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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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麺家 【徳】 新店 初訪 横浜市中区 02/27 (土)

【いまむら】の跡地に1月26日にオープンした店。
【おはな商店】とほぼ同時期のスタートだが、少し早いのでこちらから訪問。
オモテの券売機で食券を買っている時に店内に見知った顔を発見!!
「神ラー会」のツアーや飲み会でおなじみの味コメさんでした。

「SINさん、ココまだだったんですか?」
「えー、近場後まわしという原則があるものですから・・・」
などと、軽くご挨拶を交わした後着席。

基本の〔とんこつ醤油〕を好みは全て普通で発注。
待つこと5分ほどで来たラーメンがコチラ。
10.02.27 徳 (1)
家系似とは聞いていたが、なるほどホウレン草や小松菜をキャベツに差し替え、
少量のモヤシを加えたスタイルだな。
早速スープから味をみる。
『おっ、なかなかクリーミー』
壱六系に似た感じで、マイルド&クリーミーかつ重量感もある。
全体的に白っぽい色合いで、乳化の進んだものだが、かつての六角系にみられた臭みはない。

10.02.27 徳 (2)
麺は太めやや縮れで、デフォでも固めの茹で加減。
しっかりしたコシをもち、噛み締めて楽しい麺だが、固めで注文したらアゴが疲れそう。
カドの取れた角断面に近いもので、これは大橋製麺所を使っている家系店に多く見られる麺だが、
麺箱を確認していないので不明としておく。
写真、手ブレにて御免。

10.02.27 徳 (3)
具のチャーシュウはバラ肉ノンロールタイプ。
クッキリと醤油の香りが立つもので味付けも濃いめ。
フチが焦げているので、茹でた後炙る製法のようだ。
キャベツは、ややクッタリした茹で加減だが、芯の部分などは固く、良いアクセントになる。
モヤシは少しで、かなり火が通っているため邪魔にならない。
家系本流よりは小さ目の海苔三枚。これは良い香り。
ほかに輪切りネギ。

総評
最近の家系・家系風の新店ラッシュには「これぞ!」と思える店が少ないが、この価格ならいいでしょう。
67点 590円。

10.02.27 徳

旭川ラーメン 【Saijo】 初訪 東京都港区 02/26 (金)

「伝説の塩ラーメン」第2回旭川ラーメン大賞塩部門で第1位を受賞。
といことで旭川ラーメンといえば醤油味だが、この店では塩味がバリバリのイチオシなのである。
そこまで言われちゃぁねぇ、断わる理由も無いので〔伝説の塩〕を頼む。

注文後、6分ほどで運ばれてきたラーメンがコレ。
10.02.26 さいじょう (1)
なるほど、函館系の塩ラーメンは見事に澄み切ったスープであることが多いが、このラーメンのスープは白っぽく濁っている。同じ旭川出身の【山頭火】に通じる部分もあるな。
スープ表面に浮く油も多めで見るからに濃厚そうだ。
しかし、一口スープを飲んでみると、以外にも薄味。
ダシ汁の動物系重量感はキチンとあるのだが、味付けの塩ダレがかなり控えめ。

けれど、喰い進むうちにほのかな魚介系のダシ風味も感じられ、塩味もちょうど良くなってきた。
あまり塩分が強いと後半に飽きが来るので、そのことを計算してチュウニングされた味付けのようだ。
それから、スープがとても熱いのは好印象。

10.02.26 さいじょう (2)
麺は中細のやや縮れで、多くの人が思い描く旭川ラーメンの麺とは異なる。
少し柔らかい茹で加減だが、このスープには合っているんじゃないかな。
製麺所は不明。

10.02.26 さいじょう (3)
具のチャーシュウは肩ロースかな、モモ肉かな?
よくわからないけど、薄味で崩れやすいタイプ。
メンマはサクサクして良い食感。
フチの赤いナルトは北海道で良く見られるものだが、まぁ味は平凡。
他に輪切りネギ。

総評
薄味好きの私には向いているが、一口目の印象がもう少し強い方が若い人にはウケるんじゃないかな。
そういう意味でわかりやすいラーメンとは言いがたい。
68点 750円。

10.02.26 さいじょう

油そば【椿】 初訪 東京都台東区 02/22 (月)

2009年7月25日に上野駅からすぐのところに出来た油そば専門店。
西新井にある中華そば【椿】とは姉妹店で、ほかに池袋にもつけめん【椿】と言う姉妹店がある。

中華そば【椿】には何度かお世話になったが、先日某店で、あまり感心できない油そばを喰ったので、
評判の高い【椿】が出してきた油そばはどんなものかと興味津々で訪問。
それに、この店では油そばに割りスープが付くという、あまりないスタイルなので惹かれた。

11:00の開店と同時に入店。
もちろん基本の〔油そば〕を注文。
先客はないが、太麺なので7分ほどかかって到着した油そばがこれ。
10.02.22 椿 (2)
見た目がキレイだな~。
上乗せモノは、ほぐしチャーシュー、メンマ、煮玉子、水菜、味噌にいろんなものを練りこんだらしいモノ(詳しくはわからない。上に柚子が乗っている)、輪切りネギ、小さめの海苔の上には魚粉とガーリックパウダーとゴマ。
コレを壊すのは少々もったいない気もするけど、油そばと言えばとにかく混ぜます。
コノヤロコノヤロと言いながら混ぜます。(ホントは言わなかったけど)

10.02.22 椿 (4)
マゼマゼ後のお姿がコチラ。
酢とラー油を入れる前に味見。
醤油味噌といった味わい。
味噌がかなり強く出ているが、油そばにありがちなクドさはあまり無い。
マイルドな味わいで、麺がドンドン喉を通過する。

酢とラー油を少しずつ加えてゆくと、かえって魚介系の味わいが活性化するようだ。
私には、酢ひと回し&ラー油ふた回しがちょうど良い感じ。

麺はかなり太目のやや縮れで、シッカリした歯応えを持つ黄色みの強いもの。
カンスイが多目なのかな、シコシコ感が心地よく、麺量は250グラムと多い。

10.02.22 椿 (3)
コチラが割りスープ。
ごくごくアッサリした中華清湯系のスープで、薄めの醤油味がつけてある。
半分ほど喰い進んだところで加えてみたら
味噌ラーメンになりました!!

