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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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【元祖 城門ラーメン 中野屋】 初訪 神奈川県平塚市

茅ヶ崎の【中華ダイナー 城門】で城門ラーメンに目覚めて、今日は最も新しく5月11日にオープンした平塚の【元祖 城門ラーメン 中野屋】を訪問。

11:30オープンとのことだが、11:15ごろ着いて開店時間を確認に伺ったところ
「もう、いいですよ!」と店に入れてくれた。
私は〔城門ラーメン〕
Ayaと友人のFさんは加えて〔マーボー丼〕と〔ルーロー飯〕を注文。

09.05.31 (9)
しばらくして到着したラーメンは茅ヶ崎でいただいたモノとほぼ同じルックス。
早速スープから味をみる。
『うおぅ、すんごい生姜の味!』
茅ヶ崎では生姜の風味が強烈だったものの、生姜そのものはわからなかった。
しかし、この店の〔城門ラーメン〕には生姜がスライスした状態で入っている。
ベースとなっているスープの方は清湯と思われるダシでしょう。
キリリと醤油が立った味わい。
トロミの粘度は茅ヶ崎よりは幾分低いようだ。

09.05.31 (11)
麺は茅ヶ崎よりはやや柔らかめの茹で加減。
黄色みが強く縮れも強いようだ。
麺量は一般的なラーメンよりやや多いかな。

〔マーボー丼〕と〔ルーロー飯〕共に300円。
09.05.31 (8)

総評
良い!
横浜にも城門ラーメンを提供する店、出来ないかなぁ~。
71点 750円。

09.05.31 (7)

【雁来紅】 川崎市中原区

三度目のトライでようやく〔豚玉ラーメン〕を喰う。
「神ラー会」の同志であり川崎の番人であるK氏によると「徳島ラーメン風」
とのことだが、さてどんなものでしょうね。

11:40ころ入店。先客は無し。
私はターゲットである〔豚玉ラーメン〕
Ayaはこの店は初食なので基本の〔博多ラーメン〕と〔豚飯〕を注文。
5,6分待って来たのがこのラーメン。
09.05.30 雁来紅 (4)

09.05.30 雁来紅 (5)
なるほどドンブリ中央に生卵、まわりに煮付けた豚肉と細ネギ。
徳島ラーメンのルックスだが、スープの色合いは九州ラーメンの白濁したものであり、表面には厚い油の層ができている。
さらに麺は太縮れで、ヒネリもかかっている。
徳島ラーメンの赤味を帯びた茶色いスープと、ほぼストレートの細麺とはだいぶかけ離れたものだが、あくまでこれはこの店のオリジナルラーメンであり、店側は徳島風とは一切言っていない。

早速スープから味をみる。
『うん、やはり九州ラーメンの味だな』
と、喰い初めは思ったのだが、甘辛く煮付けられた豚肉から徐々に味が出てきて、徳島ラーメンによく言われる「すき焼きラーメン」のようになってきた。
半分ほど喰い進んだところで卵をつぶして麺にからめて喰うとさらに「すき焼きラーメン」になる。

この店の店主は研究熱心なかたと言うのがよくわかるし、コレはコレであり!というラーメンであった。

【ラーメン センター北郎】 横浜市都筑区

どこまでが店名なのかワカラナイ。
いちおう、この地の名前(正確には駅名)であるセンター北に引っ掛けてあるのだから“センター”も入れてみた。看板の中央に小さく書かれているのだが…
その下には「ニンニク入れましょう!!」の文言。
二郎本流の問いかけではなく、ニンニク推奨なのである。ちょっと笑う。
まっ、ともかくこの港北ニュータウン周辺では初の二郎系のラーメン屋なのである。

09.05.29 北郎 (7)

15:00近くの入店で、先客は二名。
そのウチ女性の方はもう食べておらず、ドンブリの中に麺がかなりの量残っている。
『ヤバイ!ほとんどの女性よりも少食な私の胃袋におさまるだろうか!!』
食券はもちろん基本の〔小ラーメン〕なのだが、ニンニク入り野菜少なめでお願いする。
Ayaは野菜マシニンニクナシ油少なめ。

さてしばらくして、やって来たラーメンがこれだ。
09.05.29 北郎

09.05.29 北郎 (2)
野菜少なめだと山の高さはそれほどでもないね。
だが、ポイントはチャーシュウの方だ!(二郎ではないのでブタとは呼ばない)
塊です。二枚じゃなくて二個。
とても色黒で、盛り付ける前にタレをくぐらせているようだ。

天地返しを行ったのち、スープから味をみる。
『う~ん、二郎度は高い。8.6といったところか、だが、ショッパイなぁ』
動物系ダシの重量感と多めの背脂で強烈なパンチを持つ。
身の危険を察したので完飲はやめましょ。

09.05.29 北郎 (3)
麺は、幅広の平打ち極太きしめん寸前。
だが、食感が変だなぁ。
湯切り不十分のぬめりじゃなくて、表面が溶けているような感触だ。
煮込んだうどんか、ほうとうのよう。
これはあまり好きじゃない。

09.05.29 北郎 (4)
チャーシュウは言うことありません。と言うか絶句。
この二つだけでお腹イッパイですうぅぅう。
野菜はモヤシ6:4キャベツくらいかな。
少なめにしておいてヨカッタ。

総評
「いやぁー肉を喰った!!」
というラーメンでありました。(それでいいんかい!)
元、パスタ屋なのに、なぜ麺が…
という点が災いして
69点 590円。

こちらAyaの野菜マシ。だいぶ山が高くなるね。
09.05.29 北郎 (8)

09.05.29 北郎 (5)

エフェクターコレクション(2)BOSS OD-1

私がギターを弾き始めた頃、床置き方のコンパクト・エフェクターは4000~5000円が普通であった。
当時のビンボな高校生には大金である。
んで、簡易式エフェクターとも言えるマクソンのディストーション・ブースターを使っていた。
これはアンプの入力に取り付けるタイプと、ギターの出力ジャックに取り付けるタイプがあった。
ストラト型ギターの半埋め込み式ジャックでは付かないので、アンプに取り付ける方を購入した。
確か1500円だったと思う。
↓こんな感じ。
無題

トランジスタとダイオードで波形をクリップさせるいわば無理矢理ディストーションであり、現在多く見られるコンダクティング・オペアンプや小型の真空管をオーバー・ドライブさせるものとは、根本的に原理が異なる。
しかし、真空管アンプを自然に歪ました音を出せるような機材も場所もなかった私は、結構コイツの音が気に入っていたのだ。
でもコイツは筐体の背中にスライド式のオンオフ・スイッチがあって、演奏しながらの操作は不可能である。
そして、やっぱり、床にたくさんのエフェクターを並べたい願望もあり、雑誌「Player」で見て欲しくなったのがBOSS OD-1。

貯めたお年玉を引き出してさっそくテイトムセンに行った。
んなワケで、私が初めて買った踏んづけ式まともなエフェクターであるBOSS OD-1極初期型がコレ。
OD-1.jpg

現行生産品はLEDがオンオフ・インディケーターとなっているが、この極初期のモノは、踏んだ瞬間しかLEDが光らないタイプ。
そんで、LEDの点灯が暗くなってきたら電池を交換してくださいだと。
そう、バッテリー・インディケーターなのだ。

