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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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麺処 【雄】 新店 初訪 横浜市神奈川区

京浜急行の車窓からチラッと見えたのよ。
【濱壱】の看板がちょっと変わっているのが。
『新しいモノに作り直したのかな?』
なんて思っていたから、三週間も忘れていた。
そんで、また京急で帰る機会があったので思い出したように(実際、思い出したんだけど)行ってみた。

場所はJR東神奈川駅と京急 仲木戸駅をつなぐペデストリアン・デッキで直接アクセスできるリーデンスフォート横浜と言うビルの二階。
やっぱり【濱壱】は閉店して新しい店になってますねぇ。
鶏白湯スープをウリにする店で、去年の12月28日にオープンしたそう。

雄 (1)
天井の照明が映り込んじゃってますねぇ。
出来るだけ文字にかからないように位置調整をしたんだけど、ひとつだけ逃げ切れてないな。

基本のラーメンは塩味と醤油味があるので、私の方針通り醤油味にする。
待つこと6分ほどでラーメンは来た。
雄 (2)
早速スープから味をみる。
トロミのある重厚なスープは、鶏のウマミが十分に出切っている。
よくある鶏白湯はかなり白っぽいスープが多いが、この店のモノは濁りの強い茶色。
なにか貝のような味わいを感じたんだが気のせいかな。
ややクセのある独特な味わいである。
醤油ダレの気配は薄く、ダシで喰わせるタイプだ。

雄 (3)
自家製の麺は細めで強力に縮れたモノ。
北海道産の小麦粉と全粒粉を使っているそうなので、色黒。
ややボソボソした食感は低加水なのかな?
旭川の加藤ラーメンや藤原製麺に似たところもある。
店の奥に製麺室があった。

雄 (4)
提供直前に炙られるチャーシュウは薄めの味付けのバラ肉。
スープの味わいと対比させると、もう少し濃い目の醤油味でもいいな。
具は他に、細切りキクラゲ、ナルト、ササガキネギ、水菜、糸唐辛子、大判の海苔一枚
薬味として、揚げネギ。

総評
ちょっとしたクセがあるので、好みは分かれるでしょう。
でも、濃厚な鶏白湯はこのアタリにはあまり無いので、注目したい。
塩味にすると、どう変化するのかも興味をそそられる。
68点 680円。

雄 (5)

雄 (6)

開店情報

【たまがった】伊勢佐木町店、本日開店。
三日間ラーメン半額セールだとさ。
モチロン私は、その間行きません。
優先度は低いので、その後も行かないかもしんない。

11:00前だが店内満席、開店時間を繰り上げたようだ。
ご覧の通り、店前には待ち人数人(一番手前はスタッフ)
たまがった



だもんで、つけめん屋だがラーメンも開発中との情報がある【Ton Style】に行ってみる。
Ton Style

Ton Style (1)
なるほど、店の扉ガラスに「ラーメン始めました」の文字。
しかし、11:30からだよ。
現在11:07。
20分以上も待つ気は無いので、ほかの店にしませぅ。

【伝説のすた丼屋】日ノ出町店で油そば 横浜市中区

去年10月29日にオープンした【伝説のすた丼屋】日ノ出町店に再訪問。
以前、このブログでも書いたけど、このグループの大元である国立の本店は、その前身をラーメン店としてスタートしている。
そんなわけで【伝説のすた丼屋】は、今も多くの店舗で昔の名残りとして麺料理をメニューに加えている場合が多い。
そして、中央線沿線と言えば油そば発祥の地域。
今日は一つ、〔油そば〕で行ってみよう!

従業員も練られてきて、昼時の混雑時でもオペレーションはスムーズ。
発注後6分ほどで商品は来た。
すた丼屋

はい、まず、セオリー通りかき混ぜます。
すた丼屋 (2)
チャーシュウはしっかりしていて粉々にならないね。エライ!
でも、このタイプは混ぜ麺には不向きか?

すた丼屋 (1)

ニンニクが効いた濃いめの醤油ダレは、予想よりもマイルド。
この店が出してくる油そばだから、もっとガツン度の高いものかと思っていた。
ラー油と酢を少量ずつ加えていくと、かなり好みの味になってきた。
私としてはすりおろしニンニクも欲しいところだな。

でも、全体としては悪くない。
麺量も多めで、後半苦しくなったが、なんとか喰い切りました。
次は、豚骨とアゴダシの二種類があるラーメンを試してみましょう。

【冨士屋】 二度目 横浜市保土ヶ谷区

〔黒たんめん〕でぶったまげた【富士屋】に二度目の訪問。
今回は、普通のラーメンと、Ayaは〔サンマーメン〕を試してみた。

富士屋
ラーメンは、いたってオーソドックスなスタイル。
なぜかナルトが二枚。
スープの味わいもこれまた代表的な中華屋さんテイスト。
黒たんめんの驚愕に比して、つまらなさだけが印象に残る。

富士屋 (3)

富士屋 (2)



こちらAyaのたのんだ〔サンマーメン〕
富士屋 (1)
固めの餡はほのかな塩味。
モヤシとキャベツの比は6:4くらいで、豚肉は少なめ。
麺とベースのスープは〔ラーメン〕と同じだと思う。

私達が在店中も、後客さんが次々と来て、シッカリ地元に定着している店であることを感じる。
またしばらくしたら、〔黒たんめん〕を喰いに来ます。

インスタントラーメン・居酒屋 【さくら】 練馬光が丘店 初訪 東京都練馬区

2006年に中野区 新井薬師前に出来たインスタントラーメン【さくら】は、インスタントの袋麺を調理して提供する店。
「そんなもんが商売になるんかい!?」
と言う声に反して、その後フランチャイズ展開。

