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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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【こもん】本店で醤油ラーメン二度目 横浜市中区

ハイレヴェルな塩ラーメンを提供し続ける裏町の名店【こもん】本店。
そんな店の開発した醤油ラーメンは、昔懐かしさもありながら、現代の感覚でも十分に通用する逸品でした。
また、喰いに行っちゃったよ。

昭和仕立て〔特製醤油らぁめん〕680円。
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透明度の高い黄金色のスープ。
ナルトの紅白、ネギの緑、ワカメや海苔の暗色。
見た目のキレイなラーメンは大抵オイシイものです。
もちろん例外はあるし、お世辞にも褒められないルックスだが、優れモノと言う例だってある。

【こもん】の塩ラーメンは、その品の良さで人気を獲得したが、兄弟分である醤油ラーメンにも当然そのDNAは分け与えられている。
なおかつ、キレのある醤油ダレの力強さは、ちょっとしたワイルドさにもつながっている。

Ayaが、サービスの玄米ご飯をこんな風にしてましたよ。
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ミニ・チャー玉丼だね。
私も真似てみたら、オイシ!

いつまでも、嬉しいラーメンを提供し続けてくださいね。
また来ます。
ご馳走様でした。

〔醤油らーめん〕初食時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1740.html

【西海】 初訪 東京都豊島区

目白駅近く、ウナギの寝床式の中華料理屋さん。
私が目白と言う土地と関係を持って、もう二十年以上になるのだが今回が初訪問なのですよ!

っうことで、基本の〔ラーメン〕600円にしてみた。
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なんっうか、悪くは無いんだけんども、一つも良いトコロが無いラーメンですな。
あっ、あったあった。
スープがとても熱かったです。
コレは良いトコロです。

総評
63点。

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濃厚鶏そば 麺屋 【武一】新橋本店 初訪 東京都港区

この日は麺屋 【武一】関内店のオープンする日。
私は奇しくも新橋で仕事。
私は新しく出来た店には、ひと月後くらいに行くコトが多いから、ならば本店で喰っておくことにしましょう。

わりと細長い店内に券売機はなくて、口頭注文後払い制。
私が着席したカウンターには、関内店オープンの告知が数枚貼られていました。

基本と思われる〔濃厚鶏骨醤油そば〕
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写真ではグレーがかった茶濁色に見えるけど、実際はもっと白っぽい色あいのスープです。
影がかかって結構写真を撮りにくい場所に座っちゃいました。

大山鶏から作られたトロミのあるスープには、がっちりと鶏の味が出ています。
しかし鶏臭さは皆無で、鶏の味を上手に抽出して濃縮すると、まるで良く出来た博多系豚骨スープのような質感。
と言う印象すら持ちました。

醤油ダレはマイルドでカドの取れた味わいだが、ダシ汁の強さに少し押されているかな。
もう少しクッキリした醤油のキレを私は求めてしまいます。
塩味が普通の鶏白湯ですが、この店は醤油味がトップに来ています。
そのため、元ダレの醤油選びはかなり苦労されたよう。

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麺は中細やや縮れで、スープとの絡みが心配されたが、このスープの濃度なら容赦なくへばり着いてきますなぁ。
やや固めに茹で上げられ、口の中でポキッとする感触が楽しい。

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スープと同じく大山鶏を使った鶏チャーシュウ。
かなり白い色合いですが、胸肉かな。

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鶏つくね。
自家製なんでしょうけど、あまり存在感はないな。
穂先メンマは、柔らかく、味付けも好み。
他に水菜、ささがきネギ、中サイズの海苔二枚
スープが強過ぎて、具は印象に残りにくカンジです。

総評
私は鶏白湯醤油味では、短期間で消えてしまった黄金町【鶏源】の醤油ラーメンを求めてしまうので、やや不利か。
しかし、鶏白湯の始祖の一つと言われる【まる玉】に劣らぬスープは強い!
しばらく待って関内店に行く時は、アッサリタイプを喰ってみます。
71点 780円。

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閉店情報

中区宮川町の【杏華埜】がついに閉店してしまい、別の店になっていた。
晩期には夜のみの営業だったので、なかなか行く機会が無かった点が悔やまれる。

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これで、私の徒歩圏でニュータンタンメン系のラーメンが喰えるのは新山下町の中華料理屋(未訪)と、西横浜の【翔隆】、だけ(?)になってしまった。

他に、ニュータンタンメン風のモノを出す店があったら教えてください。
中区は中華街を抱えているし、中華料理屋全てにまでは到底手がまわりません。

八王子らーめん 【如拙】 再訪 東京都調布市

京王線 国領駅近くで仕事。
ならば昼食は、八王子ラーメンの【如拙】とはじめから決めていた。
今年の1月28日以来、二度目の訪問です。

初訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1600.html

基本の〔ラーメン〕550円。
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キレイに透き通った醤油色のスープ。
大き目のミジン切り玉ネギ。
アッサリ、スッキリした味わいの中に滋味深さがあり、軽く魚系のダシ風味も感じられるが、その主張はあくまで控えめ。
全然気取らないそこらのラーメン的なところが私のお気に入りなんだけど、今の若い人から見ると、全く面白味のないふっつ~のラーメンにしか思えないかもしれないなぁ。
でも、そんなラーメンが今じゃ貴重なんじゃなかろか。

