【ふじ】 初訪 横浜市戸塚区 12/28 (月)
2009/12/31/05:16:35(Thu)
私は全く知らなかった店だが、2003年頃からあるらしい。この店の存在を教えてくれたのは、東ラ研 遊撃隊長のMであり、今年の春頃だった。
ネットで検索してもほとんどヒットしないこの店。
「ウチの親父が食ったが普通のラーメンだった」
と言う程度の情報しか出てこない。
ただし、平日の昼間、わずかな時間しか営業していないというコトは前回訪問時に確認しておいた。
そうなのです、前回はMの車で日曜に訪れて、定休日だったのです。
となると、行列の無い店大好きの私の血が燃える!!


一番近い駅がJR根岸線の本郷台駅。
店の前がバス停なのだから路線と時刻表を調べればいいようなものだが、バスは時間が読めないので避ける。
起伏の多い地形であることは、幼少時に本郷台駅北東の鍛冶ヶ谷町に住んでいた私だけに把握ずみ。
よって、この場合自転車による訪問手段も採用しがたい。
駅から歩きます。未訪の地はキョロキョロしながら歩いた方が楽しい。
山越え、谷越え25分ほどで現着。
歩き続けて、カラダが温まっている。
近くの豊田中央公園で少し冷却してから店に向かう。
普通の一軒家を改造したラーメン屋さん。

11:30の入店で、先客無し。
ご主人一人で従業員はいないようだ。
メニューはコレが全て。実に潔い!

もちろん、基本の〔らーめん〕を注文。
5分ほどの待ち時間で到着したラーメンがコレ。

早速、スープから味をみる。
『う~~~ん、酢ッパショッパイ!』
スープの色合いはかなり濃く、黒いスープのラーメンである。
ダシは豚骨&鶏ガラ中心であることがわかるが、旭川ラーメンの【ぺーぱん】のような匂いがある。
酸味は魚系素材の下処理不十分によるものだろうか?
醤油ダレはかなり強めで、こんな住宅街にあるラーメン屋としては珍しいくらい濃い味である。

麺は細目のやや縮れ。
柔らかめの茹で加減。
スープに染まって黒くなって上がってくる姿は富山ブラックのよう。
麺箱は見えなかったので製麺所は未確認。

具のチャーシュウは肩ロースかな。
薄めの味付けはこのラーメンにあっている。
肉の食感をシッカリ残しており好み。
ホウレン草はクタクタの茹で加減。
メンマはサックリした食感で甘めのもの。
半割りの茹で卵は固茹で。半熟ばかりが茹で卵ではない!
他に輪切りネギ。
総評
つまらないラーメンと言うわけでも無いし、絶賛するべきところも見当たらない。
でも低めの価格設定にしては、強い個性を持っていると言えよう。
66点 500円。