インスタントラーメンだって好きな私は、行ってみたかったんだよねぇ。
そんなワケで新井薬師の本店をさしおいて、先に練馬光が丘店に行っちゃった。

日本全国から200種類以上のインスタントラーメンを取り寄せていると言うだけあって、店内の壁際にはインスタントラーメンの袋がびっしりと並ぶ。
「ご当地ラーメン好きですね」といわれる私は〔和歌山ラーメン〕を選択。
店内調理だと470円、調理せずに買い取りだと220円。
さくら (1)

先客さんたちの注文が詰まっていたためか、発注後10分弱かかって到着。
さくら (2)
なぁるほど、スープの色や濁り加減は井出系和歌山ラーメンにかなり近いな。
でも、和歌山ラーメン特有具材の、カマボコは無いよ。
ソコまで求めてもムダだよな。
だったら、早寿司まで用意しなければならないことになる。

この店は、インスタント・ラーメンを調理して提供するが、一番のウリは、主人が作ったチャーシュウと具の数々なんだよね。

スープの味に関しては、カップの和歌山ラーメンの方が、オリジナル井出系和歌山ラーメンに近い。

さくら (3)

さくら (5)

総評
評価していいのだろうか???
私のイメージする和歌山ラーメンには、かなり遠いものだったけど、悪くはなかったです。
評価はしません。

さくら

次の機会があれば、徳島ラーメンに行っちゃうよ!!
でも、やっぱり、評価はしないと思う。

インスタントラーメンよりも良くないラーメン屋が多いこの時代に「ああだ、こうだ」と言うのは、ほとんどナンセンス!!

なのに、日々、ラーメンについて、ゴチャゴチャ言う私を許してくださいませ。

【ドレファラシド】で塩ラーメン

三回目の訪問。
味噌ラーメンがウリのこの店、確かに味噌も良いが私は醤油味のラーメンの方が良いと感じた。
これは、全く個人の好みの問題であり、私はAyaほどの醤油絶対主義者ではないが、やはり醤油ラーメンに対する期待値を高くしてしまう点は否めない。
塩は二次優先、味噌は三次なのである。

そこで今回は、この店としては番外であるが、私的には優先度の高い塩味にしてみる。
ドレファラシド 塩
発注後、6分ほどでラーメン到着。
八分の客入りという状況なのに割りと早く出てきたのは、溜まっている味噌味をまとめ作りするために、後入りだが少ない塩味や醤油味を先行して調理するのだろうか?
「先入り先出し」が飲食店の原則とはいえ、調理上の都合によりやむないのだろうか?
先発注のお客さんには申し訳ない気になるが、ここらへんは店の方針を聞いてみないとわからない。
単なるオーダーミスか、調理順の勘違い、あるいは配送先の間違いかもしれないし・・・

さて、肝心の塩ラーメンの味わいであるが、醤油味の時と同じく、麺、具は同じでスープのみを差し替えたモノ。
私の脳内にある塩ラーメンは北海道函館のモノと、〔札幌一番塩ラーメン〕
そして、和風を前面に出した横浜市南区【ほうさく】のがスタンダード。

だが、今目の前にあるのはドレとも似つかないラーメン。
函館風の塩ラーメンとは違い、強く濁ったスープはまるで白味噌ラーメンのよう。

でも、確かに塩ダレが味噌ラーメンと同一であるはずのダシ汁をまるで違った表情にしている。
コレはコレで良い塩味スープだと私は思う。
濃厚な鶏ガラ・豚骨はダシ汁と調和し、味噌ダレほど強くない塩ダレをうまく引き立てている。

ドレファラシド 塩 (1)
麺は、やや固めに茹で上げられ、フルボディのスープをシッカリと受け止めている。
具の挽肉は、多目で主張してくる。
モヤシはあまり有難くないけど、調和はとれている。

結論
この塩味もいいけど、私はこの店の〔番外 醤油〕が一番好き。

【三代目家】 初訪? 5回目 神奈川県厚木市

今の店名になってから初の訪問。
前の店からだと5回目。
このあたりに在る家系店としては、かなり本流に近いと思うんだよね。
ここから、ちょっと離れたところにある【K家】はダメダメだったし、伊勢原の【Y本家】は重すぎて、時につらい場合があるし。

二年ぶりくらいの訪問なので、基本の〔横浜ラーメン〕 並盛650円を頂く。
三代目家

三代目家 (2)

三代目家 (1)
『ウン、ウン、これです!』
先日の【Y本家】で自分の体調のせいとはいえ、つらい目にあったから、この重過ぎず軽過ぎずが、今の私にはいいなぁ。
コレにもう少し、軽快なキレが出たらマイ・フェイバリットの【杉田家】に近くなるかも。

また、来ます。

三代目家 (3)

とりかわジャーキー

とりかわジャーキー

とりかわジャーキー (1)

知人のSちゃんが、沖縄に里帰りした時のオミヤゲとして買ってきてくれた。
これ、ウマイです!!
こう言っちゃなんだが、かなりチープなカレー味で、ジャンク過ぎて、C級過ぎてとってもとっても好きな味。

ドンブリに一杯喰いたいなあ。
モチロン酒はビールじゃなくて、ウーロンハイ。

スタミナカレー【バーグ】本店 横浜市磯子区

知人のFさんが参加する演奏会に行ってきました。
フルートやオカリナを中心にし、演目はクラッシックからポップスまで幅広い。
タマにはロックから離れて美しい調べに身を委ねてみるのもいいな。(一部、美しくない調べを奏でていた人もいましたけど・・・・・まぁ、それがプロばかりの出演ではない演奏会の良さですが)