ご馳走様でした。
また来ます。

カンケイないけど、この写真で二階の店の「カレーちゃんこ鍋」と言うのがとてもキニナル。(笑)
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【中屋】 横浜市南区

横浜市の中南部では比較的珍しい油そばを提供する店、弘明寺の【中屋】に久し振りに行った。

注文したのはモチロン基本の〔あぶらめん〕だけど、この日は少し腹が減っていたので、大盛りでお願いした。
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油そばとしては割りと上品なのがコチラお店の特徴。
ジャンクな面を求めると少々物足りないが、油そばにありがちなシツコさなどはなく、とても食べやすい油そばと言ってよいだろう。

一時期、夜のみの営業だったり少々不安定な状態の時もあったが、今はすっかり安定しているようなので、また寄らせてもらいます。

ご馳走様でした。

初訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-794.html

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【カウボーイ家族】丸山台店 横浜市港南区

このところ話題の【カウボーイ家族】に行ってみた。

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〔カウボーイハンバーグ 225g〕1249円。
メインディッシュを頼むと、もれなくサラダバーが付いているんだわ、この店。
まっ、価格の中にすでに盛り込まれているとも言えるけどね。
だから、他のファミレスみたいにメインとライス、スープ、ドリンクなどを組み合わせたメニューは無いんです。

なお、サラダバーだけでも単品価格880円であります。
で、サラダバーには、カレーやパスタもあるので、それらを何度かお替りして腹一杯にすることも出来ちゃうワケです。
それから、ドリンクバーは別売りです。

ハンバーグのお味はと言うと、ビーフ100%で、肉は粗挽きしたモノでしょう。
ジューシーながらゴロッとした肉の食感が楽しめます。
長めの俵型なので、私は真ん中から割って断面を鉄皿で追い焼きしてみました。
ソースはデミバターを選択、まぁ一番スタンダードだからね。
やや酸味のあるドミグラスソースをベースに玉ネギ、バターなどを合わせてあるそうです。

まずは、白い御飯少量でメインデッシュを喰い、その後でカレー。
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質感はね、昔の食堂によくあった小麦粉練り焦がしカレーみたいなんだけど、喰ってみたらかなりスパイシーで、小振りながら牛肉も入り、なかなかオイシ。
スープは野菜スープとコーンスープがあったけど、コーンスープがかなり気に入った。

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パスタは平打ち幅広の“トレネッテ”というやつでしょうかね。
かなりしっかりしたアルデンテの茹で上がりだったけど、時間が経つとやはり中芯部までクッタリしてしまうのはしょうがないか。
ソースはミートソースだけでした。
種類を増やせばいいのにねぇ。

どさ盛りにしたサラダ数種。
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マカロニでわかるだろうけど、取り皿は小さ目です。

デザートのソフトクリーム。
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コーヒーゼリーとみかんのゼリー。
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元はロイヤルホストだから、味の方は安心できるし、CPは抜群に良いと思いますよ。
ご馳走様でした。

【日高屋】でもつ野菜ラーメン 横浜市中区

さて、昨日自転車で朝ブラの途中見かけて喰っちゃった朝ラーがこれ。
【日高屋】の〔もつ野菜ラーメン〕570円。(期間限定)
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モツ肉好きの私としては【日高屋】ですが、即吸い込まれちゃいました。
いつもとは違う積極的入店です。(笑)

スープの味はモツによくあう辛味噌味。
ちょっとしたピリ辛が良い刺激で、朝から食欲増進。
涼しい季節にはイイね。

麺は味噌ラーメンに使うものと同じかな。
太目のやや縮れで、角断面の形にスープが良く絡みます。

モツ肉は良く煮込まれていますが、多くの人が口にするのが、
「どのタイミングで飲み込んだらいいかワカラナイ」
ということ。

私は関西人の血を引く“いらち”なので、大体、三噛みか四噛みくらいで飲み込んじゃいます。
消化器系とアゴの鍛錬を考えると良くないんですが・・・・・

総合して考えると、モツ鍋に中華麺をブチ込んだものですかね。
570円と言う【日高屋】の単品商品としては高額商品に属するものの、気に入ったので販売期間中にもう一度くらい喰っちゃうかもしれません。

御馳走様でした。

焼肉 【安安】鶴ヶ峰店 横浜市旭区

せっかく今年の夏の殺人猛暑を乗り切ったのに、ようやく過ごしやすくなった気候に油断してコロッといっちゃった。
なんてコトになったら情けない。
このところ、自分の演奏に他人様のライブに、イベントだと、いろいろ続いて若干お疲れのカラダにスタミナを補強してあげましょう。

鶴ヶ峰駅前の【安安】で焼肉喰いました。

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ながぁいのがサムギョプサル、Ayaが大好きなんです。
真ん中へんの白っぽいのが中落ちカルビ。
その両脇が、塩ハラミ。

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この中落ちカルビは良かったんだけどねぇ・・・・・
塩ハラミは、ぱさぱさで何とも味気ない。
私は焼肉関連は、八分焼け程度で喰っちゃうから、焼き過ぎではないハズなんだけどなぁ。

焼肉が喰いたくて来たのに、二皿喰うと
“もういい感”
に包まれる。

若い頃は、中区曙町の焼肉居酒屋【ひょうたん】で朝まで飲んでて、7~8皿は喰えたんだけどなぁ。
スタミナ補強に来たのに、少し落ち込んでしまった。(笑)

