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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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【本気うま亭】 初訪 神奈川県厚木市

十数年前から見かけるようになり、最近急激に増えたパチンコラーメンである。
パチンコをする人には、すぐ近くで食事が出来るという事で便利だろう。
そしてこの手の店は、駐車場が確実かつ多数に用意されているから、車で訪問する人にもとても便利だよね。

さて、この【本気うま亭】は相模原発のラーメンを世に定着させたいとの思いから〔てるてらーめん〕を開発し、この厚木店をはじめ、秦野店などでアピールしてきた。
12月29日には発祥の地相模原に本店をオープンさせている。

そんな【本気うま亭】の厚木店にビナウォークでの用事がてら訪問。
私は〔てるてらーめん〕 Ayaは最近発売された〔清湯醤油らーめん〕を注文。

私達は本日の一番客であり、先客さんは居ないので5分ほどして届いたラーメンがコレ。
本気うま亭 (2)
やはり、九州の豚骨中心に煮出した白濁スープに近いね。
ダシ汁はかなりの濃度を持つものだろう。
シッカリした動物系の荒々しい骨ダシを感じるが、クサミは無い。
醤油ダレもほど良く効いて、クッキリした味わいだが少々ぬるいのが残念。

本気うま亭 (3)
麺は極細ほぼストレート。
この麺により九州ラーメンらしさが高まるが、茹で加減はデフォだと柔らかめ。
量は標準的なものよりやや少ないみたいだ。

本気うま亭 (4)
チャーシュウはバラ肉ロールタイプでぺラペラ。
味付けも薄く印象に残りにくい。
半割り味玉も特徴がなく、輪切り細ねぎも小さすぎて存在感希薄。



こちらAyaの〔清湯醤油らーめん〕味玉トッピング。
本気うま亭 (1)
まぁ、普通の醤油ラーメンです。
やっぱり、スープがぬるい。
でもAyaは気に入ったそうです。
人の好みはそれぞれ。



総評
『九州ラーメンを喰った!』
という感じで、どこかに相模原をアピールする部分があったのかな?
大いに疑問。
開店当初より、だいぶ値下げしており、あるいは別物になっているのかもしれない。
64点 500円。

本気うま亭

【ZUND BAR】 初訪 神奈川県厚木市

ご存知【屋村中】の姉妹店である。
山の中の大行列店である。
ちなみに、屋村中とは【中村屋】のことであり、高座渋谷の旧店舗に訪問した時に店入り口上の大看板にこう書かれていたので、以来私はこんな風に表記している。
現在の中村屋がどうなっているのか、私は訪れていないのでわからない。

お話戻ってこの【ZUND BAR】
行列拒否の私が行くことは無いと思っていた店だが、店の前の道路を偶然通ってみたら、店入り口に行列が無い。
駐車場にも空きがある様子。
ならば、突撃!!

11:40くらいの入店で、店内も空席が数箇所ある。
私達は店中央のカウンターに通された。

ZUND BAR (5)

メニューには塩味と醤油味、それぞれに淡麗とまろ味があり、いったいドレが基本なのかわからない。
行くことの無いハズの店だから、当然事前調べが無いため困る。
困ったときは醤油味優先の原則を適用して、〔醤油らーめん 淡麗〕を注文。
端麗は神奈川の中央部における「淡麗ラーメン・ムーブメント」に従ったものである。

注文後、7分ほどで到着したラーメンがコレ。
ZUND BAR (1)
なるほど、テレビでよく見たステンレス製のドンブリに入っています。
“レンゲ不用ドンブリ持ち喰い”の私は、このドンブリが熱いものだと思っていたが、なんと持ってみると、外に熱が伝わらないのですね。

さっそく、スープから味をみる。
『うおぅ、コレはとっても地味な醤油スープ!!!』

ZUND BAR (2)
麺は極細ほぼストレート。
無カンスイだったっけ?
かなりソーメンっぽい。

ZUND BAR (3)
具の炙りチャーシュウは、とても香ばしくって醤油ダレの味付けも適度で、イケます。
水菜はシャキシャキで香り良し。
細裂きメンマは甘目の味付け。
海苔は薫り高く、スープに溶けやすいから、溶ける前に喰っちゃうのが良いようです。
半割り味玉もショッパ過ぎずに品良く仕上がっている。

ZUND BAR
サイド・オーダーの〔玉子ごはん〕
コレが旨かった!!!
玉子掛けご飯のような・・・茹で卵乗せごはんのようでもあり・・・

総評
山の中で行列してまで喰うラーメンではない。
と言うか、私のバカ舌ではワカラナイ次元にあるラーメンのようです。
65点 750円。

ZUND BAR (4)

東池袋 【大勝軒】小野橋店 初訪 神奈川県厚木市

厚木市の県道63号を自転車で走っていると、今まで何もなかったのに急に飲食店の集まる場所に出る。
日産テクニカルセンターや、富士通研究所への入り口だからかな?
そんな一角に【大勝軒】がある。