管楽器は高音をキレイに出すのが難しい。
そのキレイな音色で、タイやスラーはなめらかに、スタッカートは歯切れよく演奏していたFさん、お疲れ様でした。

11.01.23 演奏会



んで、昼飯はこの建物に入っている【バーグ】
【バーグ】とくれば、私は〔スタミナカレー 生玉子〕750円。
Ayaは目玉焼きを乗せた〔スタミナカレー 焼き〕を注文。
同行のHさんは〔カツカレー〕を注文。

発注後、ほぼ1分以内に商品は届く。〔カツカレ-〕は少し時間がかかります。
上着を脱いだり、大量発汗に備えて鉢巻をしたり、ウカウカしていると置いていかれる点は、博多ラーメンに通じるものがある。

11.01.23 バーグ

やっぱり、私はココのカレーが大好き。
飛び上がるほど驚くようなカレーではないけれど、甘めのカレーソースは実に落ち着ける。(Ayaにとってはカライそうです)
たくさん乗った豚肉もGood!

そして、総量は多目。 今の私にはちょっとキツイけどなんとか喰いきれる。
でも、私が初めてこの店に出会った頃は、もう少し多かったような気がする。
まだこの店が、通りに面した喫茶店風の小さくてキタナかった頃に(失礼!)何度か大盛りにチャレンジして、若さゆえに食欲旺盛だったにもかかわらず苦戦したことを思い出しました。

Hさんの〔カツカレー〕はトンカツにくわえて、大量の千切りキャベツとトマト一片が付くので、さらに総量が多く、彼女は商品到着時に少し引いてました。

また来ます。
弥生町や戸部の店にも行きます。

【吉本家】本店 二度目 神奈川県伊勢原市

二度目の訪問のコチラですが、前回はなかったタイムサービスをやっていた。
730円の基本のラーメンが500円と大分お得です。

吉本家 (1)

一箇所集中段積み型具の配置も、重めの味わいのスープも変わらず。
しかし、今日は体調が少し悪いため、この油分の強さには参りました。

食べる側の体調によっても味の感じ方は変わるものなので、喰い物を扱うブロガーは、そこらへんをよく心得ておかないとイケマセンな。

セブンイレブンの〔すみれ 味噌〕

あのさぁ、コンビニで売っている電子レンジで調理する麺類、あれ、何て言うのだろう。
ドンブリ型のカップに入っているけど、カップラーメンではないと思うし…
冷凍モノともまた違うみたいだし。

よくわからないけど、セブンイレブンの〔すみれ 味噌〕を喰ってみました。
すみれ

すみれ (1)

すみれ (2)
感想としては、まぁ、そこそこ良い。
450円もするんだから、ヒドイもんだったら頭に来るけど。
でも、この〔すみれ 味噌〕に関しては、むしろ【えぞ菊】の味噌ラーメンに似ているな。
と言う、印象を持ちました。

MM21にカップヌードルミュージアムができるんだって

詳しくはコチラ

これも、ラーメン情報って言うのかな???
入場料取るのが気に入らないけど、安藤百福氏を崇拝する私は、一度は行くかもしんない。
それにしても、このディレクションを担当する 「佐藤可士和」 さんって、いったいなんて読むの?

【萬来軒】で〔中華ランチ〕 東京都足立区

今日はなんだかシッカリとご飯が喰いたい!
と言うことで【萬来軒】に来たが、いつものカツ丼はやめておこう。
最近、揚げ物がつらい時がある。
そんで、〔中華ランチ〕800円を注文。
萬来軒
メインディッシュは、豚肉生姜焼き、モヤシ炒め、目玉焼きの合い盛り。
ご飯と味噌汁、漬物、サラダがついてこの価格はイイネ。
甘めの生姜焼きと、ショッパ目のモヤシ炒めがいいバランス。

左端の茶碗だが、ご飯ドンブリくらいの量があるよ。
選択は正しかった。

【ぎょうてん屋】伊勢原店で〔大勝軒中華そば〕 神奈川県伊勢原市

タイトルだけだと何のことだかサッパリワカランでしょ。
んで、これ。
ぎょうてん屋
はぁ、そう言うコトでしたか。
基本は家系だけど、二郎風だったり、永福系大勝軒だったり・・・・・
まぁ、なんちゅうか、遊び心にあふれているというか、無節操と言うべきか。
永福系大勝軒の味は好きだから、その無節操に乗っちゃいましょう!

と言うことで〔大勝軒中華そば〕1.5玉 800円 を注文。
ぎょうてん屋 (1)
スープ表面に油が浮き、煮干し系の匂いが強く香る点などはかなり永福系大勝軒に迫ってるねぇ。
味も悪くないですよ。
アッサリコッテリしたダシ汁に醤油ダレがキリリと効いて、柚子の姿は見えなかったけど、なんとなく風味を感じたのは気のせい?