OD-1 (1)
RC3403Aオペアンプ使用で、今では名機と呼ばれ、オクでは56000円の値がついていた。
私が購入した時はたしか4500円だったと思う。
私のは箱も取り説も無いし、ボロボロだからもう少し安いでしょう。
でも作動上は全く問題なく、あの、なめらかなオーバードライブサウンドを出してくれる。
今でもマーシャルの下に転がっているので、タマに繋いで遊んでもらう。
現在使用中のGT-5にもこのOD-1の音がモデリングされているのだが、コチラの元祖の方がいいな。
単体、もしくはエフェクト・ボード上にセットされ数年使ったが、そのうちもっと強烈な歪みが欲しくなり
BOSS DS-1へと移行して行く。

こだわり拉麺【一恭】 二度目 千葉県千葉市

さて、前回訪問して一発で気に入ったこの店。
今日も基本のラーメンで行きます。

09.05.27 一恭
やはり、良いね。
煮干しの強い主張と多めの油をやわらげるカイワレと柚子のスッキリさ。
チャーシュウも薄いが肉の食感を失っていない。
麺は前回よりモチモチ感が感じられなかった。
永福大勝軒の流れなら草村商店の麺の筈だが、私の場所からは確認できない。

同行のT氏はつけめんを頼んだ。
少し味見させてもらったが、永福系つけめんのズバリど真ん中と言う味だ。
私はつけめんの生みの親である東池袋大勝軒流儀のつけめんよりは、甘さ、酸っぱさの少ない永福系の方が好きなのだ。
次回は私もつけめんにしよう。
09.05.27 一恭 (3)

↓前回訪問時の日記
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-139.html

リンガーハットの冷しちゃんぽん

う~ん、クソ暑い。
こんな日は〔長崎ちゃんぽん〕は避けて、〔皿うどん〕もいいが、期間限定で〔冷しちゃんぽん〕なるものもあるぞ。
少々高いが(680円)ソレにします。

09.05.26 冷しちゃんぽん
あんまり酸っぱくないスープは好みだが、コレのどこがちゃんぽんなのか?
〔リンガーハット風冷し中華〕で良いではないか。

あっそれと、熱いスープの方の〔ちゃんぽん〕ね、あれははたしてラーメンなのか???
この前もマーコさんとその話をしたのだが、皆さんはどう考えておられますか?
多くの方のご意見をうかがいたいです。

それじゃ、ちょっと「神ラー会」連絡用ブログに行ってきます。

ギターコレクション(2)グレコ SE-700 PROJECT

09.05.15 SE-700 (1)

私が初めて買ったちゃんとした電気ギター。
ギターカテゴリー記事の前回、グレコ Model.101Nの次に買った。
ソレまでは、親戚のニイチャンに貰ったグヤトーンのワケワカラン小さな電気ギターをいじったりしてたんだがコレが実に弾きにくいギターで、すぐに放り出してその後は部品取り用になったりして、ほとんど弾かなかった。(現存してたらビザールとして珍宝かな?)
というのも、私は元々フォークの人で、
「ロックなんて、あんなヤカマシイ音楽嫌いだ!!」
と、思っていた。
でも、グレコ Model.101Nにグヤトーンの電磁式ピックアップ(当時1500円くらいだったかなぁ)
をつけて、ラジカセのマイク端子に突っ込んで鳴らしたりしているうちに、あの「ビャー」っと言うスピーカーが破れたような音が気に入り、いつの間にか電気ギターとロック方面に興味を膨らませていった。

そして、衝撃的だったのが友人が貸してくれたDEEP PURPULEのLIVE IN JAPANというレコード。
「電気ギターってこんなことが出来るんだぁ!」
となり、セッセとためた小遣い+親にちょっと援助をしてもらいこのギターを買った。
横浜駅東口スカイビル内テイトムセンだった。

このテイトムセンという電器&楽器屋さんはメーカー希望価格の25%~30%引きで売っていたので、当時のビンボな学生さん達の強い味方だった。
んで、FENDER STRATOCASTER 1954年型(ストラトのファースト・モデル)のコピーであるこの
SE-700 を一目見て気に入り、『30%引きだと49000円か』と思っていたのだが、なんとこのギターは
PROJECTシリーズという受注生産品で、テイトムセンが何銘柄か発注したモノの内の一本ということで値引き出来ないとのこと。
でも、衝撃を受けたDEEP PURPULEのりっちぃぶらっくもぁさんの弾いている“すとらときゃすたぁ型ギター”なので無理して買った。(もっとも、りっちぃさんはデカヘッドを好んで使用と後で知った)
その時、従業員さんがヤマハの本革製ストラップ(当時2500円!)と弦ワンセットをサービスで付けてくれた。これは有り難かったね。
その後、サービスの良さもあって、テイトムセンとは長い付き合いになる。

もうカンの良い方ならおわかりだろうが、このギターは一時期、柳ジョージ氏が弾いていたものと
同一の生産品。さらに、元をたどるならばエリック・クラプトンの初代ブラッキーをコピーしたルックスだった。 私の手による改造で今はこのお姿。
さて、細部を見ていくことにしよう。

09.05.15 SE-700 (5)
ヘッドはオールド・クローシャン・ヘッドと呼ばれる後のデカヘッドよりもだいぶ細身のもの。
丸型のストリング・ガイドが1,2弦だけに付いているが、これが1954年型の特徴。
といっても、極初期に生産されたものは初期不具合是正を行い、仕様が定まるまで多少時間がかかっため3,4弦にも付いたもの、あるいはストリング・ガイド自体無いものも存在するようだ。
モノホンなら、現在400~500万円くらいするので、実際に見たことは無いのだが・・・

ナットの上に見える焦げ茶色の楕円部はトラスロッドを仕込んだあとの埋め木。
デカヘッドになるとここにブリッツと呼ばれるトラスロッド操作用の金属部品が飛び出すが、
このころの操作部はネックエンドにある。

ペグはシャーラーに似せたロートマチック・タイプでニッケルめっきが施してある。
裏ブタにはグレコ・ギターの刻印があるが、たぶんゴトー製でしょう。

09.05.15 SE-700 (3)
ネックはワンピースのメイプル。
指板部分はスキャロップド加工してある。(詳細、後述)

09.05.15 SE-700 (4)
PU は全てオリジナルではない。
フロントがFENDERのシングルコイルで、のちに買ったストラトから外したもの。
ミドルとリアがビル・ローレンスの L-250。
私は他のストラトプレーヤーと違い、ミドルを多用し、フロントはほとんど使わないため、
このような組み合わせになっている。
この L-250はシングルコイルの音をねらったハムバッキング PUで、中音域にクセがあるが、
私の好みにはあっているため、私のストラトおよびストラト型ギターはほとんどこのセッティングに
なっている。

ヴォリュームおよびトーン、セレクトスイッチは最近すべて新しいモノに交換して配線もやり直した。
ノブはオリジナルは白だが、現在付いているのは黒いリプレイスメントパーツ。
トレモロアームのキャップも折れた FENDER 製アームから外して、ネジピッチは違うが
無理矢理とりつけた。

ピックガードは白いものに透明顔料の蛍光オレンジを吹き付けて、トップコートにクリアラッカー。
しかし、乾燥時間を十分にとらなかったため、時間が経つにつれ着色部とトップコートの収縮率の
違いからか無数のクラックを生じてしまった。
でも、スパイダーネットみたいで面白いからそのまま。

ブリッジはオリジナルのままで、特に交換したモノは無い。
ユニットはダイキャストの1ピース構造。
モノホンはサドルがプレス製で、ユニットはブロックとプレートをネジ止めする2ピース構造となって
いる。その点がこのグレコとは違うな。

