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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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新店情報

イセザキモールの【NANZOU】跡がまたつけめん屋になる。

Ton豚style

Ton豚style (1)
【Ton豚Style】と言う店で、明日の11:30オープンだそうだ。
またもやつけめん屋ということで、よほどタイミングが良くないと私ゃ行かないな。

男のラーメン 500円 新店 初訪 神奈川県藤沢市

その店はわかりにくい横丁にあった。
先客さんお一人。
モクモクとラーメンに挑んでらっしゃる。

券売機も無いし卓上にメニューも無いが、主人らしき人は私達に
「いらっしゃい!」
との声をかけた後、チャーシュウを切り、麺の玉を湯に投入した。

そう、この店は
“黙って座れば決め出し一発”
の店であった。

注文後・・・・・じゃない、注文はしていないのであった。
着席後7~8分で来たラーメンがコレ。
男のラーメン 500円 (3)
二郎ライクとは聞いていた。
ドンブリがデカイ、野菜の山はそれほど高くない。
キャベツが大きくて多めなのが好感。

男のラーメン 500円 (4)

男のラーメン 500円 (8)
麺は角の立った色黒極太麺。
大宝食品製。
すんげぇ喰い応えがある。

男のラーメン 500円 (7)
チャーシュウは肩ロースかな?
切り方が不均一だが、最大厚みは2センチくらいのところもある。
シッカリした肉の塊でロースト・ポークのような食感は好み。
肉はやはりかじりつくモノである。
口の中でトロけるなんてのは言語道断歩行者横断!!!

総評
スープが弱過ぎる。
だが、この価格で腹一杯になれるのはありがたいでしょう。
私には総量多過ぎで、野菜を少々Ayaに引き取ってもらいましたが、それでも少し残りました。

店主さんゴメンなさい、男になれませんでした。
64点 500円。

男のラーメン 500円

宮ヶ瀬のみやげ

宮ヶ瀬湖の湖畔にはちょっとしたショッピング・モールがあって、厚木市内にある肉屋さん、肉の【田口】が出店している。
そこのスペアリブが好き。
んで、土産に買ってきました。

スペアリブ

スペアリブ (1)
ジューシーでスパイシー。
骨にしがみついた部分の肉が特にウマイね。
その肉を歯でこそぎ取って喰うと酒が進む。

写真は電子レンジに入らないので、真ん中から切って温めたのち、さらに切り分けた状態。
一本600円はオトクです。

【浜源】 新店 初訪 横浜市南区

11月20日ごろオープンした新店。
“ごろ”って言うのは店主さんが
「一週間ぐらい前かなぁ」
と答えたから(笑)

開店と同時に入店。
10.11.27 浜源 (1)
メニューは多いが、もちろん基本のラーメンを注文。

しばしの待ち時間ののち到着したラーメンがコレ。
10.11.27 浜源 (3)
白濁したスープに多めの焦がしネギが特徴的。
その白っぽいスープから九州ラーメンをベースにしたものかと思ったが、割りと軽めの味わい。
そして、ほのかな酸味があるテイストは独特なモノだ。
いろいろ考えてみたけど素性がわからない。
でも、アッサリ過ぎず、コッテリ過ぎない点は好感。
しかし、わかりやすい味とは言えないな。
中途半端とみる方も多いだろう。

10.11.27 浜源 (4)
麺は中太のやや縮れ。
固めに茹でてある。
一部、モツレている点はマイナス要素。
でも、麺そのものは悪くは無い。

10.11.27 浜源 (5)
具のチャーシュウはバラ肉ノンロールタイプ。
肉の食感を残しており、好み。
ほのかにハーブのような香りがあるけど八角ではないよう。
ほかに、水菜、キクラゲ、薬味として白ゴマ。
何だかわからいけど、玉ネギのような食感の細片が多数。
ネギは少ない。

総評
オヤジは話し好き。
だが、どんな系統に属するのか最後まで探れなかった。
かなり、オリジナリティにあふれた味わいのラーメンである。
67点 600円。

10.11.27 浜源

紅葉の宮ヶ瀬に行ってきました

だんがぁ、あまり紅葉が進んでいない!
隣の相模湖の方がキレイなくらい。
今年は、夏のあと秋を省略して冬が来ちゃったから、紅葉する前に冬枯れが始まっちゃってる。
私としては、夏の方を省略して欲しかった。

んで、猪鍋喰って帰ってきました。
10.11.21 宮が瀬 (5)

10.11.21 宮が瀬 (6)
鍋つゆは、甘めの味噌味で喰いやすい。
肝心の猪肉は、もう少しワイルドさが欲しかったな。
豚肉とあまりかわらない。
去年喰った店の猪肉のほうが野生を感じられた。

10.11.21 宮が瀬 (7)
鍋後うどん。
ホントは中華麺が良かったのだが・・・

10.11.21 宮が瀬 (4)
サイド・オーダーした寿司〔まぐろづくし〕
コレが良かった!!
赤身、中トロ、大トロともに良いものを仕入れているよう。
さすが、お寿司屋さん。

猪鍋が第一目標だったけど、このお店は寿司割烹のお店。
【末広寿司】さん、ごちそうさまでした。
10.11.21 宮が瀬 (8)

【日の出製麺所】 初訪 神奈川県厚木市

この前行った【大正麺業】はこの店出身。
そんで町田の【3SO】の店主もココ出身。
さらに、平塚の人気店【味噌一】の関連店でもある。

開店の11:30ちょうどに入店。
私達の前にお一人さんの先客あり。

こんな席に通されました。
屋台をそのまんま店内に持ち込んだもの。凝ってるねぇ。
日の出製麺所 (7)
奥に見える窓の向こうは製麺室。
製麺機が置いてある。
日の出製麺所

私は基本と思われる〔東京ラーメン 並〕
同行者は名物である〔そば焼き 大盛り〕を注文。
【大正麺業】川崎店で喰って以来、この〔そば焼き〕にも興味が大有りなのだが、一度に二食は喰えません、私は。