ぎょうてん屋 (2)
麺は細めのやや縮れ。ピンあまカンベン。
草村の麺じゃぁないよね。
かなり柔らかめに茹でられているが、昔の永福はこんな感じだったから許せる。

ぎょうてん屋 (3)
チャーシュウは肩ロース?
ショッパ目の味付け。
小さくて、ちょっと物足りないな。
メンマは、色黒で筋っぽい。
白髪ネギは香りが飛んでるナァ、残念。

よく出来た永福大勝軒インスパだと思います。
でも、ここまでやるんだったらナルトを入れて、ドンブリも洗面器タイプにして欲しかったナァ。

【長尾中華そば】 横浜高島屋 青森県の観光と物産展内

【くどうラーメン】とならび青森県を代表するラーメン店【長尾中華そば】が横浜高島屋にやって来た。
と言っても、【長尾中華そば】は「東京ラーメンショー2009」で関東に来ているのだけど、私ゃ、ああ言うトコロには行きたくないタチなのですね。

んで、昨日訪れてみたら、大行列。
もちろん、やめて、津軽三味線の生演奏だけ聴いて帰ってきました。
私は津軽三味線のダイナミックかつ緻密な演奏が大好き。
子供の頃、よく聞いたしね。
津軽三味線 (1)
後で気が付いたのだけれども、場内写真撮影禁止でした。
営利目的で使うワケではないので、カンベンしてくださいね、主催者さん。

見事な三味線の生演奏が聴けただけでも、大収穫だったけど、やっぱりラーメン喰いたい!
そんで、最終日の今日リベンジしてまいりました。

長尾中華そば

10:30の開店と同時に入店だが、先客さんがお一人。
私は、〔中華そば「こく煮干し」〕を注文。
煮干しが苦手なAyaは〔中華そば「あっさり」〕に〔玉子〕を付けて注文。
現地の店とは違い、この特設店舗では麺の選択は出来ない。
待つこと6分ほどでラーメンは来た。
長尾中華そば (1)
三色雷紋の切り立ちドンブリに濁りの強いスープはいかにも煮干しが効いてそうなルックス。
早速、スープからいただきます。
『こっ、コレは・・・・・と~ってもニボニボっ!』
すんごい勢いで煮干しが押し寄せてくる。
今まで、いくつか煮干しダシをウリにするラーメンを喰ったけど、ここまで強烈なモノは初めてだ。
口内から鼻に抜ける強い煮干の香りと、ちょっとした生臭さ。
醤油ダレの味わいがノドを通過したあとに感じる酸味。
豚骨と思われる動物系の重量感。

長尾中華そば (3)
麺は、やや縮れの中太。
断面形は、カドが取れたようなカンジなので丸麺と言っても良いだろう。
柔らかめに茹で上げられており、秋田県にみられる細目のうどんのような食感。

長尾中華そば (4)
チャーシュウはバラ肉ノンロールで長い物が二枚。
脂身は多いが、薄くカットされているので、クドさにはならない。
赤身の部分もかなり柔らかく、私はもう少し肉肉しいほうがいいな。
メンマは材木タイプで、ゴリッとした食感。
存在感は十分なので3本が適量。
香りの良い輪切りネギは多め。



長尾中華そば (2)
コチラ、Ayaの「あっさり」
透明度の高いスープと、玉子のおりなす色あいがキレイだな。
このラーメンにも煮干しが効いているのだが「こく煮干し」に比べるとはるかにオトナシイ。
現地では、このアッサリスープには細麺を合わせて注文している人が多い。
私も、その方が良いと思うのだが、厨房のスペースや食材の輸送等がからんでムズカシイみたい。

総評
東京に古くから在る【たけにぼ】は品の良い煮干ラーメン。
この【長尾中華そば】は下品な煮干しウマサのあふれるラーメンです。
津軽煮干しラーメンのガツン度を体感しました。
68点 850円。 「あっさり」は700円+味玉100円。

長尾中華そば (5)

【松屋】の240円牛丼

第なん次だかの牛丼戦争勃発。
最安値は松屋の240円。
味噌汁が付いてこの価格だから、かなりギリギリの価格設定でしょうな。

松屋

ラーメンは、今や、高い食事です。

北海道らーめん 【しろくま】 新店 初訪 神奈川県大和市

藤沢の【こぐま】に牛乳ラーメンを喰いに行って混雑を見てやめたのは二年前のコト。
その後も、もう一回やめてます。
何時行っても喰えない店であり、私には縁のない店とします。

んなわけで、藤沢の仇を大和市で。
小田急江ノ島線 桜ケ丘駅近くにあるこの店【しろくま】には藤沢【こぐま】譲りの牛乳ラーメンがある。

しろくま (1)
基本と思われる〔赤味噌らーめん〕・・・・・は全く無視して〔特製 牛乳らーめん〕を注文。
牛乳ラーメンが目的だからコレでいいのだ!
あっ、それからこの店には醤油味のラーメンがありません!
醤油絶対主義者であるAyaはしかたなく、〔塩らーめん〕を注文。

本日の一番客であり、先客さんはいないので、6分ほどでラーメン到着。
しろくま (2)
なるほど、こう来たかぁ!
乳脂肪分か蛋白質が固形化したような小さな粒々が浮く白いスープです。
そんな中に、ネギの青みと半割り茹で玉子の黄色がとてもキレイ。

まずはスープから味をみる。
『ややっ、こ、これは…ウマい!!』
牛乳好きな私の好みにピッタリな牛乳ウマいスープ!!
ラ博で喰った某店の牛乳ラーメンをはるかに超えている。

私は、このブログや日常生活の中でもラーメンの話に関しては“うまい”と“まずい”という単語は極力使わないようにしているのだが、使ってしまいました。
それほど、私の好みに合っているということです。

しろくま (5)
麺は細めの縮れ。
そんなに黄色みは強くないものの、札幌ラーメンによくみられる弾力を活かしたシャッキリとした茹で加減に仕上がっている。
製麺所は麻生製麺。

しろくま (4)
具のチャーシュウは脂身の少ないモモ肉かな。
肉の繊維感を残し、やや濃いめの味付け。
青味は白髪ネギと、細ネギ輪切り。
モヤシは多過ぎなくて良いね。
メンマは、水煮かな?
あまり主張が無い薄味タイプ。
半割り茹で玉子は中心部に半熟状態が残り、好み。



