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行列拒否のラーメン日記

ラーメンを中心とした喰い荒らしと日々の記録

プロフィール

SIN.N

Author:SIN.N
東日本ラーメン研究会(縮めて東ラ研)会長。
ラヲタでモーヲタで軍事ヲタでバンドもやっているが、本業は忍者。
ラーメンと酒とギターをこよなく愛するオッサンをヨロシク。

★★ラーメン日記概略★★

★主に昼食で喰ったラーメンの感想を記しています★

★初訪問店については100点満点で評価していますが、私個人の感覚に基づくものであり、あくまで目安 と思ってください★

★古い記述には現在の感覚とあわない部分も多々あると思います★

★文中における行動や発言に多少の脚色はありますが大筋において事実です★

★ラーメン以外はアッサリとふれています★

☆☆東日本ラーメン研究会(ちぢめて東ラ研)とは☆☆

ラーメンを愛するが、決して甘やかさない先鋭的ラーメン原理主義者集団。
日夜ラーメンを求めて街 (たまに山の中だったりもする) にくり出し、(主に自転車もしくは徒歩または電車)
雨にも負けて、風にも負けるが風邪をひいてもラーメンを喰う。
東に空腹の人あれば行って良店を教えてやり、西に満腹の人あれば「食いすぎはダメよ」と、さとしてやり、ドンブリの糸底が低いと言っては嘆き、麺の絶妙な茹で加減に涙を流す。
そんな人に私はなりたい。(なんのこっちゃ)


☆東ラ研局中法度 (鉄の掟)☆

その壱 『行列するべからず』

行列はラーメン屋を驕らせる。慢心したラーメン屋に待っているのは品質の低下である。
また、長時間待たされた末に喰うラーメンが『マズかろうはずがない』と言う先入観が起き、正しい判断が出来なくなる危険性がある。
さらに、せいぜい5.6分で食い終わるものに(二郎系は除く)30分も1時間も並ぶなんて間違ってる。非生産的だ。
それに、ラーメンなんて並んでまでして喰うものではない。


その弐 『初めての店では基本のラーメンを喰うべし』

基本のラーメンこそ完成されたものであり、余計な装飾をはぶいた美しい姿である。
そして、その店の傾向と実力を知る好適な商品であると考える。
最近は、醤油、塩、味噌どれも基本でウリと言う店も増えつつあり、判断に困るが、普通、メニュウ(券売機)の一番はじ、または最低価格のもの(例外はある)と考えればいいだろう。
私は判断に困った場合醤油味を優先させることにしている。


その参 『基本のラーメンで1001円以上のもの喰うべからず』

元来、ラーメンはジャンクフードであり、ときに子供のおやつであった。
800円だー、900円だー言うラーメンを子供がおやつで喰えるか!
ラーメンをつけ上がらせてはならない。
と言うことで、わが東ラ研会員は子供ではないからもう少しゆずって、基本のラーメンの上限を1000円(税含まず)までとし、1001円以上の価格設定をしている店に背を向けることとする。


その四 『店主、従業員にみだりに話しかけてはならない』

こっちは食事だが向こうは仕事中。(石神氏の考えに同意しました。パクリと言わないで~)


その伍 『ラーメン屋に大人数で行ってはならない』

上限は二人である。三人以上で行く場合は1:2に分かれるか、1:1:1に分かれて他人のフリをすべし。
理由は簡単である。そのほうがいいから。
大人数で行くと、店は連席にしようとして気を使い、ラーメンにありつくのが遅くなる。
幼稚園児の遠足じゃないんだから、くっついてる必要なんてない!
ときに店側のオペレーションの混乱を誘引する場合もあり、サービスおよび品質の低下にも繋がりかねない。

その六
ラーメンはドンブリの中の小宇宙

以下はそのうち考える。

それではみなさん、楽しいラーメンライフを過ごして行きまっしょい。

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マルちゃん 博多長浜らーめん 〔田中商店〕

足立区六町周辺で仕事しています。
近くには、濃厚な豚骨スープで評判の高い 博多長浜ラーメンの【田中商店】があります。
しかし、残念ながら夜のみの営業なんだよね。

んで、近くのコンビニでカップラの棚を眺めていたら見つけました。
カップの〔田中商店〕です。
ど地元じゃん!!

