苔は平凡。

09.02.11 いつき (4)

09.02.11 いつき (5)


〔焼き豚ご飯〕は甘めのタレと九条ネギの辛味が良いミスマッチ(←?)

09.02.11 いつき


総評
強めの甘さは好き嫌いが分かれるラーメンと思われるが、ストライクゾーンが広い私は十分おっけい。
69点 650円。

09.02.11 いつき (6)

【桂花楼】でチャーハンランチ 神奈川県伊勢原市

仕事場が東京から神奈川に戻って伊勢原市成瀬地区。
ならば、昼飯は【桂花楼】

〔チャーハンランチ〕を注文。
久し振りにご飯ものが喰いたくなったのだ。
チャーハンをメインにミニラーメンが付いてくる。
コーヒーとザーサイ、キムチ、大根の浅漬けはサービス。

09.02.10 桂化楼

やはりココのチャーハンは良いね。
適量の油はシットリ感を生み、中華ハムから出る味がなんともウマイ。
だが、以前に比べて量が減ったような気がする。 とてもする。 しきりにする。

ミニラーメンは品の良い清湯ベースの塩味。
具は挽肉とネギとミツバのみとシンプル。
麺は細縮れでシャッキリとした茹で上げ。

09.02.10 桂化楼 (2)


明日は休みなので、夜ラーメンを喰おうと思って、最近空いてきたと聞いた海老名の中村屋にいってみる。
たしかに店前に行列は無かったが、店内に5人待ちなので、やめて何も喰わずに帰りましたとさ。

これが今回振ってやった【中村屋】 桂花楼ではありません。
09.02.10 中村屋

支那そば【はせべ】初訪 東京都品川区

五反田で仕事をするようになって三回あきらめた店にリベンジ成功。

「支那そば」と大書きされた白い暖簾は、佐野 実 氏の【支那そばや】系列を思い起こさせるし、店頭メニューのラーメン写真も【支那そばや】のラーメンと類似している点がある。
【支那そばや】の関連店(?)がこの町にあるのなら、いつか喰いたいと思いつつ、今までその混雑ぶりと行列を見て諦めていたのだ。

ホントに関係があるのかネットでこの店の素性を探るコトはあえてしないで、自分のインスピレーションを検証してみることにした。

店外からマドぎわの空席を見付けて、今日こそ突入。私達の後から待ちとなった。
基本の〔支那そば〕を注文。
ランチサービスで大盛りにしても同料金だそうだが、私は普通盛りで十分。
同行のT氏は大盛りで注文。

満席になり、店前には行列も出来始めたが、待つこと6,7分でラーメンは来た。
従業員のオペレーションはなかなかシッカリしているようだ。
と言うか、この町で飲食店を営業し存続している以上、自然に鍛えられているのだろう。

店頭の写真で見たものとは具の配置が若干違う。
だが、一番違うのが麺である。
コレは喜多方系ラーメンに代表される平打ち太麺ではないか!!!

09.02.09 はせべ

09.02.09 はせべ (1)

とにかく、スープから味をみる。
茶濁したスープ表面には無数の油滴が浮き、飲み口は軽やかでありながら、鶏の味わいが前面に出ている。
若干、油クサ過ぎるところがあるが、ラードを使用しているのだろうか?
だが、喰い進むうちにほのかな節物の風味も出てきて、結構、私好みだ。

麺は先述の通りの喜多方麺。
強引に縮れ、ヒネリもかかりスープをよく持ち上げる。
厚みや幅に不揃いなところがあり、中華刀削麺のような「マチマチ食感」を感じることができるのは面白い。
私が見渡したところ、店内に製麺機は無く、麺箱も見えないので製麺所は不明とする。

具のチャーシュウは薄いが、肉密度が高いハムタイプ。
味付けは控えめだが、肉の食感だけでやっていけると思う。(多くの方の好みとは違う)
少なくとも私は、箸でつかめない煮崩れ(肉が屑に成り果てた姿だと思う)タイプよりは好き。
09.02.09 はせべ (2)

メンマのサックリした歯応えはいいのだが、味は業務用。
海苔も力不足。
輪切りネギにはちゃんとカラさも残っており良い。

総評
無駄知識を抜きにするとかなり良いラーメン!
久し振りにスープまで完飲してしまった。

佐野氏の支那そばやグループとは無縁でしょう。
私のインスピレーションなんてアテにならないので、皆さん信じないでください。
69点 600円。

09.02.09 はせべ (3)