コチラ、Ayaの〔塩らーめん〕
しろくま (3)

しろくま (6)
この塩ラーメンもなかなかの出来です。
透明度の高い品の良いスープは、アッサリした中にもジンワリと来る旨みがあって、物足りなさは皆無。
麺は、牛乳ラーメンに比べて太いモノが使われている。
モッチリ感にあふれ、なかなかの存在感。

総評
牛乳ラーメンを喰いに通いたい!
〔特製 牛乳らーめん〕の評価:78点 730円 〔塩らーめん〕は680円。

しろくま

【匠・Jang】 初訪 横浜市西区

横浜駅東口地下街ポルタにある麻婆豆腐と担々麺の店。
前から来てみたかったのだけど、ナカナカ機会が無くて、今回やっと訪問。

昼近くの入店で、店内は七分の客入り。
基本の〔担担麺〕を注文。
初訪問なので、特に辛さの指定はしない。
6分ほどしてやって来た。
匠
う~ん、スープ全面が赤く染まり、見るからに辛そう。
鼻に感じる匂いすら辛いよ。
早速、スープから味をみる。
『ん、これは良いではないですか!』
たしかに、とても辛いのだがシッカリした鶏ガラ系のダシも感じられるし、芝麻醤のゴマ風味も濃厚でマイルドな甘みすら感じる。

匠 (1)
麺は細めやや縮れ。
固めの茹で加減は好み。
スープに適度な粘性があるので、あまり縮れていなくてもスープは上がってくる。

肉味噌にはナッツも入っているよう。
形としては見当たらないので、ペースト状にして使われているのかな?
大きめの角切りにされたザーサイも良いアクセントになっている。

総評
ただ辛いだけで、ウマくもなんとも無い辛味ラーメンが多い中、この店の〔担担麺〕はイイネ。
もう一つの主力商品である麻婆豆腐も試してみたい。
68点 690円。

匠 (2)

麺や【太華】 横浜市戸塚区

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」が選ぶ2010年新人王で準優勝に輝いたお店。
ウチの近所でもないのに4回目の訪問。
ハイ、ご当地ラーメン好きです。
特に尾道ラーメンと和歌山ラーメンと徳島ラーメンが好きです。ウンウン。

太華 (1)

てなわけで、前回までは基本のラーメンを喰ってきたけど、今回は少し目先を変えて二人で肉増しとネギ増しを注文。
取っ換え引っ換えして喰います。

肉増し。
太華 (2)
この店にはチャーシュウメンもあるのだけれども、同じものなのだろうか?
細長くて大き目のチャーシュウが見えるだけでも5枚。
肉喰った感を満喫できる。

ネギ増し。
太華 (3)
ネギ食った感におぼれそうです。
広島県倉橋島産の青ネギは、シャキシャキ感にあふれ、適度な辛さも良いね。
スープの味わいは、いつも通りの小魚のダシがほんのりと感じられるもの。
油膜が張り、結構コッテリそうに見えるが、キリッと立った醤油味が鮮烈でクドさにならない。
麺もおなじみの中太ほぼストレート。
尾道ラーメンとしてはやや太いので、違和感を感じる人も居るかもしれないが、私にはOK。

近年、味わった尾道ラーメンの中では特に良い印象の店なので、また来るでしょう。
行列店にならないで欲しいな。

桂花楼でチャーハンランチ によせた私的ラーメン論

しっとりチャーハンのなかでは、私はこの店のチャーハンが一番好き。
“しっとり”と言っても、決して米粒がベチャついてはいない。
一つ一つの米粒が適度に油をまとい、高温で炒められたためにフックラとしている。

桂花楼

味付けは王道の塩・コショウで、やや薄め。
薄めの味付けは、飲食店の基本。
濃い目の味を好む人は、卓上の塩、醤油、コショウで調整すればいい。
ショッパく出来上がってしまったものを水洗いして、薄めの味に直すワケにはいかないからだ。

なのに、ラーメン専門店では醤油ダレ(元ダレ、麺ダレ、ワリシタ、カエシなどとも言う)を卓上に用意してある店は、例外はあるものの、ほぼ九州ラーメン系に限られる。

もっとも、私は初訪問の店では、その店の味を感得したいため、塩や醤油ダレを使うことはない。
家系の店で、いきなり「味濃い目」にすることもない。

訪れた店で出てきた基本のラーメンの味こそが、店主が「OK!」を出した味だと信じたい。
なのに最近 味見をしない店主(その時の調理担当者)が増えてきたように感じるのは私だけでしょうか。

唐揚げラーメン

まぁ~ったく、今日は忙しいコトこの上なし!
練馬に居るのだから、取材拒否店【めんくい】に行きたいトコロだが、そうもいかず。
コンビニのカップラになりました。

SHOYU.jpg
エースコックの〔SHOYU NOODLE〕
合わせて買った〔唐揚げ棒〕の鶏唐揚げを串からハズして二個投入。
パイコーメン風になるかな?
おっと、アレは豚肉だったぜ。

でも、私、過去に鶏モモ肉唐揚げの乗ったラーメンで、パイコーメンと名乗るラーメンに遭遇したことがあるのです。
確か有楽町のガード下にあったキタナイ中華料理屋で、私が銀座でハコバンをやっていた30年近く前のこと。
パイコーメンは漢字で書くと排骨麺(カタカナの場合、パイクーメン、パーコーメンとも表記される)
字ズラを見ると、特に豚肉をあらわす字は無く、骨付き肉の唐揚げとも受け取れる。
誰か、中華料理に詳しい方、教えてくださいませ。

話を戻して、このエースコックの〔SHOYU NOODLE〕、ヘタな店売りラーメンよりずっといいデス。
味は、マイ・フェイバリットの日清〔カップヌードル〕醤油に近く、具は多い。
そして何より、安い!!
小市民の私にはピッタリのカップラです。

上白根の台所 【味人 AZITO】 新店 初訪 横浜市旭区

タイムダイバーさんより情報を頂いた店に行ってきました。


12月の中旬頃にオープンしたらしい創作居酒屋さん。
昼はラーメンを提供している。(夜もやってるのかな?)

