朝の市中見廻りで
2009/10/24/11:39:04(Sat)
山下公園に行ったらなんと大桟橋に海上自衛隊護衛艦の姿。しかも、巨大なブリッジにはフェイズドアレイ・レーダーがばっちり貼り付いている。
こんごう型イージス艦である。
近くまで行ったら、艦籍番号は「173」で、まさにこの型のネームシップである「こんごう」だ。
『そうか、三年に一度の観艦式が今頃だったなぁ』と思い出す。

海上自衛隊初のイージス護衛艦「こんごう」(DDG-173)と今年3月に就役したばかりの最新鋭ヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」(DDH-181)
ちなみに、艦籍番号の前に付くDDGとは種別をあらわす略号で、Guided Missile Destroyer(誘導ミサイル駆逐艦)と言う意味。
他に、こんなのがある。
DD(Destroyer)駆逐艦
DDH(Helicopter Destroyer)ヘリコプター搭載型駆逐艦
DDK(Hunter-Killer Destroyer)対潜水艦型駆逐艦
自衛隊は諸外国から見れば立派な軍隊だが、日本国としての立て前上は、防衛省の下部組織のひとつであり、自衛官さん達は軍人さんではなく、防衛庁職員。
そんなこんなもあって、海上自衛隊では戦闘艦艇のことを戦艦や駆逐艦とは言わず、護衛艦と呼んでいる。上の種別略号の紹介では、一般的な表現である駆逐艦と書いた。
なお、イージス艦という言い方は、イージス・システムを搭載・運用する艦の総称であり、艦種を表す正式な名称ではない。
コチラは「せとゆき」(DD-131)


「さわゆき」(DD-125)と「まつゆき」(DD-130)
この三艦は「はつゆき」型DDで、同型艦
行列するのはマッピラなので艦内には入らない。