高山ラーメン【吉田屋】 横浜高島屋 飛騨高山展
2009/07/17/23:50:59(Fri)
一昨日、マーコさんから一通のメールが届きました。それは横浜高島屋で行われている 「飛騨高山展」 に飛騨高山の名店【吉田屋】が出店しているとの情報だった。
かねてより、高山ラーメンが喰ってみたかった私は、ちょうど金曜の夜ということもあり夜ラーメンを決行!
それではまず・・・
☆飛騨高山ラーメンの特徴☆
他の地域のラーメンと違う独特の製法によって作られる。
それは多くのラーメンにみられるタレをダシ汁で割るのではなく、
はじめっから、ダシ汁を取っている寸胴に醤油ダレをブチ込んでしまうのである。
したがって、基本的に醤油味しか存在せず、時間が経つにつれ煮詰まり、
味わいは濃い目に変化してゆく。
しかし、地元の人はそのへんを心得ていて、薄味が好きな人は早い時間に
濃い目の味が好きな人は夜や、閉店間際に訪れてラーメンを楽しんでいる。
さらに、飛騨高山地域では “そば” と言えば中華そば、すなわちラーメンのことを指し、
それほどラーメンが地元に根付いたラーメン王国なのである。

それでは続いて【吉田屋】さん御自信にこの店のラーメンを紹介してもらう。

高島屋8階の飛騨高山展会場のはずれの方にイートインコーナーはあった。
店内八分の入りで、なかなか好評のようだな。
基本のラーメンを注文。
混んでいるのに4分ほどで商品は来た。

見た目は実におとなしいラーメンである。
スープの味わいは鶏ガラを中心としたものだろう。
ほのかに節物の風味も感じられる。
飲み口は軽く、ドンドン飲めてしまうスープである。

麺は極細縮れ。
九州ラーメンに匹敵する細さでありながら強く縮れている。
カップヌードルを連想してしまうが、ちゃんとコシはある。
「ピザを作っていた」と説明文にあるように小麦粉の使い方が上手なようだ。

具のチャーシュウは脂身の多いバラ肉。
醤油味がキリッとたった味わいで好み。
メンマはサクサクしたタイプだが薄味。
他に輪切りネギ。
シンプルなところは好感が持てるが、人によってはもう一品、二品を望まれるかもしれないな。
総評
実に正しい昔ラーメンの味わいではある。
極細縮れ麺は気に入った。
飛騨高山ラーメンの特徴を確認するには一日に二回以上喰わなければならない。
しかし、私にはできません。
68点 735円。
同じスペースで販売されていた飛騨牛のにぎり寿司も喰いたいなぁ。
開催中にもう一度訪問するかもしれない。