AZITO (1)

開店と同時に入店。
二人で〔あっさり醤油ラーメン〕と〔コク旨醤油ラーメン〕と〔挽き肉チャーハン〕を注文。
シェアして喰います。

AZITO (2)
まず、チャーハンがやって来た。
左上に見えるのはランチ・メニューに付く揚げ餃子。
右はチャーハンには付きモノのスープ。

なかなか良いですね。
焼きの強い仕上がりで、米粒が一つ一つが離れるパラパラ加減。
油は少なめで、味付けも薄め。
コショウと塩をほんの少し追加してやると更に良くなりそう。

AZITO (4)
〔あっさり醤油ラーメン〕は大きなインパクトは無いものの、鶏ガラらしい実にスッキリした味わい。
醤油ダレによる味付けも薄め。
仄かな酸味を感じるが魚系を使っているのだろうか?

AZITO (5)
麺は中細の縮れ。
割と固めに茹でてある。

AZITO (6)
チャーシュウ代わりの鶏肉はスライスした小さめのものが二枚。
コチラも薄めの味付け。
他に幅広のメンマは水煮かな、アッサリした味わい。
味付け海苔サイズの海苔二枚。
刻みネギ。

AZITO (7)
〔コク旨醤油ラーメン〕は茶色く濁ったスープ。
店主は家系似というが、私は違っていると思う。

AZITO (8)
麺は太目の縮れ。
モッチリした歯応えがイイネ。
具は両者とも同じ。

総評
チャーハンが良かった。
64点 〔あっさり醤油ラーメン〕600円 〔コク旨醤油ラーメン〕650円。

オススメは〔塩ラーメン〕と〔担々麺〕だと言うことなので、次回訪問時には試してみたい。

AZITO (9)

AZITO.jpg

桜木町の【秀吉】で飲み

この前スタジオ・セッションした※と飲み。

秀吉
馬刺し。
半解凍のルイベ状。
完全に溶けてから喰っても良いが、少し氷感がシャリシャリした頃もイイ。

秀吉 (1)
イカの沖漬け。
ワタと一緒に漬け込んである。
このワタが大好きなんだな!

秀吉 (2)
秀吉は基本寿司屋。
だから寿司がいいのは当たり前。
マグロの赤身もよかったが、特に気に入ったのは右上に見えるワサビ巻き。
本ワサビをみじん切りにして粉ワサビと合わせて巻いてあるらしく、強烈にワサビが効いている。
はじめの一個で泣きました。
少し時間を置くと辛さがマイルドになってまた良いです。

秀吉 (3)
バクライ。
何のことかと思ったが、ホヤとコノワタを合わせた塩辛だそう。
強いクセがあるので、苦手な人も多いだろうが、好きな人はハマル!

この後、伊勢佐木町の【JhonJhon】でジェフ・ベックの映像なんぞ見ながら、楽しく夜はふけて行きました。

めん屋 【元町】 横浜市中区

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」が選ぶ2010年の新人王に輝いた店。
ウチの近所なので5回目の訪問だ。
今までは、醤油味、塩味を喰ってきたので今回はまったく目先をかえて冬季限定提供のコチラを注文。
元町
〔ひない担々麺〕
品の良いラーメンを提供し続けてきたこの店が作る辛いラーメンにとても興味がわき、店前の通りに置いてある立て看板を見た時に注文を決定していた。

開店と同時に入店したので先客はなし。
5分ほどでラーメンは到着した。
元町 (2)
担々麺と言えども、やはりこの店らしい上品な仕上がり。
早速スープから頂きます。
『うぉう、コレは良いではないですか!』
芝麻醤のゴマ風味にくわえて、ピーナッツがかなり主張する味わいはとても好み。
辛さの調整は特に指定せず店側の基本辛さでお願いしたが、それだとあまり辛くない。
しかし、辛みを強くし過ぎるとこのゴマ・ピーナッツ風味がマスキングされてしまうかもしれないので、このくらいがちょうど良いのだろう。

元町 (4)
肉味噌は少量で、一本のチンゲン菜の上に乗せられている。
このチンゲン菜がもう一本あったらウレシイのだけれどもなぁ。


元町 (3)
醤油絶対主義者のAyaが頼んだ醤油ラーメン。
いつもながらのジンワリ来る優しさにあふれ、かと言って物足りなさのない点が手柄。

食後、店主さんと少し話をしました。
内容はヒミツ。
長続きして欲しい店です。

【七浜】 新店 初訪 横浜市鶴見区

環2駒岡交差点近くのこの店舗、店の居着きが悪い。
今回の店で何軒目なのかな?
考えるのもメンドいから、もういいや。

去年の11月下旬頃出来たのが、この【七浜】
濃厚なスープの家系として、なかなか評判がいいので行ってみる。

開店と同時に入店。
もちろん基本のラーメンを、初訪問の店なので特に指定なしで注文。
6分ほどの待ち時間でラーメンは来た。
七浜 (3)
なぁるほど、見るからに濃厚なスープは粘度も高め。
スープ一口目の印象は相模原市東林間の【相南家】に似ているな、と感じた。
動物系のダシは十分なパンチをもって押し寄せてくるし、醤油ダレも強めに効いているがショッパイと言うほどではない。