09.05.15 SE-700 (6)
ボディ裏のトレモロキャビティを覆うフタは弦交換を容易にするために下側を三分の一ほどカットして
ある。スプリングは斜め掛けの3本。
リバーブ共鳴を防止するためスポンジをフタとの間に挟んである。

このように大改造をほどこされ、まったくオリジナルとは異なったものになってしまった。
SE-700 はその後、レギュラーシリーズに移行しデカヘッドになるため生産数は少ないのかな???
そこらへんは把握していない。
最近古い日本製ギターが見直されてきているけど、こんなギターは誰も欲しがらないだろうな。
売る気は無いので無問題だけど。


さて、以下は自己流のスキャロップド加工記。
プロのリペア・マンから見ると笑っちゃうかも知れないが、本人は大真面目。

まずは、ボディからはずしたネックを半丸ノミと木工用半丸ヤスリでゴキゴキ荒削り。
ブリッジ側のフレット近くほど深く、6弦側は浅く1弦側はより深く削る。
この時、12ポジションのポジション・マークが取れそうになり、あわてて瞬間接着剤で固定。
結構、薄くて浅いのね、ポジション・マークって。

次に、サンドペーパーで順時前の番手のアシを取る。
これをキチンとおこなわず、アセって先に進んだため、完成後もヤスリの跡が少し残ってしまった。

その後、との粉とサンディングシーラーで目止めして塗装の下地仕上げ。
これも、根気よく塗っては研磨を何度か繰り返すとよいが、私は二回で終了。せっかちだなぁ。

指板表面の中塗りだが、オリジナル塗装はかなり焼けているので、削った部分の白木状態に
クリア・ラッカーをそのまま塗ったのでは色味に違いが出てしまう。
そこで、ほんの少し赤や黄色を混ぜて色合わせしたものを塗り、十分に乾燥させる。

ボディに仮組みし、弦を仮り張りして、トラスロッドを調整する。
指板を削り込み、いわば身が痩せてしまったネックは剛性が低下しているワケで、以前と同じゲージの弦を張っても順反り状態になってしまう。
そこで、弦を張って正規のチューニングのテンションをかけた状態でトラス・ロッドを調整してやる必要があるのだ。
この状態で、フレットの編減りや指板面の波打ちをチェック。
ここで明らかになった問題点をフレットの頭をそろえてやることで解消するためにファイリングを行う。
フレット・ヤスリはあるギター工房でリペアマンをやっていた友人から貰った。
このヤスリと60センチ直定規、真平面の出たアテ木、サンド・ペーパー等を駆使してナットから
ネックエンドにかけて真直線を出してやる。
だが、真直線はプロのリペアマンでもなかなか出来ることではないらしいから、私はある程度の点で折り合いをつけて妥協するしかない。

フレット研磨が8割がた終わったところで指板表面のトップコートを塗る。
着色面の上にクリア・ラッカーを三度塗り。
4日ほどかけて塗装および乾燥を終えてから、金属磨きとコンパウンドで仕上げた。

初チャレンジにしてはウマク出来たが、いろいろ問題点も浮かび上がってきた。
だが、この教訓は次のFENDERやコンポーネント・ストラト型改造に生かされるはずなのだが・・・

【日の出らーめん】試食会

〔剛つけめん〕でラヲタに再評価されはじめた日の出町駅近くの【日の出らーめん】
その新作試食会に行ってきた。
ラーメンジャーナリストの北島さんはじめ、参加の皆さん、お店の従業員の方々お世話になりました。

コピー ~ 09.05.23 日の出らーめん試食会 (3)

これが、ブリックス30という自信作のつけ汁。 もうね、濃厚とか粘度とかいう世界じゃない。
ドロドロです。これはスチール写真じゃわからない。
んで、同行のかめさんの撮影された動画にリンクさせていただきました。




今回試食したのは次の四品目。

   ☆剛漫つけ麺(剛つけ麺の濃厚Ver)
09.05.23 日の出らーめん試食会 (2)

   ☆剛漫つけ麺ブリックス30(同・激濃厚Ver)
09.05.23 日の出らーめん試食会

   ☆鶏白湯(加藤さんレシピ。かなり濃いめ)
09.05.23 日の出らーめん試食会 (4)

09.05.23 日の出らーめん試食会 (5)

09.05.23 日の出らーめん試食会 (6)

   ☆ガッツ麺(和え麺。既存メニューをインパクト型にリニューアル)
09.05.23 日の出らーめん試食会 (7)


剛漫つけ麺は三種のつけ汁を味見。
「上品になってしまった」という第一番目のつけ汁が好みだが、コレは商品にならないようだ。

ブリックス30のつけ汁はまさに衝撃であった。

私は鶏白湯が第一目標だったが、コレも良いね。
鶏白湯は濃厚にして行くと鶏クササが目立つものになってしまいがちだが、このラーメンにはソレが無く、鶏の旨みだけを凝縮するコトに成功している。
ちなみに加藤さんは元ラ博の専務を勤めた方で、その後神奈川区反町で【覇隆】と言う店をやってい
た方。さらにそのあと立川の【鏡花】で鶏白湯のプロデュースをされていた。

他に試作品であるカレー味と味噌味のつけ汁もためさせてもらった。
カレー味が良かったが、コレも商品化はしない模様。

ガッツ麺は、油そばに分類されるものだが、中央線沿線に見られる油そばとはかなり違ったものに仕上がっている。

今回、ラーメン、つけめん各種を三品目づつ6人でシェアして食べたのだが、それでも腹一杯。
皆さんお疲れ様でした。

09.05.23 日の出らーめん試食会 (9)

【下前商店】 横浜市中区

クソ暑いので近場に徒歩で。
私は基本のラーメン、Ayaはワンタンメンを注文。
先客は1名なのですぐにラーメンは来る。

あいかわらず良いね。ここのラーメンは。
市内の昔ラーメンじゃトップクラスであると思う。
いまや、親である【ザ・ラーメン屋】を越えているな。
09.05.23 下前商店 (4)

09.05.23 下前商店 (5)

09.05.23 下前商店 (6)



ワンタンメンのワンタンは五個。
210円プラスなのでもう一個欲しいところだな。。
肉がミッシリ詰まっているが、ギュッと握り締めたものなのでワンタンのヒラヒラ感が無い。
ワンタンは今のところ【ほうさく】が一番だ。
09.05.23 下前商店

09.05.23 下前商店 (1)

09.05.23 下前商店 (2)

【桂花】 横浜市西区

横浜駅西口ビブレ地下の【桂花】を久々に訪問。
基本のラーメンを注文。

フードコートのラーメン屋ではあるが、なかなか本格的な熊本ラーメンを出す。
セントラル・キッチン方式の強みだろうな。

麺は博多系よりはいくぶん太め。
モッチリとしたコシとぷつんと切れる食感が楽しい。
チャーシュウは薄いハムタイプだが、濃い目の味付け。
煮玉子は固茹でで、ショッパイ味付け。
レトルトパックに詰められて送られてくるのだろうな。
ゆがんでます。

スープの味わいも濃い目で、全体的にショッパイラーメンでありました。

09.05.22 桂花 (3)

09.05.22 桂花 (4)