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湯を注いだ後の待ち時間は1分です。
気の短い私には、ちょうどイイ。
この点は、店売りの博多系ラーメンと同様。

トロミのあるスープは、結構豚骨臭があります。
豚骨を強火でガンガン焚き出した九州系のスープに見られるトロミは、髄から出るコラーゲンが主たる成分だと思いますが、このカップラのスープは、なんか片栗粉の助けも借りているように感じられます。

麺は、細目ですが強い縮れを持ちます。
この点少し違和感。
やっぱカップラではあの どストレートな麺線は無理なのでしょうかねぇ。

夜になったら、実店舗に行きたいけど、今日は時間的余裕が無い。
あきらめましょう。

新店 【田上家】 初訪 横浜市南区

家系の新店が10月8日南区にオープンした。
場所は、【ほうさく】や【とん桜】の近くであり、以前【かまくら家】が在ったあたり。
【かまくら家】がなくなった後、建物を建て直していたが、家系の跡にまた家系ということです。

増加中の、その他大勢の家系かと思って静観していたが、ネット上では「ショッパイ、ショッパイ!」との声が多数。
その点に、ちょっと興味が湧いた。
どぉれ、様子を見に行きましょう。

昼食どきをハズした時間だが、店内7分の客入り。
新店ゆえのモノ珍しさ人気か?

基本のラーメンを 「作り方」 (この店ではこう呼ぶ)すべて普通で発注。
待ち時間5~6分で出来上がりました。
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見た目にも油分が多めの濁りが強いスープに、海苔は伏せられています。

早速スープから頂ます。
確かにショッパイですが、この程度なら“味濃いめ”にブレている時の【杉田家】などでも経験してます。
ネット上で言われているような「ショッパイだけでダシ感が無い」 と言うコトも無く、ちゃんと濃厚なゲンコツ・豚ガラ・野菜などのダシ風味も感じられます。

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麺は酒井製麺の太目。
真宏麺よりは若干細いように感じますが、私の気のせい?
普通茹でだと、モッチリした弾力が感じられてイイね。
裁断はかなり短いな。
短い短いとよく言われる【本牧家】に近いものを感じます。

IMG_2614.jpg
チャーシュウは、これまた直系店のモノによく似たフチの赤いタイプ。
燻香が高く、みっしり詰まった肉の食感も心地よいです。
これなら、プラス150円で4枚増えるチャーシュウメンもイイかな。
サックリと茹でられたホウレン草も多めで嬉しい。
海苔は香りが良いが、スープに溶けやすいか。
他に輪切りネギ。

総評
濃い味よりは薄味が好きな私ですが、ショッパ過ぎるとは感じません。
デフォで、多少味が濃いめの店 という感想。
それより、【吉村家】直系のDNAが感じられる点が好感。
店内外、どこにも直系をアピールするものはありませんが。
70点 700円。

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麺場 【鶏源】 横浜市南区

〔鶏白湯SHIN海老醤油ラーメン〕を再度喰ってみます。

このメニュー初食時の記事はコチラ
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1823.html

発注後6分ほどで到着。
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かなり変わりましたねぇ。
まず、荒みじん切りの玉ネギが無くなってます。
それから、海苔の上に乗っていたエビペーストも無くなり、替りに砕いたエビ殻が使われているようです。
下の麺写真で、麺に付着している赤く細長いモノがそれです。
エビの風味は、コチラの方がきわだっており、初食時よりも今の方が私の好みに合っています。

IMG_2612.jpg
麺そのものは、従来と変わらないと思います。
低加水と思われるややボソッと感のある細め縮れです。

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チャーシュウも割りと厚みのあるバラ肉二つ折りタイプで、脂身は多いものの、肉の食感はシッカリしており好み。
水菜、メンマも前回と同じでしょう。

〔鶏白湯SHIN海老醤油ラーメン〕を初食してから、一年以上が経過していますので、今は安定している状態とみてイイでしょう。
エビの主張は前回同様それほど強くないですが、割りと私好みの方向に変化していました。

ご馳走様でした。
また来ます。

新店 麺酒処 【ふくろう】 初訪 横浜市戸塚区

2014年8月4日、戸塚駅西口の戸塚小学校近くにオープンした二毛作店。
昼はラーメン、夜はラーメンも喰える居酒屋さん。

居酒屋と言うと、どうしても赤提灯・縄暖簾イメージだが、なかなかどうしてオシャレな店内。
入口の左側には製麺室があります。
マニュアルを読んでいるような語調だが、従業員さんの接客も、まぁ良いですよ。

早速卓上のメニューをチェック。
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っうか、最初っから喰うものは決めているのだが(笑)
〔中華そば 正油〕を発注。
口頭注文後払い制です。

待ち時間6~7分でラーメン来る。
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透明感のあるスープと、表面に浮く黒い油がインパクト強し。

まずはスープから味をみる。
『おっ、貝のダシ風味が強いですね、こりゃオイシイ貝汁だ!』
だけど、大元になっているのは鶏ガラダシでしょう。
かすかに節物系も感じるから、鶏・魚・貝のトリプルなのでしょうね。

醤油ダレは優しく効いて、やや薄味だがダシ感がしっかりしているので私には合っています。
黒い脂は、竹炭を使った香味油だと思いますが、あまりはっきりとした主張は無い。
喰い進むウチにドンブリの内壁に付着するので、キレイなラーメンの印象が壊れてしまう。
この油は必要だろうか?