総評
二度三度と違った表情が楽しめるのが油そばの良いところ。
さらにこの店は、割りスープを付けることで四度五度と楽しみ方を増やすことに成功している。
割りスープは、油そばを食べながら飲むもよし、途中で入れるのも良し。
はじめっから入れちゃう人もいるかもしれない(いないか・・・)
面白いアイデアだと思う。
70点 750円。

10.02.22 椿

【ポムの樹】 横浜市西区 ヨドバシ地下 02/21 (日)

横浜駅西口のヨドバシカメラ地下にあるオムライス屋さん。
知り合いの関係で前回訪問した時には、プレートものを頼んで腹一杯で動けなくなった。
リーズナブルな価格でオムライスをしっかり喰いたい時には良い店である。

今回は、少し軽めにしてチーズ&ハヤシソースのオムライスSサイズにサラダ、アイスコーヒー、デザートが付くセットにしたが、やはり結構腹にたまる。
ちょっと残念だったのは、中身のバターライスがかなり薄めの味付けだったこと。
でも、ハヤシソースの味付けや卵の焼加減などは好み。
また、行くでしょう。

10.02.21 ポムの機

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」食べ歩きツアー Vol.3 02/20 (土)

10.02.20 川崎ツアー (19)

ニュータンタンメンがメインテーマなのに、今日はまだ一軒も喰ってないじゃん!
っうことで、私が選んだ三軒めは【新のすけ】

この店は去年の8月に初訪問し、その時は〔トマトタンタンメン〕を喰ったが、なかなか良い印象だった。
その後、かなりレヴェルの高いニュータンタンメン・インスパイアを出してくるとの評判だったので、
はじめからハズせない店だったと言うワケ。

10.02.20 川崎ツアー (20)
さてコレが【新のすけ】の〔特製タンタンメン(塩)〕
辛さは特に指定しなかったが、そうすると自動的に「1辛」になる。
今までに喰ったニュータンタンメンやそのインスパイアと比べるとかなり赤味が薄い全体像。
まず、スープからいただく。
『すんごいニンニクの襲撃!!』
ある種の薬品に近いような・・・刺激と呼んでも良いくらいのアタックだ。
だが、それにイヤミが無いのは、多めの溶き玉子の手柄だな。
玉子と挽肉を同時にススリ込むと、マイルドさが顕著になる。
辛さは、「1辛」だと辛いモノ好きな人間だとほとんど感じられない程度。

10.02.20 川崎ツアー (22)
麺は中太の縮れで、やや固めの茹で加減は好み。
透明感のある角断面の麺は信越地域のラーメンによく見られるけど、前回訪問時とおなじく製麺所はわからないので、素性を推し量ることは出来ない。
でも、スープとのマッチングはいいんじゃないの。

私の数少ないニュータンタン系の実食データの中では、本流よりも独立店である【金家】に近いような気がする。
その理由としては、本流に見られた単に辛いだけのスープに比して、ちゃんと鶏ガラダシを感じられる
モノだからである。
【金家】も押し付けがましさの無い鶏ガラ風味が良かった。
よって、関西人と関東人のハーフである私としては、この店のタンタンメン・インスパイアに、
より強い魅力を覚えた。

私的な今回ツアーのトップ賞は、【新のすけ】である。

10.02.20 川崎ツアー (25)

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」食べ歩きツアー Vol.2 02/20 (土)

私のピックアップした二軒目は武蔵小杉に所在する。
新杉田時代の【吉村家】と並び、私の喰い荒らしのキッカケともなった店だからハズすワケには行かない。


【丸仙】 川崎市中原区

ずいぶん久し振りの訪問である。
前回は6年以上前になるだろうか。
と言うことで、基本の〔支那ソバ〕を注文。

私達が着席した後、3~4人ほど後の方から待ちになった。
良かった。空き席がなければ当然パスするつもりだった。
いまだに人気店だな。

10.02.20 川崎ツアー (15)
さて、これが到着した〔支那ソバ〕
さっそくスープから味をみてみる。
『アツアツのスープは化調多めだが、良いではないですか』
私が初訪問した頃と、ほとんど変わっていないように思える。
鶏ガラ主体と思われるアッサリしていながら深みのあるダシと、程良い醤油ダレがよくなじみ、ラーメンらしいラーメンといった言葉が脳裏をよぎる。

麺は細めやや縮れ。
品良くまとまった全体像であるが麺量は少なからず、かなり喰いでがあるのだが、何故かスルリと胃に収まってしまうのが不思議。
熱いスープにあわせた昔風の麺なので、ノビやすいため急いで喰うことが肝要。

10.02.20 川崎ツアー (16)
具のチャーシュウは大きめの肩ロース。
ちょっとショッパ目の味付けだが、このラーメンとの相性は良い。

メンマはサクサクで、歯で噛み切る感触が良い。
薄めの味付け。
他に、海苔、輪切りネギ。

いや~、実に久し振りだったが、やはりここのラーメン、好きです。

10.02.20 川崎ツアー (17)

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」食べ歩きツアー Vol.1 02/20 (土)

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」の食べ歩きツアーも今回で6回目。
私は第1回の小田原ツアーに参加したが、その後はパスしてきたので2回目の参加である。

今回のメインテーマは~ニュータンタン系はご当地ラーメンなのか!?~
と言うことで、ニュータンタンメン本舗発祥の地である川崎を巡る。

私はニュータンタン系インスパイアの一軒を含む3軒をピックアップ。
一日三杯はキツイが、まぁ、がんばらずにいってみよう。



【もっこす】 初訪 川崎市川崎区

麺類と熊本料理を提供する店である。居酒屋色も強い。
卓上メニューでは〔九州ラーメン〕と言う商品が赤文字になっているので、これがイチオシであろうと思い注文。
他に、熊本といえば馬刺しと私は考えているので〔馬刺し〕も注文。
実は私にとって、この店の第一ターゲットはこの馬刺しだったりする。ラーメンツアーなのに(笑)

10.02.20 川崎ツアー (1)
届いたラーメンがコレ。
熊本料理が多い店だが、決して熊本ラーメンとは名乗っていない。
早速、スープから頂く。
『うん、マイルドな九州系スープだが、かなりライトだな』

黒いツブツブが一瞬マー油にも見えるが、6分摺りくらいの黒ゴマ。
喰い進むうちに、この黒ゴマの味わいが楽しくなって、この後まだ二杯のラーメンを喰わねばならぬのにスープまで一滴も残さず完飲してしまった。

麺は細目のほぼストレート。
かなり柔らか目の茹で加減で、九州ラーメンに多いタイプを想像していると、少し違和感がある。
厨房が見えなかったので製麺所は不明。

10.02.20 川崎ツアー (3)
チャーシュウはモモ肉と思われるが、なぜかフワフワした食感。
どういう製法によるものかな? いままで出会ったことが無いな。
他の具材は細切りキクラゲ、海苔、半割り固茹で玉子、輪切り細ネギ。

10.02.20 川崎ツアー (4)
コチラ、お目当ての馬刺し。
赤身が多く、肉の繊維感がウレシく、脂にもクドさが無い点がいいね。
白く見えるのは〔馬フタエゴ刺し〕と言うものだそうで、サービスに付けてくれた。
馬のバラ肉の脂肪部分のようで、私は初体験。
とてもサッパリした馬の脂身だから、こんな喰い方が出来るのだな。
おいしゅうございました。