7分ほどの待ち時間で届いたラーメンがコチラ。
日の出製麺所 (1)
小さめの三色雷紋丸ドンで提供される。
実に美しいですなぁ。
小さな油滴が無数に浮く透明度の高いスープは実にアッサリした味わい。
その名の通り、鶏ガラ中心の澄んだダシに煮干しを合わせているのかな、わずかに魚系を感じる。
昔風東京ラーメンを目指しているのでしょう。
しかし、大きな問題点がある。
スープがぬるいのである。
これは大変なマイナス要素。

日の出製麺所 (2)
麺はもちろん自家製麺の細縮れ。
固めの茹で上げで、噛み締めると軋むような独特の食感があり、これは面白い。
長めに裁断されており、一気ススリ込みは爽快。

日の出製麺所 (3)
チャーシュウ代わりの鶏肉。
甘めの味付けながら、ほんのりと八角が香り好み。
ナルトは大きめで斜め切り。
メンマはランダムな幅の色黒タイプで甘めの味付け。
半割り茹で玉子は煮玉子では無いみたい。
ホウレン草は、ちょっとクタっている。
他に薬味として輪切りネギ。


コチラ、〔そば焼き〕
日の出製麺所 (5)
同行者の感想によると、
「固めのソースビタビタ焼きそば。温玉をどのタイミングで喰うか迷った。
でも、ジャンクで好き! クセになるかも」
とのこと。
【大正麺業】にはスープが付いて無かった。
次回はゼヒともこれが喰いたい!


総評
スープの温度がなんとも残念!!
65点 650円。

日の出製麺所 (8)

さしみや【五坪】 初訪 東京都大田区

海モノを中心とした居酒屋だが、昼はラーメンとカレーを提供している。
そして、そのラーメンがなんと鯛を使ったものなのだ!
調布には、鯛の骨からダシを取る【ちひろ】と言う超有名店があるが、横浜や東京の東半分には無いんじゃないかなぁ。
私が浅学ゆえ、知らないだけかもしれないが。

11:00の開店と同時に入店。
モチロン〔鯛らーめん〕を注文。
5分ほどで来たラーメンがコレ。
五坪
小径のドンブリというか、むしろ椀と言ったほうがよいような器で提供される。
半割り煮玉子から、その大きさがわかるでしょ。

五坪 (4)

スープの味わいは、ほんのり鯛の骨ダシを感じる塩味。
大雑把な言い方をしてしまえばアラ汁だな。
だけど、下卑たところが微塵もなく、品良く纏め上げている点が高評価。

五坪 (1)
麺は、このスープに合わせるならコレしかないでしょ!
と言うような細めの縮れ。
シャッキリと茹で上げられて、スープとのマッチングは良好。

五坪 (2)
チャーシュウが無いかわりにツミレが二つ入っている。
ヒジキが入っているのはわかるのだが、これにも鯛のすり身かなんか使われているのかな?
神ならぬ舌を持つ私にはわからないが、コレなかなかウマイですよ。
他に、茎中心のホウレン草、白髪ネギ、糸唐辛子、半割茹で卵。

総評
最近、ラーメン専門店より他業種の作るラーメンの方が面白いと感じるのは私だけでしょうか。
69点 500円!!!

五坪 (5)

和・洋・中 【ますだや】 東京都世田谷区

東宝砧撮影所のすぐ近くに在るなんでも屋さん。
昼のランチメニューに半ラーメンが入ったものがあるので頼んでみた。
本来私はラーメンは、フルサイズでしか喰いたくない派なのだが、とにかく期待薄のため半ラーメンで探りを入れようという試み。

〔ランチ〕750円
ますだや
コレが内容。
イカリングにメンチカツ、ご飯に半ラーメンにタクアン。
これで750円なら結構いいんでないの。

んで、肝心の半ラーメンだが、ソバつゆのような甘めの醤油味。
あるいはホントにソバつゆを使っているのかも・・・
だが、そんなに悪くないよ。
ジャンクでチープな舌を持つ私は過去にラーメン・スープに蕎麦、あるいはその逆のそばつゆに中華麺などを試してみたが、そんなに違和感を感じなかった。
実際、山形県にはそういうラーメンがあるし・・・

メンチカツは熱々だし、ご飯もふっくらした良い炊き上がり。
撮影所からの注文でロケ弁の仕出しなども行っている店なので、割りと評判が良いみたい。
結構いい昼食になりました。

ますだや


東池 大勝軒 〇鈴 初訪 神奈川県伊勢原市

店名がネット上では伊勢原大勝軒とか、〇鈴大勝軒とか書かれていて、どれが正しいのかわからないので、大看板にある文言を全て表記しました。
まぁ、“大勝軒”だけで十分なネーム・ヴァリューだから、細かいことなんか気にしなくてもいいんだろう。

ココは2008年2月23日に出来た東池袋大勝軒直系の店。
長らく行きたかったんだが、機会が折り合わず今回初訪問。

結構オシャレな造りの店。
前庭のようなテラス席があり、入り口脇には山岸氏の名言「ラーメンは豚ガラ、鶏ガラ、人がら」と山岸氏の似顔絵が書かれた幕がある。

12:00近くの入店で、店内は7分の客入り。
東池袋大勝軒の系列となれば〔もりそば〕が基本メニューとして現在は認知されているが、
“つけめんはしばらく喰いたくない症候群”が悪化している私は〔中華そば〕注文。

ほとんどの先客さんはすでに喫食中のため、7分ほどでラーメンは来た。
大勝軒
見た目は普通のラーメンサイズ。
麺量は普通で200グラムだそうだが、これなら私でも苦しまずに喰えそう。
他の大勝軒とちょっと違うのは、小さな海苔を中心とした具の配置の中に、モヤシ、ニンジン、ニラなどの野菜が入っている点。
これは、昔、本家ではタンメンもやっていたということを現代に具現しているのか?

