【開花屋 川崎店】 新店 初訪 神奈川県川崎市 10/08 (木)
2009/10/09/20:45:58(Fri)
神奈川・東京を吹っ飛ばして、先に福島県郡山市や千葉県柏市に出来てしまい、「さ~て、いつ行っちゃるかな!」と思案していた。(←もちろん千葉の方)
そのうち、やっと川崎に進出してくるとの情報が入り、心待ちにしていた三重県のラーメン界の雄である【開花屋】に行ってきた。

10月4日オープンの店内はキレイで従業員の接客も良い。
基本の〔らぁめん〕は醤油味と塩味から選択できるが、私の方針通り醤油味にする。
最近では珍しい口頭注文、後払い制である。
先客三人ほどが、私の着席直後に食事を済ませ退店していったので、5分ほどの待ち時間でラーメンはやって来た。

中程度の大きさの玉ドンに茶濁したスープ。
表面には無数の油滴が浮き、ほのかにチー油と豚骨臭が入り混じったような匂いがする。
早速味をみる。
「うおぅ、醤油パンチ炸裂!!」
動物系のダシもシッカリ効いているのだが、なんと言ってもその醤油ダレの主張が強い!
しかも、これは数ある醤油の中でも強引なほどの影響力と底力を持つ“たまり醤油”だな。

麺は細目のやや縮れ。
博多ラーメン並みの固めの茹で加減で好みだが、地元でもこの固さなのかな?
調理中、湯切りを見ていたら、深ザルをシツコイくらいに小刻みにゆすっていた。
「茹で湯の混入、一滴も許すまじ!」というのが伝わってくる渾身の湯切りであった。


チャーシュウは二枚。
この価格では頑張っている方でないかい。
バラ肉ロールタイプだが、しっかり巻かれていて、ほどけない点が良いね。
味付けは薄め。ちょっと肉の臭みが出ていた点が悔やまれる。
海苔は味付け海苔サイズだが香りは良い。
メンマは既製品っぽいな。
茹で卵は中心部分にわずかに半熟が残るタイプで好み。でも、なぜ先端が欠けているの?
これは“崩れ玉子”として商品には使わない店が多いが。
ほかに、輪切りネギ。
総評
九州を除いた西日本でこんなに濃い目の味と、固い麺が好まれるのかは疑問だが、私は好きです。
次は塩味を試してみたい。
71点 650円。