ご馳走様でした。

新店情報

朝もはよから、自転車でブラブラしていて見つけちゃったよ。

濃厚鶏そば 麺屋 【武一】

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ラーメン店、焼き鳥屋などを経験してきた方々が、そのノウハウをつぎ込み2012年7月5日、港区新橋に本店をオープン。
大山鶏を使った濃厚な鶏ダシのラーメンが好評の店。
2012年11月10日には学芸大学前に二号店【たけいち】をオープン。
そして、2013年7月25日には秋葉原に三号店をオープンさせ、今イチバン勢いに乗っているグループだ。

そんな【武一】が、ついに横浜にも進出してくる。
場所は関内セルテ裏、【R&B】の隣のビルの地下一階。

10月29日オープン予定。

【みずき】で醤油ラーメンふたたび 横浜市中区

Ayaは“すみれ系”の醤油ラーメンが好きです。
中区長者町、大通り公園脇の【みずき】の醤油ラーメンが良かったコトを話したら、
「わたちも食べた~い」
とのことなので、私としては短いスパンですが、また行ってきました。

〔醤油ラーメン〕750円。
IMG_6015みずき (1)

鉄鍋で野菜を炒めると同時にスープも過熱し、茹で上げた麺にかける札幌味噌ラーメン式手法で作られる。
そのためスープは激熱。
油断するとヤケドします。
炒めた玉ネギの甘味が加わったスープは、醤油ダレも過熱されるため、香りが強く立ち上がり、なんとも良い香りのラーメンに成ってますな。

黒いスープに染まる麺は、小林製麺製で強い縮れによるピロピロ食感が楽しい。
やや固めの茹で上がりで、多目の野菜とともに十分な満足感が得られました。

Ayaも納得の醤油ラーメンで、今後もこのラーメン目当てに通うことになりそうです。
ご馳走様でした。

前回訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1824.html

【天神屋】 初訪 東京都千代田区

秋葉原駅を降りて繁華街とは反対方向に歩く。
ターゲットは・・・・・ノープランである。
区立和泉小学校の向かいにラーメン屋があったので入ってみた。
【天神屋】と言う店だ。
“天神”とくれば、博多ラーメンと連想してしまうが、無関係だろう。

つけめんウリの店のようだが、私はラーメンを喰う。
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灰色がかった茶濁スープは煮干しの大量使用を物語る。
『またおま・・・・・』と言いそうになったが、この店、実は2004年くらい(←ここ、あまり自信が無い)から見かけていたのだ。
と言っても神田明神の方、清水坂下交差点付近に在った頃だけど。
だからこの店のスープのコンセプトは“またおま”とは異なるプロセスを経て生まれたモノとも考えられる。

てなコトを喰いながら考えつつ、思い出したのよ。
清水坂下交差点時代は、ついに寄る機会が無くて、その後移転したと聞いたが、そのまま忘れちゃったんだな。
その移転先が、今、私が居るこの店舗なんですね。

さて、スープの味わいは、確かに昨今ハヤリのモノに近いが、ドンブリの底に沈む骨粉は九州ラーメンを思い起こすし、多くの野菜が煮込まれた気配を感じるので、ベジポタとも受け取れる。
無化調で、ここまでクッキリとした輪郭を出すのは難しいハズだが、かなり存在感のあるスープになってます。

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麺は太目で、強靭なコシを持つ。
つけめんに使うものと同じでしょうね。
しっかり噛んで旨さが引き立つ麺だ。
麺量は標準的だと思うケド、強い主張の麺だから、喰った感は大いにある。
製麺所は、清水坂下交差点時代から変わってなければ、大成食品のハズだ。

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チャーシュウは肩ロースですか。
薄くて、スープと麺には到底対抗出来る力は無いなぁ。
メンマは、穂先タイプでしっとりして柔らかいながら、繊維を感じる食感が好み。
ホウレン草は少しクタり気味。
半割り味玉は、固茹でで好み。
他に輪切りネギ。

総評
偶然見付けたこの移転先店舗ですが、なかなか良いラーメンに出会えた。
濃厚民族からは離れつつある私ですが、大きな抵抗感もなく、なじみやすかった。
69点 680円。

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ペヤング 〔超大盛やきそば ハーフ&ハーフ激辛〕 まるか食品

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最近見かけるようになったこの焼きそば。
従来の超大盛り焼きそばの変形バージョンであり、基本のソース焼きそばと激辛焼きそばを組み合わせたモノでしょう。
でも、ひとつのカップの中で二つの味が作れるのかな???
あるいは、カップの真ん中に仕切りでもあるのかな???
いろいろ疑問に思うことがあったので、ついに買ってみたよ。

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カップ内に仕切りは有りません!
でも、ちゃんと別々の味に出来上がります!!
それぞれの味を作る時に、よほど乱暴にかき混ぜない限り上手に出来るんです。
二つの味の境界線付近が若干混じってしまうのは致し方なし。
でも、後で両方を混ぜこぜにして喰うつもりだから、大きな問題ではないでしょう。

んで、激辛の方、ホントに辛いです。
舌にピリピリ来る刺激的な辛さです。
辛いモノ好きの私が、辛いと感じるのだから、辛いモノが苦手な人はやめておいた方が良いでしょう。

もちろん、Wサイズなので腹一杯になりました。
ご馳走様でした。

【濃厚家】 神奈川県伊勢原市

最近秦野にも支店を出して、勢いづいている伊勢原市の【濃厚家】
私の何度か喰った印象では、店名に謳うほど濃厚でもないし、スンバラシイ家系でも無いと思うのだが、あるいは御無沙汰しているウチに化けたのか?