早速スープから味をみる。
東池袋大勝軒系列特有のカツオ節に風味が弱いが、コレは今の私にとっては好感。
かわりに醤油と動物系のダシ風味が、かなり強く主張してくる。
コレは、今まで私が喰った東池袋系列の中でも最も好きな味です。

大勝軒 (1)
麺はお約束の自家製太麺。
モッチリした弾力と、噛み締めた時に漂う小麦粉の風味が鮮烈だ。
かなり長く裁断されており、40~45センチはありそうだ。
切らずに一気ススリ込み型の喰い方をする私としては挑み甲斐がある。

大勝軒 (2)
具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプ。
薄めの味付けだが、濃い醤油味のスープとは対照的でバランスをとっている。
厚みは6~7ミリあり、存在感はある。
メンマは細裂きのゴリゴリで好きではない。
半割りの玉子は固茹でで、コレは大勝軒のスタンダード。
半熟味玉だったら失望していただろう。
海苔は小さいがコレもスタンダード。でも存在感はないよなぁ。
他に、ナルト、輪切りネギ。

総評
異論もあるのは当然だが、東池袋大勝軒の系列では、もっとも私の好みにあっている。
次回は、〔もりそば〕にしてみたい。
魚系が出過ぎていないのならば、私も喰えるハズ。
74点 690円。

大勝軒 (3)

支那そば【縁】 初訪 横浜市緑区

横浜線の電車から見えるので、何年も前から気になっていたのだが訪れる機会が無かった。
今回、旭区白根のラーメン屋に行こうとしたのだが、駐車スペースを見つけることができずに断念。
セカンド・オプションだったこの店を初訪問することになった。

〔支那そば〕は薄口醤油、醤油ラーメンは濃い口醤油を使っているそうで、どちらも醤油ラーメン。
ならば、看板にある〔支那そば〕を基本と判断して注文。
8分ほどでやって来た。
縁 (4)
うん、ナルトの裏表と向きが正しい!(テーブルに置かれた時のまま撮りました。偶然でしょうか?)
まさしくオールドスタイル。
透明度の高いスープは鶏ガラ中心と思われる中華清湯の味わい。
子供のころ喰ったラーメンはこんなだったなぁ。
と、思わせるタイプ。

縁
麺は細くて、強く縮れたもの。
これまた正しくオールド・スタイル。
やや固めにシャッキリと茹で上げられており好み。
そして、結構量が多いです。
後半苦しくなった。

縁 (1)
肩ロースのチャーシュウは脂身を切り取ってある。
このタイプのチャーシュウに出会うたびに
「残しておいてくれてもいいんだよ」
と、思うのは私だけでしょうか?

メンマは幅広の甘めだが、少し筋っぽい。
海苔は味付け海苔サイズが一枚。
ナルトはややクサミが出ている。
ワカメは要らないなぁ。
他に、薬味のキザミネギ。

総評
懐かしさの溢れるラーメンだが、今の目で見るとどうしても物足りなさを感じてしまう点は否めない。
酒関係のメニューが豊富で、この地で何年もやっていることを考えると、そこら辺で集客してシッカリした支持を得ているのでしょう。
63点 650円。

縁 (3)

【だるまのめ】伊勢原店 初訪 神奈川県伊勢原市

【ぎょうてん屋】で永福大勝軒インスパイアを喰おうと行ってみたら、店前に二人待ち。
やめて、あまりありがた味は無いが、九州ラーメンの【だるまのめ】伊勢原店に変更。

13:00近い入店だが、店内8分の客入り。
基本の〔だるまらぁ麺〕650円 を注文。

6分ほどかかってやってきたラーメンがコレ。
九州ラーメンは3分以内に出てこないとイケンよ!
だるまのめ
牛乳みたいに真っ白なスープだね。
最後に【だるまのめ】を喰ったのが2003年9月13日の桜木町店(現【大勝軒】の場所だと思う)だから、記憶のカナタ。
だけど、こんなに白かったかなぁ。
味わいはマイルドで飲みやすいが、九州ラーメンに「ガツン度」を求める人からすれば、かなり物足りない。

だるまのめ (1)
麺はおなじみ極細ストレート。
伊勢原店は初訪問なので普通で頼んだが、割りと固めの茹で加減で好み。

だるまのめ (2)
チャーシュウはバラ肉ノンロールでなが~~~い。
薄めの味付けだが、肉の食感を残し、いいよ。
メンマは幅広のサクサクで甘めの味付け。
半割り味玉は、ショッパイ。
他に輪切りネギ。

2003年の桜木町店で喰った時の記録を見ると、当時も価格は650円です。
これは物価の優等生とみるべきか、あるいは当時は強気の価格設定だったとみるべきかな。
あの頃は、デジ亀も持ってなくて、ケータイのアドレス帖をラーメンデータベース代わりに使っていたのだが、今のケータイに移す時に「一言コメント」が消えちまったので、詳しいことはわからない。
でも、なんとなく、ラーメンはだいぶ変化したように思う。

だるまのめ (3)

旭川発 らーめん 【悠You】 再訪 横浜市鶴見区

鶴見区は上末吉の【悠You】に二度目の訪問。
あまり有利とは言いがたい立地で開店して半年、頑張っていますなぁ。

初訪問時と同じく 〔こくうまとんこつ〕を注文。
7~8分でやって来たラーメンがコチラ。
悠YOU
あれれ~っ、随分スープの色が茶色くなってますねぇ。
前回は【山頭火】を思わせるような白いスープだったのだが・・・
赤味を帯びた茶色に濁ったスープは一見すると味噌ラーメンのようにも見える。
味わいの方は、変わらず動物系のダシが強く主張し、ドッシリとした重さも感じる。
前は少しケミカルに感じたメンマの味も、今回は自然なものになっている。
麺もシャッキリと茹で上げられ、ボソボソしたところが無いのでノド越しが良い。

半年振りに訪問したら、豚丼が加わり、酒関係のメニューも豊富になっていた。
集客に一役買っているようだ。
このまま頑張って欲しいものである。

悠YOU (1)

