【車橋もつ肉店】 初訪 横浜市中区
2009/03/25/22:31:11(Wed)
この店を見付けたのは、もう二年以上前になるだろうか。なんとなくタイミングが合わず、訪問することが出来ないうちに雑誌に掲載されて突発的激混みになり、常連さん達ははじき出され、私は店の前で立ち尽くしたのちスゴスゴと帰宅することを繰り返し、今日まで来てしまった。
だが、大きな波の後は沖合いまで潮は引いていくものだ。
「大人の週末」に取り上げられたのが、たしか二月の初旬だったかなぁ。
そろそろ落ち着いた頃かと判断し、22日八景島で春の嵐になぶられた後、行ってきた。
名残風もまだおさまらぬ中、自宅から歩くこと7分。 そう、近いんです!!
中村川に面した住宅街の中にある店なのだが、店の中は喧騒を極めていた。
さすがに入店できないほどではないが、やはり繁盛しているなぁ。
この店、基本は立ち飲み。 イスも用意されているが、使うと100円。
従業員がテーブルまで注文を取りに・・・・・来ない。
コチラからカウンターまで行って注文し、その時に飲み物など持てるものは自分の場所まで持って帰る。 料理は出来たら運んでくれる。
春休みのためか、この店のセガレどもと思われる三人の男児が、ホールやカウンターをやっている。
そんで、良く働くんだわ。この子達が。 今どき見ないぜ、親を助けて働く子供。
接客の言葉使いもキチンとしていて、ちゃんとしたシツケを受けていることがわかる。
と、同時に親の品格の高さも推し量れようってもんだ。
さて、肝心の酒とツマミだが、
ウーロンハイは360円と、私の行きつけの店【ひょうたん】よりはだいぶ高いが、グラスに氷と焼酎を入れたものと缶入りのウーロン茶を渡してくれる。
「これで自分の好きなように割って飲め」ということなのだ。 ある意味、良心的。
なぜなら、濃い目に作って飲んでいるとウーロン茶が余ってしまう。
そこで、通りかかった「お運びさん」を担当している三男坊に聞いてみたら、ホッピーみたいに焼酎だけもらえるシステムがあるそう。
「180円です」と応えて、グラスを持った彼はカウンターに向かった。
串焼きはほとんど100円。
写真は無いがAyaの頼んだ〔ブタカシラ〕は焼き具合も味付けも良く、見た目も他の店に比べて遜色ない。

〔レバ刺し〕
小さな皿に乗り、薄切りで他店に比べると貧相だが、クサミは無く、レバー特有のねっとりした食感もちゃんとしている。
300円だから、コレに文句をつけたらバチがあたる。

〔厚揚げ〕
価格失念カンベン。
厚削りの鰹節が大きなポイント。
大きさは小振りの一丁豆腐。

〔マグロブツ〕
脂の多い中トロに近い部分も入っており、この店のオヤジが仕入れにも十分な吟味をしていることがわかる。 360円。
総評
ラーメン屋じゃないけど、やっちゃうよ。
面白い店である。
これからも、たびたび寄らせてもらいます。
評価点は無し。