総評
ライトな豚骨主体の九州風味わいではあるが楽に喰えるという点では、とっ着きやすいラーメンといえるだろう。
純粋な意味での熊本ラーメンではないことは商品名に表れている。
66点 680円。

馬刺しは、やはり町田の【柿島屋】の方が上だな。

10.02.20 川崎ツアー (8)

麺や【あかつき】 新店 初訪 東京都豊島区 02/19 (金)

JR駒込駅東口を出てアザリア商店街を歩くこと7~8分、ビルの中の目立たない店である。
2009年12月1日にオープンしたこの店、主人は茅ヶ崎の二郎インスパイアで評価の高い【菜良】出身である。
しかも、二郎および二郎インスパイアの店では数少ない女性店主である。

っうことで【菜良】はいつでも行列なので喰うことは無いため、「茅ヶ崎のカタキを駒込で・・・」
とばかりに訪問。

10.02.19 あかつき

11:30の開店と同時に入店し、目的である〔あかつき麺〕の食券を買う。
店内はこざっぱりして清潔で、女性ならではの気配りが感じられる。
店の奥にはカバーを掛けられた製麺機がある。

私が本日の一番客ではあるが、極太麺とのことなので10分以上待つであろうことは覚悟していた。
しかし、この女性店主なかなか手際が良いよ!
【菜良】での修行経験がしっかり身に付いているようで、動きが良く、ほとんど無駄な空白時間を作らないため8分ほどでラーメンは来た。
なおコールは「ニンニク少な目」でお願いした。
10.02.19 あかつき (4)
品良くまとめられた二郎インスパイアである。
麺量250グラムということで、少しビビッていたのだが、野菜の山はそれほど高くない。(ほっと一安心)
さっそくスープから味をみる。
『ん? ちょっと弱いなぁ』
乳化度の低い透明感のあるスープなんだが、動物系のダシは影が薄い。
醤油ダレも控えめで、ネット情報ではもっと角の立った醤油がキリリと効いているタイプのようだったが。

こちら、天地返し後のお姿。
10.02.19 あかつき (5)
麺はすごい!
今まで出会った二郎・二郎インスパイア系の中では最もワイルドなものではないだろうか。
平打ちのきしめん寸前で、最大幅は8ミリくらいある。
ネジレもかかり、刀削麺のようにフチがキザギザしているため持ち上げが良い。
やや固めの茹で加減で、モッチリした弾力はアゴの良い運動になる。

チャーシュウは脂身の多いバラ肉。
ほど良い茹で加減で、割りとショッパ目の味付け。
二郎のブタにはおよばないが、厚さも5~6ミリあるものが二枚。

野菜はキャベツ6:4モヤシ くらいの割合で好み。
キャベツの芯に近い部分も食べやすい固さになっており、二郎・二郎インスパイア系の中では、よく火を通した茹で加減だな。

総評
スープの力不足は否めない。
しかし、麺は特筆すべきもの。
価格はこのラーメンにしては低めの設定。
66点 650円

10.02.19 あかつき (1)

中華担々麺 【金家】 川崎モアーズ店 神奈川県川崎市 02/18 (木)

川崎で一大勢力を誇るニュータンタンメン本舗からの独立店である。
1号店は横浜市神奈川区片倉町。
片倉町には二軒のニュータンタン系を提供する店が在るが、新横浜通り沿いの北側、つまり新横浜寄りにあるのがイソゲン系、南側で三ツ沢寄りにあるのが【金家】である。
そして、この川崎モアーズ店は2009年の3月ごろ出来たらしい。
ちなみに屋号は「きんけ」と読む。家系ではない(笑)

ニュータンタンメン本舗の総本山である京町店で、実質的なニュータンタンメン・デビューをした私だが、
その時はあまり良い印象ではなかったので、今回は独立店を攻めてみる。

もちろん〔タンタンメン〕を辛さの調節など無しのすべて普通で注文。
5分ほどの待ち時間でやって来たのがコチラ。
10.02.18 金家 (1)
おなじみのルックスだが、かなりキザミ唐辛子が多く、赤みが強い。
早速スープから頂く。
『うおぅ、すんごいニンニクインパクト!!!』
ニンニクが苦手な人は、これだけで一発即死だろう。
そして、結構鶏ガラダシが感じられる。
辛さはそれほどでもないな。
【ニュータンタンメン本舗】京町店のものと比べて、かなりハッキリとした輪郭を持っていると言える。

10.02.18 金家 (2)
麺は【ニュータンタンメン本舗】京町店のものよりやや太いようだ。
割りと固めの茹で加減で好み。

溶き卵と挽肉が多く、肉から出るうまみがスープの味にうわ乗せされているために奥行きとして感じられるようだ。
【ニュータンタンメン本舗】京町店では、肉と玉子の量に物足りなさを感じたが、ここでは満足。
なお、【ニュータンタンメン本舗】では、肉増し・玉子増しが出来る店もあるようだ。

従業員の手際が良く、スープを作る人と麺茹での人とのタイミングがぴたりで、動きに無駄が無い見事なコンビネーションだった。
私の汗ダラダラな姿を見て、素早く冷たいおしぼりを出してくれたりと、接客の気配りや、
食後のガムサービスなども好感。

総評
とにかく、ニンニクである!
食べるタイミングとしては、食後、人と会うことが無い場合などに限定したほうが良さそう。
67点 700円。

10.02.18 金家

肉麺 つけ麺【原点】 新店 初訪 東京都新宿区 02/16 (火)

最近、肉増しのラーメンが目立つような気がする。
一連の京都系ラーメンに、徳島風の【丸源】、NEW OLD STYLE 肉そば 【けいすけ】など。
そんななか、2月1日に早稲田にオープンしたこの店の〔肉そば〕は、生玉子のトッピングを奨めている点などから、徳島ラーメンに近いものではないかと思い、行ってみる。

開店時間の11:00ちょうどに入店。
目的どおり、〔肉そば〕と〔生玉子〕を注文。
先客無しのため4分ほどで来たラーメンがコレ。
10.02.16 原点
さっそく、スープから味見。
『ぬるい! ぬる過ぎ!!』
どうやったら、こんなぬるいスープに作れるのか???
その方が難しいだろ!
参った、一気にテンションダウン。

豚骨、鶏ガラ中心に野菜なども加えたスープは確かに徳島風のやや甘味がある味わい。
しかし、この温度では麺もなじまないし、生玉子が少し固まりかけた頃に潰して麺に絡めて喰うのが好きなんだが、一向に固まってくれない。

総評
残念な一杯であった。
43点 850円。

10.02.16 原点 (3)

豚骨醤油らーめん【福気】 初訪 東京都港区 02/15 (月)

芝の増上寺の山門近くにある店。
通りすがりであり、事前情報は一切なし。
店前のメニュー写真を見ると家系に似ているな。
10.02.15 福気 (4)