【菜滋記】 初訪 横浜市保土ヶ谷区

松原商店街にある中華料理屋。
何年か前にサンマーメンの評判を聞き、行ってみたいと思っていた店なのである。
サンマーメン二つと、半チャーハンを注文。

だいぶ待たされてから、まず半チャーハンが来た。
あと一分遅かったらテーブルを引っ繰り返して帰るところだった。
ラーメン類から先に喰いたいのだが、しょうがなくチャーハンを喰う。
『変わった味付けだなぁ』
甘く煮つけたシイタケや八角が効き過ぎたチャーシュウから味が出ているようだ。
09.02.08 采慈記 (3)

チャーハンを喰い終わってからやっとサンマーメンが来た。
固めの野菜あんの上にチャーシュウの細切りがのっている。
豪華に見えるが、やはり八角が効き過ぎて違和感あり。
スープの味はスタンダードな中華料理屋味だが、片栗粉のあん部分が少ないためか、醤油ダレのカドが立っている。

09.02.08 采慈記 (4)

09.02.08 采慈記

麺は細めのやや縮れ。
シャッキリとした茹で加減は好み。
麺量は多めで私にはキツイ。

総評
待たせ過ぎ。
57点 780円。

09.02.08 采慈記 (2)

【直角】 初訪 神奈川県藤沢市

去年の4月に出来た店で、九州大牟田ラーメンを謳う。
今回、やっと訪問。
11:30近くの入店で、先客二組二名。
私は基本のラーメンを塩で、Ayaは醤油味で注文。

店内にはこんな貼り紙。 今時、有難いことだ。
09.02.07 直角

細麺なのであまり待たずにラーメンは来る。
スープから味をみる。
『おっ、かなりの重量感!』
想像していたほどではないが、骨々しさに溢れワイル度が高い。
かといって、脂っこいというワケではなく、飲み口には軽ろやかさもある。
09.02.07 直角 (1)

麺は極細ストレート。
博多系のような固さではない。
量も博多のように少ないことはない。 コレが大牟田流儀?
09.02.07 直角 (3)

Ayaが頼んだ替え玉を少しもらう。
固めにしてもらったため、私の好みだ。
コレ、替え玉後のお姿。
09.02.07 直角 (4)

総評
海老名のヴィナウォークに出店している【柳屋】との関連性が噂されているが、もし姉妹店だったとしても私はコチラのほうが好み。
ラーメン写真の半熟玉子は隣接する駐車場を使用している旨申請するともらえる。 他に海苔も選択できる。
こういうサービスは嬉しいな。
なお、少し味見させてもらった醤油味の方が、奥行と言うか味にふくらみがあるように思えた。
次回は醤油味にする。
70点 600円。

09.02.07 直角 (5)

居酒屋 【井筒屋】 横浜市中区

久し振りに旧友の I と飲み。
ホルモン焼き居酒屋【ひょうたん】は満席で振られて、焼き鳥の【井筒屋】へ。

あったら必ず頼む〔白子ポン酢〕
火を通したばかりであたたかい。私は冷たい方がいいな。
09.02.06 井筒屋

他の店では見たことが無い〔赤玉〕 Ⅰが一個喰ったあと撮影。 ちょっとピン甘。
産卵前に取り出した鶏の未成卵を炙ったもの。
中心部のトロトロ半熟がウマイ。
09.02.06 井筒屋 (1)

この店の後、ふたたび【ひょうたん】へ行ってみたが、やはり満席。
ウチへ帰って飲みましたよ。

09.02.06 井筒屋 (2)


おっと、今日も麺は喰いましたよ。
コンビニの焼きソバ弁当だけど・・・

【広州市場 五反田店】 東京都品川区

デジ亀の調子がおかしい。
ラーメン写真が撮れてない。
麺写真も接写モードで撮影しているのに激しくピンボケ。
入院させなければならないか?
んなわけで、【広州市場】で〔わんたんメン〕醤油味を喰ったのだが店舗写真のみになってしまった。

さて、わんたんメンのほうだが去年の8月22日中目黒店で喰った時と同じ印象。
スープはキレイに澄んだ清湯で、中華料理屋のラーメンの味だ。
大型の玉ドンに入っているので結構麺量は多い。
透明感のある細麺で茹で加減は好み。
具のチャーシュウは箸で持ち上げられないので嫌い。
メンマは業務用味丸出し。

そして肝心のわんたんだが、やはりゴマ油が強過ぎ。
肉の量は多くて皮も好きなタイプなのだが、もう少し風味付けが控えめなほうが私は好み。

09.02.05 広州市場


先日につづき、中目黒店のものですが載せておきます。
08.08.22 広州市場 (1)

【リンガーハット】 横浜市戸塚区

えーっと、この店は【リンガーハット 戸塚店】なのかな?
久し振りにちゃんぽんでも っと考えていたが、急に気が変わり〔長崎皿うどん〕を注文。

要するに、あんかけ固焼きそばなんだけど、パリパリの揚げ麺が良いね。
時々、口の中の天井にささったり、虫歯にタテになってつかえたりするけど、痛がりながら喰うとまたウマイ。
あんを吸ってシナシナになった部分もまたまたウマイ。