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自家製の麺は、細めでゴク軽い縮れがついたもの。
茹で加減は柔らか目ですが、国産小麦ゆえでしょうか、かなり小麦粉の香りが豊かです。
麺量は、今のラーメンとしてはやや少な目でしょうかね。

IMG_2600.jpg
チャーシュウはバラ肉を使った長~いもの。
薄味ですが、肉の食感は残り好みです。

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ドンブリの底のほうから、蛤かアサリと思われる貝肉が出てきました。
ダシを取ったあとなのかな、でも結構な量が入ってますから、具の一つとしてみてイイでしょう。

総評
なかなか面白いラーメンに出会えました。
今後、蛤オンリーのダシで作るラーメンなども提供していくようなので、期待します。
72点 780円。

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銀座 【篝】 ラゾーナ川崎プラザ店 神奈川県川崎市

2013年3月1日に銀座4丁目にオープンして、あっちゅう間に大ブレイクした鶏白湯ラーメンの銀座 【篝】が川崎ラゾーナにも出来ました。

9月24日オープン。
この日私は、【篝】に群がる人を横目にして、【一幻】の海老ラーメンを喰ってました。
それから一ヶ月ほど経ったので、そろそろ落ち着いた頃でしょうから、行ってみましたよ。

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〔鶏 白湯SOBA〕を基本と判断して発注。

待ち時間6分ほどで出来上がり、取りに行きました。
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黄色いですねぇ!!
まずはスープを一口。
『うおぅ、コレは西洋料理のスープだ、中華麺入りのポタージュスープだ!』
鶏の旨みは十分に出ているのですよ。
だが、鶏特有のあの生臭みというか鶏臭さというか、あのカンジを見事に封じているんですわ。
そしてアスパラや、火の通った玉ネギなども入っているんで、より西洋料理のスープに近い印象を持つのでしょう。
コレは今まで喰った鶏白湯ラーメンとはちょっと異なるものと認識します。
銀座で行列店になったのもワカル。

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薬味のフライドオニオンと、生姜は別皿で出てきます。
中盤から投入しましたが、強いスープにはあまり影響を与えないようです。

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麺は、細めのやや縮れ。
柔らか目の茹で加減で、スープに対抗するには、もう少し太い麺線が良いと思うのだけど・・・・・
あるいは、太麺だとシツコクなっちゃうんでしょうかね。

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地温調理の国産鶏チャーシュウは、胸肉でしょうか、二枚入ってます。
淡白な味わいで、スープとは対照的な存在感。

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赤味の方の肉は、はじめ合鴨かと思ったのですが、喉を越えた香りがちょっと違う。
ローストビーフは、〔鶏 煮干しSOBA〕の方に乗るはずだよね。
あるいは具の盛り付け間違いか?
でも、得したような気分。

ネット上で見る本店では、筍スライスがはいってますが、コチラは短くて幅広のメンマ。
少しゴリゴリした食感で、あまり好まない。
他に、三つ葉、柚子、クコの実、アスパラ、刻み玉ネギ。

総評
ユニークな鶏白湯ラーメンに、久し振りに興奮しました。
価格がネックかな、850円だったら、あと2ポイントアップだった。
74点 880円。

八王子らーめん 【如拙】 東京都調布市

ほぼ一年ぶりに、国領駅近くの八王子ラーメンの店【如拙】に行く。

増税後初の訪問ということで、100円値上げしてました。
基本の〔らーめん〕650円。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1876.html

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透明度の高いキレイなスープ。
アッサリした醤油味は、かすかに感じる和風ダシが下から支えている。

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細めの縮れ麺は、固めに茹で上げられている。
多カンスイ低加水かな、ややボソっとした食感。

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分厚くカットされたチャーシュウ。
チャーシュウメンにするとゴロゴロになるのかなぁ?
次はチャレンジしてみるか。

少し離れた【武蔵家】は、同じ価格の650円で、昼はライスやまかない飯を付けることが出来るから、お得感と言う点では一歩譲ってしまいます。
でも、私の仕事関連先では珍しい八王子ラーメンなので、頑張ってほしいな。

ご馳走様でした。

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【松屋】鶴ヶ峰店でハッシュド・ビーフ 横浜市旭区

Ayaが旭区民祭りの焼き鳥屋を手伝うというので、昼食がわりに焼き鳥でも喰うかと出かけた。
しかし、店前には長蛇の列。
大好きなラーメンに並ばない男が、焼き鳥に並ぶワケがない。