久し振りに確かめに行ってみる。

基本の〔ラーメン〕630円
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私が初めて喰った頃より、やや改善されているけど、ショッパイ点は変わらず。
「味薄め」で頼んで普通の家系と同じくらいじゃなかろか。
家系ではほとんど見たことのない玉ネギのミジン切りは、その香りと辛さがちょっとしたシフトチェンジになってイイと思う。

御馳走様でした。
この辺りでの選択肢が尽きたら、また来ます。

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【なんくるないさ~】 初訪 横浜市西区

またまたマークイズのフードコートに出来た店に行っちゃいましたよ。
沖縄料理屋の【なんくるないさ~】です。
ターゲットは沖縄そば。
現地語で言うトコロの「うちなーすば」ですな。

〔沖縄そば〕680円。
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白濁したスープはかなりの塩分濃度。
今まで喰ってきた沖縄そばは、ダシの主張が強く、味付け自体は薄めのモノが多かったのですが、この品は全く違いますね。
油っこいもの、ショッパイものが好きな若い人などは、沖縄そばに対して
「味が無~い」
と感じる方も多いようですから、たぶんこのフードコートの客層にあわせて濃い味付けにしてるモノと思います。
ダシの方もカツオ節の風味が効いていて、沖縄そばらしさはちゃんと持っています。

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麺は平打ちの幅広で、一見するとカップうどんの麺のよう。
唐灰汁使用か、カンスイなのかは分かりませんが、強いコシを持っています。
麺量も通常の沖縄そばよりやや多めかな。

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具の三枚肉は最大部で7~8ミリの厚みがあって好みだな。
ほんのりと中華系香辛料が感じられ、やや中華料理のチャーシュウに寄っているか。
沖縄カマボコは魚の味がしてイイ。
他に細ネギ小口切りと、どシンプルで好感。

総評
万人向け沖縄そばだけど、タマにはこういうのもありか。
「じゅうしー」があればもっと好印象だったのだけれどもねぇ。
68点。

【あかつき】 横浜市南区

ながらく店を閉めていた【直伝】がついに閉店して、家系の店になっちゃったよ。
家系はもうイイちゅうのに。
この辺りには永福・東池袋の両【大勝軒】系は根付かないのかなぁ?

となれば貴重なのがこの店。
南区浦舟町の【あかつき】です。
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基本の〔中華そば〕700円。
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2001年の4月に開店してるから、もうこの店も12年以上続いているのです。
開店当初は、店内に漂う強烈な鰹節の匂い、巨大なドンブリ、極熱のスープ、薬味の柚子のさわやかな香り、高価な価格設定など永福町【大勝軒】の特徴をよく持っていたが、ここ数年はその永福町【大勝軒】DNAも、かなり薄れてきていると言う印象。

それは今回も同じで、少々寂しい。
ラーメン屋ってこういう風に変わって行くんだなぁ。

前回訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-606.html

永福でも東池袋でもいいから、良い【大勝軒】系が中区・南区あたりに出来てくれないかな。
と、切に願う今日この頃です。

支那そば 【三三五】 初訪 横浜市青葉区

この店、前は【たんぽぽ亭】と言う店だった。
御主人が再修業に出て、戻ってからは【三三五】と改名した。
御主人の愛用するギター、ギブソンのES-335よりとったそうだ。
ちなみに「ささご」と読む。

私はかつて港北ニュータウンで仕事をしており、そのあいだ見付けたラーメン屋は手当たり次第食い荒らしていたわけだが、【たんぽぽ亭】および【三三五】は、行列や臨休に何度か遭遇して、そのうち私には縁のない店だとあきらめた。

実はね、川崎鷺沼の【懐や】へ行ったんですよ。
そしたら開店前なのにシャッター野郎さん達が5,6人。
んで即座にやめて、周辺のラーメン屋を脳内検索すると、すっかり忘れていたこの店が浮上してきたと言うワケなんざんす。

さて、店の前に着くと、さすがにもう行列は無い。
でも店内はジモティさんと思われる家族連れなど数組も含めて八分の客入り。
やはり今も人気は高いようですな。

店が出来てから十年近く経ってからの初訪問!
基本の〔支那そば〕700円を発注。

6~7分後にラーメンは来ました。
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うん、キレイなルックスですね。
無化調を謳うスープは醤油ダレが濃いめのためか、シッカリした輪郭を持ち、物足りなさは無い。
スッキリと飲み干せる品の良さも併せ持ち、丁寧に作られたことを物語っています。
動物系のダシはやや弱めか。
塩分濃度の高さから後でノドが渇きました。

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麺は低加水なのかな?
割りとボソッとした食感を持ち、麺線に似合わぬ食感なので面白い。
上品な見た目のラーメンですが、麺量はやや多目かな?

