【雁来紅】 川崎市中原区
2009/05/30/23:01:48(Sat)
三度目のトライでようやく〔豚玉ラーメン〕を喰う。「神ラー会」の同志であり川崎の番人であるK氏によると「徳島ラーメン風」
とのことだが、さてどんなものでしょうね。
11:40ころ入店。先客は無し。
私はターゲットである〔豚玉ラーメン〕
Ayaはこの店は初食なので基本の〔博多ラーメン〕と〔豚飯〕を注文。
5,6分待って来たのがこのラーメン。


なるほどドンブリ中央に生卵、まわりに煮付けた豚肉と細ネギ。
徳島ラーメンのルックスだが、スープの色合いは九州ラーメンの白濁したものであり、表面には厚い油の層ができている。
さらに麺は太縮れで、ヒネリもかかっている。
徳島ラーメンの赤味を帯びた茶色いスープと、ほぼストレートの細麺とはだいぶかけ離れたものだが、あくまでこれはこの店のオリジナルラーメンであり、店側は徳島風とは一切言っていない。
早速スープから味をみる。
『うん、やはり九州ラーメンの味だな』
と、喰い初めは思ったのだが、甘辛く煮付けられた豚肉から徐々に味が出てきて、徳島ラーメンによく言われる「すき焼きラーメン」のようになってきた。
半分ほど喰い進んだところで卵をつぶして麺にからめて喰うとさらに「すき焼きラーメン」になる。
この店の店主は研究熱心なかたと言うのがよくわかるし、コレはコレであり!というラーメンであった。