んで、祭り会場からとっとと逃げ出し、商店街の【松屋】の前を通りかかったところ、「ハッシュド・ビーフ」というPOPを発見。
ハッシュド・ビーフと言えば、昔はハヤシライスと呼ばれた喰い物。
たまにはハヤシライスも悪くないな、と入店。

〔ハッシュド・ビーフ〕 480円。
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すごい!
味噌汁に見事に蛍光灯が映り込んでる!!(そこに喰いつくか、お前は)

ドミグラスソース仕立てのハヤシソースは、やや酸味のあるもの。
ハッシュドビーフだけど、牛肉は小さくて少ない。
まっ、この点は仕方ないか。

490円と言う価格で喰えることに感謝しましょう。
御馳走様でした。

元祖 【タンタンメン本舗】 再訪 横浜市西区

川崎溶き卵系探訪の二巡目。
今回は、浅間町の元祖 【タンタンメン本舗】を再訪。

初訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-2048.html

〔タンタンメン〕 大辛 700円+肉ダブル50円+玉子ダブル50円 計800円。
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今回は、ちょっと趣向を変えていつもは頼まない肉玉増しにしてみましたよ。
でもね、基本とあんまり変わらないような・・・・・
挽肉ゴロゴロとか、玉子タップリ~ と実感できませんでした。
単に私が鈍いだけでしょうね。

半チャーハン。
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ナルト一杯は前と同じですが、一部調味料が固まってました。
ちゃんと撹拌してね、料理人さん。

それよりもね、びっくりしたのが、今回Ayaは〔タンタンメン〕普通辛さ をスープ全飲みとニンニクは無理としても、麺および具をほぼ完食しました。
あれだけ辛いモノが苦手だったのにねぇ。

ご馳走様でした。
また来ると思います。

どうとんぼり 【神座】 マークイズみなとみらい店 横浜市西区

仕事が遅出になった。

中途半端な時間だけど、マークイズなら10:00からやっているな。
久し振りに白菜ラーメンでも喰いましょか。

【神座】の〔おいしいラーメン〕 668円。
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当ブログには何度か登場しているので、軽くね。

白菜から出た甘味が上乗せされた醤油味がとてもマイルド。
元のダシ汁は、アッサリ目の鶏ガラベースでしょう。
黄色みの強い麺はカンスイが多めかな?
やや固めに茹で上げられ、上の前歯と唇で切る時のパツンとした感触も楽しい。
チャーシュウは薄いが、二枚か三枚乗る(大きさにより調整しているよう)
写真にはありませんが、辛しニラによる味変もモチロンやりましたよ。

ご馳走様でした。
また来ます。

横浜家系ラーメン 【武蔵家】 国領店 初訪 東京都調布市

東京西部を中心に多店舗展開する【武蔵家】の国領店に行きました。
【武蔵家】は5店舗くらい行ったけど、あまり良い印象が無い。
さて、その思いを覆してくれるでしょうかね。

基本の〔ラーメン〕650円。
IMG_2567 - コピー
ルックスは家系スタンダードだけど、スープがかなり赤味がかっているな。
豚ガラ、げんこつ、鶏ガラなどの血抜きが不十分だとこんな色合いのスープになるコトが多いが、私の【武蔵家】前回店である稲田堤店もこんなカンジだった。
これが【武蔵家】のスタンダードなのでしょうか?

稲田堤店の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-377.html

スープの味わいは、割りと軽い家系味。
飲みやすいが、家系の特徴は逃さず持っている。
1990年代の【たかさご家】系統に近いかな。
チー油はあまり香らないが、油感はある程度ありますね。

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麺は酒井製麺製の太麺。
稲田堤店よりは太いように感じる。
【吉村家】直系に卸される「真宏麺」に近い食感と思われるが、私の気のせい?

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具は家系スタンダードの三点セット。
チャーシュウは肩ロースですかね。
薄目の味付けだが、そこそこに厚みがあり、良いですよ。
ホウレン草はサックリと茹で上げられ、量も多くて好み。
海苔はスープに溶けやすいね。
他に輪切りネギ。

総評
まぁ、喰いやすい家系なんだけど、大きな特徴や惹きは見いだせないね。
でも、これだけ増えたのだから、その平凡チックなところも【武蔵家】グループの人気の理由なのでしょう。
66点 650円。

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新店 【地球の中華そば】 初訪 横浜市中区

雨で仕事早上がり。

ならば昨日(10月20日)新規オープンした【地球の中華そば】に行ってみます。
食事時から少し外れた時間なので、三つ四つの空席が見えました。
現在の私は新店に慌てて駆けつける方では無いのですが、チャンスがあるならば喰いますよ。
店主さんは、経験豊富で十分に鍛えられた方だから、オペレーションその他も期待できるしね。