【カレーのチャンピオン】麹町店 初訪 東京都千代田区

石川県で絶大な人気を持つカレーのチェーン店。
関東では、ココJR中央線 四ッ谷駅近くと千葉県の東金市にある。

金沢カレーとも言われるスタイルの発祥店としても知られるが、金沢カレーとは一言で言ってしまえばカツカレー。
それに千切りキャベツをワンプレートに盛り込んだものが主流となっているようだ。
もちろん店により多少の違いがある。
チャンカレ
〔チャンピオンカレー〕と言うのが基本メニューだろうが、ここはやはり看板メニューである
〔Lカツカレー〕750円 で行ってみましょう。

昼時を大きくはずした15:20くらいだが、先客5名あり。
10分弱の待ち時間で商品は来た。カレー屋にしちゃ遅いな。
チャンカレ (1)

チャンカレ (2)
米国産三元豚を使用したトンカツは幅が狭く切られており食べやすい。
コロモはサクサクだがカレーに触れた部分は柔らかくなり始め、これもまたイイネ。
カレー・ルゥの方は家庭のカレーに近いが、奥行きと濃厚さは、やはり長時間煮込んだゆえの成果でしょう。

私はカレーにソースはかけない派だが、この店の地元では提供される時点で、すでにソースがかけられているようだ。
ココ麹町店では、ソースは別に卓上に用意されているので、金沢市民になった気分で試してみる。
始めはトンカツにだけ。
コレはいいですね。慣れ親しんだ味。
次に、カレー・ルゥおよびご飯にも届くように。
うん、やっぱり全体的な印象が変わっちゃうね。
私には、トンカツのみにかけるのがあっている。

カレーそのものの好みとしては、私としては【バーグ】のほうが上と感じる。
カツカレーとしてみても、【どん八】の圧倒的な存在感にはかなわない。
あと、子供が使うようなフォークは使いヅライことこの上ない。
私は、何でも箸で喰いたい。

チャンカレ (3)

横浜らーめん 【夢家】 千葉県千葉市

京成電鉄 学園前駅から徒歩10数分のところに、2005年末くらいに出来た家系の店。
ずぅっと昔は確かラーメンショップだったなぁ、その頃も一度喰っている。
この店になってからは今回で三度目。

基本のラーメンと、店内にあったクーポンを利用してくん玉をゲット。
夢家
スープは強く濁って乳化の進んだタイプ。
80年代なかばの家系に多かったルックスだな。
だけど、前回来た時はもう少し透明度のあるスープだったように記憶している。
そこで、調べてみたら、初訪問の2008年10月の写真は現在の家系主流に見られるような油滴が浮くスタイルであり、年を追うごとに乳化度合いが強くなっている。

一見、クリーミーそうに見えるこのスープだが、ソコまでの重量感はなく、ややインスタントのチャルメラ風味。

夢家 (1)
麺は家系スタンダードにかなり近いが製麺所はわからない。
やや固めの茹で加減。

夢家 (2)
チャーシュウは肩ロース。
ペラペラタイプで味付けも控えめ。
海苔はスープに溶けにくいシッカリしたもので風味も良い。
ホウレン草はクッタリして魅力に乏しい。

くん玉ですが、スモーク臭が強すぎて、かなり焦げ臭い。
夢家 (3)

夢家 (4)

初訪問時は割りと良い印象だったが、今回、家系の味わいから離れつつあるように思えた。
【夢家】関連の過去記事はコチラ↓ 三部作になってます。

【夢家】に題材を借りた極私的ラーメン論
その1
その2
その3

朝カレー  相鉄線 海老名駅ホームの立ち食いソバ屋

以前、ココの〔ミニ・カレー〕がお気に入りと本ブログで書いた。
フルサイズで喰ってみたいが躊躇する気持ちもある、とも書いた。
その後、マーコさんもラーメン調査の途中でかな? 立ち寄られ、彼にもおおむね好評であった。

そんで今回、朝からフルサイズの〔カレー〕注文してみましたよ!
Ayaは〔ミニ・カレー〕を注文。
10.11.15 海老名 カレー
発注後2分もかからず到着。さすが駅ソバ!

フルサイズだが、濃厚な味わいのカレーであるにもかかわらず、飽きずに食べられる。
その理由は多過ぎないから。
価格は400円で、ミニカレーの倍だが、総量は1.7倍くらいのように思える。
逆に考えると、大喰いの人は〔ミニ・カレー〕を二杯注文した方が満足を得られるのじゃないかな。
そして慣れ親しんだ家庭のカレー味であり、悪く言うならばチープ。

チープでジャンクなものが好きなんです。私。

前回ミニ・カレーについて書いた記事はコチラ

麺食堂 【杜屋】 新店 初訪 神奈川県伊勢原市

伊勢原市の国道246号沿い【基】が閉店した跡に【杜屋】と言う店が出来たとの情報が
「神ラー会」の同志 かめさんより入った。
そうしたら、なんとも良いタイミングで今日の仕事は伊勢原。
さっそく行きますよ。

なんでも、前店と同じ渡辺樹庵氏のプロデュースで味噌タンメンがウリとのこと。
【基】のリニューアルという解釈で良いのかな?
13日にオープンして、今日が三日目なので混雑が予想されたが、タイミングよく入店。
私達の後から待ちとなった。

基本と思われる〔白味噌タンメン〕を注文。
混んでいるが、従業員の動きは良く、8分ほどの待ち時間でラーメンは来た。
杜屋
なかなか彩りがキレイだな。
白味噌と言うことだが、スープの色合いは白くはなく、むしろ赤っぽい茶濁。
スープの味わいは、かなり甘めの味噌味。
好みが分かれそうだが、私はもう少し甘さ控えめな方がいいな。
豚骨、モミジなどがメインになっているダシはそれほど主張してこないが、味噌ダレとのバランスは良いと思う。

杜屋 (3)
麺はJ系ほどではないが、かなり太く強引に縮れている。
固めの茹で加減で、モッチリ&ややゴワ。
存在感満点の麺だ。

杜屋 (1)
提供直前に炭火で炙られるチャーシュウは、バラ肉ロール。
脂身の部分はトロッとしているが、赤身は肉の食感にあふれ、大変好み。
野菜は、モヤシ、キャベツ、ニラ、ニンジン、コーン。
シャッキリしているが十分に火が通され、甘さも感じる。

