【こんたん】 で富士宮やきそば 横浜市中区 05/09(土)
2009/05/11/23:00:48(Mon)
さて、富士宮やきそばに興味を持って久しい。近くで喰えるところはないかとネットで探した結果、東京に二軒、神奈川に一軒あることがわかった。
しかも、その神奈川の店は私の自宅の近くである伊勢佐木町に在った。
お好み焼き・もんじゃ焼きの店【こんたん】である。
早速チャリをぶっ飛ばして、現地調査。
旧ユニー、現ピアゴの裏手あたり、イセザキモールからだと【銀だこ】の路地を入った左手に店はあった。
17:00からの営業、メニューに富士宮やきそばが有ることを確認。
富士宮市の製麺所から麺を取り寄せているということはネット情報。
期待は高まる。
ここまでが、4月20日ぐらいのコト。
その後、色々な雑務や重要任務やらに追われて延び延びになっていたが、やっと行くことが出来ました。
20:00くらいの入店で、テーブル席に先客が3組6人。
私達はカウンターに座る。
愛想のいいオカミさんに〔富士宮やきそば〕と〔お好み焼き〕とドリンクは〔ウーロンハイ〕を注文。
自分で焼くとトッピン具のイカゲソがサービスになるそうで、自信は無いがチャレンジしますぞ!
しばらくして、やって来た焼く前のお姿がコレ。麺に直接魚粉が振ってある。

まずは鉄板に油は引かず、肉カスを十分に熱して、油が出てくる頃イカゲソ、少し遅れてキャベツを投下。
肉カスと言うのは豚の背脂からラードを搾った後に残ったものだそうで、コレを使うのが富士宮やきそばの特徴のひとつとなっている。
キャベツに火が通る前に別の場所でそばを焼く。
水をダ~っとかけて、よくほぐして蒸し焼きにし、具材とあわせる。
しばらく炒め合わせてからソースを投入。
い~い香りが漂ってくる。ぶひぶひ!(←ヨロコンデル)
さらに攪拌炒めをし、水気がなくなれば出来上がり。

紅しょうがのミジン切りとネギを載せてから
「いっただっきまーす」
やはり、麺が普通の焼きソバとはまるで違う。
強力に歯を押し返してくる弾力があり、それに抗して噛み進めばプッツリと切れる。
一部固くなっているところがあるが、火の通し過ぎだな。
水はもう少し多目が良かったようだ。
キャベツもアッサリと焼いた方が良かった。ちょっとクタってる。
イカゲソも縮んじゃった。
時おり顕れる肉カスがカリリとした食感で良い。
紅しょうがの辛さがアクセントになっている。
さて、喰い終わったところで、もう一品何かもらおうかと相談。
ならば、今度は富士宮やきそばをプロに焼いてもらうことにしよう。
ということで意見が一致。
オカミさんが焼いてくれたのがコチラ。

私が焼いたものとの相違点は・・・
☆蒸し焼きにする時の水が結構多目。ビシャビシャと言う感じ。
☆肉カス、キャベツは一箇所にまとめず鉄板の上に大きく広げて焼く。
☆ソースは私より少なめ。写真の色合いからもわかるでしょ。
オカミさんは紅生姜とネギを混ぜて炒めたが、私は後載せ。
一見、私の作品のほうがキレイでウマそうだが、やはり味はプロの方が数段上でした。
なにはともあれ、これで富士宮やきそばの核心に迫れた・・・・・かな?
〔富士宮やきそば〕620円 〔お好み焼き〕580円 〔ウーロンハイ〕380円。