場所は、私んチの近所の長者町二丁目、【龍家】が在った店舗です。
【龍家】はだいぶ前から営業していなかったけど、ずいぶん早く新店に衣替えしたね。
しかしネット上のツイッターその他情報では、この新店のご主人は今月半ば頃のオープンを目指していたそうです。
事情があって少し遅れたのね。

見づらい写真ですみません(クリックで拡大)
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味は3つで、塩、醤油、白湯となってますが、トップに来ている〔地球の塩そば〕が基本のようなので、コレを発注。
なお、地球と書いて「ほし」とルビが振ってありますから店名も「ほしのちゅうかそば」なのでしょう。

待つ間に少し考える。
接客してくれた黒い服の方はどこかで見たことがあるんだよね。
思い出せないなぁ~。

待ち時間、6~7分でラーメンは来ました。
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小口径ながら背の高いハヤリのドンブリです。
やや濁ったスープに、カイワレと赤白黄色の小さな玉が鮮やかです。

まずはスープから味をみます。
『う~ん、かなり優しい塩味』
コレが、地球比率でブレンドされた塩味なのですね。
ダシ汁は、アサリや牡蠣などの貝類を使っているそうですが、あまり強く前に出てはいません。
鶏ガラも使っているハズですが、そっちの方が効いています。
無化調なのかな?、やや輪郭のはっきりしない点もあるが、ハイレヴェルなスープには違いありません。

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麺は自家製の細め。
少し柔らかめの茹で加減ですが、このスープとの相性は良いでしょう。
ツルツルの麺肌で、低カンスイなのかな、色白の美人さんタイプ
結構長めにカットされているので、一気すすり込みが気持ちイイ。
御主人は、東京の有名店から製麺の手ほどきを受けているそうです。

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チャーシュウは、豚バラ肉と鶏の胸肉かな。
鶏の方は良いんだけど、豚バラはやや貧弱だな。
メンマはサックリ食感だが、あまり味は無い。
カイワレのちょっとした辛味は良いアクセントになるね。
赤白黄色の玉は、噛んでみると揚げ玉のような食感なんだが、ついのその正体はワカリマセンでした。
他に白髪ネギと揚げネギ。
あと、薬味として輪切りの唐辛子が二~三片。

総評
近所に良い店が出来ました。
ウレシイ!
70点 780円。

ウチに帰り着いて思い出した。
あの黒い服の人は、たしか【☆印】のご主人(沖崎氏)ですね。

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きそば 【鈴一】 横浜市西区

横浜駅相鉄口を出ると見慣れた光景に出合います。
それは立ち喰いそばに群がる人々。
昭和47年創業の きそば 【鈴一】です。

店内はカウンターのみで、そのカウンターに収まりきれない人が路上で喰っています。
店横の段差に腰かけた二人組や、向かい側の歩道にある郵便ポストにもたれドンブリを抱える人などなど。
初めて見る人には少し異様な風景でしょうが、この周辺に立ち寄ることの多い者からすれば、ごく当たり前の景色なんです。
近くに交番もあるのですが、特に大きな通行の支障にならないかぎり、注意はしません。
おまわりさんとしても、当たり前過ぎるんでしょう。

私も若い頃、何度か喰っているんですが、たしかな記憶として残ってないんです。
んで、タマタマ朝に近くを通ってみたら、開店直後(07:00)と言うコトもあり空いてました。
大人気の謎を検証できるかな、数十年ぶりに喰ってみることにします。

基本の〔かけそば〕260円だったかなぁ?(この時二日酔い気味)
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麺はシマダヤです(笑)
隠す風でもなく、オバちゃんがドンドン袋を破り、茹で鍋に投入されて行きます。
売れることは分かっているので、注文に関係なく大量に茹で上げる見込み生産方式ですね。

そばつゆは、カツオダシがほんのり香る見た目濃い色合いの関東風。
かえしはしっかりしてますが、ショッパクはない。
やや酸味を感じますが、イリコダシなども使っているのしょうか?

現代の眼から見れば、そばもつゆも、それほどウマイと言うワケではありません。
しかし、ある意味立ち食いそばの王道とも言える商品の質や、雰囲気、立地などがこの大繁盛を支えているのでしょう。

ご馳走様でした。

私が出るときは、待ち人多数。
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新店 煮干しらぁめん 【猫トラ亭】 初訪 神奈川県大和市

2014年9月22日に【しんたけ】本店跡の店舗にオープンした、煮干しラーメンをウリにする店に行ってみた。


〔超煮干しらぁめん〕というのもあるけど、基本と思われる〔煮干しらぁめん〕にしてみる。
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麺をそろえてあるルックスです!
煮干しラーメンとしてはスープの透明度も高いし、かなりキレイなラーメンだね。