11:00の開店と同時に入店。
基本と思われる〔福気らーめん〕を注文。
4分ほどでラーメンは来た。
10.02.15 福気 (1)
やはり、見た目は家系。
まずはスープから味をみてみる。
『う~ん、味は家系では無いな』
かなり白っぽいスープにチー油の香りはない。
動物系のダシは効いているが、全体的にかなり軽めに仕上がっている。
元ダレによる味付けはショッパ目。

10.02.15 福気 (2)
麺は太目の縮れでやや固めの茹で加減。
モッチリした食感は良い。
丸山製麺の麺に似ているようだが、麺箱は見えなかったため、製麺所不明としておく。

10.02.15 福気 (3)
肩ロースのチャーシュウは濃い味付けで、厚みもあり肉の食感を残している点は好み。
大判の海苔が三枚は良い香り。
ホウレン草はクッタクタの茹で加減で溶けそう。
他に輪切りネギ。

総評
ルックスは家系だが、頭を切り替えて別物のラーメンとして受け止めれば割りといいラーメンだと思う。
後で、写真を見たら、なんと提灯の後ろに麺箱が積んであるじゃん。
製麺所がわかれば、ある程度素性が推定できるのにな。
私の観察力不足である。
67点 680円。

10.02.15 福気

「第3回 こんなところに、こんな店が!?ツアー」 Vol.3  02/14 (日)

味の【天徳】星が丘店 初訪 神奈川県相模原市

三軒目は帰り道の途中で急に思い立ち、寄ってみた。
この店は油そばをウリにする店で、去年の夏頃から目に付いていたが、今まで訪問の機会が無かった。
今回「こんなところに~ ツァーの勢いで訪問。

油そばは、シングルとかダブルとかある。どうやら麺玉の数のようだ。
そして細麺と太麺から選択できるので、私はシングルを細麺で注文。

5,6分で来た油そばがコレ。
10.02.14 天徳 (2)
う~ん、今まで喰った油そばと比べるとかなりオトナシめのルックス。
油そばは、ラー油や酢を加えて自分なりの味わいにして喰う物だが、まずはタレのみで頂いてみる。
早速、まぜまぜ開始。
ところがねぇ、麺が所々くっ付いていて、なかなか上手に混ざらない。
茹でる過程でちゃんと麺をほぐしてないな。(怒!)

まぜまぜ後のお姿。
10.02.14 天徳 (4)
麺を数本取り、味をみてみる。
うん、醤油味だな、当たり前だが。
その後、酢とラー油少量ずつ加えてゆき、好みの味にして喰い進む。
しかし、やっぱりほぐれて無い部分があり、喰いづらい。

評価
ちゃんと仕事せいや! おっさん!!
58点 460円。



コチラ、マーコさんの頼んだシングル太麺。
違いは麺だけで、あとはみな同じ。
10.02.14 天徳 (3)



コレは油そば苦手のAyaが頼んだ〔ラーメン〕
10.02.14 天徳 (1)
なんと、290円。
まぁ、アッサリして喰いやすいんだが、それだけ。

総評
価格設定が低いので、あんまり贅沢は言わないが、もう少しなんとかしてよ。

10.02.14 天徳

「第3回 こんなところに、こんな店が!?ツアー」 Vol.2  02/14 (日)

屋台らーめん【壱番】 初訪 神奈川県相模原市

二軒目は、やはりJR相模線の上溝駅より3km以上、工業団地の外縁部に位置する倉庫を改造した店である。
元は屋台だったが、5年前に現在の固定店舗で営業開始し、近隣の工場や倉庫に勤務する方々の憩う場所になっている。

私は基本と思われるげんこつラーメンの醤油味を選択。
10.02.14 壱番 (3)
韓国料理に使う石の器を焼いたもので提供されたラーメンは熱々!
ドンブリ持ち喰いレンゲ不用の私でもコレは無理!
不本意ながら、レンゲでスープの味をみる。
『ん??? たしかに醤油味なんだが、そのウラから味噌のような味も漂うな』
動物系のダシに加えてほのかに魚介も感じるが、小さめの背脂が持つ甘味も良い。

10.02.14 壱番 (4)
麺は九州ラーメンのような細目でありながら、縮れている。
かなり固めの茹で加減で好み。
残念ながら製麺所はわからない。

10.02.14 壱番 (5)
チャーシュウは厚めの肩ロース。
脂身がおおく、かなりショッパイ味付け。
海苔二枚はスープに溶けやすい。
半割り味玉は薄めの味付け。
ほかにキザミネギ。

評価
ちょっと変わった味だが、過去にどこかで出会っているような気もする。
67点 550円。



10.02.14 壱番 (6)
コチラ、マーコさんの〔壱番しじみ岩塩ら~めん〕650円。
蜆というと、結構ラーメンにつかうのは難しい素材だと思うが、味見させてもらったところ、喰い始めはそれほど訴えてこない。
だが、喰い進むにつれて蜆のエキスが浸出してくるのだろう。
喰い終わり頃にはかなり強い主張となっている。
前半の抑え方が上手と言えよう。



10.02.14 壱番 (2)
コチラ、Ayaの〔とろみあんかけ風もやしソバ(醤油味)〕800円。
すんごいビジュアルである!
到着した時に
「あっ、こぼれる、あふれる!」と、叫ぶ。
っうか、すでにドンブリのフチを越えて受け皿にあふれ出していた。

固めの野菜餡に埋没した麺を掘り出そうしても、なかなか上がってこない。
醤油スープのラーメンの上に野菜餡を乗せたのではなく、その全域が餡なのだ!
無理に麺をほじり出して持ち上げようとすると、ドンブリごと浮き上がるのではないかと言うイキオイ。
そして、その固めの餡には野菜のうまみがシッカリ出ていて、とても良い!!
サンマーメン好きのAyaも驚愕&満足。
私は次の機会があれば、ゼヒともこれを喰いたい。

総評
まだ二軒目だが、今日のヒットは〔とろみあんかけ風もやしソバ〕じゃなかろか。
いや~、ホントに「こんなところに、こんな店が!?」あって、こんなにも強烈な個性を放つラーメンがあるなんて、驚きと同時にウレシクなってくる。

10.02.14 壱番 (7)

「第3回 こんなところに、こんな店が!?ツアー」 Vol.1  02/14 (日)

忍者であり江戸時代の旅人に変装することもある私は、歩いてでも行けるワケだが、一般的には
「そんな所まで歩きたくない」 と思うであろう店を、楽してAyaの車で探訪する。

今回、「こんなところに、こんな店が!?ツアー」 と名づけたが、第一回はコチラ
第二回はコチラと言うことになる。

【 NOZAKI 】 初訪 神奈川県相模原市

最寄りであるJR橋本駅からは、直線距離で2.5km、道のりにすれば3km以上になるだろう。
幹線道路よりはずれた住宅街にあるこの店には八王子ラーメンが存在するのだ。
目標である〔特製ラーメン〕を注文。

