【山水】 初訪 東京都千代田区 10/29 (木)
2009/10/30/20:44:40(Fri)
茨城県つくば市に本店があり、「つくばとんこつラーメン」を謳う店の秋葉原店。店舗はビルの一階だが、奥まったところにあり、わかりにくい。
しかし、アキバの人々にはシッカリと受け入れられているようで、昼どきをハズしたのに、店内は7分の客入り。
基本の〔ラーメン〕の食券を買って着席すると「中盛り、大盛り どっち?」といきなり聞かれ
「普通盛りは無いの?」と答えると「普通でいいんですか・・・」とのこと。
中盛り・大盛りが同料金でサービスであり、どうやらこの店では普通盛りで喰う人は少ないようだ。
6分ほどの待ち時間で届いたラーメンがコレ。

つくばとんこつラーメンとはいかなるものかと期待半分だったが、背脂ラーメンです。
それも、ホープ軒系列のルックスにとても近い。
早速、スープから味をみる。
『ん? 割とあっさり』
大き目の背脂がタップリ浮くその姿に似合わず、クドさはまったく無い。
ある意味、ハズされたとも言えるが最近油が苦手になってきた私には良い方へのハズレ。
醤油ダレによる味付けもほど良く、背脂の甘さもあいまって楽に飲めるスープだ。

数ある背脂ラーメンとはちょっと違うのが麺。
長野県のラーメンに多く見られる透明感のある黄色で、細めの縮れ。
細いが弾力のある茹で上がりで好み。
私の席からは麺箱は見えなかったので製麺所は不明。


具のチャーシュウはバラ肉ノンロールタイプ。
味付けは薄めだが、肉の繊維感を残しており好印象。
半割りゆで卵は中心部にわずかに半熟部分があり良い。
海苔、メンマは平凡。
ほかに大き目の輪切りネギ。
総評
鳳凰紋のドンブリなどからホープ軒本舗をルーツとしていると思われるが、【なりたけ】のようなギトギト派ではない。
一説には【千石自慢】との関係も噂されるが真偽は不明。
とりたてて、強い印象を与えるラーメンではないが、今時の都心繁華街でこの価格に抑えている点は評価できる。
600円 67点。
