【山岡家】木更津店 千葉県木更津市
2012/03/28/23:52:28(Wed)
久し振りの【山岡家】である。【山岡家】は茨城の結城店が初体験。
その時は黄色い油のクドさに参って、二度と喰うモノじゃないと決めた。
しかし、その後赴任した各地では望むラーメンが無くて、しかたなく千葉中央店、栃木の小山田間店等で喰っているが、やっぱりあの油はダメだ。
そこで今回の木更津赴任では、
『【山岡家】の油少な目にチャレンジしてみよう』
と言うことで入店した次第。
本来、家系の流れを汲むラーメンでは、油少な目は不本意だと考えていたが、もう強烈な油感を厭う年齢にもなったし、この【山岡家】がテストベッドとしては最適に思えたのだ。
基本のラーメン 油少な目、麺 普通、味 普通で発注したモノがコレ!!

“すべて普通” では分厚くスープ表面を覆っていた油の層が油滴になっている!
しかし、油を集めやすい海苔の周囲は透明なガラスのような油層になっているのがわかるでしょ。
スープの味わいとしては、このくらいが私としてはベスト。
だが、箸で(決してレンゲは使わない)油層の厚い部分をかき混ぜてみるが、数分も経つとまた分離する。
どうもダシ汁を作る過程で出てくる自然な油ではなく、精製した油を加えているように感じられてならない。まるでサラダオイルのような透明度も気に入らない。
つまり、ダシ汁と油の間には親子関係は無いようなのだ。

麺は太目のほぼストレート。
家系スタンダードと言えるね。
普通の茹で加減でも割とコシがあり、噛んでウレシイ麺だ。

チャーシュウは肩ロースかな。
味付けは薄目だが、肉の繊維感をよく残し、厚みもほどほどにありイイネ。
海苔はスープに溶けやすい。
多目のホウレン草は好感。
他に輪切りネギ。
実験結果
【山岡家】の “油少な目” は一般的な家系店の “油普通” に相当すると思う。
今まで避けていたけど、神奈川県内の【山岡家】にも行ってみるかな。