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チャーシュウはモモ? 肩ロース? 中間的な性格を持っているように私には感じられました。
薄味ですが肉の食感をよく残し、サイズも大きめなので存在感あり。
メンマは高発酵でゴリッとしたもの、私は苦手。
半割り味玉はショッパ過ぎずにイイね。
海苔はスープにクチャリやすいが良い香り。
青みノキヌサヤはサックリした茹で上がり。
他にナルト、輪切りネギ。

総評
根強い人気がよく解るラーメンです。
価格の割りに具が多いのも一般にはウケが良いでしょうね。
69点。

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新橋 【柳麺】 初訪 東京都港区

まったくの事前情報無し。
新橋をブラついていて、ラーメンの古い表記法である“柳麺”という店名に強く惹かれちゃいました。

「煮干しと昆布の和風だし」
と店頭アピールしているが、昔ラーメンだろうと思われる。
そして、醤油味と塩味のハイブリッドである「ミックス」というメニューがウリのようだ。
ならば、初訪問だけど店のおススメに従ってみましょう。

〔ミックス〕600円。
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なるほど、薄い茶色のスープに浮いた動物油脂は少な目。
かなりオトナシ目のルックスだが、具の置き方が面白いね。
輪切りネギの上にチャーシュウ、海苔、ナルトと積み上げ型だ。
メンマだけネギの周りに5~6本。
この具の置き方、珍しいけれどたまに在るね。
文京区千駄木の【神名備】がそうだった。

スープの味わいは実に落ち着ける醤油味で、塩の主張は感じられないけれど、マイルドでカドの取れた醤油味になっている部分が塩ダレの効果なのかな。
動物系のダシは鶏ガラ中心だろうか。
昆布ダシが前に出ていて、煮干しはあまりワカラナイ。
大雑把に言えば、佐野ラーメンの中に在る塩ラーメン寄りの醤油ラーメンに似ているか。

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麺は細めで、強い縮れを持つ平打ち気味。
写真の麺束のウチ、一番左にある数本などは非常に細かいちりめんのような縮れがついている。
目黒の支那そば【勝丸】の麺がこんなだったね。
やや、柔らか目の茹で加減ながら、このラーメンとしてのバランスはイイでしょう。

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チャーシュウはモモ肉。
大きな特徴は無いけれど、肉の食感は残り、噛みしめると味わいに深みがある。
メンマはさっくりとした食感だが、一部スジっぽい。
ナルトは、ちゃんと魚の味がするものだ、最近珍しい。
他に輪切りネギ。

麺の特徴が店名の由来となっているのだろう。
柳の葉のようにチリチリと縮れた様子からこのような麺を柳麺と呼ぶようになったとか、転じてラーメン自体を柳麺と書くようになったと言う説があるけど、柳の葉をじっくりと観察したことのない私は
『ホントかぁ?』
と思う。
んで、グーグルの画像検索で調べてみたら、柳の葉は縮れてません。
どうやら、枝がしだれて寄り集まったモシャモシャ感がこの細縮れ麺の様子に例えられたようです。

総評
まったく期待しないで入ったが、予期せず好みのラーメンに出会えた。
70点。

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家系初の塩ラーメンについての雑感など

「神奈川のラーメンを盛り上げよう!会」の会長であるマーコ氏が、監修している横浜に関する情報サイトがあります。
その中で、家系初の塩ラーメンが東戸塚の【壱八家】東戸塚本店となっているのですが、少々疑問が生じました。

【壱八家】東戸塚本店の店長いわく、
「塩ラーメンを始めたのは今から5~6年前」
とのことで、発言自体が1年の幅を持っていますが、6年前と考えても、2007年の秋頃。
しかし私は、今は無き
【壱六家】関内店で2006年11月27日に塩ラーメンを喰っています。

【壱六家】関内店初訪問時のmixiの記事です、普通に見られるのかな?
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=273107262&owner_id=6438659

〔塩ラーメン〕実食時の記事。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=278456321&owner_id=6438659

【壱六家】関内店がオープンしたのは2006年11月14日。
私は11月20日に初訪問し、基本の〔ラーメン〕を喰っています。
その一週間後の11月27日に〔塩ラーメン〕を喰っているのですから、コレは開店当初からメニューに用意されていたと考えるのが自然でしょうね。
この当時はメニュー写真を撮ることが無かったので、断定することは出来ません。

2006年と言っても、師走に近い11月の末ですから、【壱八家】東戸塚本店が塩ラーメンの研究・開発を2007年の初頭頃から始めていたならば、ほぼ同時発生と考えてもイイわけです。

また、私のかすかな記憶ですが【壱六家】関内店以前にも、他の家系店で塩味のラーメンを喰った覚えがあるような・・・・
と、思い、アナログ記録(大学ノートに綴ったラーメン日記ですが)を調べてみても確かな記述は見つかりませんでした。
ただし、このノート、残念なことに落丁して見つからない部分があるのですよ、なんせ古いモノですから。
なので、もっと早くから塩ラーメンをメニューに加えていた家系店が他に存在していた可能性も捨てきれません。

「十年一昔」なんて、もはや死語同然の世の中、ましてやラーメン業界の早い移り変わりは「五年ひと昔」でも追いつかないほどです。

人の記憶なんてアイマイなもの。
今となっては、詳しく検証するのは不可能、もしくはナンセンスだとも言えるでしょう。
どちらが先でも後でもイイから、ウマイラーメンが喰えりゃOK!!
謎は謎のまま残した方がよい場合だってあります。
「♪確かなことなど何もなく、ただひたすらにラーメンが好き♫」
と、吉田拓郎氏も歌ってます・・・・・ような気がする。