IMGP0452.jpg

IMGP0453.jpg

すき家の牛丼

09.05.21 すき家

タマにはこういうものも喰うのである。

でも、やっぱり私は【吉野家】派だなぁ。
【松屋】は論外。
【らんぷ亭】はそこそこ気に入っている。
【なか卯】はうどん屋。

しかし、今まで喰った牛丼のなかで一番ウマカッタのは十年位前に私が作ったものである。
二度と同じモノは作れないだろうなぁ。
残念ながら写真は無い。

【珍来 市原店】 千葉県市原市

埼玉、茨城、千葉に数多く展開する「手打ち麺」がウリの中華料理屋【珍来】であるが十年位前、
牛久で【珍来】を初訪した際、基本のラーメンを喰って、そのあまりのヒドさに愕然とした。
その後は、しかたなく【珍来】に入ることはあっても麺類は避けてきた私である。
同じような理由で【山田うどん】ではうどんを喰わないし、牛丼の【松屋】はカレー屋と認識。
餃子の【王将】では、そのウリである餃子になんの価値も見い出せない。

この市原店は3年ぶりくらい二度目の入店で、前回は〔マーボー豆腐定食〕なんぞを喰ったが、
それが悪くはなかった。
今日はとても暑い日でもあり『辛いモノ喰って汗流すか!!』とばかりに〔マーボーらーめん〕を発注。
いや実は私、いつでも汗流しているのですけどね。
一年365日のウチ、汗無しは5日間くらいです。日本は常夏の国です、ハイ。 夏、大嫌いです、ハイ。

おっと、話が脱線した。
しばらく待って来たラーメンは、純粋にマーボ―豆腐をスープ麺に載せたモノだな。
【中本】なんかのマーボー豆腐ラーメンを考えちゃイケナイ。
でも、粉山椒なんか振ってあって、香りがよい。
09.05.20 珍来 (1)
スープはマーボー豆腐のちょっとした辛味と、基本部分の“醤油ダレ割るダシ汁”によるラーメンスープが上手にマッチし、ほのかな甘味さえ感じる。
化調も感じるが、邪魔にならない程度。

09.05.20 珍来 (2)
麺は、太目のほぼストレート。
【珍来】初体験の牛久の店よりは良い。
固めの茹で加減で、しっかり噛むと応えてくれる麺だ。

総評
中華料理屋のダシ汁は、他の料理にも広範に使うために、強い個性を持たせることは無い。
スープ麺に中華料理を載せた時にちょうど良くなるように調整されているのだ。
単に醤油ダレを割っただけのシンプルなラーメンでは、その力を発揮できず弱々しいものとなってしまうのだろう。
68点 650円。

店舗写真だが、これじゃ酒屋みたいに見えるなぁ。 俺ってセンスない。
09.05.20 珍来 (3)

【品壱家】 初訪 東京都品川区

KQ新馬場の駅のすぐそばにその店はあった。
10:00からの営業である。なぜかこの辺りにはイレブンフーズなど早い時間から営業している店が多い。
10:50に入店。先客はなし。基本のラーメンを全て普通で注文。
5,6分待って、来たラーメンがコレ。
09.05.19 品壱家
ウルサ過ぎない程度に白ゴマが振ってある。
店名に「壱」が付くし、【千家】【濱壱家】系列のようだな。

スープはクリーミーで濃厚。
ちょっとしたトロミが有るがそれほど重過ぎない。
醤油味が結構立っていて、むしろ【吉村家】直系のようなトガリ具合も感じる。

09.05.19 品壱家 (1)
麺は大橋製麺の太めやや縮れ。
茹でる前におネエちゃんが丁寧に手揉みしていた。
デフォでもやや固めの茹で加減だが、大橋の麺はこのくらいが最も力を発揮するんじゃないかな。
酒井の麺と違い、火が通り過ぎると急にダラシナクなるように感じる。

09.05.19 品壱家 (2)
具のチャーシュウは大きめだが薄い。
ホウレン草の茹で加減は良いのだが、水を絞る時に力を入れすぎているのかな?
水につける前の増えるワカメちゃんみたいになって、クチャクチャ。
海苔は平凡。
ほかに輪切りネギと先述の白ゴマ。

総評
鮫洲の【まこと家】は私的には今ひとつだったので、コチラの方が良い。
68点 650円。
しかし最近、家系を喰うのがツラくなってきた。

09.05.19 品壱家 (3)

麺や【幸村】 初訪 横浜市戸塚区

前回、雨漏りで営業休止というものすごいフラレ方をした店に今日は無事入店。
12:00ちょいと前で先客は二組三名。一時期よりはだいぶ落ち着いてきたな。

基本と思われる〔魚介醤油〕を選択。
待つ間に従業員ふたりの作業を見ていたが、丁寧だね。
この前、東白楽の【中々】でも狭い厨房内で、そうとは感じさせない機能的で丁寧な仕事を見たが、この【幸村】は丁寧さに加えて、二人の息が合っていて無駄な動きが無い。
てなことに関心していたらラーメンは来た。
09.05.18 幸村
さっそくスープから味をみます。
『う~ん、最近よく出会う和風魚介だなぁ』
でも、わりと軽めで押し付けがましいところは無い。
私としては揚げネギが無いほうがもっと清々しくなって良いと思うのだが。

09.05.18 幸村 (2)
麺は細めほぼストレート。
ツルツルの食感がウレシイ。
中心部分に芯を残したアルデンテ状の茹で上げで好み。
製麺所はわからない。

09.05.18 幸村 (3)
具のチャーシュウはその都度炙ってから提供されるため香ばしい。
肉の食感が残っているが味付けは薄め。
メンマは太いがサックリしたものが3本。ちょっと臭みが出ていて残念。
岩海苔は良い香り。岩海苔増しにしたい。
他に、細ネギと先述の揚げネギ。

総評
ありがちな味だが、飲みやすいスープのため完飲してしまった。
69点 700円。

09.05.18 幸村 (1)

中華ダイナー【城門】 初訪 神奈川県茅ヶ崎市

湘南の地ラーメンのひとつとも言われる城門ラーメン。
だけど私は喰ったことが無いのである。
小田原系や平塚系はいくつか喰っているのだが、この城門ラーメンは一時期系統が途絶えていたこともあり、未食であった。

んなわけで、一番正しくDNAを引き継いでいると思われる茅ヶ崎駅前の中華ダイナー【城門】に喰いに行く。
ランチメニューである〔城門ラーメンセット〕を注文。
これは選択により半チャーハンとアイスコーヒーが付く。
先客に家族連れらしき大人数の方達がいるので、8~9分くらい待ってラーメンは来た。

09.05.17 城門
なるほど、これが城門ラーメンか。
ラーメン本などで見るお姿そのままのカキ玉子ラーメンである。
スープから味をみる。
『うおぅ、生姜の風味が効いてるなあ!』
強い粘度を持つ餡はフタの役目をして、熱々。
この餡の中にカキ玉子を中心として、挽き肉、ザーサイ、玉ネギなどがタップリ入りっている。

麺は細めやや縮れで黄色みは少ないが、北海道麺のようなプリプリした食感。
テーブル席だったので製麺所はわからない。
09.05.17 城門 (2)

半チャーハンは「野菜を混ぜてから食べてください」とのことで、よーく混ぜてから喰ったが、私としては野菜は要らなかったな。
薄めの味付けで、胡椒を一振りしたらちょうど好みの味加減になった。
09.05.17 城門 (3)

総評
一品料理としても通用する餡スープに中華麺を入れたという感じ。
いままで喰う機会が無かったことを後悔。
リピートは必至である。
75点 城門ラーメン単品は735円。セット価格850円。

09.05.17 城門 (1)

【虎二郎】 初訪 神奈川県川崎市

二郎インスパイアの店である。
11:30の開店と同時に入店。もちろん先客は無し。
基本の〔虎二郎ラーメン〕を注文。
当然、極太麺だろうから、7,8分かかってラーメン到着。
09.05.16 虎二郎 (1)

09.05.16 虎二郎 (2)