総評
渡辺樹庵氏のプロデュースにしては、わかりやすい味であり、誰にも好かれる方向を目指しているのかもしれない。
ともあれ、安心して食えるラーメンであるとともに、この地にこんなラーメンを提供する店が出来てくれたことは私にとってありがたい。
72点 780円。

杜屋 (4)

函館麺 【小林】 新店 初訪 横浜市神奈川区

またまたノー・マークだった店である。 7月1日オープン。

神奈川大学近くの住宅街の坂道にその店はあった。
レトロなウッド調の外装は、繁華街にあればむしろ目立つ。
しかし、学生向けのアパートが多いこのあたりでは実に自然に溶け込んでいる。

小林

小林 (1)

函館麺を謳い、塩ラーメンがウリであるが、味噌ラーメンや焼きそばなどもある。
醤油ラーメンは無い!
最近ハヤリのトマトを使ったメニューもあり、広いニーズに応えている。
酒類の用意もあり軽く飲めるし、学生証の提示によるサービスもあり近隣の学生たちにはありがたい存在だろう。

私は、もちろん基本の〔函館 塩麺〕を注文。
本日の一番客なので5分ほどでラーメンは来た。
小林 (2)
ドンブリの色調とラーメンの色合いが実に美しいコントラスト。
透明度の高いスープが函館ラーメンらしさを語る。
鶏ガラ中心と思われるスープは実にアッサリして塩味も薄めだが、滋味深さを感じられるもので、関西人とのハーフである私はこういうの好きだなぁ。

小林 (3)
麺は色白の細め縮れ。
やや固めの茹で加減であるほかは大きな特徴は無いが、スープとのマッチングは良く、トータルバランスとしては優れている。

小林 (4)
大き目のチャーシュウは肩ロース。
薄めの味付けだが、肉の食感を残している。
メンマは幅広のサクサクタイプで甘めの味付け。
ホウレン草はアッサリと茹で上げられており好み。
昔の北海道ラーメンにはよく見られた麩が入っている。
ほかに、薬味のキザミネギ。

総評
なかなかハイレヴェルな塩ラーメンであり、価格も抑え目な点は評価に値する。
しかし若い人向けには、もう少しわかりやすい味にした方が良いのかとも思われる。
人によっては「味がしない」と言うかもしれない。
私としては、この優しい味わいがとても好感であるが。
72点 600円。

小林 (5)



チャリンコでの行き帰りに通ったM.MはAPECの特別警戒で、この一週間すんごいことになっていた。
昨日今日は特に強化されているようで、上空には常に3~4機のヘリコプターが飛び交い、通行人と警察官がほぼ同じくらいの数に見える。
私は、港の方を通る時は身分証明をするモノを必携してます。
マーコさん手製の「神ラー会」会員証なんだけど、コレを見せれば警察さん達も恐れ入って通してくれるハズ・・・・・んなワケないだろ!
10.11.14 警戒
ま、とにかく蟻の這い出る隙も無いとは言わないが、曲者が何かを持ち込んでコトを起こそうとしてもこれじゃぁ無理だな。

おしらせ

ラ博の岩岡館長が本を出されたそうです。
「ラーメンがなくなる日」
なんとも我々ラヲタにとってはショッキングなタイトルだが、いったいどんな内容なんでしょねぇ。
さっそく、本屋さんにGO!

魚馳走屋【ちゃぽん】 東京都品川区

品川駅 港南口近くでお仕事。
昼は、ドコも混むから遠くまで行っても喰わないで戻って来る危険性がある。
「麺達」はやめておきましょう。

てんで、ビルの地下であまり目立たない店発見。
海鮮モノが中心で、結構いいお値段取りますよ。
ちゃぽん

海鮮丼950円を注文。
同料金で大盛りに出来る。
今日の私は、珍しく腹が減っているので大盛りにしました。
ちゃぽん (1)

ちゃぽん (2)
実にキレイな盛り付けですねぇ。

だんがぁ!
ご飯がとて~も酸っぱい。
酢飯と白いご飯から選択できるので、酢飯にしたのだが選択ミス!

海鮮はとても新鮮で、厳選した良いものを使っているのがわかるだけに残念。
料理人さん、酢の量を間違えてないですか???

とんこつラーメン 【AOZORA】 新店 初訪 横浜市中区

本牧錦町のマリンハイツに新店発見!
なんと、今年の7月20日にオープンしていたそうだ。
全くノー・マークだった。
最近、本牧方面の見廻りをサボっていたせいだな。

この店、朝の5:00からやっている。
早速、朝ラーメンを喰いに行きますよ。
05:20くらいの入店で、先客は無し。

この店にはその名も〔朝ラーメン〕と言う商品があり、半サイズのラーメンとライスを組み合わせて
400円とオトクな内容だが、私は常にフルサイズのラーメンが喰いたいため、通常メニューの
〔とんこつしょうゆ〕を選択。
AOZORA (2)

5分ほどでラーメンは来た。
AOZORA (3)
大判の海苔三枚とホウレン草、チャーシュウは二枚だが家系似だな。
まずはスープから味をみる。
ダシも醤油ダレも軽めだが、家系のポイントは押さえた味と言ったらいいかな。
1980年代中ごろの家系店がドット増えた時期に多かった味だと思う。
やや乳化が進んで白っぽい点は、大ブレイクする前の六角家にも似ているが、豚骨臭は無い。

AOZORA (5)
麺はやや平打ちの太麺。
短めに裁断されており、本牧家を思わせる。
茹で加減は初訪問の店なので普通でお願いしたが、やや固目でいいんじゃないの。
麺箱が見えず、製麺所はわからない。

AOZORA (4)
具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプ。
薄めの味付けだが、先述のように二枚入る点は好感。
ホウレン草はサックリと茹でてある。
ほかに、多めの輪切りネギ。