まずはスープから味をみます。
今迄喰ってきた煮干しラーメンの多くは、煮干しがまず初めにガツンと来るものが多かったけど、このラーメンは割りとすっきりした煮干しの主張です。
鶏ガラダシに煮干しダシを合わせたモノですかね?
かなり飲み口はライトだが、奥行きのある味わいになっています。

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麺は、細めのほぼストレート。
しなやかな弾力と、ゆたかな小麦の香りが高い好みの麺です。
中芯部にかすかにアルデンテが残り、麺線に似合わぬポッキリ感が楽しいね。
〔超煮干しらぁめん〕だと、煮干しの粉末を練り込んだ麺になるようです。
残念ながら、製麺所は確認できなかった。

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肩ロースのチャーシュウは、濃いめの味付けと肉のみっしり感でかなり存在をアピールしてくる。
メンマは、太目だがサックリした歯応え。
やや甘めの味付け。
ほかに白髪ネギと具材の構成はシンプルで私好み。

総評
煮干しの主張が強過ぎない点が私には合っています。
駅から離れた立地ですが、この地域には少ないタイプなので、頑張ってほしいものです。
68点 650円。

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落語 - コピー


ニュータンタンメン本舗 【金家】 再訪 横浜市神奈川区

川崎溶き卵ラーメン探索も、新規開拓は一休みして既知店回りの二巡目に入った。

中華タンタンメン本舗 【金家】に行ってきました。

初訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-653.html

私は〔タンタンメン〕大辛。
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ビジュアル的にあまり面白味がない(笑)
だが、辛味はいっぱいある(激笑)
大辛にしたんだから、当たり前だ。

ニンニクがゴロゴロ、挽肉もゴロゴロで私の好きなタイプ。
やっぱり、私はイソゲン派ではなく金家派のようです。

コチラAyaの〔サンマーメン〕
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固めの餡でしたが、しばらくするとサラサラになっちゃった。
火の通し方が少し弱いのかな?

スープは濃いめの醤油味で、野菜の旨味が出ています。
なかなか良いサンマーメンですよ。

御馳走様でした。

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【昭和歌謡ショー】 初訪 東京都豊島区

この店の御主人は、かつて【一風堂】に居た経験を持つ。
【一風堂】退社後2010年夏、自分の店を持ちました。
その店で提供されているのは【一風堂】ゆずりのコテコテギトギトなラーメン・・・・・じゃないんです!

〔中華そば〕
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もうね、実にアッサリ・スッキリです!!
なのに、スープが喉を通過した後から来る香りや後味が、複雑なんだよね。
井上古式醤油を使った醤油ダレは、ふくよかな香りで、その味わいには甘味すら感じられる。

大別すれば、店名からもわかる通り昔ラーメンなんです。
昭和の香りがするんです。
しかしながら、それだけではない奥深いトコロで手間とコストが、かなりかかっていると思われます。

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細目やや縮れの麺は、シャッキリと茹で上げられ良い食感。
もう少しカンスイの匂いがすると、私の大好きなタイプなんだけどな。

開店から丸四年を経過して、王子製麺や南京軒の麺を使うなど、変遷してきたが、今はどうなんでしょう。
私は確認に至らなかった。

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肩ロースのチャーシュウは薄いけど三枚入っています。
濃いめの醤油味と、ほんのり香ると中華香辛料が好み。
ホウレン草はシャッキリとした良い歯触り。
海苔は小さいながら風味が良い。
メンマは細裂きで少しスジっぽいな。
他に、ナルト、刻みネギ。

総評
【一風堂】時代とは真逆のラーメンということで、少なからず衝撃的。
しかし、この地域は高齢者も多く、しっかり地元に根付いているようです。
懐かしさを十分に感じた一杯でした。
価格の50円がなけりゃ、もう1ポイントアップだったんだけどな。
67点 750円。

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ZIPPOコレクション (27) SPECTRUM 2002

2007年3月に相模原市のリサイクルショップで購入。
新品未使用状態で3000円くらいだった。

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#250を元に真空蒸着メッキを施したモデルで、オイル焼けした金属表面のようなレインボウ・カラーの特殊仕上げだが、私は油の落ちた水たまりを思い浮かべてしまう(笑)
非常に硬い表面処理であるチタンコーティングされているためキズがつきにくいが、指紋などの手脂汚れは目立ちやすいという欠点がある。
なお、この仕上げは一つ々に個体差が出やすく、この個体は色味がかなり強く出ている方だ。

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底面はキャンドボトムにブロック体ロゴマーク。
ロゴを挟んで右に2002年を表す「02」
左に一月製造を表す「A」
この製造年月は、珍しいことにインサイドユニットとも一致している。