開店と同時に入店。
小野橋大勝軒 (1)
この店は他の大勝軒と違って鶏ベースの塩味ラーメンを推しているが、東池袋系となればやはりつけめん。
だが、私は 「つけめんはしばらく喰いたくない症候群」
私の頭は千々に乱れたのち、醤油味のラーメンに落ち着く。

発注後6分ほどで届いた〔中華そば〕がコレ。
小野橋大勝軒 (2)

小野橋大勝軒 (5)
赤黒二色の牡丹型というあまり大勝軒らしくないドンブリが使われている。

早速スープから味をみる。
『うん、ほどよく鰹節が効いたまさに大勝軒テイスト!』
濁った茶色のスープには無数の油滴が浮くが、クドさは感じられず飲み口は軽やか。
スープ温度はかなり高く、ぬるいラーメンが多い昨今ではウレシイ。

小野橋大勝軒 (3)
麺はとてもいい。
キリッと角の立った極太麺で、コシは強く喰い応えは十分。
量は通常の大勝軒スタンダードよりは少なめ。
麺の多さを求める方には残念だろうが、私にはちょうど良い。
もちろん、自家製麺。

小野橋大勝軒 (4)
チャーシュウはモモ肉だろうか?
醤油の香りが前面に出ているが、味付けは薄めで喰いやすい。
幅広のメンマは繊維質のシッカリしたもの。
甘めの味付け。
ほかに大判の海苔、輪切りネギ。

総評
全体的にオトナシめの大勝軒である。
もう少しワイルドさがあってもいいかな。
私的には伊勢原大勝軒の方がちょっと上だな。
67点 780円。

小野橋大勝軒

新店情報 その他

昨日のコトですが、朝も早よからチャリンコでフラフラ市中見廻り。
顔に当たる冷たい空気が気持ちいいね。

港に行ってみたら大桟橋に大型客船が二隻も停泊している。
見廻り (4)
大桟橋の向こう側の赤い煙突が「にっぽん丸」
こっち側の大きいのが「ぱしふぃっくびいなす」
小さいのは、私も乗ったことがある「ロイヤルウイング」
この船はAバースを定置場としているので、いつでもいます。

こうして複数の客船が停泊することは、今はあまりないけど、外国航路が華やかかりし頃は、
毎日のように見られた光景なのでしょうね。

コピー ~ 見廻り (2)

コピー ~ 見廻り (6)
この後、「ぱしふぃっくびいなす」は神戸に、「にっぽん丸」はグァムにむけて出港したことでしょう。



氷川丸横の定点観測場所から、スカイツリーを見てみる。
見廻り (3)
今日はかなりボヤケているな。
コチラは空気が澄んでいるが、東京の墨田区あたりは濁っているのかなぁ。



伊勢佐木町・長者町方面へまわってみる。
オデヲン前交差点から日の出町駅へ向かうと、途中で工事をしている店舗を発見。
確かココは、手打ちラーメンの【興隆軒】だったトコロだ。
大工さんが数人入って改装工事の真っ最中。
見廻り (10)

従業員募集の貼り紙があったので見てみると・・・
見廻り
なんと、神奈川新町や横浜駅西口に展開する大分ラーメン【たまがった】の伊勢佐木町店になるそうだ。
儲かっているのですねぇ。
ついに、こっちにも出店してきましたか。

工事の様子から見て、もう少し先の開店になるでしょう。

スタジオ・セッション

妙なことから、※たちのスタジオに乱入。
打ち合わせもなんも無しでとにかく始める。
久し振りに爆音でギターを弾いてみたら・・・・・ ヘへへ~っ、気持ちよかった!!
スタジオ (6)

メンバーはベース※、ドラムK氏、
ヴォーカルのⅠさん。
スタジオ (7)
若い頃に覚えたことは記憶しているものですねぇ。(所々欠落している部分はある)
古い曲はさしたる努力も必要なく、指が勝手に動いてくれる。不思議なことに・・・


スタジオの後は、だいたい飲んだくれるのが音楽屋のお約束。

カツオのユッケ。
甘めの醤油ダレはゴマ油の香りが立って、とてもおいしゅうございます。
庄や

トマト天ぷら。
悪くはないのだけれども、トマトは天ぷらにしなくてもいいかなぁ。
庄や (1)

塩ちゃんこ鍋を喰って、最後は鍋あとラーメン。
庄や (2)

庄や (6)
鍋あとラーメンはマズく作るほうが難しい。
なのに、過去に一度失敗しているオイラって・・・

皆さんお疲れ様でした。
楽しい時間を過ごせました。

景気の良くない情報だが

【トマトスタジオ】
やはり、閉店してしまった。

トマスタ

いつか、〔まぜそば〕を喰おうと思いつつ機会が無く、先送りにしているウチに閉店予定日の情報が飛び込んできたが、その日はあいにく平日で出勤。
この店は数週間前から昼のみの営業になっていたため、ついに〔まぜそば〕を喰うことができなかった。
近場後回しの原則にはこう言う難点もあることを痛感!!