ドンブリの径は小さめだが、野菜の山は結構高いな。
野菜はモヤシ9割。もう少しキャベツがほしいな。
花鰹が乗る見た目から、二郎直系と言うよりも辰巳屋系統を意識したラーメンと思われる。
早速、味見。
『うん、まぁいいんでないかい』
化調とニンニクが強く、二郎本流のような甘酸っぱさは感じられない。
しかし、動物系のダシはシッカリしており、多めの背脂もあいまって、なかなかの重量感。

09.05.16 虎二郎 (3)
麺はやはり太い。
かなり固めの茹で加減で、ちゃんと噛んで喰うことを要求する麺だな。
麺量は二郎本流よりかなり少なめだが、私にはちょうど良い。

09.05.16 虎二郎 (4)
チャーシュウ(二郎ではないのでブタとは呼ばない)は細長いバラ肉ノンロールタイプ。わりと好みの味付け。

総評
二郎度は低いものの、ジャンク度は高い。
別のラーメンとして見れば、割と良いラーメンではないだろうか。
70点 690円。

09.05.16 虎二郎

09.05.16 虎二郎 (5)

【まとい】 二度目 東京都千代田区

コチラの店は二度目だが、前回より5ヶ月以上たっているので、基本のラーメンを注文。
愛想の良いホール担当のオバちゃんに写真撮影の許可をお願いしたところ、
「写真撮って、どんどん宣伝してよ!」
と、言われた。

んなわけで、宣伝しちゃうよ。
私は、この界隈にあるどのラーメン屋よりも好きです。
鶏ガラ中心と思われるダシ風味の中に和風の魚介ダシがでしゃばらない程度に効いている点が手柄!
最近の強すぎる魚介系ラーメンに辟易した頃に、この店に出会ったので、より印象に強く残っているんだな。
そして、二世代のご夫婦と思われる従業員の方たちの作るアットホームな雰囲気もいいよ。
いつまでも混まないでいて欲しい。
宣伝だけど、いつも通り、住所、電話番号などの詳細情報は書かない。

09.05.15 まとい

前回訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-36.html

【田島商店】 千葉県市原市

三度目である。
前回の〔からっこラーメン〕は変わっているが、それほど良いラーメンとも思われなかったので、今回は基本の〔ラーメン〕に戻す。
09.05.14 田島商店
変わらず良いです、ココのラーメン。
動物系ダシ十分に加えて背脂のコッテリ感。
醤油味だが、ほんのり甘味さえ感じられて、初訪問時よりも今日の方がスープの出来が良い。
久し振りに、スープ一滴残さず完食してしまった。(ホントは禁じ手なのだが)

コチラ、同行のS藤氏が喰っていた〔全部のせ〕
エリ巻きラーメンになってますな。
バラ肉チャーシュウのため油感が強く、後半飽きがきたそうだ。
09.05.14 田島商店 (1)

とんこつらぁめん【〇金】 初訪 千葉県市原市

3月下旬にオープンした店。
九州ラーメンのようだが、あの「博多まる金」グループとの関係は不明。

メニューはこんな。
09.05.13 まる金
左上の〔とんこつ白 素ラーメン〕を基本と判断し注文。
常々、「ラーメンは麺とスープだけでいい!」と言っている私にはうってつけのメニューだ。
そのワリには「チャーシュウがどうだ」とか、「メンマはああだ」とか、「海苔がどうしてこうなった」
等と、ついついホザいてしまうので、元々入ってないなら大歓迎だ。

さて、先客一組二名なので比較的早くラーメンは来る。
09.05.13 まる金 (1)
青ネギと海苔とゴマが入っているけど、コレもなくして400円にして欲しいな。
早速、スープから頂きます。
『いんすたんと???』
〔サッポロ一番トンコツ〕を喰ってるみたい。
メニューに謳われているようにコレが 「コラーゲンタップリ」 なら〔サッポロ一番トンコツ〕に女性が殺到するはずだが、いまだそのような現象は確認されていない。
飲みやすいとは思うが、九州ラーメンのスープとは認めたくない。

麺は博多風極細ストレートだが、ソレにしては柔らかめの茹で加減。
麺量も博多風に少なめ。
茹で加減を知りたかったので、替え玉してみた。
バリカタを頼んだが、もう少し固くてもよいな。
09.05.13 まる金 (4)

替え玉投入、辛し高菜、紅生姜参入。
09.05.13 まる金 (2)

総評
ライト過ぎる。
袋物インスタント〔うまかっちゃん〕の九州ラーメンを作って食ってた方がいい。
56点。

09.05.13 まる金 (3)

【某店】 初訪 東京都足立区

足立区花畑の中華料理屋でラーメンと半チャーハンのセットを注文。
ダメだなこりゃ。
ラーメンスープの味が変。
消毒用の塩素水でスープを作ったらこうなるかな。
デジ亀アウトで携帯電話亀。
09.05.12 中華楼
半チャーハンはうまそうに見えるが、味付けが薄過ぎ。
薄味好きの私がそう感じるのだから、普通の人が喰ったら味が無いと思うだろう。

総評
48点 セット価格780円のところ開店一周年記念価格で730円。
ディスカウント価格だがありがたくない。

伊勢原の【桂花楼】がいかにハイレヴェルな中華料理屋かがよく分かる。

【こんたん】 で富士宮やきそば 横浜市中区 05/09(土)

さて、富士宮やきそばに興味を持って久しい。
近くで喰えるところはないかとネットで探した結果、東京に二軒、神奈川に一軒あることがわかった。
しかも、その神奈川の店は私の自宅の近くである伊勢佐木町に在った。
お好み焼き・もんじゃ焼きの店【こんたん】である。

早速チャリをぶっ飛ばして、現地調査。
旧ユニー、現ピアゴの裏手あたり、イセザキモールからだと【銀だこ】の路地を入った左手に店はあった。
17:00からの営業、メニューに富士宮やきそばが有ることを確認。
富士宮市の製麺所から麺を取り寄せているということはネット情報。
期待は高まる。

ここまでが、4月20日ぐらいのコト。
その後、色々な雑務や重要任務やらに追われて延び延びになっていたが、やっと行くことが出来ました。

20:00くらいの入店で、テーブル席に先客が3組6人。
私達はカウンターに座る。
愛想のいいオカミさんに〔富士宮やきそば〕と〔お好み焼き〕とドリンクは〔ウーロンハイ〕を注文。
自分で焼くとトッピン具のイカゲソがサービスになるそうで、自信は無いがチャレンジしますぞ!
しばらくして、やって来た焼く前のお姿がコレ。麺に直接魚粉が振ってある。
09.05.09 こんたん

まずは鉄板に油は引かず、肉カスを十分に熱して、油が出てくる頃イカゲソ、少し遅れてキャベツを投下。
肉カスと言うのは豚の背脂からラードを搾った後に残ったものだそうで、コレを使うのが富士宮やきそばの特徴のひとつとなっている。

キャベツに火が通る前に別の場所でそばを焼く。
水をダ~っとかけて、よくほぐして蒸し焼きにし、具材とあわせる。
しばらく炒め合わせてからソースを投入。
い~い香りが漂ってくる。ぶひぶひ!(←ヨロコンデル)
さらに攪拌炒めをし、水気がなくなれば出来上がり。
09.05.09 こんたん (2)

紅しょうがのミジン切りとネギを載せてから
「いっただっきまーす」

やはり、麺が普通の焼きソバとはまるで違う。
強力に歯を押し返してくる弾力があり、それに抗して噛み進めばプッツリと切れる。
一部固くなっているところがあるが、火の通し過ぎだな。
水はもう少し多目が良かったようだ。

