【豚龍庵】試食会 神奈川県川崎市
2010/10/04/13:46:14(Mon)
やっと報道協定(?)が解けたので、試食会の模様を書いちゃいます。関連サイトはコチラ。
平塚と川崎にあって、超幅広の麺を使ったつけめんで知られる【豚龍庵】
その【豚龍庵】御主人から
『「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」とコラボしたラーメンを作ろうと言う提案があった』
とのメールがマーコさんから入ったのが8月下旬。
御主人とマーコさんが何度か打ち合わせをおこない、小田原【四川】の個性あふれるタンタンメンを
インスパイアしてみようと言うコトになり、研究・試作をかさねた結果、9月20日試食会という運びとなりました。
「神ラー会」からの参加メンバーは、マーコさんに加えて、
味コメさん
かめさん
RYURYURYU星人さん
ミコさん
遊男さん
SIN
マーコさんから今回のプロジェクトの趣旨説明の後、ラーメン登場。
これが、この時点で御主人が考える【四川】タンタンメン・インスパイアの理想型。
便宜上このブログ内では1号と名付けます。


お店の営業時間中でもあり、ドンブリも【四川】に似た白いモノは数が揃わないので、1号は三杯提供されました。
はい、みんなで喰っちゃいます。回し喰いです。
男女混合ですが、回し喰いには慣れているラヲタの集まりです。無問題です。

食後、意見を交わします。
基本だと、ほとんど辛くないと言う点などは【四川】にとてもよく似ているが、もう少し味付けを強くした方が良い。スープの粘度ももう少し高いのでは?
等の改善要求が出て、それらを修正したものがコチラ。
2号と呼ばせてもらいます。

ドンブリも淡青緑色に替えたモノが一杯。
醤油味がかなり前面に出てきた味になっています。スープ粘度はまだ足りない。
辛味はやはりほとんど無い。
「芝麻醤やラー油などで刺激的な辛味を強調するとマーボーラーメンになってしまう」
と御主人。
マーボーラーメンと言えば【中本】と言う巨頭がありますからねぇ。
頭の痛いトコロですな。
そして、辛さの感じ方も人それぞれ。
辛いもの好きの私や、RYURYURYU星人さんには物足りなくても、辛いものが苦手なミコさんなどは十分過ぎるほど辛いそうです。
ドンブリの色も、やはり白い方が【四川】の雰囲気を演出できるとの意見が多数。
青や緑でも淡い色合いならOKではないかとの意見も・・・
こう言った多様なニーズに応えながら、落としドコロを見つけていかなくてはならないラーメン屋さんは、
やっぱり大変だなぁ。ラーメン屋にならなくて良かった、ホッ。(安堵)
そして、思い切って褐色のドンブリを使用した3号。

やはり、スープと同系色なので見た目の華が無い。
味わいは、ややショッパかった2号に挽肉を増やして肉の旨みを上乗せしてあります。
スープの粘度は高く、麺がなかなか沈まない様子が写真からもわかるでしょ。

食後の感評会および、商品名や価格などについて打ち合わせ。
私としては、白いドンブリで、1号の味、3号のスープ粘度と言うのを推しておきました。

【豚龍庵】さん、色々と有難うございました。
そして本日10月4日、この新商品【四川】インスパイア・ラーメンが正式に発売されているはずです。
その後、どのように変化したか、実食する日が楽しみです。