新らーめん【丸子】 新店 初訪 神奈川県川崎市 12/31 (木)
2010/01/04/05:00:59(Mon)
大晦日でもやっている店情報を、共同掲示板「神奈川のラーメン2.0」に頂いた。ありがたいことだ。
ここ【丸子】は新丸子駅に近い商店街に12月19日に出来た。
圧力寸胴釜を使用して取るダシ汁が大きな特徴。
開店の11:30ちょうどに入店。
モチロン先客は無いが、すぐに二人のお客さんが来る。
地元ではすっかり認知されているよう。 あるいはココしかやってないから?
コレが噂の圧力寸胴釜。
蒲田の【しんか】にもあったな。


メニューは絞り込まれている。
基本と思われる醤油味の〔丸子らーめん〕を注文。
5分ほどの待ち時間で到着したラーメンがコレ。

早速スープから味をみる。
『なるほど、見た目の濃厚さとは裏腹に滋味が深く、優しさも感じる仕上がりだな』
アゴダシもほんのりと香り、サカナサカナしたラーメンに最近辟易している私には向いている。
全ての食材は自然素材を使っているということで、このじんわり来る味わいになるのだろうが、もう少し強く訴えてくるポイントも欲しいな。

麺は中太のやや縮れ。
北海道産の小麦粉使用の自家製手揉み麺。
圧延を丁寧にしているのかな、表面がツルツルしてススリ心地が良い。
北海道産の小麦粉は低加水・多カンスイで打ってやると独特のコシが生まれるのだが、この麺は多カンスイには見えないから、やはり製麺過程の仕事にかなり神経を使っているものと思える。

具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプ。
薄めの味付けながら茹で加減は適度で、肉の繊維感を残し食感は良い。
提供直前にハンド・バーナーで炙るため、香ばしさがウレシイ。
メンマはさっくりした歯ざわりで、短めのものが4~5本。
半割り煮玉子は半熟で、よく出会うショッパ過ぎるものではない。
他に輪切りネギ。

総評
とても真面目に作られたラーメンだが、フッキングはイマイチ。
しかし、圧力寸胴釜を使った新メニューを開発して行くと言う意気込みに期待!
まだまだ未知数の部分を感じるので再訪してみたい。
蒲田の【しんか】との関連はあるのかな?
67点 650円。
