【牛乳屋食堂】横浜市港北区 ラーメン博物館内 12/30 (水)
2010/01/03/07:46:30(Sun)
なんとしても【牛乳屋食堂】のタンメンが喰いたいとAyaのリクエスト。私はプレオープン試食会の時に行列拒否して喰わなかった【大砲ラーメン】へ。
開館と同時に、様子見のためにB2へ降りる階段上へ。
【大砲ラーメン】に人の流れが集中しているのが見える。やめる。
んで、Ayaにつきあって【牛乳屋食堂】に入店。コチラは私達が一番客。
私達に続く後客も無い。良い店である。〔大砲ラーメン〕は悪い店である。

Ayaはターゲットである〔タンメン〕私は〔ミルクメン〕を発注。
ほどなくしてやってきたラーメンがコチラ。
〔タンメン〕

〔ミルクメン〕

まず、私の〔ミルクメン〕のスープから味をみる。
『ん!? 以前どこかでお会いした味』
牛乳好きの私ながら、牛乳を使ったラーメンは数えるほどしか喰ってないから、すぐに脳内データを呼び出せるはずなのだが、該当するものが無い。
自作したことも数回あるが、それらにも心当たりが無い。
なのに、懐かしさを感じるのは何故だろう?
舌にザラついた食感があり、どうやらジャガイモのデンプン質のようだ。
牛乳はあまり主張してこない。むしろ軽くチーズのような風味を感じる。
基本のダシ汁からの動物系ダシ風味は気配を薄くしている。

麺は幅広極太強縮れ強ネジレの手打ち麺。
所々、麺帯のカタマリのような部分があり、刀削麺かホウトウのような麺だ。
厚いところ、薄いところそれぞれに歯ざわりと、スープのノリが違い、面白い。

具は、薄味だがこのラーメンにはあっている鶏チャーシュウ四枚。
フライド芋3本。
いんげん3本。
薬味は紫タマネギのミジン切り。これがいいね。
カリカリの食感がタマに現れると、もってりした麺とのコントラストがくっきり際立つ。
喰い進むウチに懐かしさの理由がわかった。
このスープの味は少年期によく喰った〔ハウス クリームシチュー〕なんだな。
だったら、鶏肉よりも豚バラ肉の角切りをあわせてくれたほうが好み。
おっと、コレは勝手な言いグサでした。
Ayaの〔タンメン〕は私のほぼ予想通り、野毛の【三幸苑】に似たタイプ。
野菜の甘味が強く出ているが、なかなか良い。
支那竹(彼女はこう呼ぶ)が期待したより少なくて、残念がっていた。
そして、この店に来たら牛乳飲みます。
