【珍来 市原店】 千葉県市原市
2009/05/20/22:20:16(Wed)
埼玉、茨城、千葉に数多く展開する「手打ち麺」がウリの中華料理屋【珍来】であるが十年位前、牛久で【珍来】を初訪した際、基本のラーメンを喰って、そのあまりのヒドさに愕然とした。
その後は、しかたなく【珍来】に入ることはあっても麺類は避けてきた私である。
同じような理由で【山田うどん】ではうどんを喰わないし、牛丼の【松屋】はカレー屋と認識。
餃子の【王将】では、そのウリである餃子になんの価値も見い出せない。
この市原店は3年ぶりくらい二度目の入店で、前回は〔マーボー豆腐定食〕なんぞを喰ったが、
それが悪くはなかった。
今日はとても暑い日でもあり『辛いモノ喰って汗流すか!!』とばかりに〔マーボーらーめん〕を発注。
いや実は私、いつでも汗流しているのですけどね。
一年365日のウチ、汗無しは5日間くらいです。日本は常夏の国です、ハイ。 夏、大嫌いです、ハイ。
おっと、話が脱線した。
しばらく待って来たラーメンは、純粋にマーボ―豆腐をスープ麺に載せたモノだな。
【中本】なんかのマーボー豆腐ラーメンを考えちゃイケナイ。
でも、粉山椒なんか振ってあって、香りがよい。

スープはマーボー豆腐のちょっとした辛味と、基本部分の“醤油ダレ割るダシ汁”によるラーメンスープが上手にマッチし、ほのかな甘味さえ感じる。
化調も感じるが、邪魔にならない程度。

麺は、太目のほぼストレート。
【珍来】初体験の牛久の店よりは良い。
固めの茹で加減で、しっかり噛むと応えてくれる麺だ。
総評
中華料理屋のダシ汁は、他の料理にも広範に使うために、強い個性を持たせることは無い。
スープ麺に中華料理を載せた時にちょうど良くなるように調整されているのだ。
単に醤油ダレを割っただけのシンプルなラーメンでは、その力を発揮できず弱々しいものとなってしまうのだろう。
68点 650円。
店舗写真だが、これじゃ酒屋みたいに見えるなぁ。 俺ってセンスない。