七浜 (4)
麺は家系定番ではなく、かなり強く縮れのかかった太麺。
中心部にやや固い部分を残し、私好みの茹で加減。
私の座った位置からは麺箱が見えなかったが、先食されている方々の情報によると丸山製麺。
だとすると、【岳家】の血統である【相南家】は横浜ラーメン製であろうから、無関係か。
この麺は、私が好きだった頃の【介一家】山手本店が使っていたものに近く、懐かしさを感じた。

七浜 (5)
具のチャーシュウはバラ肉ロールタイプが二枚。
巻きがほどけやすいが、醤油の立った濃いめの味付けは良いね。
青味は小松菜かな?
サックリとした茹で加減で歯応えも良い。
大判の海苔三枚も香り高いもの。
輪切りネギは多めだが、少し香りが飛んでいる。

七浜 (2)
卓上調味料には、軽く説明が書かれていて、こういうの親切でいいな。

総評
かなり良い家系です。
今度は長続きして欲しいものだな。
69店 650円。

七浜

【日高屋】鶴ヶ峰店 初訪 横浜市旭区

Ayaは日高屋を喰ったことがないんだと。
んなわけで、鶴ヶ峰駅前の【日高屋】へ。
Ayaは基本の醤油ラーメンと半チャーハン。
私は、なんだか担々麺な気分だったので担々麺を注文。

待つこと8分ほどで到着。
日高屋  坦々麺
『う~~~ん、コレは担々麺でしょうかねぇ?
芝麻醤がまるで効いてないし、清湯のダシ風味も感じられない。
辛味は結構来ますよ。
汗だくになりました。

日高屋  坦々麺 (1)
麺は細め縮れ。
割と固めに茹でてあり好み。

具の肉味噌を崩して喰い進むと、やっと芝麻醤が感じられるようになってきた。
肉味噌の中に芝麻醤が混ざっているよう。
どうやら他のメニューにも使うスープに、この肉味噌を加えることで担々麺風に変身させるのでしょう。

半チャーハンを少し味見させてもらいましたが、まぁ、いいんじゃないですか。

採点:しない。
価格:覚えていない。

店舗写真は、どこでもほぼ似たようなものだから要らないよね。
チェーン店には、かなりキビシイというか、なかなか関心できない私なのでした。

朝火事

コピー ~ IMG_0578
車が激しく燃えています。
建物にも燃え移りそうな勢い。

放火だとしたら、物騒だな。
火の用心!!

新店???情報 【冨士屋】横浜市保土ヶ谷区

市中見廻りで保土ヶ谷区和田町駅付近を通りかかると、初見の店発見。
どうやら〔黒たんめん〕と言うのをウリにするラーメン中心の店のよう。
12月25日に開店したらしい。

富士屋 (1)
「和田町に店をかまえて53年~」
てなことが書いてあるから、『新店どころか老舗店だなぁ』
なんて、考えていたら思い出した。
この道を、もう少し上星川方向に行った正福院入り口って言う交差点近くに、富士屋という中華料理屋が在ったはず。
2009年の年末頃に閉店するとかしないとかゴチャゴチャしてたなぁ。
その店の移転開業ですか。

とにかく、〔黒たんめん〕と言うのに強く惹かれて入店。

富士屋 (2)
旧富士屋の方は普通の中華料理屋だったけど、コチラの店は麺類に力を入れているよう。
もちろん「看板の」と書かれている〔黒たんめん〕を注文。
食事どきではない時間なので、私一人。

待つこと6分ほどで到着した。
富士屋 (3)
うわおぅ! みぃんごとに真っ黒いスープ!!
私は「黒いラーメンにハズレ無し!」を9割がた信じているし、過去に黒いラーメンを求めてアチコチ行ったけど、これほど真っ黒いスープに出会ったことは無い。
スープ表面に浮いた、この店自慢の黒マー油は、まるで墨汁を流したようで
『コワイよぉ』(←涙目)
でも、ラヲタは挑むよ、怖いタンメン。

早速、スープから。
『ん? これ、マー油なのかな???』
ニンニクの風味はほとんど無い。
焦がし油の製法のはずだが、焦げ臭さもない。
かわって、口の中にガサガサした感触があるが、骨粉ともまた違ったもの。

マー油の下のスープは白く濁ったもので、実にアッサリした塩味。
グイグイ飲みたい味わいなのだが、先述のガサガサ感が邪魔をする。
どうやら、このマー油が全体となじんでいないようだ。

焦がし油とはいえ、ココまで黒い色は、何か他のものが効いているはずだが、最近ハヤリの竹炭でも使っているのだろうか?

富士屋 (4)
麺は平打ち中太やや縮れ。
横浜発祥のタンメンの正統な系譜を受け継いでいる。
しっかし、箸まで黒く染まってしまうよ。
おとろしかぁ~。

具の野菜炒めの内容は、タマネギ、モヤシ、ニラ、豚肉、ニンジン、キクラゲなど。
いたってスタンダードである。

総評
私は20年近く保土ヶ谷区民であったが、こんなタンメンが存在することを全く知らなかった。
そして、このタンメンは好き嫌いがキッパリと分かれるであろう。
勇気のある方は、試してみてください。
65点 800円。

富士屋

【山桜桃】 新店 初訪 東京都新宿区

北海道札幌の人気店。
店名は「ゆすら」と読む。
私がラヲタになりかけの頃から、たびたびラー本やラー番で見かけた名前だ。
その【山桜桃】がやっと関東に出てきてくれたので行くしかないでしょ!!