10.02.14 NOZAKI (3)
先代譲りと言うこのラーメン、確かに正しく八王子ラーメンのルックスである。
基本のラーメンとはダシ汁を変えているそうだ。

スープは鶏ガラ中心だが、ほのかに鰹節も香る。
アッサリした軽快な飲み口だが
ぬる過ぎ!!(怒)

10.02.14 NOZAKI (5)
麺は山正食品という製麺所の細め縮れ。
柔らかめの茹で加減でノビやすい。

10.02.14 NOZAKI (4)
チャーシュウはモモ肉かな?
かなりショッパイ味付けだが、何に由来するのか酸味と焦げ臭さがある。
五枚入り。
八王子系の特徴であるミジン切りのタマネギは辛さもちゃんとあり、良い。
ワカメ、細裂きのメンマは平凡。

総評
割りと好きな味なんだが、ぬるいスープはイケマセン。
65点 735円。

10.02.14 NOZAKI

麺屋【和光】三回目 横浜市磯子区 02/13 (土)

Ayaのリクエストで、ほぼ一年ぶりに磯子区上中里の【和光】に行く。
このところネットでは「味が落ちた」との意見も聞かれ、気になっていたのだ。
開店時間の11:00より、3分ほど早く開店。
先客一名、後客ぞろぞろ。いまだに人気店だわ。
私達のお気に入りである〔焦がし醤油ラーメン〕を注文。

ここは待たせる店である。
でもフライング入店の時間を除くと、ちょうど10分でラーメン到着。
01.02.13 和光 (1)
早速、スープから味をみる。
『いっ、いいんでないかい!!』
と、第二回訪問時と同じように、にわかに道産子化。
ラードに覆われた熱々のスープはキリッとした醤油味が特徴的なんだが、元ダレに手を加えたのか、前よりかなり甘味が強くなっているようだ。
麺は前と変わらず良い。

他に変化した点は
チャーシュウがバラ肉からモモ肉になった。
二枚という点は変わらないが少々薄くなったとAya。
モヤシと玉ねぎで構成される野菜も少なくなったみたい。

ドンブリ内の総量は減り、甘さが強くなったが、まだまだ良いラーメンである事にかわりは無いと思う。

前回訪問時の記事はコチラ
前々回訪問時の記事はコチラ

【やみつき家ほんぽ】上永谷店? 新店 初訪 横浜市港南区 02/11 (木)

環状二号の【道楽】(元 寺田家)が一年足らずで閉店し、新店になったとの情報が入った。
しかし詳しい事はよくわからないので、直接現地調査に向かう。
環状二号を磯子方面に向かって走ること10数分で、おなじみのド派手なカラーリングの店舗が見えてきた。

店前の駐車スペースに車を入れると、なんと【やみつき家ほんぽ】であった。
本店は南区の前里町にあり、2005年6月20日に開店した。
私は開店後数日して訪問し、やや家系チックでありながら九州風な雰囲気も漂うラーメンが気に入り、何度か訪れた。
しかし最近、いつ訪れても営業しておらず残念に思っていたところ、いきなり環状二号の新店となってあらわれ、ちょっとびっくり&ウレシィ。
ついこの前の2月5日にオープンしたそうだ。

11:00の開店と同時に入店。当然、先客は無い。
私は熊本っぽさが好きだった〔黒やみメン〕を細麺で注文。
Ayaはニンニクが苦手なため、〔やみつきメン〕を細麺で、モヤシをトッピング。
待つ事4分ほどでラーメン到着。
10.02.11 やみつき屋本舗 (3)
見た目はまったく本店と同じ。
スープを覆う黒いマー油からはニンニクの香り。
まず、スープからいただく。
『うん、なかなかのマー油インパクト!』
動物系のダシは十分効いて、乳化が進んでいるせいか重量感の割りにシツコさは無い。
このへんが、この店がウリにしている「あってりスープ」のポイントなのだろう。
味付けは、ちょっとショッパめ。

10.02.11 やみつき屋本舗 (5)
麺は細めのやや縮れで、この点は純粋な熊本ラーメンとは違う。
かなり固めの茹で加減で、口の中でポキポキする感じがうれしい。
しかし、スープとの相性はやや疑問が残る。
やはり、ストレート麺の方が私にはシックリ来るのだが…
製麺所は不明。

10.02.11 やみつき屋本舗 (6)
チャーシュウは肩ロース?
薄めの味付けで少し柔らか過ぎるが、このラーメンにはあっている。
大判の海苔二枚は風味が良い。
さっと火を通したモヤシは新鮮で、良い食感。
岩海苔は、完全にマー油に負けてしまうので〔黒やみめん〕には不要かとも思われる。
写真でオレンジ色っぽく見えるモノはなんだろう?
カリカリした食感で、ローストしたニンニクかな? 自信が無い。
他に輪切りネギ。


コチラ、Ayaの〔やみつきめん〕
ちょっと家系っぽい。
10.02.11 やみつき屋本舗 (4)


総評
前里町本店とほぼ同じ味で、満足。
しばらく休業していた本店もまもなく再開するそうだ。
独自のアプローチを続けている店なので、この先も期待。
69点。

10.02.11 やみつき屋本舗

【瓦家】 初訪 東京都港区 02/10 (水)

東京タワーのお膝元で仕事。
昼は初見のこのお店へ。
と言っても、通ったことが無い道で、最初に目に付いただけ。

基本の〔ラーメン〕を注文。
10.02.10 瓦家
う~~~ん、真面目ラーメンなんだが、面白みは乏しい。
ナルト入りで、小さな海苔とバラ肉チャーシュウにキザミネギと細裂きメンマ。
鶏ガラ中心の澄んだスープはアッサリしてシミジミ来る味わい。
細縮れ麺は、シャッキリと茹で上げられて適度な固さ。
正しい東京ラーメンであるが、正し過ぎるのだ。

総評
ま、ガンバッテくらさい。
ラーメン屋さんってタイヘンだなぁ。
60点 630円。

10.02.10 瓦家 (3)

【雪濃湯】 神奈川県川崎市 02/08 (月)

牛骨ラーメンとして一時は東京・神奈川に数多く展開していた【醍醐】と【紅醍醐】
狂牛病問題で大打撃を受け、店名を【雪濃湯】(すーるーたん)とあらため、私の知る限りでは現在、
小田急線向ヶ丘遊園駅近くにあるこの一店のみ。

初めて【醍醐】のラーメンを喰ったのは、横浜市南区、京急南太田駅近くの店舗だったが、その家系に似た見た目と、家系とは全く違う牛骨ダシの味わいに驚いたものだ。
その後、この【醍醐】本店より派生したと思われる町田市の【つばさ屋本舗】と南太田店は私を数多くリピートさせたが、二店とも現在は無い。

んで、今でもタマに喰いたくなると、この【雪濃湯】まで出向いて行く。
前回訪問は2008年の10月6日。
このブログを始める直前で、mixi にはUPしたが、このブログには今回初登場。