今はもう、増え過ぎて直系以外にはあまり興味を持てなくなっちゃった家系のラーメンですが、私の二十歳代~四十歳代半ばまでのカラダは家系のラーメンで出来ていたと言っても過言ではありません。
家系ラーメン研究における一助とでも成れれば幸いと考え、上記の文章をダラダラと綴ってまいりましたが、何分不明なところも多く、確かなコトを御存知の方がいらっしゃいましたら、御教授頂ければ嬉しく思います。

乱筆乱文にて失礼いたしました。
でも、家系について思い立ったら、また書いちゃうよ(笑)

インスタント 和歌山ラーメン 〔井出商店〕

【Cat′s】の常連さんであるKNDさんが旅先からお土産ラーメンを送ってくださいました。

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和歌山ラーメンの火付け役となった井出商店の豚骨醤油ラーメンです。

早速作ってみました。
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私としては珍しく、具入りです。
チャーシュウが無かったので、豚肉を炒め煮したモノを乗せてみた。(←それじゃあ徳島やんけ!! 笑)
和歌山カマボコは手に入らないので無し。
青ネギ小口切り。

豚骨臭とトロミがあり、マイルドに効いた醤油ダレなどかなりモノホンに近いですね。
麺は細めのほぼストレート。
指定時間通りに茹で上げましたら、かなり柔らか目。
コレも現地の井出系ラーメンに近いと思います。

麺の力強さを感じたので、製造元を見ると北海道の藤原製麺製。
和歌山のラーメンが旭川で作られていたのです。
でも、藤原製麺はかなり能力の高い製麺&食品屋さんですから、全国から商品製造のオファーがあったとしても不思議ではありません。

なかなか良いインスタント和歌山ラーメンでした。
ご馳走様でした。
またお願いします。

ヒノマル食堂 【肉そば なおじ】 東京都港区

千代田区内幸町で仕事。
新橋駅からも歩けるので、駅近かの【なおじ】で朝ラーにします。
この店、朝の0:600からやっていて、基本のラーメンは500円のワンコイン。
新潟を中心に多店舗展開してるけど、このグループの特徴として店ごとに、あるいは時期により違うラーメンを基本に据えている、よく言えばバラエティ豊か、悪く言えば落ち着かないラーメン屋だわね。

前回訪問時の記事。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-617.html
この時は、アッサリ新潟ラーメンでした。
今は、博多ラーメンで特に肉乗せラーメンをプッシュしている。

基本の〔博多ラーメン〕
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具の構成がシンプルで、博多スタンダードなルックス。
動物系ダシ風味は十分なのだけど、タレによる味付けが薄目。
もうひとつ押しが弱いなぁ。

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麺は博多スタンダードな極細ストレート。
デフォでもやや固めの茹で加減はいいね。

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チャーシュウは薄くスライスされたもので、持ち上げたらクシャッた。
細切りキクラゲは良い食感。
他に輪切りネギ。

まぁ、食べやすい博多ラーメンで、朝から喰うには良いかな。
でも、力不足は否めないなぁ。
ご馳走様でした。

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マルタイの冷やし棒ラーメン (2)

ここ数日、戻り夏です。
私は夏が大嫌いです。
なのに、本夏に加えて戻り夏まで付けてくれるとは・・・・・
まったく、神も仏も無いものか。

ラーメン屋に行っても冷やしモノはもうやっていない。
ならば自分で作る。

前回、失敗に終わったマルタイ〔冷やし棒ラーメン〕
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今回は上手に出来たよ。
でっかい氷とチャーシュウ二枚、薬味にみじん切り玉ネギ。

前回、スープにアッサリし過ぎ感をおぼえたので、オリーブオイルを少し加えてみたました。
しかし、コクは出るのですが、氷の周辺に固化とまでは行かずとも、油膜のようなものが出来てしまいました。
ちょっと見映えは悪いね。

やっぱり、プロのラーメン屋さんも、冷やしモノは手間がかかるし難しいんだろうな。
ご馳走様でした。

麺場 【鶏源】 横浜市南区

海老風味醤油味の新作が出て、私が大変気に入っていた従来の醤油味は無くなってしまいました。
とても残念ですが、この店の実力は確かだと思います。
そこで原点に立ち返って、基本の〔鶏白湯塩ラーメン〕を喰ってみました。

先客さん二名はすでに食べ終えていたので、4~5分くらいでラーメン到着。
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修業先の【まる玉】にそっくりなルックスですが、シッカリした鶏白湯のダシ風味はそのままに、やや軽快感も出てきて、開店当初に感じたモッサリ感は影を潜めたようです。
かなりキレのある味わいに成ったと言って良いでしょう。

価格も600円に抑えられ、今時のラーメンとしては低価格。
店主は研究熱心だし、これからも期待できます。

ご馳走様でした。
また来ます。

ラ番、見ました?