キャベツもアッサリと焼いた方が良かった。ちょっとクタってる。
イカゲソも縮んじゃった。
時おり顕れる肉カスがカリリとした食感で良い。
紅しょうがの辛さがアクセントになっている。


さて、喰い終わったところで、もう一品何かもらおうかと相談。
ならば、今度は富士宮やきそばをプロに焼いてもらうことにしよう。
ということで意見が一致。
オカミさんが焼いてくれたのがコチラ。
09.05.09 こんたん (3)

私が焼いたものとの相違点は・・・

  ☆蒸し焼きにする時の水が結構多目。ビシャビシャと言う感じ。
  ☆肉カス、キャベツは一箇所にまとめず鉄板の上に大きく広げて焼く。
  ☆ソースは私より少なめ。写真の色合いからもわかるでしょ。

オカミさんは紅生姜とネギを混ぜて炒めたが、私は後載せ。
一見、私の作品のほうがキレイでウマそうだが、やはり味はプロの方が数段上でした。

なにはともあれ、これで富士宮やきそばの核心に迫れた・・・・・かな?
〔富士宮やきそば〕620円 〔お好み焼き〕580円 〔ウーロンハイ〕380円。

餃子の【王将 石川町店】 横浜市中区

営業を再開した【こもん】に行ってみたら休みだった。
よく考えると私はこの店の定休日を知らないのである。
自宅のすぐ近所なので、閉まっていたら他へ行けばいい。
と言う程度に思っていて、定休日を調べたことが無いのであった。

高い気温のなか、山下公園から中華街周辺を歩いてきたところなので、もう他へ廻るのはゴメンだ。
と言うことで駅隣接の【王将】で手を打つか。
ここのラーメンは喰いたくないので〔中華丼セット〕905円を注文。

09.05.10 王将 (5)

味は無難。
単品価格は抑え目なので安いチェーン店だと勘違いしがちだが、この程度の内容であれば中華街や伊勢佐木町の裏通りにある中華料理屋なら700~800円台で提供している店も珍しく無い。
マニュアル管理による大ハズレが出ない点だけがこの手のチェーン店の強みだろう。



山下公園で見た汽帆船「観光丸」
GWのあいだ、新港埠頭に停泊していたが、これから長崎に帰るところかな?
山下公園前まで来て外輪航行した後、ベイブリッジの方へ去っていきました。
コピー ~ 09.05.10 王将 (3)

【ゲンカツ 横浜元町店】 横浜市中区

ミルフィーユ・トンカツで有名な店。その元町店に行ってきた。
25枚の薄切り豚ロース肉を重ねて揚げる特殊な製法が気になっていたのだが、その高めの価格設定のため、二の足を踏んでいた。
でもGWもまもなく終わりだからゼイタクしちゃいます。
基本と思われるゲンカツ膳のプレーン(1950円)を注文。
注文ごとにカツを揚げ、御飯を炊くのでだいぶ待って商品は来る。

09.05.09 (3)

09.05.09 (4)
『ほー、コレが噂のミルフィーユ・トンカツか』
早速、ソースを付けずにひとかけら頂く。
なるほど、柔らかくてジューシー。
衣もサクサクだがトゲトゲしくない。

だけど、私は嫌い。
肉を食っている気がしない。
肉はかぶりついて噛み千切るものである。
ロクに噛まないうちに喉の方へ落ちて行ってくれては困るのだ。

御飯はすごくウマイ。
こんな御飯に出会ったのは久し振りだ。
250円で御飯だけもらえるのだが、やめておく。
トンカツが普通のものだったら、絶対おかわりしてるな。


食後はAyaの富士登山リハがわりの長距離散歩。
山手の丘に登り、根岸森林公園まで行って、その後私の自宅まで戻るルート。
尾根道を歩いている途中で飛行船を見かける。
“だいわはうちゅ”の飛行船でした。
09.05.09 ゲンカツ

09.05.09 ゲンカツ (1)

根岸森林公園の競馬場スタンド周辺は、私が20年近く前に訪れた時よりキレイに整備されている。
しかし、米軍施設に面した客席側が見られないのは残念だな。
09.05.09 ゲンカツ (2)

ウチに帰り、地図上で概算すると7.25キロほど歩いていた。
お疲れさん。

【杉田家】 横浜市磯子区  新店 麺屋【道楽】 横浜市港南区

09.05.08 杉田家 (4)

朝は「神ラー会」活動の一環としてマーコさんと【杉田家】で朝ラーメンの調査。

「夜勤などを除いた昼間勤務の人々が、どの程度朝食としてのラーメンを食べるのか?
そしてその傾向と特徴はいかなるものなのか」

が今回の調査目的。
んで、調査結果の方はいずれ発表されるマーコさんのホムペその他を参照していただくとして、
調査の前にまずラーメンを喰う。

店主の津村さんに趣旨を話してご理解いただいた後、久々に朝5時ラーメン!!
09.05.08 杉田家

09.05.08 杉田家 (5)

09.05.08 杉田家 (2)

えー、私は早朝の【杉田家】の、家系とはいえワリとスッキリした味が好きなのだが、今回は違ってました。
動物系ダシは十分過ぎるほど濃厚。
醤油味もキツめ。
もちろん【杉田家】の本来の持ち味から逸脱するものではなく、杉田時代の【吉村家】から引き継いだDNA は見事に生きている。

去年の10月に自転車を盗まれて以来、無理やり封印させられていた早朝【杉田家】が再開できてヨカッタ!




その後、近所のファミレスで軽くミーティングなどして、最近小さな動きのあった環状二号に偵察に向かう。

麺屋【道楽】 新店 初訪 横浜市港南区

マーコさんが往路で発見した麺屋【道楽】 なんと、【寺田家】跡である。
まだ花が飾られているところからゴク最近のオープンだろう。
このところ【寺田家】各店は妙な動きを見せているので要チェック。

私とAyaは基本の〔ラーメン〕 マーコさんは〔つけめん〕を選択。
待つ間、厨房の調理作業を見るが、まだ充分に慣れていないため、従業員同士確認しつつの仕事は少々の滞りを生じている。
よって、10分ほど待ってラーメンは来た。

09.05.08 道楽 (4)
なんとか焼きみたいな形のドンブリに入っている。
具の構成はチャーシュウ、海苔、小松菜と家系チックだが、味は家系ではない。
ん~ン、なんつぅかなぁ、昔の【大雄】の味をもう少し洗練したような、今風に着飾らせたというか・・・
よくワカラン。

09.05.08 道楽 (5)
麺は太めやや縮れでヒネリもかかっている。
コシを残した茹で上げで麺量も標準的。

具は先ほど述べた通りのメンバーと少量の白ゴマ、薬味ネギ。
チャーシュウが複数枚に見えたがどうやら載せる時に割れたようだ。
09.05.08 道楽 (6)

総評
悪くはないのだが直接飲みにくいドンブリが嫌い!
箸で持ち上げられない煮崩れチャーシュウが嫌い!
前店、【寺田家】との関連は無いように思える。
64点 650円。

コチラ、マーコさんの〔つけめん〕
つけ汁の粉鰹が多めで、ちょっとウルサイ印象。
09.05.08 道楽 (3)

09.05.08 道楽

【GOGOインドカレーハウス】 横浜市中区

KQ日の出町駅近くに2月の下旬ごろ出来たカレー・インド料理の店。
何度か店の前を通り、木曜は日替わりカレーのサービス・ディであることは知っていたが、今まで訪れることが出来なかった。 んで今日は木曜日、いざ突撃!!