18:00の訪問で、店内は七分の客入り。
基本のラーメンである〔醍醐〕を注文。
先客さん達には全て商品が出ていたので、5分ほどの待ち時間でラーメンは来た。
10.02.08 雪濃湯
トロンとしたスープはやや茶色っぽい。
【醍醐】全盛期の頃はもう少し白っぽかったように記憶しているが【雪濃湯】と改名した折に少し改良を加えたとのことなので、それによる変化? あるいはブレ??
味わいは、馴染み深い濃厚かつクリーミーなもので、牛骨を主体に鶏ガラ、野菜などから出るウマミが凝縮されている。
醤油ダレが少し弱く感じたので、卓上にある元ダレを少しずつ加えてみると、四滴ほどで好みの味加減になった。

10.02.08 雪濃湯 (1)
麺は中太の縮れで、スープをよく持ち上げる。
少し固めの茹で加減で、モチンとした食感は噛み心地良く、やや舌に絡みつくような感覚は玉子を配合しているのかな?
製麺所はわからない。
麺写真、手ブレにて御免。

10.02.08 雪濃湯 (2)
チャーシュウはバラ肉ロールタイプが二枚。
柔らか過ぎるし、巻きも弱く箸で持つとほどけてくる。
これはイケマセンが、味付けは良い。
ホウレン草は軽く火を通した程度であろう。好感。
大判の海苔二枚は少しクサミが出ている。
輪切りネギとカイワレ大根の持つちょっとした辛味は、良いアクセントになっている。

久し振りの〔醍醐〕に満足しました。
もう少し近場に新たに出来て欲しいな。

10.02.08 雪濃湯 (3)

関東ラーメン【だし屋】 神奈川県藤沢市 02/06 (土)

藤沢市遠藤に出来た新店【円熟屋】へ行ったのだが、駐車場に車をおいて戻ってみると5人の開店待ちができていた。やめる。

セカンドオプションである【だし屋】へ向かう。

コチラは待ち人無し。良い店である。
しかしラーメンは家系亜流をショップ系に近づけたようなもので、吉村のオヤジがショップのラーメンに工夫・改良をかさねて作った味を
『元に戻してどうすんじゃい!』
と言った感じであった。
10.02.06 だし屋

しかし、この店のどこにも家系をにおわすようなことは書いて無くて、あくまで「関東ラーメン」なので
私の勝手な解釈です。

総評
今となっては、とても安い価格設定なので感謝!
63点 580円。

デジ亀わすれてAyaの携帯で写真撮りました。
ワケワカラン店舗写真になってしまった。
10.02.06 だし屋 (3)

【来来亭】相武台店 新店 初訪 神奈川県座間市 02/05 (金)

2009年12月22日にオープンした京都風ラーメンを提供する店。
一足先に開店したやはり京都風ラーメンの【魁力屋】と強い類似性を有するが、
「どちらが元祖?」といった詮索はここではしない。
京都風ラーメンではあるが本店は滋賀県野洲市にあり、西日本を中心に広くチェーン展開している。
今回の相武台店は関東進出1号店である。

私は2009年の12月24日に訪れたが、店前に四人の待ち人を見て振った。
今日は16:00過ぎの訪問だから大丈夫でしょう。
しかし、店内は八分の客入り。この時間だというのに繁盛してます。
麺の固さや味付けなど、いろいろ調整できるのだが初訪問と言うことで基本のラーメンを全部普通で注文。

混雑しているが従業員の動きは良く、作業にも滞りがないため5分ほどの待ち時間でやって来たラーメンがコレ。
10.02.05 來来亭 (2)
さっそくスープから味をみる。
『ん? 確かに鶏ガラベースに背脂で【ますたに】と【新福菜館】を足して二で割ったような味なんだが、だいぶオトナシイな』
背脂の多さのわりにそれほどコッテリ感が無く、見た目に対してスカされたような感じ。
ネット上の多くの方々のコメントによると【魁力屋】よりもダシや唐辛子の利き方が強く、だいぶクッキリとした輪郭を持つラーメンであるとの印象を受けたが、私には、ほとんど同じに思え、強く主張して来るものが無い。
さては、ハズレを引いたか???

10.02.05 來来亭 (7)
麺は、京都ラーメンに多く見られる細目のほぼストレート。
普通で注文するとかなり柔らかめで、ノビやすいように思われる。
次の機会があれば固めにしてみよう。

10.02.05 來来亭 (6)
チャーシュウは、これまた京都ラーメンらしい薄切りのものが四枚ほど。
脂身の多い肩ロースと思われる。
味付けはそれほど強くないが、このラーメンとしてのバランスは良い。
ネギはすっかり風味が飛んでいる。ネギ多めにしなくて良かった。

総評
センター北の【新福菜館】初期と、日本橋【ますたに】初期に受けたほどのインパクトは無い。
私の京都ラーメンに対する思い入れが強すぎるのかもしれない。
63点 650円。

10.02.05 來来亭

【春木屋めんめん】 新店 初訪 東京都目黒区 02/03 (水)

2009年12月16日オープンの新店。
ひと月以上経ったし、そろそろ落ち着いてきたかと行ってみる。
念のため昼時をハズした14:00過ぎに訪問。
それでも、店内は八分の客入り。
カウンターに二つ空いている席があったので、そこへ案内される。
いやぁ、大人気ですねぇ。

基本の〔中華そば〕を注文。
6分ほどの待ち時間で到着したラーメンがコレ。
10.02.03 春木屋めんめん (1)
ラ博店に比べるとちょっと雑な印象。メンマはクロスしてるし、チャーシュウは小さい。
まずはスープを味見。
『な、なんとスンゴク熱いスープ!!』
最近ぬるいラーメンが多い中、製法の違う味噌ラーメンを除けば、ココ何年かで喰ったラーメンの中で
一番熱いスープだ! ラ博店も味は好みだが、ぬるかった。
そしてラ博店より油分は少ないものの、動物系のダシは十分、魚介系のダシもバランス良く主張して物足りなさは無い。

10.02.03 春木屋めんめん (2)
麺は太目の縮れで、強引にスープを持ち上げてくる。
噛むほどに小麦が香り、コシも強い。
やや固めの茹で加減も好み。

10.02.03 春木屋めんめん (3)
チャーシュウはモモ肉で、ほぼ脂身は無い。
肉のミッシリ感が強く、薄めの味わいだが、よく噛んでいくと肉の味わいが口じゅうに広がる。
メンマは幅広ゴリゴリタイプが、4~5枚。
醤油と油の味が強いオールドスタイル。
海苔は小さいが良い香り。
ほかに大き目の輪切りネギ。

総評
有名な春木屋理論とちょっと高めの価格でおなじみだが、今となってはそれほど高価とも思えないと言う部分が少し悔しい。
しかし、ラ博よりは安いし、大満足の一杯であった。
750円 76点。