面白いアプローチの店だけに期待していたのだが、面白いだけではやっていけないのがこの世界。
いや、そんなことはハナっからわかっているのだが…
キビシイですね、生存競争。

【天天麺坊】 新店 初訪 神奈川県川崎市

12月9日にオープンした刀削麺がウリの店。
このところ刀削麺を喰っていなかったし、いいタイミングで新店としてオープンしてくれたので行ってきました。

天天麺坊 (1)
刀削麺だけで6種類。
刀削麺以外も豊富で、トッピングと合わせるとかなりのバリエーションが楽しめる。
私は最上段左の〔五目刀削麺〕を基本と判断して注文。

天天麺坊 (2)
刀削麺製作風景。
空中を飛ぶ麺がどうしても写らなかった。残念。

その後、先客さん注文のチャーハンを作る際のみごとな鍋振りを目撃。
麺料理を作る時も、実に手際の良い作業ぶりだったから、かなり腕の良い中華の料理人さんだと判断し、〔チャーハン〕を追加注文。

待つこと5分ほどでラーメンは来た。
やはり、よどみの無い作業振りゆえ、無駄な時間がかからない提供。
天天麺坊 (3)
スープのベースは清湯でしょう。
透明度の高い醤油色のスープは、アッサリだが醤油味は立ち、ややショッパイ。
タップリの具はゆるめの餡で閉じられている。
内容は、豚肉、エビ、キクラゲ、キヌガサタケ、姫竹の子、チンゲンサイ、ニンジン。

天天麺坊 (4)
麺はおなじみの刀削麺。
幅、厚み共に不均一で、一部、かなり幅広なものもあった。
厚い部分は小麦粉の粉粉しさがあり、薄いもののフチはトロけるような食感で面白い。


天天麺坊 (5)
チャーハンがやっぱり良い!!
ご飯にあらかじめ具を混ぜた半完成の状態で用意してあるらしく、それを北京鍋で焼き上げる方式だが、やはり、鍋をあおるテクニックが良いためでしょう、とてもレヴェルの高いチャーハンとなっている。
油は多めだがクドさはなく、全体をシットリとさせている。
それでいて、米粒はふんわりとし、箸で持ち上げるとハラリとほぐれる。
ちなみに私、チャーハンもカレーも箸で喰います。
お箸の国の人ですのでスプーンやフォークは使いづらい。レンゲは特に嫌い。

総評
ショッパかったけど、良い刀削麺だと思う。
この料理人さんがずっとやっていてくれるのならば、ほかの料理も期待できそう。
機会があれば再訪したい。
70点 700円。

天天麺坊

【らーめん研究所】 初食 神奈川県厚木市

【ドレファラシド】の親である。
2007年の創業まもない頃に訪れた時は、ラーメン研究にいそしむ人々が一杯で、私はこの店での研究を断念し、他の店に向かったが、今日は研究者さん達が少ないので入店。
早速、我々も研究に没頭することにする。

注文方法がちょっと面白い。
券売機では基本的にタレの味を指定し、食券提出時に1番から6番までのダシ汁を指定する。
ここで、やっとわかった!
だから【ドレファラシド】の方では7番からのスタートなんだ。
子の店に先に行ってしまったが故の疑問が解消してメデタシメデタシ。

らーめん研究所
私は2番の豚骨・鶏を選択。

注文後7分ほどで届いたラーメンはシンプルな姿。
らーめん研究所 (2)
早速スープから味をみる。
『おっ、コレは良いではないですか!!』
豚骨と鶏ガラのブレンドということだが、ドチラも突出せず仲良く調和している。
油は多めだが、クドくならない程度に抑えている。
醤油ダレの味わいもほどよく、甘さすら感じられる点は秀逸。

らーめん研究所 (3)
麺は中太のやや縮れ。
固めの茹で加減で、小麦粉の香りが感じられる。
色白でカンスイは少なめなのかな? ヘルシーだな。
量はやや少ないよう。

らーめん研究所 (4)
チャーシュウはバラ肉ノンロール。
脂身はトロトロしているが、赤身には肉の繊維感が感じられとっても好み。
味付けは薄めながら、存在感はある。
メンマは幅広で柔らかいが、食感はサクサクしている。 甘めの味付け。
大判の海苔は、目が粗く韓国海苔のよう。
青い部分中心の輪切りネギは多め。

総評
私好みのラーメンです。
なかなか良い研究成果を残していますな。
他の番手のダシ汁を使ったラーメンも試してみたい。
再訪必至。
71店 700円。

らーめん研究所 (5)

【とんぱた亭】 三枚町店 初訪 横浜市神奈川区

今日は店のクリパ。
とりあえず、写真のみのUPで失礼!