私の持っているZIPPOの中でも、もっとも着火性が悪く、一発で火が着くことはマレ。
耐風性は問題なし。

【伝説のスタ丼屋】亀戸店 東京都江東区

亀戸で仕事。
昼は目指していたラーメン屋にフラれる。
他を探している時間がなかったので、近くに在った【伝説のスタ丼屋】へ入店。
亀戸まで来てシャクだが、仕方がない。

レギュラーサイズだと腹にキツイんですが、この日は腹が減っていた為、小サイズはやめました。
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店舗や作り手による違いかもしれないが、ニンニクが随分弱いなぁ。
タダの醤油ダレみたいな味に感じますよ。

【伝説のスタ丼屋】も都心部にだいぶ数が増えてきたけど、店が多くなればその味わいを均質に保つのが難しくなるのは必定。
そこで、セントラルキッチン方式の優位性が出てくるワケだが、最後の最後である作り手のさじ加減により微妙な違いが出てしまうのは、どんなにマニュアルを徹底したとしても避けがたいのでしょう。

東京西部限定の喰い物だったすた丼がだいぶ身近になったのは有難いけど、なんとか品質の維持にガンバッテ欲しいモノです。
ご馳走様でした。

【天龍】マリナード店でタンタンメン 横浜市中区

準ローテイション店になっている関内マリナード地下街の【天龍】です。

喰ったのはもちろん〔タンタンメン〕
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この〔タンタンメン〕と〔タンタン丼〕を訪れるたびに交互に喰っています。
が、この二者は、ほとんど同じルックスなので丼の方はブログ・UPしてません。

タンタン丼に関する記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1969.html

川崎溶き卵系のなかでも、最安値と思われる【天龍】の〔タンタンメン〕ですが、その価格に対して品質は十分なモノをもっています。
挽き肉や、ニラが多めなど私の好みに合致しており、ウチから近いせいもあって、最近のリピート数はトップです。
後は辛さの調整などが出来るとウレシイのですが・・・・

ご馳走様でした。

ワールドフェスタ 2014 に行ってきました

インドのブースで買った〔タコライス〕
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ホントは沖縄のタコライスが喰いたかったんだけど、まぁ似たようなもん・・・・・なのかなぁ?
スパイシーなソースにチーズのまろやかさ、挽肉のゴロゴロ食感が楽しい。

トルコの〔サバサンド〕
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鯖を上げたモノと野菜が、ナンのようなパンに挟まっているんです。
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むかぁしむかし、クドーチャンと言う人が「アジサンド」なるものを喰っている姿をみて、私も真似してよく喰ってましたが、サバサンドは初めて。
なかなかイイものですな。

青森県は八戸の名物〔せんべい汁〕です。
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あの、カリカリさくさくでほんのりショッパイ南部煎餅がビロビロデレデレになって入ってます。
もうね、煮過ぎた麩のような食感です。
南部煎餅のファンとしては、ショッキングで複雑な心境ですが、地元ではとても愛されている郷土料理なんですね。

アメリカブースで買った〔スペアリブ〕
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甘めのBBQソースで喰う骨にしがみ付いた肉がウマイ!
手に持って、上と下の前歯で削り取るようにしながら、とてもお下品に喰うとよりウマイんです(笑)
指がソースでビチャビチャになりますが、その指をしゃぶると、また更にウマイ!!

〔クラムチャウダー〕
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カップの底の方には、御飯が入ってました。
ボストンクラムチャウダーと書いてありましたケド、ボストン風はそうなの?

さて、本日のラーメンはタイ国の〔タイラーメン〕
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トムヤムスープのラーメンもありましたが、〔タイラーメン〕を名乗っているからには、こちらが基本と判断。
タイの屋台で提供されている麺料理に近いものなのかな?
鶏ガラと思われるダシ風味と、柔らかな塩味がマッチして、とてもオイシイスープになっています。

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麺は、米から作る平打ち気味の幅広色白ストレート。
「センヤイ」と言うタイプですかね。
食べたカンジは、やはりベトナムの「フォー」に似ていますね。

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揚げワンタンは、はじめはカリカリ、やがてフワフワになります。

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チャーシュウじゃなくて茹でた豚バラ肉。
特に味付けはしていないようですが、スープと良くマッチしてます。

香草はパクチーではないみたい、私にはよくワカリマセン。

は~っ、喰い過ぎた。
明日から節制せねば。

ご馳走様でした。

調布らーめん 【たから家】 初訪 東京都調布市

京王線調布駅周辺をブラブラ。
すいている店に入ることにします。

んで、いつもは混んでいる【らいおん】に先客さんが二名なのが目に入った。
入って前回は醤油ラーメンを食ったから、今回は塩にしましょうと券売機を見ると「売り切れ」の表示。
やめて出る。