テレ東で放映されたラーメン番組を見ています。
私は興味のあるテレビ放送は録画して見るのが普通です。
もちろん繰り返しや、いらない部分を飛ばせるし、場合によってはDVDに残すこともできますからね。

で、こういうラ番は有難いのですが、反面、
「待たない」「並ばない」
をモットーとする “いらち” な私にとっては、行こうと思ってマークしていた店が取り上げられてしまうと、しばらくの間は行列が出来ることも・・・・・なので、迷惑とも言えるわけです。

飛びつくのも早ければ飽きるのも早いニッポンジンですから、数か月も待てば元に戻るコトが大半なのですが、テレビに出たことによる突然の大混雑に店側が十分に対応しきれず、商品の質的低下を招き、そのまま低品質が継続・定着してしまうこともあります。

つまり、ラ番が
「良店を駄店に凋落させた」
ことになるワケです。

ところが、ここに大きな問題がまた一つあるのです。
「人の好みは、人それぞれ」
私が低落と考えている変わってしまった味の方が、好みに合っている人だって居るのです。

つくづく、ラーメン屋、ひいては飲食店の難しさを考えさせられながら観ていました。



さて、今回のラ番では、神奈川県もしくは横浜市内の店も何軒か登場しておりましたね。

中区野毛に在るスナック【いっちゃん】間借りの【ノ貫】さんも出てしまいました。
週末のみの営業ですから、ときに行列になったとも聞き及びます。
そろそろ、ほとぼりも冷めてきた頃かと、タイミングをうかがっておりましたが、今回のラ番登場でまた先送りにすることにしました。
少し価格は上がるが、【ランチパッドカフェ】にシフトしてみるかな。

一号店舗時代の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1602.html


過去に喰った店では厚木市の【ZUND-BAR】
が、「秘境のラーメン店」(笑)として取り上げられておりました。

訪問時の記事はコチラ。 ちなみに初訪門時のことは未発表、と言うか、この先も発表することは無いので無発表が正しいな。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1605.html


同じく「秘境のラーメン店」なのが、相模原市中央区田名の屋台らーめん【壱番】
テレビで見ると、店内なんか結構キレイに見えるな(失礼!)
でも、ド迫力で熱々のラーメンはインパクトがデカかったです。

訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-496.html


杉並区高円寺の【JAC】はゼヒともまた喰いたい。
関東には少ない徳島ラーメンですからね、無くならないうちに早く(またまた失礼)

訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1474.html


高田馬場の【道玄】は未発表(これも無発表です、オトナノジジョウってやつです)



埼玉県新座市の【うえだ】は、この店のラーメンを喰った時は、私まだPCはおろか、ケータイデンワも持ってない時代だったのです。
よって、「ラーメン日記」という大学ノートのアナログデータでしか残ってないワケです。
実食時とはかなり変わっているハズですから、今更、ネット上に出す気もありません。
無発表とします。



初台の【一福】も同じ理由で無発表とさせていただきます。



移り変わりの激しいラーメン業界、新しい店も、老舗も頑張ってほしいものです。
そして、いつまでもオイシイラーメンを有り難う。


どうとんぼり 【神座】 マークイズみなとみらい店 横浜市西区

神奈川に初進出したマークイズの【神座】に行ってきたよ。

〔おいしいラーメン〕650円。
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フードコートなので、商品受け取りカウンターに置かれた辛味ニラ、ニンニク、豆板醤を小皿に盛って来ました。
スープの基本味は白菜の甘味が出たアッサリタイプで、とても飲みやすいが、この辛味ニラを入れるとパンチが出て、大胆に変貌する。

ただ、麺の量が渋谷店で喰った時より少ないような・・・・・
私でもやや喰い足りなさを感じました。


【神座】初食時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1552.html

BBQ & 「Cat's LIVE 2013」 上映会

昨日は恒例のBBQ &「Cat's LIVE 2013」の上映会でした。
あいにくの雨模様にもかかわらず、たくさんのお客様においでいただき、感謝感謝!

Ayaの開会の言葉&乾杯。               マグロの中骨。コレで中落ちを造りました
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ストーブ前の焼き担当は大忙し。            上映会。自分の演奏は見たくない方が多数(笑)

サンマと中落ち、旨かったなぁ。
皆さんも満足していただいたようで、一安心。

今後とも【Cat's】をよろしくお願いいたします。

長浜 【ナンバーワン】 お土産ラーメン

Cちゃんから頂いたお土産ラーメンを喰ってみます。

〔長浜 ナンバーワン〕
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実店舗は長浜に在る昭和46年創業の屋台ラーメン。

パッケージ内容はこんな。
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スープと麺に加えて、乾燥ネギが入ってます。

作ってみた。
私の具なしラーメン。
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付属の乾燥ネギだけ入れてみた。
スープはややトロミがあるものの、クサミは無くどちらかと言えばアッサリ系になるのかな。
【なんでんかんでん】や【一風堂】を喰って、
「博多のラーメンが全部コレだと思われたら迷惑だ」
と言っていた博多出身の友人の言葉を思い出しました。
こういうタイプのラーメンも、広く支持されているんだね。

そりゃそうだ、家系だってド濃厚なものから、【介一家】本店のような割りとアッサリ目のものまであるんだからね。

しかしこのスープ、多くの博多・長浜ラーメンに比べてライトではあるが、飽きさせない不思議な力を持っているように思います。
オミヤゲだから、工場における大量生産品ではあろうけれども、溢れるコラーゲン感や、ドンブリの底に沈む骨粉などが丁寧に作られていることを物語ります。


コチラはAyaの野菜炒めを乗せたサンマーメン風。
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大きい玉ネギがゴロゴロ。
炒め野菜の味が上乗せされて、確かにサンマーメン風の趣になっています。
白濁豚骨スープがサンマーメン風にアレンジされても、何ら違和感を感じません。
おっと、九州には「ちゃんぽん」という白濁豚骨スープの野菜・海鮮を使う麺料理があったではないか!