ハイ、やっと落ち着きました。
現在24日の01:40分。
それでは、本文を書き始めましょう。

この店の片倉町本店に出逢ったのは、かれこれ○×年前。(←過去の記録を調べるのがメンドイ)
その後、私の自宅至近に横浜橋店が在るのを知り、通いつめた。
新子安などにもコギレイな店を出し、勢いに乗ってきた頃から、ただショッパイだけで何のダシ風味も感じられない味わいに変転し、横浜橋店が閉店した後は見限っていた。

そんなとんぱたグループが新店を出したと聞いて、行ってみた。

開店時間よりやや遅れて入店。
しかし駐車場はほぼ満車。
店内に空席はあったが、私達の着席のあと待ちになった。

発注後、5分ほどで来たラーメンがコチラ。
とんぱた亭 三枚町 (1)
割りと早いね。
スタッフのオペレーションはなめらかで、安定しているようだ。

こんな形のドンブリになっていました。
とんぱた亭 三枚町 (4)
私は、家系伝統の水色切り立ちドンブリがいいんだけどなぁ。

さて、懸念していたスープの味わいは、ショッパイだけではありません。
ライトながら、シッカリと動物系ダシ風味の存在感があり、家系の特徴は具備しています。
も少しチー油の香りが高ければとても良いでしょう。

とんぱた亭 三枚町 (2)
麺はお馴染みの太目ほぼストレート。
初訪問なので、固さ指定はしなかったが、中心にコシを残した茹であがり。
長さも本牧系のように短過ぎず、ススリ心地を楽しめる。

とんぱた亭 三枚町 (3)
チャーシュウは肩ロースで、大きめだが薄い。
味付けも控えめ。

とんぱた亭 三枚町 (5)
家系店としては珍しく、卓上調味料に辛しニラがあるのがとんぱたグループの特徴。
これを辛味が感じない程度に少量入れると全体が引き締まる。

久し振りに【とんぱた亭】の味に接したが、見直しました。
他の店舗も訪れてみなければ。

とんぱた亭 三枚町 (6)

【和蔵】 横浜市中区

久し振りに関内の【和蔵】で基本のラーメン。
注文後6分ほどで届いたラーメンは、もうすっかりおなじみのルックス。
和蔵
この店が川崎溝口に出来たばかりの頃は 「進化型家系」 なんて言われたけど、家系と違って細麺を選択できたり、J風のラーメンやまぜそばを出してきたりして、かなり家系とは異なる進路をとっているから、もう【和蔵】の麺料理ってことでいいんじゃないかな。

和蔵 (2)

和蔵 (1)
私はこの店の基本のスープに細麺を合わせるのが好み。
初訪問の時にも書いたけど、むかぁし根岸に在った【かえだま亭】と言う店のラーメンを思い起こさせるんだよねぇ。

思えば、その【かえだま亭】は時代を先取りし過ぎたラーメン屋だったのかな?
ついつい、その幻影を求めて【和蔵】に行ってしまうケド、タイムマシーンに乗って、その頃に行ってみれば全く違うモノなのかもしれない。
記憶は美化されるからね。

人もラーメンも記憶も変わってゆけ。
それでいいと思います。

「LIKE A ROLLING STONE !!」

新人王

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」が選ぶ2010年の神奈川新人王店は、私の地元石川町の
麺や【元町】
となりました。
私の初訪問時の記事はコチラ
コチラは二度目

ちなみに、二位は戸塚の
【太華】
私の初訪問時の記事はコチラ
コチラは 二度目

三位は港南区下永谷の
【はま家】
私の訪問時の記事はコチラ

去年の【R&B】に続いて二年連続でラーメンの専業ではない店が優賞となり、もう少しラーメン専門店に頑張って欲しいところだな。
関内の【トマトスタジオ】も閉店したし、この辺りの新店は息の長い店が少い昨今です。

マーコさんのH.Pに詳しく出ています。
コチラで。

【日の出製麺所】 二回目 神奈川県厚木市

二回目の今日は〔そば焼き〕いっちゃいますよ!

前回と同じ屋台の席に通され、ホール担当のオバちゃんの丁寧な接客も前回と同じ。
発注後、8分ほどで〔そば焼き〕並 到着。
すっかり見慣れたルックスだが、何度見てもニンマリ笑っちゃいます。
日の出製麺 (1)

日の出製麺 (2)
麺はラーメンよりはかなり太いものを使用。
濃いめの味わいのソースが多く、ビチャビチャ状態。
時おり現れる揚げ玉のカリッとした食感が良いアクセント。

「温玉をどのタイミングで喰ったらよいか?」
一応、私も悩んでおいたが、半分ほどかじってからは、マゼマゼ。

この〔そば焼き〕を
「広島風お好み焼きの粉無し」
と言った人が居るが、言い得て妙!!

