中華そば専門 【田中そば店】 初訪 東京都足立区
2011/02/15/23:32:57(Tue)
近くにある兄弟店【田中商店】とはまるで違ったラーメンを提供するということで話題になって数年。念願だった【田中そば店】に行ってきた。
12:00ちょうどに入店。
私の後から待ちになった。あぶねぇ~。
しっかりした人気を得ているようですな。

商品構成はごくごくシンプル。
大盛り無し、替え玉無し、ラーメンに勝負をかけている点に好感!!
注文時に「こってりヴァージョン」にも出来るが、ここはやはり基本のままの〔中華そば〕を注文。
5分ほどの待ち時間でラーメン到着。
太麺と聞いていたので、もう少し待つだろうと思っていたが早いですね。

小振りなオールドスタイルの丸ドンに受け皿付きだが、ドンブリ持ち喰いの私は受け皿不要なので、どいてもらう。
まずは、スープから味をみる。
『ん、実に優しくて、それでいて深みのある味わい!』
ダシ汁は、鶏ガラ中心に豚骨と少量の野菜でしょうか?
スープ表面には油も浮き、アッサリだけに終わらせていない点も手柄。

麺は太目の平打ち。
喜多方ラーメン縮れを少し弱くしたような感じ。
この手のスープには細麺を合わせるのが常道だと思われるが、意欲的な試みとも受け取れる。
はじめに見た時は少なめなラーメンに見えたが、麺量はいたって標準的でしょうか?

具のチャーシュウは小さいながら、ロースト・フレイバーが香ばしいモノ三枚。
バラ肉だけど、厚みがあるので赤身部分はちゃんと肉の食感。
醤油ダレの風味は、結構まえに出ている。
メンマは色黒のコリコリタイプ。
甘めの味付けで、細裂きなので10数本。
他に、多めのキザミ長ネギ。
そして、この店独自の卓上調味料がコレ。

「特製唐華」とか言ったかな?
唐辛子と各種香辛料を混ぜ合わせたものらしい。
こってりヴァージョンに良く合うと言うことだが、あっさりヴァージョンに使っちゃいけないワケではないので、辛さが出ない程度に少量加えてみた。
すると、一気にスープの味わいに厚みが出て、とても広がりのある表情となった。
あまり入れすぎると、ドンブリ全体を支配してしまうだろうから、慎重に少しずつ使うことをオススメします。
総評
ホントに、まったく、【田中商店】とは違う方向性を打ち出してますなぁ。
でも、私このラーメン結構ツボです。
次回は、こってり・ヴァージョンを試してみたい。
71点 650円。