Cちゃん、ご馳走様でした。
またお願いします。

中華料理 【さくら】 東京都千代田区

JR秋葉原駅から歩いて10数分、清洲橋通りに在る某店に行ったが、またもや店の前に行列。
二度目の玉砕である(玉砕に二度目は無いハズだが 笑)

そこで前回マークしていた店にする。
コレです。
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この店には台湾ラーメンがあるのです。

早速突撃!
店内は広く、ゆったりした空間。
地元の人らしき先客さん達で7分の客入り。
なかなか評判の良い中華料理屋さんらしいですね。

もちろんターゲットの〔台湾ラーメン〕600円を発注。
先客さんたちの注文品がつかえていた為か、10分ほどかかってラーメンは来た。
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生のニラが多めで、私にとっては嬉しいルックスだわね。
まずは、スープから味をみる。
シッカリした鶏ガラダシが主張する醤油味のスープは、始めからガツンと来る押し出し。
今まで喰った多くの台湾ラーメンは、辛味肉そぼろを溶いていくとちょうど良い塩梅になったが、この店の台湾ラーメンは違ったタイプです。
かわりに肉そぼろの辛味、塩分は抑え目で、そのまま食っても大丈夫。
赤い鷹の爪が結構な量入っているのだが、辛さはそれほどでもない。

しかし、残念なことにスープが少々ぬるいんです。
大きなマイナスポイントだなぁ。

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麺は、中細程度の麺線で強いネジレが付いたもの。
このネジレがスープをよく持ち上げ、まるで喜多方や佐野のラーメンの麺を細くしたようなカンジ。
手揉みなんでしょうか?
厨房が見えない造りなので確認してません。

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あまり辛くない肉そぼろ。
鷹の爪は見えるけど、香辛料その他と練り合わせていないようです。

総評
味わいはイイのだから、スープが熱かったら文句無いのですよ。
残念な64点となりました。

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博多【だるま】JAPAN 初訪 横浜市西区

2013年6月21日、みなとみらいの新商業施設「マークイズ」の四階フードコートにオープンした博多ラーメンの店。
本店は、博多でも評判の濃厚スープがウリ。

今回の出店は関東への初進出ということで、かなりの意気込み。
店の前に立ち止まって、メニューを検討しているだけで、
「いらっしゃいませ~」
の声が多数沸き起こる。

まぁ、私がメニューを検討していても、初めての店で喰うのは基本のラーメンとほぼ決まっているのだけれどね。
基本の〔博多らーめん〕650円。
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スタンダードな九州博多系のルックスです。
軽く茶濁したスープは、クサミもなく割とサラッとしている。
噂に聞くほどの濃厚さではないが、豚骨のダシ風味は十分に効いて物足りなさはない。
ドンブリの底には骨粉が沈んでおり、ワイルドさもあるんだが、やや、平凡過ぎる感あり。

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麺はもちろん博多スタンダードの極細ストレート。
初訪問なので、特に固さなどの指定はしなかったが、デフォでもコリッとした食感を持ち好み。

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チャーシュウはバラ肉ロールのペラタイプが二枚。
薄味で食感も弱く、存在感は希薄だなぁ。
他に細切りキクラゲ、輪切りネギと具材はシンプル。

総評
大きな誘引力がないので、その他大勢の博多ラーメンの中に埋没しちゃうかも。
巨大商業施設の中の店なので、万人向けに調整されているのかもしれないな。
67点。

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らーめん 【えんや】 東京都北区

王子でハイレヴェルな塩ラーメンを提供する店【えんや】で、あえて醤油味にしてみました。

〔醤油らーめん〕750円。
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スープの味わいは、まず弓削多醤油の有機醤油を使った醤油ダレの主張がガツンと来る。
ダシ汁は塩ラーメンに使うものと同じでしょうから、あまり強い個性を持たせられないのかな。
代わりに、後からじんわりと旨さが感じられる点は、奥深さに繋がっている。
薩摩地鶏の丸鶏とガラを中心とした、とても品の良いダシ風味で、ほんのりと魚系のダシ風味と、かすかな酸味を感じた。

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麺は自家製の中細ストレート。
かなり長くカットされていて、コレを途中で切らずに一気にススリ込むと、その爽快感はたまりません。
色白なのは低カンスイなのかな?
かなりノド越しがイイね。

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チャーシュウは肩ロース。
低温調理しているそうで、肉の繊維感がより残っていると思います。
味付けは薄目ながら、十分な個性を持ち好み。
メンマは、長めの穂先メンマ。
サックリとした歯触りがイイ。
海苔はスープに溶けやすいが、良い香り。
九条ネギの輪切りと、ささがき長ネギは切りたてなのかな?
とても良い香りと辛味です。

強い押し出しは無いけれど、とても纏まりの良いラーメンだと思います。
だが、やはり塩ラーメンの方が感動は大きかったな。

ご馳走様でした。
また来ます。

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