総評
マリンハイツには他にも早朝から営業している立ち食いそば屋や、ショップ系のラーメン屋
【大将】が在り、【大将】はかなり古くから朝ラーメンをやっていたので、私も何度か喰ったことがある。
すぐ近くに似たような味と言うことで、キビシイ勝負になりそうだが、差別化をはかってかアッサリ味の醤油ラーメンも用意している点は評価できる。
67点 650円。



AOZORA (1)

麺屋武蔵【二天】 東京都豊島区

池袋駅東側でお昼。
【二郎】は眼中に無いので【大勝軒】に行く。
すると、私の直前でリーマン風5人組が入店。やめた。
大人数の後ろにつくと食券を買うだけで10分近くかかることもある。
まっぴらゴメンである。
【一風堂】は空席があったが、今日は九州ラーメンの気分じゃない。
【屯ちん】も外に2,3人待ち。
コンビニランチも考えたが、レジ待ちはイヤだ。
となると、今日は久し振りの昼メシ抜きだな。
てなこと考えているうちに、ジュンク堂書店の方まで来ちまった。

するってぇと、なんと麺屋武蔵【二天】に
待ちが無い!
店内に三つ空席発見。
早速入店して〔らー麺〕を注文。
私の着席後、続々とお客さんが来て、すぐに満席。
タイミングがよかったなぁ。

8分ほどかかって、ラーメン到着。
武蔵二天
お約束のデカくて厚いチャーシュウは健在。
スープの味の方は、昨年だったか店長が替わって、少し味に変化があったとも聞くが、私からすればやや魚介系の香りが控えめになったように感じて、むしろ好みに近くなったよう。

武蔵二天 (1)
麺も、ややゴワゴワした武蔵麺。
固めで頼んでいた人が居たけど、アゴが疲れるのじゃないだろうか?
大きなお世話ですが。

武蔵二天 (2)
チャーシュウが、やはりすごいです。
でも突出しすぎてトータルバランスとしては、マイナス要素。

今時の濃厚魚介よりは控えめな点がウレシイ一杯でした。
それと、メシ抜きにならずに良かった。

武蔵二天 (3)

【末廣ラーメン本舗】 再訪 東京都新宿区

セン北の【新福菜館】がなくなっちまった。
「どえりゃぁショックだでよぉ!!」
と、ナゼか俄かに名古屋人化しつつうろたえてしまったワケで、
こうなると無性に【新福菜館】系のラーメンが食いたい!!

んで、高田馬場の【末廣ラーメン本舗】を再訪。
開店の11:00ちょうどに入店。
もちろん、基本の〔末廣中華そば〕を注文。
6分ほどでラーメン到着。
末廣
あれま、ウリである多めの豚肉がゴミみたいな細片になっちゃってるよ。
これは残念だなぁ。

末廣 (3)
卓上の取り放題のネギを一片味見して、風味が飛んでいないことを確認してから投入。
切り置きして時間のたったものは、ただの草喰ってるみたいで、なんともいただけないからね。

スープの味の方は、【新福菜館】のDNAを色濃く受け継いでいるので満足。
黒く染まって上がってくる麺も新福ゆずりの細めストレート。
新福ほど長くないが、やや固めの茹で加減は好み。

頻繁に訪れることは出来ないけれど、また来ます。
その時は、豚肉が元に戻っていて欲しいなぁ。

末廣 (4)

初訪問時の記事はコチラ

【げんきや】 横浜市中区

最近はやりのトマトを使ったラーメンが、この家系風ラーメンを提供する中区山下町の【げんきや】にもある。
しかも二種類も。
げんきや
右側の方はチーズを加えたバリエーションだろうから、左側の〔完熟トマト麺〕を注文。

6分ほどでやって来たラーメンがコレ。
げんきや (2)
なるほど、こう来たかぁ!
粉チーズをかけるバージョンもあるので、【太陽のトマト麺】を意識したものが来るかと思っていたが、
全く違います。
スープはスープと言うよりは餡に近いもの。
基本のラーメンと異なり、中華鍋で仕上げる方式なのでとても熱い。
そして、かなりの粘度なので麺を掘り出すのに苦労する。

味わいは、トマトの酸味が支配的で、ダシ風味はあまり感じられない。
でも、これはこれで悪くない。

げんきや (3)
麺は細目のほぼストレート。
しがみ付いてくるスープにはコレくらいがいいのかな?
太くて、強い縮れの麺だとシツコイ印象になってしまうのかも。

げんきや (4)
ブラックペパーをたっぷり使ってローストした鶏肉。
コレがなかなか良いですよ。
スープとのマッチングも良好!
青みは茎を中心とした小松菜かな。
サクサク感が良いアクセント。
薬味は輪切り長ネギとニンニクの薄片が少量。

【太陽のトマト麺】とも、馬車道の【トマトスタジオ】とも違ったかなり個性的なトマトラーメンで、
満足しました。
前回訪問時の記事はコチラ

げんきや (5)

酉の市

南区真金町 金刀比羅大鷲神社の酉の市に行ってきた。
いやぁ、毎回のことながら、すごい人出。
酉の市

焼きそば入りのお好み焼きが喰いたいとのAyaのリクエストにより、無数の屋台が並ぶなかで選んだのが「小田原風」を謳ったお好み焼き。
酉の市 (2)
う~ん、ドコらへんが小田原なのかなぁ?
他のお好み焼きと違うのは、コーンが参加しているところくらいかな。
ちょっと粉っぽいけど、量が多い。500円。

酉の市 (3)
肉巻きおにぎり。350円。
豚肉が甘ショッパくてオイシ。

ラーメンバーガーも喰いたかったが、15分待ってくれとのコト。
そんなら、いらないや。
替わりに、焼き蛤なんぞを食ったら腹いっぱい。
博多焼きラーメンの屋台が目に付いたが、あきらめました。

その後、古い熊手を奉納し、新しい熊手を買って帰りました。

【信玄】 横浜高島屋 第51回大北海道展内 横浜市西区

北海道展も、もう51回めなんだ!
イートインのラーメン屋は、ここ何年か同じような顔ぶればかりだったけど、久しぶりに新登場の店がやって来てウレシイ。
北海道石狩市の人気店【信玄】である。
本店は、味噌、塩、醤油のそれぞれにアッサリとコッテリの二種類づつが用意されていて、計6種のラーメンがあるのだが、この特設店ではさすがに無理。