楽しめました。

新店情報

鶴見駅西口のフーガ2の3Fに【松浪家】と言う店が12月9日にオープンしてます。
設定価格の高さから【松壱家】の系統ではないかと思われる。

川崎市川崎区東田町に【天天麺坊】という刀削麺をウリにする店が、やはり12月9日にオープン。
コチラはメニューが多く、基本のラーメンは500円と言う安さ。

神奈川県伊勢原市の【よってこや】上高森店の跡には、味噌ラーメンをウリにする味噌屋【魚らん坂】
来年2月上旬にオープン予定。
東京には何軒もあったケド、私の記憶が確かなら神奈川初進出じゃないかな?
店舗は現在改装中。
コンクリート・ミキサー車が来てたから、大規模な工事になるのかな。
魚らん坂

魚らん坂 (1)

その後、マーコさんのHP内、「神奈川のラーメン2.0」掲示板に寄せられたふらわさんからの情報によると、【魚らん坂】はすでに伊勢原東急内レストランフロアに在るとのこと。
上高森に出店予定の店は神奈川一号店ではないことが判りました。('11.01.09)

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」 2010年 総会

早い話がラヲタの忘年会である。
参加メンバーは

  マーコさん
  かめさん
  なを子さん
  まくりんさん
  ラーメン部1号さん
  ラーメン部2号さん
  RYURYURYU星人さん
  しし丸さん
  由羽さん
  味コメさん
  gromitさん
  kunさん
  kurashさん
そして私ども SIN&Ayaの総勢15名。

場所は去年と同じ横浜駅西口の【膳丸】
この店は、ちょっと、凝った変化球的な料理が好印象。

鶏の唐揚げかと思ったらあんこう。
ほくほくした食感でおいしい。
膳丸

ワカサギの南蛮漬け。
小さなものは骨ごと食べられるからカルシウム補給にいいね。
RYURYURYUさん、お大事に。
膳丸 (1)

膳丸 (5)

膳丸 (10)

膳丸 (11)
コラーゲン鍋と、鍋あとラーメン。
元々ツルツルなお肌が、さらにキレイになっちゃう(←キモイ)

私は飲み過ぎました。
参加の皆さん、ご迷惑おかけしてすみません。
そしてお疲れ様でした。

新店 【坂内】 横浜市中区

石川町の【七志】が喜多方ラーメンの【坂内】になった。
あまり、有難味は無いけど今日は時間が無いので 「近場後回し」 の原則は適用せず、ここで昼食にしませぅ。

ハイ、見慣れた姿。
ばんない

ばんない (1)

ばんない (2)

全体におとなしすぎるねぇ。
私んチの近所には喜多方ラーメン屋が無かったので、少しは期待をしたのだが…
もう少しして、落ち着いたころ又様子を見てみます。

ばんない (3)

【がま親分】 横浜市中区

このところ、ホルモンで飲みは厚木に頼りっぱなしだったケド、厚木の店の半数ほどは生肉を置いてないことが多かった。
んなわけで、久し振りに日の出町のホルモン居酒屋【がま親分】に行ってきた。

この店に来たら何を置いても〔レバ刺し〕
高級なコリッとした食感を持つものもいいが、やはり私はネットリタイプがいいな。
がま親分

がま親分 (1)
〔ユッケ〕
玉子つぶしてマゼマゼ後。
甘めのタレが赤身に良くあう。

生モノばかり喰っていると、横でAyaが
「ノロウイルス」
と、つぶやきます。

【丸源】三ツ境店 横浜市瀬谷区

三ツ境の盛岡じゃじゃめんの店【丸じゃ】に行ってみたら、まだ準備中(11:20)

んで、Ayaのお気に入りである【丸源】に行く。
丸源
〔肉そば〕
ウリである肉の量が減ってるんじゃないかなぁ。
スープの味わいは、いつもながらのアッサリコッテリで、甘めの醤油ダレもほど良く効いている。
細目やや縮れの麺もシャッキリと茹で上げられており、好み。
多めの輪切りネギは香り高く、辛味も残しておりイイネ。

丸源 (2)
〔鉄板玉子チャーハン〕マゼマゼ後。
初めての時ほどのインパクトは無くなったが(当たり前)熱々で喰うこのチャーハンはやっぱり、いいです。

とんこつラーメン 【めんくい】  東京都練馬区

大通りから少し入った住宅街にあるマスコミ取材拒否の店である。
プレハブっぽい建物でチープな外観。
初めて通りかかった人は、単なる寂れたラーメン屋と思うに違いない。
だが、昼どきに5,6分もこの店を観察してみれば、その人の出入りの多さに驚くことになるだろう。
2007年2月16日以来、とぉっても久し振りな5回目の訪問である。

店主は【千石自慢】巣鴨店で修行した方だそうで、寡黙に仕事をこなす。
店内のお客さんも大声で談笑するような人は少なく、抑え目に聞こえるテレビの音意外は寂々とした雰囲気が流れる。
と言っても、かつての藤沢【支那そばや】のような堅苦しい雰囲気ではない。

