【熱血らーめん】 新店 初訪 神奈川県相模原市 10/12 (月)
2009/10/14/20:46:23(Wed)
相模原 【壱発】 のすぐそばに出来た店。11:17現着で先客は無し。
メニューはシンプルで 〔ねっけつ豚骨〕 と 〔ねっけつ醤油〕 の二本立ておよびそのバリエーション。
どちらも基本なら、〔ねっけつ醤油〕 にする。
5~6分待って、来たラーメンがコレ。

濃い茶色に濁ったスープに浮く背脂は、想像していたよりも少な目。
これならAyaもそのままイケそう。
早速スープから味をみる。
『熱い! やはりラーメンはこれでなくちゃ』
熱さの理由はというと、札幌味噌ラーメン方式の調理だからなのである。
中華鍋の中で、元ダレとダシ汁を合わせ、茹で上げた中華麺にかけるあの方式だ。
だが、味噌ラーメンにしろ中華料理屋のタンメンにしろ、野菜を炒めるという都合から鍋の中でスープを作る方向にシフトして行ったと思われるのに、このラーメンには炒めた食材は無い。
冷静に考えると必要性の無い手法とも言える。
あるいは熱いスープで提供する以外に、何か他の理由があるの?
味わいの方は、醤油がビシッと効いてわかりやすい味と言ったらいいかな。
動物系のダシもしっかり主張し、油はラードかな? ちょっとニオイがある。

麺は博多ラーメンなみに細いが、ケッコウ縮れている。
固いと言うよりは、ボソボソした食感で、もう少し太かったら旭川流儀の低加水麺のようになるだろう。
私は 【ぺーぱん】 で慣れているので、こういう食感も嫌いじゃない。

具のチャーシュウははバラ肉のもので、一枚半。
割と厚みがあって味付けも良いよ。
メンマは既製品と思われるが、かなりサックリしてて好み。
小さいサイズの海苔が三枚。
タップリの輪切りのネギは細いが青い部分が多いもの。 この特徴は九条ネギ?
だとすると、ここらへんで仕入れるとケッコウ高くなってしまいそうだが。
総評
私は油のニオイや、麺の食感から旭川ラーメンをぐっと濃厚かつ下品 (失礼!) にしたものかと感じたが、Ayaは九州ラーメンの影響を感じ取ったようだ。(彼女は旭川ラーメンは未食)
まっ、系統はどうあれ、我々は旨いラーメンに出会えれば満足なのだけどね。
【壱発】の近くで苦戦を強いられそうだが、私は圧倒的にこちらの方が好きです。
69点 650円。
