味乃【やまびこ】 初訪 神奈川県厚木市 01/12 (月)
2010/01/18/20:29:52(Mon)
「昔、けっこう話題になったけど、今はどうしてるの?」シリーズである。一時期、爆発的な勢いで関東でも増えた旭川ラーメンを提供する店だが、私の実食履歴は以下のようなもの。(初食時系列順)
【ぺーぱん】 南区
【恭華】 大森海岸
【好】 津田沼
【めんこい】 東戸塚
【こもり】 四谷
【旭龍】 神田
【青葉】 海老名市
【蜂屋】 神楽坂
あと、三つ四つ喰ってるのだが、全くデタラメで明らかに「コレは違うでしょ!」と言う感想を持ったものは除外した。
と言うことで、【蜂屋】のラ博からの移転オープン以外は、最近あまり話題に上らない旭川ラーメンの店に行ってきた。
本厚木の【やまびこ】は小田急線の車内から見えるので、気になってはいたのだが、今までなかなか訪れる機会が無く、今回やっと訪問。
旭川の製麺所である加藤ラーメンが経営する旭川ラーメンの名店【やまびこ】の暖簾分けである。
11:50くらいの訪問で先客は無い。
モチロン基本の〔しょう油ラーメン〕を注文。
6分ほどの待ち時間でラーメンは来た。

早速スープから頂く。
『オッ、あまり醤油は訴えてこないな』
【天金】系などは豚骨オンリーでとったダシ汁に角の立つ醤油を合わせてあるが、ココのは野菜も合わせてあるダシ汁なので、かなりマイルドな味わいになっている。
魚介系も感じるがかなり抑え目。

麺は細めのやや縮れで、北海道麺としてはそれほど黄色味が強くない。
低加水でボソボソした食感は旭川ラーメンらしさにあふれる。
麺量は標準的なものだろう。もちろん加藤ラーメン製。

具のチャーシュウはバラ肉ノンロールの横長型。
脂身が多いが、肉の食感は残しており好み。
味付けは薄めだが、3枚ほど入っていて満足。
メンマは大きめだがクニュクニュした食感であまり好きではない。
ネギは、白髪ネギと細ネギ輪切りの二種類。
総評
もう少し醤油が立ったものを期待したが、大森海岸の【恭華】(閉店)もこんな感じだったように記憶しているので、こういう流儀も在るのだろう。
私が喰っている間に正午をまわったが、後客さんが二人。
今、旭川ラーメンは苦しい時代なのかな?
66点 700円。