んで、横浜高島屋のHPに出ていた〔こってり醤油らーめん〕をウリと判断して注文。
5分ほどの待ち時間でラーメンは来た。
信玄 (1)
黒を基調とした大きめの牡丹型ドンブリに、とても刺激的な醤油の香りを発する濃厚そうなスープ。
本店の商品名は〔水戸 (こってり醤油)〕となっているので、茨城県水戸産の醤油を使っているのかな?
まずは、スープから味をみる。
『うん! なかなかの重量感』
醤油の強い主張に加えて、ほのかな甘ささえ感じられる広がりのあるスープです。
玉ネギとモヤシをスープで炒め煮にしてから茹で上げた麺にかける調理方なので、野菜の旨みも乗っているのでしょう。

信玄 (2)
麺は小林製麺。
中太で強く縮れ、黄色みも強い。
北海道らしさにあふれる麺だな。
やや固めの茹で加減で、旭川ラーメンにみられるちょっとボソボソしたところもある。
おおむね、スープとのマッチングは良好。

信玄 (3)
チャーシュウはバラ肉ノンロールを長方形に近い形に成型してある。
薄味ながら、5ミリくらいの厚さもあり、存在感を主張。
メンマは水煮かな? かなり薄味でちょっとスジっぽい。
他に、大判の海苔一枚、白髪ネギ

総評
石狩での人気ぶりがうかがえる迫力のある醤油ラーメンでした。
本店では一番の売れスジである味噌ラーメンも喰ってみたいが、最終日の明日は日曜だし混むだろうから無理かな。
70点 850円。

信玄
ハゲシイ手ブレかんべん。

カレーうどん【古奈屋】六本木ヒルズ店 東京都港区

この店は言うまでもなく、カレーうどんの超有名店。
本店は巣鴨に在り、おばあちゃん達にも大人気。

けれど、カレーうどんが1,000円!(税込み1,050円)
カレーうどんがですよ!! マルちゃんの袋モノなら百数十円で手に入るモノが・・・
千円せんえん、せ~んえ~~~ん。
「え~ん、え~ん」←泣いている。

高いけど、ず~と前から一度は喰ってみたかったんだよねぇ。
私の地元だとMMのランドマーク・プラザに在るのだけれども、
その高価格と、いつ行っても混んでいるので突入する機会を逸していたのですよ。

今回、西麻布で仕事ゆえ、六本木ヒルズ地下の店を昼休みに覗いてみたら空席発見!
砂煙を巻き上げながらダッシュで入店しました。(砂煙の部分はもちろんウソです)

古奈屋
日替わり金曜日〔ドリンクセットDay〕1,280円を注文。
待つこと数分で来ました。早いね。
古奈屋 (1)
セット全貌。
280円アップで、玄米ご飯とサラダ、温玉、抹茶オレが付くのだから、昼時に単品注文する人は居ないものと思われ~。
と言うか、11:00から15:00の間はこのランチメニューしか無いのかな?

古奈屋 (2)
よってみます。
カレー・ルゥは薄茶色、一般的なカレーうどんのイメージと異なり黄色くない。
カレー・ルゥに混じっている透明なものは玉ネギのよう。
具はキヌサヤだけ!
なんとも潔い。

ほのかな辛味にトゲは無く、濃厚かつクリーミー。
トロミは多くの野菜が溶け切ってしまったゆえのものかな。
牛乳を加えて、三日間寝かせると言う手間ヒマかけた仕事が、このカレー・ルゥに現れていると思う。

古奈屋 (3)
讃岐うどんほどではないが、コシのあるうどん。
ラーメン喰いの流儀を応用して、一旦箸で持ち上げたものは切らずに一気ススリ込みで喰う。
カレー汁が飛び散るが気にしない。
前に居るのは仕事仲間だし、着ているのは作業着。
さらに、この店には紙エプロンが用意されている。
万全の体制を整えて、豪快にススリ込んでおります。

カレー汁飛散範囲内に他人様および、上等な服を着ている方が居る時は、もちろん気をつけまするよ。
当たり前です。ラーメンの時も同じです。

いやぁ、ウマかったぁ。
高いだけのことはある!

古奈屋 (4)

らうめん【纏】 初訪 横浜市青葉区

東急田園都市線 藤が丘駅近くのショッピングセンター内に今年の2月に出来た店。
鶏白湯のラーメンをウリにする。

店の前には店名にちなんで纏が置いてある。
清潔でこぎれいな店内に11:30の開店ちょうどに入店。
もちろん、ウリの〔鶏白湯らうめん〕を注文。

待つこと6分ほどで来た。
纏 (2)
かなりの濃度をうかがわせるトロミがある白っぽいスープ。
早速スープから味見。
予想通り鶏のダシが十分に出ている。
元ダレはトゲの無い味わいに効いて、存在感としては影が薄いが、物足りないワケではない。

纏 (3)
麺は色白の中太ほぼストレート。
デフォだと柔らかめの茹で加減。
あまりスープを上げてこないなぁ。
マッチングにやや疑問。

纏 (4)
具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプ。
ちょっと脂身が多いけど、薄めの味付けは好み。
細裂きメンマは一部スジがある。
大判の海苔一枚は良い香りだが溶けやすい。
ほかに、ササガキの長ネギと細ネギ輪切り。

総評
なかなかレヴェルの高い鶏白湯ラーメンだが、もうひとつ強い主張を持つ部分が欲しいな。
68点 700円。

纏 (6)

銀座【朧月】 新店 初訪 東京都中央区

銀座6丁目に10月18日ごろオープンした店。
近くには名店【はしご】がある。

店名が素敵だね。
「おぼろづき」・・・・・風流だなぁ。
だんがあ~、そんな風流な店名とはウラハラな破壊力のラーメンが出てきた。
朧月
驚いた!
ドンブリがデカイ!!
朧月というか、地平線上にぽっかり浮かんだ満月か!!
直系25センチほどの大型ドンブリは、いわゆる洗面器と言われるタイプ。
これ、基本と思われる〔中華そば〕です。
そういえば、券売機には〔中華そば(小)〕と言うのもあったなぁ。
喰い切れるかカナ~リ不安だが、まずはスープから味をみる。

『う~ん、煮干しが効いたジンワリ来る醤油味! あれっ、永福系!?』
柚子は無いけど多めの油分に対して、ちょっとしたキレの良さもあるのは柑橘系の隠し味でも使っているのでしょうか?