春木屋理論とは・・・

「昔から変わらぬ味と言われるが、時代とともに肥えてゆくお客様の舌を満足させるには、常に研究・工夫を怠らず、いつもお客様の一歩上を行くつもり作っていて、決して同じ場所に留まっているワケではない」


常に味を向上させてこそ、変わらぬ味と言われる。
進化し続ける老舗に感服。

10.02.03 春木屋めんめん

ラ博店の記事はコチラ

麺屋【空海】ルミネ横浜店 初訪 横浜市西区 02/01 (月)

【空海】は天王町店で喰ったことがある。
ずいぶん甘味の強いスープだったと記憶しているが、さてココはどうでしょうね。

11:00の開店と同時に入店。先客はない。
もちろん基本のラーメンを注文・・・と言いたいところだが、この店、基本のラーメンが800円だが、
味玉の入ったラーメンが830円なのである。
それならダレでも味玉入りのラーメンにするでしょ、普通。
っうことで、〔味玉そば〕醤油味を注文。
4分ほどできたラーメンがコレ。
10.02.01 空海 (2)
まずはスープから味をみる。
透明度の高いスープは、豚ガラ鶏ガラをローストするため臭みはない。
アッサリしていながら、シツコクならない程度に油分は多め。
天王町では甘過ぎると感じたが、ここはそれほどでもないな。

10.02.01 空海 (3)
麺は細目の縮れ。
色白でカンスイはそれほど強くないでしょう。
やや固めの茹で加減は好み。
小さめのドンブリだが、麺量は標準的なもの。

10.02.01 空海 (4)
チャーシュウは肩ロースの炙り。
わりと厚みがあり、炙ったため香りが良い。
脂身もあるが肉質は締まって、シッカリした肉の食感が楽しめる。

総評
天王町店より甘さは抑えられており、なかなか良い印象だが、やはり価格は高過ぎるんじゃないの。
68点 830円。

10.02.01 空海 (5)

徳島ラーメン【ほんまや】 初訪 東京都板橋区 01/31 (日)

徳島ラーメンの店である。
豊島区役所近くの一号店で喰った時はかなり良い印象だった。
甘辛く茹でた豚肉をサービスの半ライスに乗せて豚丼を作っても、まだラーメンの上には多くの豚肉が残っており、徳島ラーメンに良い相性の生玉子は無料サービスだった。
しかし、今その店舗は無い。

板橋区大山駅の近くに二号店があることを知ったのは一年前。
今回、ようやく訪問することが出来た。

11:30の開店に対して私達は少し遅れて入店したが先客は5人ほどあり、集客はすっかり安定しているようだ。
もちろん、基本のラーメンを注文。
生玉子は有料となっており、30円である。
5分ほど待ってラーメンは来た。
10.01.31 ほんまや (3)
明らかに池袋の【ほんまや】より肉が少ない!
その他は、ほぼスタンダードな徳島ラーメンのルックスであるが、スープに透明感がある点が
池袋【ほんまや】とは異なる。
もっと乳化の進んだ濁りの強いものだったと記憶している。
早速スープから味をみる。
『おんや、やや豚骨の濃度が足りないような・・・』
濁りに比例するのだろうか、ダシの自力が弱い。
甘味もそれほどでもなく、かつて「すき焼きラーメン」と言われた面影は何処へ?
まぁ、確かに徳島ラーメンの味なんだが、なんかもうヒトツだな。

10.01.31 ほんまや (4)
麺は徳島スタンダードの中太のほぼストレート。
この太さの割にはモッチリ感があり、食べ応えがある。
御飯と一緒に食べるのが徳島ラーメンの特徴であり、そのために麺量は少なめなのだが、私が今まで喰った徳島ラーメンの中では多めの麺量。

10.01.31 ほんまや
池袋【ほんまや】の時と同じく、豚丼を作ってみたが寂しい。
ラーメンの上も寂しい。

総評
池袋【ほんまや】ほどのお得感および満足感は得られなかった。
満腹にはなったが。
65点 650円。

10.01.31 ほんまや (1)

麺工房【大将】 新店 初訪 横浜市南区 01/30 (土)

弘明寺駅のすぐ近くに、いつのまにか出来ていた店。
去年の12月ぐらいからあったようだが、どうも今ひとつハッキリしない。

この麺工房【大将】の場所は以前【デリカキング】と言うテイクアウト寿司の店だったように記憶しているが、その後も何軒か入れ替わっているようだ。
ネット上では神田神保町に移転した【北かま】のあった店舗と言うコトになっているが、違うな。
【北かま】だった店舗は隣の建物で、現在は黒い外観の日本食らしい店になっているが、その店舗はテナントの居付きが悪く、【北かま】→【ひとつまる】→【一文】→ 現在の店 と、激しく変転している。

さて、そんな入れ替わりの激しい弘明寺駅周辺で、この店がどの程度の実力なのか?
早速検証してみよう。

開店時刻の11:00ちょうどに入店。 先客は無い。
基本と思われる〔醤油とんこつラーメン〕を注文。
5分ほどでラーメン到着。
10.01.30 大将 (3)
家系っぽいとは聞いていたが、なるほどドンブリは現在の吉村家直系店が使っている黒褐色のもの。
対して、スープは壱六系に見られる乳化の進んだ白っぽいもの。
まずは、スープから味をみる。
『ん、やはり壱六系に近いな』
クリーミーでマイルドなんだが、やや迫力には欠ける。
醤油ダレの加減は、ほど良い。

10.01.30 大将 (4)
麺は太目のやや縮れで、少し固めの茹で上げは好み。
麺量はやや少ないのかな、私でもスンナリと食い切れた。
麺箱は見えなかったが、家系の店でもわりと使われる大橋製麺に似ているような気がする。

10.01.30 大将 (5)
チャーシュウは肩ロースかな。
ハッキリと醤油ダレが香るもので、薄いが味付けは良い。
半割りのゆで卵は流れ出さない程度の半熟加減で好み。
大判の海苔二枚は平凡。
水菜はシャキシャキしているが、香りが乏しい。

総評
だいぶ楽な壱六系と言った味わいで、喰いやすい。
しかし、すぐ近くに【壱八家】があるので、基本のラーメン同士の勝負はちょっと分が悪そう。
差別化の意味で、味噌ラーメンや担々麺をやっているのだろうが、それらは未食なので私としてはコメントできない。
67点 630円。

10.01.30 大将

【六角家】ビナウォーク店 初訪 神奈川県海老名市 01/29 (金)

なんと、この店初訪問なのである。
家系の本拠地であり、六角家の本店がある横浜に住んでいるのだから
『海老名で喰うこともないだろ』
と考えていたからだ。

だが六角家本店は、以前店長を勤めていた森田与司男氏が独立してから急激に味が落ちたとの評価も聞かれるし、私の自宅から一番近かった復活後の井土ヶ谷店もオーナーの神藤隆氏が厨房に立っていた頃は良かったが、神藤氏の姿が見えなくなってからはヒドイ凋落ぶりで、現在は無い。