注文するものはすでに決まっているのだが、一応、店の前でメニューなぞ眺めているとドアがあいて
「どぞどぞ、どぞどぞ、いらっしゃいませ」
と、否やもなく引き入れられてしまった。
もちろんサービス品である〔本日のカレー〕500円を私はナンで辛さ4、Ayaはライスで辛さ3で注文。
ちなみに今日はミートボール・カレーだ。

先客一名にはすでに商品が出ているので5,6分の待ち時間で商品は来る。
『ナン、でかっ!!』
何でか・・・ではありません。 巨大なナンなんです(ややこしいな)
09.05.07 ゴーゴーインドカレー (2)

09.05.07 ゴーゴーインドカレー (1)

まずはナンを少しちぎってそのまま喰ってみる。
焦げてパリパリになった部分とフンワリと膨らんだ部分それぞれに味が違うのだが、共にわずかな甘みがある。 確かナンの基本的な材料は小麦粉と塩、砂糖くらいのはずだが、この甘みがシツコクなくて実にいい感じ。

次に適当な大きさにナンを裂いてカレーにつけて喰う。
カレーは結構、酸味が強いタイプ。
スパイスの強力な香りの向こうからキッパリとした辛味がやや遅れてやって来る。
ライスで喰ってみると、やはり日本人はコッチのほうが良いのではないか・・・
という味わい。
でもね、ライスがもう少し固めの炊き加減だったら、なお良いのだがなぁ。

具のミートボールは荒挽き肉の食感がウレシイ。
二個入り。
ピクルスはタマネギと・・・う~ん、なんだろな、よく分からない野菜。
サラダはコーン入りのワリと標準的なコールスローでした。
締めのラッシーはかなり甘みの強いもの。
舌に残った刺激をほどよくやわらげてくれる。

良いカレー屋です。
過去に喰ったインドカレーの中ではトップクラスです。
そして、これで500円だから、超オトクでっしょい!
800円やら、1000円やらの金取ってロクでもないカレーを喰わせる店に見習ってほしいものである。
しかし、この三日間、アタリが続いたから、この先が恐ろしい。

09.05.07 ゴーゴーインドカレー

【吉田飯店 関内店】 初訪 横浜市中区

東神奈川の本店はラヲタにもウケが良いタンメンやサンマーメンを提供している中華料理屋。
この関内店が出来てだいぶ経つのだが、ラーメン専門店優先の私は訪れる機会が無かった。
しかしこのところ、横浜中心部ではラーメン専門店にあまり面白い動きが無く、雨がちな今日の天気のせいもあり近場で済まそうと、やっと訪問。

Ayaと私で〔サンマーメン〕ふたつと〔チャーハン〕を注文。
先客一組二名はすでに食事を終えているので、5,6分でまず〔サンマーメン〕が到着。
09.05.06 吉田飯店
『ドンブリがデカイ!!』
手尺で計ってみると25センチ直径のようだ。
型は牡丹なのでかなりの容量があるだろう。
『チャーハンは要らなかったかなぁ・・・』 ちょっと不安。

まずはスープから味をみる。
オーソドックスな中華清湯に醤油ダレをあわせ、野菜あんも溶け出してしみじみとした味わい。
タップリとしたスープは全部飲めない自信がある。

09.05.06 吉田飯店 (2)
麺は細めのやや縮れ。
細いながら噛むと弾力があり、ススリ混む感触も良い。
麺量は、ほぼ普通のラーメン程度だろうが、固めのあんに包まれた野菜が多めで、総量は通常のラーメンの大盛りくらいになるかもしれない。

サンマーメンを喰っている途中で〔チャーハン〕がやって来た。
皿は小さいのだが、これまた他店の中盛りチャーハンくらいある。
サンマーメンを八割がた喰ったところでチャーハンに手を付ける。
『おっ、とっても良いではないですか!!』
色黒で醤油の香り高く、油の使用量も適度で、シットリパラパラである。
そして、ホンサオで赤く着色されたサイノメ切りのチャーシュウからはほのかに八角らしき香りがして、コレがまた良い。
きっと、普通のラーメンにはこのチャーシュウが載るから、機会があればラーメンも試してみたい。

09.05.06 吉田飯店 (1)
チャーハン半分を喰うと、もう残りのサンマーメンは腹に入らない。
残した野菜の大部分をAyaに引き取ってもらい、なんとかコトなきを得る。

総評
良いサンマーメンであるが、私のサンマーメンランキングではまだ【玉泉亭】の一位に揺るぎは無い。

チャーハンは過去を振り返ってみてもトップクラス!
この前の【国界】のチャーハンも良かったが、価格対品質で考えるならば断然こちらに軍配が上がる。
二日続けて良いチャーハンに出会ってしまったので、この先半年くらいは良いチャーハンに出会えないかも知れない。 覚悟しておこう。
と、言うか、「チャーハン食べたくなったらココに来ればいいじゃん」と、Aya。
あなたは、正しい!
〔サンマーメン〕69点 680円。 チャーハン550円。

09.05.06 吉田飯店 (3)

【元寶楼】 初訪 横浜市中区

伊勢佐木町ブックオフ近くの枝道にある中華料理屋さん。
店前のランチメニューに “冷し中華” の文字!
ちょっと早いんでないかい!』
とは思いつつも、今年の冷やし中華第一号になってもらいましょう。
〔棒々鶏冷し中華+半チャーハンセット〕を注文。

14:00近くで先客二組はすでに食べ終わろうとしているところなので、少し待って商品は来た。
おっと、冷やし中華に半チャーハン、更に加えて杏仁豆腐まで付いている。
白胡麻ダレであえた棒々鶏とレタス、キュウリが乗ってサラダ感覚の見た目。
09.05.05 元寶楼 (2)
早速スープから味をみる。
皿を傾けて、集まってきたスープをすすると、濃厚な胡麻の風味がまず喉の奥から鼻に抜ける。
使用している胡麻ペーストは絹挽きよりはやや荒いものかな。
舌に多少のザラつきを感じる。
酸味も強いが、バランスを考える店なら黒酢を使っているはず。
一般市販品の醸造酢のようなムセ返る感じは無く、甘味とのバランスが良い。

09.05.05 元寶楼 (1)
麺は細めほぼストレート。
適度な弾力を持ち、噛めば「プッチン」と切れる。
スープの持ち上げは良くないはずだが、物足りなくはない。
低加水なのだろうか?