朧月 (1)
麺は幅広の平打ち。
強い縮れとネジレは東北の麺、そう、喜多方によく似ている。
モッチリとした歯ざわりと、ススリ込む時の唇をゆらすプルプル感が楽しい。
洗面器ラーメンらしい大量の麺は喰っても食ってもなくならない。
平均的なラーメンの二玉くらいはあるでしょう。
私の着席位置から麺箱が見えたが、カネジンです。

朧月 (2)
具のチャーシュウは小振りながら5枚。
チャーシュウの多さも喜多方風。
薄めの味付けだが、肉の繊維感はあり、好みだ。
他に、ウラ向きのナルト、色黒細裂きメンマ。
ホウレン草は、少量。
キザミネギと刻み玉ネギ。
ウズラの玉子はシッカリした味付けでオイシかった。

総評
永福系大勝軒風喜多方坂内的+あれやこれやチックなラーメンとでも申しましょうか。
なんだか支離滅裂な表現だが、わかってください。
でも、このラーメンいいよ。
食後、腹が裂けそうで歩くのがツラかったけど。
71点 780円。

朧月 (3)

【ぎょうてん屋】伊勢原店 神奈川県伊勢原市

この前行列であきらめた【ぎょうてん屋】にリベンジ。
今回はスタートダッシュを決めて、無事一番客となった。
海老名店は訪問済みだが、コチラは初の訪問。
基本の〔とんこつ醤油ラーメン〕を注文。

待つこと6~7分でラーメンは来た。
ぎょうてん屋 伊勢原 (4)
通常の家系店より海苔が多いな。
いわゆるエリマキラーメンに近い状態となっている。
まずは、スープから味をみる。

『ダシの出方が薄いなぁ』
豚骨の影響力は薄貧。
油分は多く、乳化が進んだようにも見えるのだが、なんとも奥行きが見当たらない味。
醤油ダレはそれなりに効いているのだが、ソレを支援する力がないため、味がふくらまない。
家系よりは、ショップ系に寄っているような気がする。

ぎょうてん屋 伊勢原 (5)
麺は家系特有の太めやや縮れ。
茹で加減は普通で頼んだが、割りとコシはある。
厨房が見えない構造の店舗造作のため、製麺所は未確認。

ぎょうてん屋 伊勢原 (6)
具のチャーシュウはバラ肉を丸く成型したもの?
醤油の立つ味付けで、肉の繊維感もあり好み。
ホウレン草もサックリと茹でてあり良いね。
多めの海苔も、香りの良いもので助かった。
家系は大判の海苔も特徴でしょ。
その海苔がコケ臭いような店がタマにあるよね。
あんな海苔だったら、むしろ無いほうがいい。
他に、少量の輪切りネギ。

【ぎょうてん屋】は町田に【10.10家】と言う店名で出来たばかりの頃は、かなり家系本流に近かったように記憶しているのだが・・・・・
J風のラーメンをウリに据えてから、本来の味の方が変貌してしまったように感じるのは私だけでしょうか?
家系で育った人間には、少し残念。

ぎょうてん屋 伊勢原 (7)

お詫び
その後、「愛読者さん」よりアドバイスのコメントを頂き 【10.10家】と【ぎょうてん屋】町田店は別物であることがわかりました。
本分中の緑色の部分は間違いです。
私の認識違いを、反省します。

【博多維新】大井町店 新店 初訪 東京都品川区

8月に川崎の武蔵中原に出来た博多維新だが、10月25日には大井町のりんかい線ガード下にまた新店舗を出してきた。
資本が経営する強みとはいえ、矢継ぎ早な展開ですなぁ(株)春夏秋冬さん。

11:30の開店と同時に入店。
基本のラーメンが550円と今時安いし、珍しいことに今日の私は腹が減っているため
〔なんこつチャーシューめん〕にしちゃいました。
麺の固さは <バリカタ・カタ・普通・やわ> の四段階だが、まずは「普通」で注文。

さすが博多系、待つこと4分ほどでラーメン到着。
博多維新 (2)
「維新」と雄渾な筆文字で書かれた黄色いドンブリに真っ白なスープ。
そう、私は島津惟新入道義弘の大ファンなのです!
関が原における敵中突破の退却戦は凄かった~。
おっと、大脱線。

スープの味わいはクリーミーで飲みやすいが、博多ラーメン特有のガツン度は低い。
誰にでも好かれるようにとてもマイルドに調整したのだろうか。
私は、博多ラーメンにはある程度豚骨のクサミが無いと物足りなく感じてしまうタチです。

博多維新 (3)
麺はお約束の極細ストレート。
「普通」だとかなり柔らかいな。
量はよくある博多系のように、三口で終わってしまうという感じではない。
120グラムくらいはあるのかな?
でも、やはり関東の一般的なラーメンよりは少な目。

博多維新 (4)
なんこつチャーシューです。
コリッとした軟骨部分と、ソレにしがみついた肉がウマイね。
コラーゲンをたっぷり摂取できそうだが、私は元々お肌がキレイなので、よりキレイになってしまいます。
ああ、自分がコワイ。
他の具は細切りキクラゲ、青ネギ輪切りとシンプル。

博多維新 (5)
替え玉は「バリカタ」で注文。
想像していたほど固くない。
「バリカタ」はもう少しボキボキしてくれないとね。
「粉落とし」や「ハリガネ」と言ったら、従業員さんに通じたかな?

総評
取っ付きやすい博多ラーメンではありますが、もう一つ力不足と感じた。
67点 〔なんこつチャーシューめん〕730円。

博多維新