ビナウォークに入っているラーメン屋はタマに入れ替わるが、この【六角家】はビナウォークが出来た頃から残っている店のヒトツであるため、興味を引かれついに訪問することにした。

17:15分頃というアイドルタイムの入店なので先客は無い。
店内はものすごい豚骨臭。これが苦手な人はこの時点でやめて帰るだろうな。
もちろん基本のラーメンを全て普通で注文。
待ち時間4分ほどでラーメンは来た。
10.01.29 六角家
見た目はスタンダードな家系。
六角家は一時期ずいぶん白っぽいスープだったこともあるが8,9年前あたりから、【吉村家】直系店に多い醤油色に戻してきた。
まずはスープの味をみる。

『おっ、チー油も香り、醤油ダレの加減もほど良くこれは良い!』
半乳化したスープは動物系のダシも強く主張し、油膜ではない油もシツコ過ぎずに良いね。
もう少しスープが熱かったらウレシイのだが。

10.01.29 六角家 (1)
麺箱は見えなかったが、家系スタンダードである酒井製麺所製であろう。
初訪問なので普通の茹で加減にしたが、十分なコシを持つ食べ応えのある麺だ。
この茹で加減なら、固めにすると小麦粉の粉粉しさが味わえるものと思う。
次回は固めにしてみよう。

10.01.29 六角家 (2)
具のチャーシュウはモモ肉のミッシリと詰まった食感なのだが、脂身は多い。
味付けは薄めだが、肉の食感が残っているので物足りなさは無い。
海苔は六角家特有のスープに溶けにくいもの。
バリバリした食感も、柔らかくなった部分も好みだが香りが今ひとつだな。
ホウレン草はアッサリとした茹で加減で、本来の香りが感じられた。
他に薬味の輪切りネギ。

総評
六角橋本店の良かった頃が保存されている・・・とまでは絶賛できないけれど、久しぶりに家系らしい家系を喰ったという印象。
あとは店内の豚骨臭をなんとかして欲しいが、コレは六角家グループの特長のひとつでもあるから、私としても心情的に難しく感じるところだ。
70点 650円。

10.01.29 六角家 (3)

麺屋 【ZERO1】 蒲田西口店 初訪 東京都大田区 01/26 (火)

この店は【花月】や【CHABUTON】と同じグロービートジャパンの経営。
まだ、横浜近辺には無いので行ってみようかね。

二系統のラーメンがあるが、目当ては二郎インスパイアと思われる〔ガッツリラーメン〕
13:00を少し回り、空き始めたところなので待つこと6分ほどでラーメン到着。
10.01.26 ゼロワン (2)
なるほど、見た目はかなり二郎に迫るものだな。
野菜はキャベツ3:7モヤシくらいの割合か。
はじめから荒挽き胡椒が振られているのが困るなぁ。
まずは、スープから味をみる。
『うん、二郎っぽいんだけど、ちょっと軽目かなぁ』
背脂が結構浮いているわりに油っこさもそれほど感じない。
スープの味だけで言うと、相模原の【大勝軒金太郎】の方が好みだな。

そして目当ての理由でもあった浅草開花楼製の麺がコレ! 天地返しをしたところです。
10.01.26 ゼロワン (5)
ぐいんぐいん歯を押し返してくる弾力はさすが!!
噛むほどに濃密な小麦の香りがノドの奥から戻ってくる。
麺量は本家二郎にはおよばず、200グラム前後と思われる。

10.01.26 ゼロワン (4)
具のチャーシュウは肩ロースだろうか? 結構脂身が多い。
味付けは控えめで、花月にもよく見られる薄いものが二枚。
二郎の「ブタ」には遠く及ばず物足りない。

総評
やはりというか、当然と言うかグロービートジャパンが経営していた二郎インスパイアの【ボッケもん】に味の傾向が似ている。
しかしこのラーメンの価値の大半は浅草開化楼の麺によるところが大きい。
69点 680円。

10.01.26 ゼロワン (6)

【ゼロ】 東京都目黒区 01/25 (月)

目黒のラーメン屋さんめぐり二順目の三軒目は【ゼロ】
前回気になったアサリの入るラーメンである【ラーメンゼロ】を喰ってみる。
このラーメン、私が過去に喰ったラーメンの中でも最高額の1000円である!!
東ラ研の“鉄の掟”に抵触寸前の価格だ。
具沢山やトッピングはあまり好まない私だが、“ラーメンに入ったアサリ”にとても興味があったので高額商品にもかかわらず無理しちゃいました。

待つこと5分ほどでラーメンは来た。すいているので早いね。
10.01.25 ゼロ

〔ベーシックゼロ〕に加えて、チャーシュウ三枚、煮玉子、アサリが三個。
ところがですね、肝心のアサリに火が通り過ぎて、干からびたみたいになっている。
ほとんど喰うところがなくて、無理矢理喰っても旨くない。

う~ん、ガッカリ。(涙)
チャーシュウは私の好みにあったものなので〔焼豚メンゼロ〕900円にしておけば良かった。

【花月 嵐 黄金町店】 横浜市南区 01/24 (日)

最近めぼしい新店もないし、近場で興味を引かれる店も無くなった。
普段は常に一格下に見てしまうチェーン店にでも行ってみるか。

んで、黄金町の花月。
東京武蔵境の人気店【きら星】とのコラボ・ラーメンという〔ギンギラ星〕を喰ってみませう。
と言っても、私は【きら星】は未食だし、コラボということで【きら星】のラーメンをコピーしたモノではないようだから、どんなモノになっているのかちょっと楽しみ。

先客は無いので4分ほどでラーメンは来た。
10.01.24 花月嵐 (1)
おっと、玉ネギのミジン切りですか、それに大きめに切られたキャベツに乗せられているのがポイントのカツオ餡だな。
はじめから、胡椒がふってある点はいただけない。

まずはスープから味をみてみる。
『おんや、こってり濃厚タイプの家系店のスープに似ているな』
濃厚な動物系ダシが前面に主張し、チー油のような香りと若干のトロミがある。

10.01.24 花月嵐 (2)
麺は、太目のやや縮れ。
なかなかシッカリした弾力を持っている。
芯がわずかに残る茹で加減で、良いではないですか。

10.01.24 花月嵐 (3)
具のチャーシュウはペラペラの花月スタンダードが二枚。
軽く湯通ししたキャベツは、ほんのりとした甘味が良いね。
玉ネギもちゃんと辛くていいよ。
メンマはずいぶんと色黒だが、味は薄め。

喰い進むにつれてカツオ餡が溶けてきたが、キャベツと玉ネギのおかげか、あまりイヤミにならない。
ココ最近の【花月】の期間限定モノとしては、わりと好みの一杯であった。

10.01.24 花月嵐 (4)