〔半チャーハン〕がいい!!
玉子の香り高く、米ツブが適度にほぐれる感じで、パラパラとは言えないが、全体にシットリしていても油っこくは無い。 アッサリと火を通したものだろう。
金華ハムもしくはチャーシュウ (ビンボな私は判別不能) から出た味が全体にまわり、ちょっとしたハーブのような風味を持っている。

総評
近年出会った中華料理屋の中では最も好みだが、ラーメンを食ってみないと私の正当な評価は定まらない。
だが、つけ上がっている冷し中華が嫌いな私にとって、この価格でのパフォーマンスは十分許せる。
70点 セット価格700円。

09.05.05 元寶楼

【中々】 横浜市神奈川区

ずいぶんと時間をおいて、二度目の訪問。
調べてみたら、初訪問は2006年の5月21日。 ほぼ三年前だ。
前回は店のオススメでもあり、メニューの一番右端に出ている〔塩らーめん〕にしたので今回は〔醤油らーめん〕
開店とほぼ同時に入店し、先客はいないのでラーメンはすぐ出てきた。
『うおぅ、相変わらず透明度の高いスープ』09.05.04 中々
早速味見。
鶏中心のアッサリとした味わいの中に揚げネギがほんのりと香り、その裏側から魚介系のダシ風味が遅れて現れる。
塩よりも醤油の方が奥行きのある味だと思う。

09.05.04 中々 (1)
麺は細めやや縮れ。
固めの茹で上がりだが、ノビるのが早そうなので、一気呵成に喰い進む。
スープの持ち上げはあまり良いとは言えないが、ノド越しが気持ちの良い麺だ。

09.05.04 中々 (2)
具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプで肉の繊維質を残した茹で加減。
味付けは濃い目。
チンゲン菜のシャキシャキ感がウレシイ。
メンマは前回と違い細めに裂かれた物。 クタっとしているが味は良い。
ほかに輪切りネギ。

前回訪問時と同じ600円と言う価格は立派。
もっとも、値上げして、最近また値下げしたのかもしれないが・・・
3年もの空白期があるのでわからない。
スープは少し残したが、全部飲みたいものであった。

09.05.04 中々 (3)

その後、ある方のブログを見ていて、ここのダシ汁は牛スジ、野菜、魚介がメインだと知りました。
鶏ベースではないのです。
私の味覚なんてこんなものです。 お詫びいたします。

〔富山ブラック〕 【味輝拉】 【丸福】

今日はいろいろとあって大変。

まずはKurashさんのアドバイスにより、徒歩20歩のコンビニで手に入れた、カップの〔富山ブラック〕
09.04 (2)

09.05.03  カップ 富山ブラック

09.05.03  カップ 富山ブラック (2)

私は、武蔵浦和の「ラーメンアカデミー」 海老名のビナウォークにある「全国らーめん処」などで、計4回ほど【いろは】の黒いラーメンを喰っているが、その本物にかなり迫れている味だと思う。

スープはあくまでも黒く、魚系の風味も強く、クドい蕎麦つゆみたいなところも良くコピーできている。
麺はこの前カップの〔富士宮やきそば〕でその実力を再確認させてくれた十勝新津製麺の氷結乾燥ノンフライ麺。
具は、レトルトでチャーシュウ、メンマが入っているが大したことない。
他に、海苔、キザミネギ。



さて昼になって、マーコさんに作成完了した「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」のシールを手渡しに行き、ついでだから店売りラーメン喰います。

「一昔前、さかんにラーメン本やらラーメン番組に取り上げられたが、このところあまり前面に出てこない店に行ってみよう」
ということになり、がんこ系は最近どうしているのだろうという方向に話は膨らみ、初訪問である溝の口の元祖一条流がんこラーメン八代目分家 【味輝拉】に向かう。

私は新橋の【勇】で醤油味を喰っているので、ここでは〔塩(シソ風味)〕を選択。
マーコさんとAyaは〔あっさり醤油〕

09.05.03 味輝ら
さて、がんご系と言えば牛骨でとったダシとショッパイ味付けで有名だが、覚悟していたほどショッパクないなぁ。 やめておいたが、その気になれば全部飲めそうだ。
牛骨のダシ風味やシソはほんのりと感じる程度。
ジャマにならなくて良いがインパクトには乏しい。

09.05.03 味輝ら (1)
麺は黄色みの強い細縮れ。
シャッキリとした茹で加減で量も多め。なんでもこの店は特にことわりのない場合、基本的に大盛りなのだそうだ。
だが、他の店の標準量より少し多い程度。 がんこ系は基本のラーメンだとかなり少な目であることがわかる。

09.05.03 味輝ら (2)
具の箸で持ち上げられない巻きバラチャーシュウは嫌い。
メンマはちょっと臭みがある。
海苔も平凡。
ネギは無い!!

総評
価格とパフォーマンスが釣り合わない。
67点 840円。

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二軒目はちゃんぽんで有名な【丸福】
私は〔ちゃんぽん〕 マーコさんは〔博多ラーメン〕 Ayaは〔皿うどん(揚げ麺)〕を注文し三人でシェア。

まず〔皿うどん〕が来た、私が写真を撮ろうとモタついているうちにAyaが割りバシで突き崩してしまった。
マーコさん、写真下さい!!(汗)
09.05.03 丸福
ということで、お借りした写真。 撮影マーコさん。多謝多謝。

強い粘りのあんはアツアツで程良い味付け。 野菜タップリ、豚肉は少なめ。
パリパリの麺が口内の天井に刺さる感触がウレシイ。


続いて登場は〔博多ラーメン〕
見た目はスタンダードな博多プラス白胡麻。
味わいも豚骨中心のダシ風味なんだが、ダシの出方が不十分なのかな?
ちょっと物足りない。
麺は博多正統の極細固め。
09.05.03 丸福 (1)

最後にやって来ました〔ちゃんぽん〕
基本的に博多ラーメンと同じスープだろうが、スープで野菜他の具を炒め煮にする製法だから、出来上がったそのスープには野菜の味が出ていて、タンメンに近い味わいである。
麺は極太のちゃんぽん麺。 柔らかめの茹で上げ。
09.05.03 丸福 (2)

09.05.03 丸福

総評
汁麺系統は少し弱い。
皿うどんは良い。 次に機会があれば一人前で喰いたい。

皿うどん700円 博多ラーメン500円 ちゃんぽん600円
総合評価点68点(皿うどんの功績に負うところが大きい)



食後は腹ごなしに生田緑地を散策。
枡形山頂上の展望台まで行って戻って来ると疲れた。
日本民家園の入場料500円は自治体運営の施設としては高いんじゃない?
んで、パス。

09.05.03 生田緑地


総括
今日喰ったものの中では皿うどんが一番。
「神ラー会」シールを手渡すのが主目的だったが、きせずして宿題店の消化や、森林浴なども
おこなってしまい、なかなか楽しかった。

【まっち棒 溝の口店】 川崎市高津区

中原区にある【雁来紅】の新作である徳島風〔豚玉ラーメン〕を喰いに行ったのだが、近隣に駐車場が無いため断念。
セカンドオプションである溝の口駅近くの和歌山風ラーメン【まっち棒】にする。 徳島のカタキを和歌山で・・・

【まっち棒】は鶴見にあった(過去形)店以来久し振り。
もちろん基本の〔中華そば〕を注文。 Ayaは煮玉子追加。

09.05.02 まっち棒
しばらくしてやって来たラーメンにはどちらも煮玉子が入っている。
どうやら店員さんが二つとも煮玉子入りと間違えたようだ。
券売機では無く口頭注文する場合、こう言うところには気をつけなくてはイケマセンね。
まずは、スープから味見。

和歌山特有のちょっとした豚骨臭漂うスープだが、悪くない。
豚骨のダシ風味濃厚でトロミもあるが、ちょっとショッパイ。
【紀一】等はもう少し白っぽいスープだが、ここはかなり赤みの強い色合い。

09.05.02 まっち棒 (2)
麺は細めほぼストレート。
九州系ほどの固さではないが、かなり固めの茹であがり。
一部モツれているのが残念。
深ザルで細麺を切らずに上手にほぐすのはかなり難しいよね。
麺あげのニイチャン、今少し修行すべし。

具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプ。
味付けは薄めだが、肉の繊維質を感じられる私の好きなもの。
蒲鉾は花蒲鉾ではない。
メンマは少し臭みがある。水煮だろうか。
煮玉子はかなりトロトロの半熟で、やはり私には不要であった。
輪切りネギの香りが飛んでない。好感。
09.05.02 まっち棒 (3)

09.05.02 まっち棒 (4)

09.05.02 まっち棒 (5)