基本的な味は〔とんこつ〕と〔からとん〕のみで、サイズの違いとトッピングが数種類あるだけ。
実に潔い。

基本の〔とんこつ〕を発注後、6分くらいで届いたラーメンがコレ。
めんくい
【千石自慢】のDNAを正しく受け継いだ背脂タップリおよび油膜厚めのルックス。
クドそうだが、油の下のスープ自体はキレの良いもので、食後の後味に残るようなことは無い。
醤油ダレの加減もほど良く、コッテリしていそうでありながら、軽快な飲み口は親である【千石自慢】よりも私の好みにあっている。

めんくい (1)
麺は太目のやや縮れ。
デフォだと柔らかめの茹で加減だが、ラーメン全体のバランスを崩すようなものではない。
固め注文が可能なのかは不明。
麺量は平均的なモノよりはやや多目かな。

めんくい (2)
バラ肉ノンロールタイプのチャーシュウは二枚。
フチが黒くなっているのはローストするためか?
味付けは薄め。
メンマは、ごくごく一般的なモノで魅力にとぼしい。
海苔は味付け海苔サイズが一枚。
他に、半割り茹で玉子、輪切りネギ。

前回訪問時より、3年10ヶ月も経っているので評価しちゃいます。
スープが更に良くなっていると思います。
今日は特に当たりの日なのかな???
76点 600円。

めんくい (3)

立ち食いそば【車】で天ぷらそば

基本的に食事は 「一日一回、昼のラーメンのみ」 の私も朝から腹が減っている時がある。
んで、今日はなんだか朝から天ぷらそばな気分。
出社する前に目白駅近くの立ち食いそば【車】で喰いませぅ。

車
天ぷらはカリカリ・サクサクでいいんだけどねぇ、蕎麦粉の香りがほとんど有りませんよ。
この店は、駅の立ち食いそば屋が町に出たようなものだから、大きな期待をする方が間違っているのだけども・・・
どん兵衛ピンそばの方が上か!?

【杜屋】 二回目 神奈川県伊勢原市

二回目の今日は〔赤味噌タンメン〕を注文。

発注後10分弱かかった。
前回より調理の手際が悪いよ!
杜屋
それに、ドンブリの内面に飛び散ったスープが付着し、見た目も悪い。
調理作業が雑になったのかな?
お客さんは次々と来るけど、厨房内はそんなにテンヤワンヤと言う風景でもない。
これは改善を求めたいトコロだね。

肝心の味の方だが、赤味噌になると、その濃厚過ぎる芳醇さゆえか白味噌に比べてややクドイ印象。
甘めの味噌味であることに違いは無いが、白味噌の方がさらりと食えたなぁ。

それから、同行者の喰ったご飯がべちゃっとした炊き上がりだったそう。
樹庵氏、ちゃんと監督しておくれよ。

送別会で鍋後ラーメン

会社のAさんの送別会。
鍋料理の後に中華麺が出てきた。
私は鍋奉行では無いが、私の指示のもと、鍋後ラーメンを作ることになった。

土間土間

土間土間 (1)

鍋つゆが少なくなっているので、追加つゆをくれるのだけど、やはり少なめ。
つゆの中で十分に麺が泳げない。
生玉子が付いているので、溶き玉子ラーメンにするつもりだったが、麺茹で時間はオーバー気味。
そこへしかたなく玉子を投入したため、麺がほぐれないまま。
結果、スープは小田原【四川】のような塊状。
麺を持ち上げるとトンスイまで上がりそう。
こりゃ、失敗だわ。
土間土間 (2)
ラヲタとして痛恨のラーメンとなった。
反省!

【直伝】 横浜市南区

久しぶりに大勝軒の味が喰いたい。
しかも、気にいっている永福系ではなく、東池袋系が喰いたい。

てんで、大通り公園脇の【直伝】
昨晩から何も喰っていないので、いつもは小さいサイズなんだけど、今日は普通サイズでイケるかな。

6分ほどで届いたラーメンがコチラ。
直伝
すっかり見慣れた大勝軒スタンダードなルックス。
スープの味わいも、本流に従って節物を効かせているが、それほど前面に出ていない点が好み。

多くの東池袋大勝軒直系店は自家製麺だが、コチラの店は浅草開化楼製を採用。
このラーメンの魅力は、この麺に負うところも大きいな。

チャーシュウは脂身を取り過ぎじゃないかなぁ。
ちょっと情けない形になっている。
でも味は良いよ。

久しぶりに普通サイズを喰ったが、腹一杯。
満足しました。

【旭郎山】再訪 千葉県千葉市

旭川ラーメンを謳うが、家系の店【増田家】出身で、ウリは二郎系のラーメン。
なんだかワケワカランが、二回目の今日は二郎風である〔正油ラーメン〕を注文。

この店の無料サービスは麺マシ、野菜マシ、にんにくマシ、アブラマシ。
いずれも券売機のボタンを押すと無料で発券されるシステムになっている。
二郎のようなラーメン仕上げ直前のコールではない。