ゆすら (1)

ゆすら (2)

北海道 札幌の本店ではたしか味噌系のメニューがウリのはずなんだが、なぜか〔とんこつしお〕がトップに来ている。
コレはすぐ近くにある【純連】に対して味噌以外のメニューで挑もうと言うことなのかなぁ?
よく解らないけど、一応基本と判断して〔とんこつしお〕を注文。

食事どきからハズれた時間なので先客さんは1名、待つこと5分くらいでラーメン到着。
ゆすら (3)
強く濁ったスープで、いかにも濃厚そう。
一見、味噌ラーメンのようにも見える。
早速スープから味をみる。
『あんれぇ、ずいぶんと軽いなぁ!』
見た目とはウラハラに飲み口はあっさり、油もサラサラで口の周辺にまとわりつく感じは無い。
ちょっとスカされたような物足りなさを覚える。
インスタントの味噌ラーメンにありがちなチープさも…

ゆすら (4)
麺は札幌にしては色白の中細縮れ。
割と固めに茹で上げられているが、なんか妙な食感で、この麺からもインスタントのようなイキフンが漂う。

ゆすら (5)
チャーシュウはバラ肉ノンロールタイプで分厚いモノ。
醤油の香り高く、ほのかに八角のような中華香辛料も感じられる。
コレはなかなか良いですね。
そして、チャーシュウの隣にあるのが、なんか牛スジ煮込みみたいに見えるけど、喰ってみたら豚肉味。
コレがさらにウマい。
もっとたくさん欲しい!!
ほぐしチャーシュウを煮つけたものでしょうか???

具は他に多めの輪切りネギ、斜め切りのナルト。

総評
私は、コッテリに見えるものはコッテリしていてほしい。
アッサリに見えるものはアッサリしていてくれた方がいいなぁ。
64店 700円。

ゆすら

高田馬場はずいぶん前から東京有数のラーメン激戦区。
しかし、ココほど凄いところは無いでしょう。
【山桜桃】の左が九州ラーメンの【ぼたん】、右が言わずと知れた【純連】
私が写真を撮っている場所もラーメン屋の前!
ラヲタ天国であるが、ラーメン屋さんにとっては戦慄の場所。
しかし、今なお新しい店が出店してくるのだから、それなりの集客効果はあるのでしょうね。

ゆすら (6)

【武夷菜館】 横浜市中区

事前調査してあった三が日もやっているラーメン屋第二弾はウチの至近の【こもん】と【ハマのオヤジ】
だが、一応中区・南区周辺を自転車で見廻りしてみて、めぼしい店をチェックする。
その途中でみぃつけちゃった!!

中華料理屋【武夷菜館】で限定提供数20のフカヒレ餡かけチャーハンが680円ですと!!
急遽方針変更。
私、フカヒレってほぼ喰ったことが無いのです。そうです、ビンボです。
子供の頃、親に連れられて何度かフカヒレ・スープなんぞ喰っているはずだけど、当たり前だが記憶に残っていない。
それ以降、フカヒレを使った料理など口にすることなく数十年が過ぎた。
こりゃ、行くっきゃないでしょ!

二人で、〔フカヒレあんかけチャーハン〕と〔ワンタンメン〕を注文。
シェアして喰う。

待つこと7~8分ほどでまず〔ワンタンメン〕から到着。
武夷菜館
スープのベースは中華料理王道の清湯。
上品な鶏ガラダシはとても優しく、ほど良い醤油ダレとあいまってシミジミしたおいしさ。
ちょっと暴食気味だったお腹を労わるのにちょうど良い。

武夷菜館 (1)
麺は平打ち気味の細め縮れ。
東北ラーメンの麺のようにネジレもかかっており、スープを良く持ち上げる。
シャッキリと固めに茹でてあり、好み。

武夷菜館 (2)
ワンタンはテルテル坊主型。
プルプルの皮にシッカリした弾力があり、噛んでも飲み込んでも良い感触だ。
餡に豚肉のクサミが少し出ている点が残念。


そして来ました、〔フカヒレあんかけチャーハン〕
武夷菜館 (3)
なるほど、スープチャーハンとは違って、かなり粘りの強い餡。
濃い目の醤油味で、その中に細切りのシイタケ、タケノコ、まっぺモヤシ、フカヒレが入っている。
チャーハンの部分と混ぜて喰っていくと実においしい。

チャーハンの部分は薄めの塩味。
餡と出会って味のバランスが取れるように計算してあるのでしょう。
小さな角切りのチャーシュウはショッパイ味付けで、コレは一つのアクセント・ポイントになる。
フワフワの玉子と強い焼き加減でカリッとしたご飯粒が対照的な食感。

これ、フカヒレね。
武夷菜館 (4)
680円ですから、テレビでよく見たヨシキリザメやアオザメなどのフカヒレにくらべると、細くて短くて存在感としてはかなり劣る・・・・・ように感じる(喰ったこと無いんで、へへへっ)
そんで、感想としては、これまたテレビでよく見た言ってはならない禁断の言葉が私の脳裏をよぎる。
だけど、私もそう感じたのだから言っちゃいますよ、胸のウチで。
『春雨と、どこが違うのだろうか!』
あのデブ・タレの内山君もこんなことを言って、周りからバッシングされていましたね。
彼の方がビンボ人の私よりはいい食生活をしているはずなんだが・・・

ともあれ、この価格でフカヒレ料理を喰わしてくれることに感謝。
そんで、やはり【武夷菜館】は中華街にある数多くの中華料理店に劣らないレヴェルにある店だと思います。

武夷菜館 (5)