【かづ屋 本店】 初訪 東京都目黒区
2009/12/16/22:41:56(Wed)
本日は、浜田山の名店【たんたん亭】から分かれた店、【かづ屋 本店】を訪問。創業は平成元年だそうだが、私は西暦でものを考えるので今年が平成何年なのか知らない。
まっ、とにかく古い店で昔のラーメン本には必ず出ていた店だ。
12:00少し前の入店で、店内は九分の客入り。
「たんたん系」なのでもちろん〔ワンタンメン〕を注文。口頭制である。
私の着席発注後すぐに待ち行列が出来た。
もう少し遅かったらアウトだった。

7分ほど待って商品は来た。
雲龍紋の大型ドンブリ。 手尺で測定するとおよそ22センチ直系。
茶色いスープには無数の油滴がキラキラと浮き、キレイ。
スープをまず味見する。
『う~ン、ショッパイ!』
鶏ガラ中心と思われるが、野菜や節モノの味も感じられる。
アッサリしてはいるのだが、醤油ダレの主張が強い。
そして、ナゼかコゲ味を感じる。
ここは小田原系?
イヤイヤ、「たんたん系」のはず。
他のお客さんを見ると、基本の〔支那そば〕はドンブリも小さい。
小田原系ラーメンとの共通点感じるが、繋がりは有りや無しや???

麺は細めストレート。
かなり長いタイプで、こういう麺に出会うと「切らずに一気ススリ込みファイト」が燃え上がる。
麺量は、大型ドンブリで少し恐れたが、割と標準的なものだろう。

さてウリのワンタンはてるてる坊主型で、肉のみっしり詰まったタイプ。
正統たんたん流儀だな。
ゴマ油がほのかに香りとても良い。
チャーシュウは、フチの赤い昔風で、こちらもまた肉の噛みちぎる食感がウレシイ。
他に、小判の海苔一枚、輪切りネギ。

総評
スープは私が喰った「たんたん系」の中では、一番弱い。
もう少し奥行きが欲しいな。
でも、ワンタンは私が喰った「たんたん系」のなかでは一番。
69点 930円。