発注後7分ほどで到着。
旭郎山 (1)
アレレ~、前回、同行者が喰った時と随分スープの色が違うナァ。
乳化の進んだ白っぽいスープはかなりトロミが強く、【天下一品】を思わせる。
醤油ダレはあまり主張せず、動物系の強いダシ風味で喰わせるタイプ。

そして、野菜の山はかなり高いです。
旭郎山 (2)

天地返し後。
旭郎山 (3)
麺は極太縮れで強いヒネリがかかったモノ。
麺の表面が溶けかかったようになっており、変なカンジ。
茹で湯に問題ありか?
さすがにカネジン製だけあって強いコシがあります。
麺マシにしたらアゴが疲れるだろうな。(私の場合、麺マシにすることはありえないが)

旭郎山 (4)
チャーシュウは大きいがペラペラのバラ肉ロールタイプで、二郎のブタにはおよばない。

麺とチャーシュウはナントカ喰ったが、野菜のモヤシはほとんど喰えず。
スープは後半かなりシツコク感じてきたので、半分ほど飲んでやめておきました。
まぁ、700円で十分満足できる点はありがたい。


コチラ、同行のT氏が頼んだ野菜マシ・ニンニク。
私にはとても食べ切れる量ではない。
旭郎山

前回訪問時の記事はコチラ

【ハングリータイガー】 横浜市保土ヶ谷区

久し振りに【ハングリータイガー】の本店にハンバーグを喰いに行く。
〔オリジナル・ハンバーグステーキ〕のレギュラーセットを注文。

ハングリータイガー

喰い足りなさそうにみえるんだが、結構腹にたまる。
子供のときから慣れ親しんだ味だから、大きな驚きは無いけど安心できるね。
今は、レアなどの焼き加減を注文できないのが残念。
横浜および、近隣に住む人は事情を知っているでしょうケド。

【杉田家】で朝ラーメン

早く目が覚めた。(04:00)
ならば行きます朝ラーメン。

チャリンコをゆっくり走らせて40~50分、開店前の【杉田家】に到着。
正規の開店時間ではないけれど、入れてくれます。

基本の〔ラーメン〕630円。
杉田家
店主の津村さんは見当たらなかったけど、麺は私好みの茹で加減。
醤油ダレは濃い目で、かなりショッパイ。
スープまで完飲はやめておきます。

このところ、早朝に行ってもかなり重量感のあるスープを出してきますねぇ。
以前は、割りとサッパリしていながらも直系の本筋から外れることの無いチー油の香りや、カドの立った醤油味などと共に、ある種の軽快さを持つスープだったのだが・・・

私は
『アッサリした家系があってもよい』
と、思っているので、早朝の味が好きだったのです。
これなら、昼にやっているほかの家系店でも喰えるナァ。
とは思わない!
やっぱり、【吉村家】が家系発祥の地に残していった【杉田家】には、他の家系店にはマネの出来ない部分を多く感じるんだよね。
それと、早朝の杉田・新杉田の街には、私、ちょっとした思い入れがあるのです。
いずれ、このブログで書くことになると思います。

そんなワケで早朝の【杉田家】詣では、まだしばらく続くことでしょう。

【魚民】 鶴ヶ峰店

「生肉がくいたぁ~い!!!」
と、発作的に叫んだら
「駅前の【魚民】にあるよ」
と、答えが返ってきた。

んなわけで、馬刺しと鶏刺し。
魚民
馬刺しは、半解凍気味で歯にしみる冷たさもウマイ。
シッカリした赤身で、肉の繊維感にあふれ、脂は上品。
鶏刺しは、表面を軽く炙ったもの。
ジューシーで、皮のコリッとした感触がイイネ。

鍋物も喰ったが、その頃になるとほぼ記憶なし。
で、ナントカ鍋の残りに中華麺を入れて「鍋後ラーメン」
魚民 (1)

魚民 (2)

う~ん、コレは未食扱いか???
でも、あっさり味の醤油味スープに細麺で、かなりウマかったことは覚えている。

和・洋・中【ますだや】東京都世田谷区

世田谷区砧の東宝スタジオ近くのウルトラ食堂を訪問。
あっ、ウルトラ食堂と言うのは、私が勝手に呼んでいるのです。
ウルトラマンの製作チームも、この店からよく仕出し料理やロケ弁を取っていたと言うことで、ウルトラ世代である私は敬愛を込めて、こう呼びたい!

