東京豚骨らーめん【屯ちん】川崎店 & 新店情報
2010/10/20/20:30:15(Wed)
「昔、ケッコウ話題になったけど、今はどうしてるの?」シリーズ第?弾。私がこの店を初訪問したのは2001年の5月15日。
10年近く前なのですねぇ。
池袋の本店は創業の1992年以来、たびたびラーメン雑誌やラーメン番組に取り上げられていて、
東池袋【大勝軒】と並んで、池袋を代表する店になっていた。
確か、
「ラーメン好きのトラック・ドライバーさんがついにラーメン屋を作っちゃった」
と言うのが、メディアがネタとして取り上げるのに好適だったんだよな。
そんな【屯ちん】が、2000年に近くの川崎に出来ると聞いて喜んだものだ。
開店当時、川崎ではまだ【屯ちん】の知名度は低くて、新店でも行列なんか無く、楽勝で入店できた。
その後、中盛り・大盛りも同料金と言うのがウケて人気店に成って行きました。
移り変わりの激しいラーメン業界で10年やってきたと言うのは、何かあるに違いない。
久々に喰ってみよっ!!
本日、券売機故障で口頭注文・現金前払い。
基本の〔東京豚骨らーめん〕をいただく。
不測の事態に店内はちょっと混乱していたが、6分ほどの待ちでラーメンは来た。

背脂が多めに浮いた白っぽいスープも相変わらずです。
スープの味わいは、初めて食べた時よりも大分マイルドになっているようだ。
弱くなったのではなく、醤油のトゲトゲしさが影を潜め、丸い味わいになったと言うべきか。
その反面、その他大勢の背脂ラーメンに埋もれてしまいそうな部分が危惧される。

麺は中細程度で、かなり縮れている。
シャッキリとした茹で揚げで、中心部にはかすかに芯が残る。
割と長めに裁断されているので、喰った感は十分に得られる。

肩ロースと思われるチャーシュウはペラペラのハムタイプ。
スープと麺には負けている。
メンマはゴリッとした感触だが、薄味なのでそれほど邪魔にならない。
他に、小さめの海苔、細ネギ輪切り。
食事時からハズれた時間にもかかわらず、来客は絶えない。
現在はやりのラーメンと比べれば、ありふれた背脂ラーメンと言う印象を持ったが、
ソレこそがこのデパートの飲食フロアという環境で長年やってこられた秘訣とも言えよう。
食後、楽器屋に寄ったのだが、途中で新店を見つけた。
【大正麺業】 10月5日オープン。
住所は、川崎区東田町4あたり。
寒川の、あのお店と関連ありそう。