09.02.04 りんが

【桂花楼】 神奈川県伊勢原市

中華料理屋【桂花楼】で〔担々麺〕
でも、肝心のラーメン写真を失敗して(泣く)麺写真と店舗写真しかありません(さらに泣く)

担々麺のデータは少ない私だが、一番好きな〔担々麺〕はこの店のもの。
今日、久し振りに喰ってみて若干、ゴマの香りが弱くなっているような感じがしたが、芝麻醤は効いている。
辛さは私にとっては物足りないが、オイシク喰える限界点をよくわかっている中華料理屋だと思う。

09.02.03 桂花楼 (2)

店がデカいため、縦写真でしか入りません。
この店は中華街にもナカナカ無い私好みの中華料理屋なので、みなさん来ないでください。

09.02.03 桂花楼

ちなみにこちらは約一年前のこの店の〔担々麺〕
外観は現在のものとほとんど変わらないので参考までに掲載します。
08.01.10 桂花楼

朝起きて

たまげた!
この写真何がなんだかよく分からないでしょうけど、火山灰です。
09.02.02 火山灰

浅間山が本日未明に噴火したそうだ。
横浜でも降灰が確認されたとニュースで見て、マドを開けたらこんなんなってた。
「ふっ」と息をかけると舞い散る。 きわめて軽い微粉末なんだな。
群馬県と長野県の県境にある山が噴火して、北西の風にのって京浜地域にまで到達か。
もしも、富士山が大噴火して、西からの風が吹いていたら関東は真っ暗になるのか。
オソロシイ。

んで、今日の仕事場は伊勢原市だが、ここはほとんど降灰していない様子。
横浜より西にあるのに不思議だ。

伊勢原なら昼飯は【桂花楼】なのだが、諸般の事情によりコンビニランチとする。
セブンイレブンの〔ドライカレーオムライス〕は、カレー味がオトナシ過ぎて面白味に欠けるが、まぁ、こんなもんでしょう。

09.02.02 ドラカレオム

さて、仕事が終って、一気に三店舗が退店してしまったヴィナウォークの「全国ご当地らーめん処」
に偵察に行く。
次に入る店の告知でもあればいいと思っていたのだが、店頭には閉店のお知らせだけ。

09.02.02 ラーメン処

09.02.02 ラーメン処 (2)

09.02.02 ラーメン処 (3)

【勝丸】にはこんな紙が貼ってあった。
本部事務所は横浜にあるの? 東京ラーメンだったよなぁ。
09.02.02 ラーメン処 (4)

そして、【大安食堂】の貼り紙には 「問い合わせは井土ヶ谷店へ」 と書いてあった。
この【大安食堂】と隣の【六角家】は店の奥でつながっている。
まったく違うラーメンだが、経営筋は同じものと私は推測している。 真偽は不明だよ。
ということは、問い合わせ先の井土ヶ谷店と言うのは、現在シャッターが閉まったままになっている【六角家 井土ヶ谷店】のことではないかいな???
【六角家 井土ヶ谷店】が【大安食堂】に改装するのだろうか?
数日前に通った時は何の告知も無かったが・・・

残った【柳屋】、【柿岡屋】、【青葉】、【六角家】は元気に営業してたが、明日も仕事があるのでラーメンは喰いませんでした。

【ばばん】 初訪 横浜市港北区

去年の8月頃できた店だが、やっと訪問。
立川の名店【鏡花】のアドバイスを受けたラーメンを提供している。
11:00ちょうどの入店で、もちろん先客は無し。

メニューの一番はじにある〔醤油らーめん〕を基本と判断し注文。
本日の一番客なので、ラーメンは早めに来る。
『ややっ、ややややっ、今や絶滅寸前のナルトがのっている!!』
メニューには「昔懐かしい」というキャッチがあったが、なるほどオールドスタイルを演出しているな。

まず、スープから味をみる。
豚骨と鶏ガラ中心と思われるが、アッサリとした味わい。
醤油がやや強く、ショッパめだが飲みにくいというほどではない。

09.02.01 ばばん

09.02.01 ばばん (2)

麺は細めのほぼストレート。
透明感があり、表面はツルツルで唇に心地よいが、長めなので、一気にススリ込むのは少々ムズカシイ。

具のチャーシュウはモモ肉で、薄め小さめなもの二枚。
味付けは結構しっかりしていて、醤油が立っている。
メンマは平凡。
他に海苔、先述のナルト、輪切りネギ。

総評
おとなしめのラーメンである。
もう少し主張する部分があったらいいのになぁ。
69点 650円。

09.02.01 ばばん (3)