もう、何度もこの店には来ているのだけれど、あまり同じ店ばかりUPするのも能が無いので・・・

〔カレー定食〕注文。
ますだや
カレーライスにミニ・ラーメン、サラダがついている。
カレーのルゥは、思いっきり家庭のカレー味。
ある意味、落ち着ける。
しかし、食後数時間してカレー味のゲップになやまされる。

ラーメンのスープは、やはりソバつゆみたいな味。キライではないのだが、どうしてもフルサイズ・ラーメンを注文する気になれない。
このミニサイズで喰っておくのが華だという気がするのです。

【中屋】 新店 初訪 横浜市南区

弘明寺に油そばをウリにする店が出来たとの情報が入ったのが水曜日。
詳細情報が何も無いまま行ってみたらあいてなかった。
その後、11月27日のオープンで、平日は17:00から、土日は12:00からの営業と判明。
そんで、今日リベンジ。

開店と同時に入店。
二人で〔あぶらめん〕と〔ら~めん〕を注文。
油そばには生玉子もあうので、追加注文。
中屋

5分ほどで、まず〔あぶらめん〕が来た。
中屋 (1)

中屋 (4)
セオリー通りマゼマゼ後のお姿。
生玉子は後からが私のやり方。

タレは醤油があまり主張しないどちらかと言うと塩味に近いもの。
油そばによくありがちなクドさは無く、割りとアッサリした印象だがソレもなかなか良いよ。

次に酢とラー油を少量ずつ加えながら食べ進み、ちょうど良いポイントが見付かる頃には残りが半分くらいになっていた。
他店の油そばに比べると総量は少ないようだ。
後半、生玉子をからめるとマイルドさと同時に濃厚さも出て良い感じになる。

麺は太目のやや縮れ。
モッチリ感にあふれ、長さもちょうど良くススリ込み易い点は好感。
ちょっとパスタっぽい部分もあるな。
製麺所は分からない。

具の炙りチャーシュウは崩れやすいが、油そば・混ぜそば系にはあうのかな?
存在感は希薄。
飾り切りされた半熟煮玉子はショッパ目の味付け。
メンマは薄味でちょっとゴリッとしたところがある。
時折あらわれる揚げネギの香りはよいアクセント。
ほかに、キザミ長ネギ。


中屋 (5)

中屋 (6)
〔ら~めん〕は白く濁ったスープから九州ラーメンに近いものかと思ったが、かなりアッサリ目の塩味。
〔あぶらめん〕同様、押し付けがましい重量感などはないが、これもまたいいんじゃないかな。
動物系のダシにも物足りなさは無く、あえて言うならば鶏白湯に分類できるかな。

麺は〔あぶらめん〕よりはやや細目の縮れ。
シャッキリと茹で上げられ好みの固さだが、少しノビやすいよう。

具は〔あぶらめん〕にはないモヤシが参加している。

総評
このアタリには今まで無かった油そばウリの店だけに、これから頑張って欲しいもの。
割りと食べやすい感じに仕上がっているので、また訪れたい。
68点 〔あぶらめん〕600円、〔ら~めん〕700円。

中屋 (7)

新店情報

大黒家製麺

【大黒家製麺】 本日オープン。

朝の市中見回りで見つけた。
場所は保土ヶ谷区和田1-4あたりだろうか。
国道16号八王子方面車線沿い。
横浜新道の高架から百数十メートル東側。

大黒家製麺 (2)

大黒家製麺 (1)

「二郎インスパイアーつけめん」
などとあるから、生麦の【大黒家製麺】の支店であることは明白。
朝だから、モチロン営業してません。
いずれ、行くでしょう。

【やんつき亭】 初訪 神奈川県川崎市

私の地元から移転した【善兵衛】を求めて元住吉へ。
しかし店を見つけられず、セカンドオプションとして用意しておいた店はみな混んでたり、そそられなかったりで、結局、元住吉を後にする。
南加瀬の【大勝軒】にタ-ゲット変更したが、着いてみたら営業していない。
「ダメな時は何をやってもダメ」
を裏ヅケすることになった。

ラーメンごときを喰うのに必死になるのもアホらしいので、
『ラゾーナ行って堂島ロールでも喰うか』と南幸町2丁目交差点に差し掛かったところで未食の店があるのを思い出した。

【やんつき亭】である。
今年の6月くらいかな、ドンキホーテPAW川崎から出てきたと言うことは聞いていたが、訪れる機会がなかった。
今日はちょうどいいタイミングだからGo!

基本のラーメンを、九州風と聞いていたので細麺で注文。
10.11.28 やんつき亭
なるほど、一般的な九州ラーメンのイメージとは異なる部分も多いが、悪くない。
濃厚でちょっとしたトロミもあるスープは濃いめの醤油味。
重すぎず軽すぎずといったところは中途半端と見る向きもあるかもしれない。

10.11.28 やんつき亭 (1)
麺は極細ほぼストレート。
デフォでも固めの食感は博多系のよう。
喉を越した後に感じられる小麦粉の香りが鮮烈だ。

10.11.28 やんつき亭 (2)
チャーシュウは肩ロースかな。
薄めの味付けだが肉の食感を良く残し好み。
他にキクラゲ細切り、大判の海苔一枚。
細ネギ。

総評
フードコート出身ということで、あまり期待していなかったけど良いラーメンでした。
67点 650円。

店舗写真撮り忘れ。