パルコの向かいあたりに、確か未食の店があったと思い出す。
調布らーめん 【たから家】です。
店内に先客さん無しなので、即入店。

卓上メニュー。
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ネット上では〔元気らーめん〕と言うのをよく見かけたけど、初訪問の店なので、メニュートップの原則に従います。

以前は、券売機が在ったみたいだけど、今は口頭注文後払い制。
5分ほどで提供された〔らーめん〕しょうゆ味。
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早速、スープから味をみる。
濃い色合いのスープですがショッパさはなく、鶏ガラ中心と思われるダシ風味もおだやかで、懐かしさを感じるラーメンです。
かすかに、魚系の香りを感じたが、私の気のせいかな?

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麺は幅広の平打ち。
おとなし目のスープには、やや強過ぎる麺だなぁ。
豊かな弾力を持つ茹で加減で、食感は楽しいがマッチングと言う点では、やや疑問が残る。

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肩ロースのチャーシュウは、ソコソコの厚みもあり、醤油が高く香る。
ワカメは、その磯臭さがスープに合わないんじゃないかな。
海苔は、クチャりやすいけど味はイイね。
メンマは、ちょっとゴリっとした食感が苦手。
他に多めの輪切りネギ。

総評
昔ラーメン風なところは好みなんだけど、所々バランスを崩している部分があるね。
でも、永いこと地元に密着している店なので、年配の固定客は多いみたい。
若い人ウケはあまりしないかなぁ。
67点 650円。

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回転寿司 沼津 【すし之助】 横浜店 横浜市旭区

こぼれ寿司で有名な【すしの助】横浜店。
本店は、静岡県沼津市にあり、回転寿司としてはやや高価な部類です。

ランチメニューの〔特上握り〕 1490円。
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イチバン上に見えるのは、アナゴの一本握りです。
軍艦巻きの“こぼれ”が有名なこの店だけど、私はこのアナゴが喰いたかった!
下の皿は、まぁ割とオーソドックスな布陣ですな。

味噌汁はセルフで、おかわりし放題。
それと茶碗蒸しが付いて、この価格ですからお得でしょう。
しかし、全体的にシャリが少なめで、お上品な印象。
私は、このセットに加えて、アラカルトでもう二皿もらいました。

御馳走様でした。

玉子とじラーメン 【松壱】 初訪 東京都中野区

手羽先 味噌カツ 海老フライ。
天むす どて煮 ひつまぶし。
台湾ラーメン ベトコンラーメン。
小倉トースト 餡かけスパ。
シロノワールに味噌煮込み スガキヤラーメン 鬼まんじゅう。
(↑香具師の口上風に音律よく読んでね)

食のミステリーゾーン名古屋には、魅惑の喰い物がたくさんあります。

そのうちの一つが、名古屋市中村区の【萬珍軒】本店より発祥した玉子とじラーメン。
【萬珍軒】で修業した方が、2013年5月7日、中野区に開いた店が 玉子とじラーメン 【松壱】です。

テレビで何度か紹介されたので、ご覧になった方も多いと思います。
私は、製法をまねてインスタントラーメンで作ってみました。
その時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-2203.html
はたして、コレであっているのかどうか?
やっと、実食する機会を得ました。

卓上の写真付きメニュー。
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〔玉子とじ担々麺〕と言うのも、かなり惹かれるのだが、やはり基本は押さえておかないとね。

〔玉子とじラーメン〕
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玉子が小さく固化したスープに覆われ、麺が見えませんが、テレビで見た【萬珍軒】の玉子とじラーメンとほぼ同じルックスです。

調理過程を見ていました。
まずドンブリに醤油ダレと溶き卵を入れ、名古屋コーチンと豚骨から取った白濁したスープをかなり高い位置から網を通して一気に注ぎ込みます。
私達が良く知っている溶き卵スープは、煮立ったスープの中に玉子を入れていきますから、まったく逆の作り方ですね。
すると、こんな小さく固化した玉子になるんですね。

全体の印象としては、「ふわとろ玉子スープ(麺入り)」と言う風に感じました。
とろっとした玉子のおかげで醤油のとがった部分が緩和され、実に優しい味わいになっています。

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麺は極細のほぼストレート。
九州博多系よりもさらに細いかな?
柔らかめの茹で加減で・・・・・はっきり言うとクニャクニャです。
しかし、コレはコレでスープには合っていると思いますよ。
「ふわとろ玉子スープ(麺入り)」には、強い個性の麺は要らないんじゃないかな。

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チャーシュウはバラ肉二つ折りタイプが二枚入りますが、麺同様やはり主張は強くないです。
他に、味付け海苔サイズの海苔と、輪切りネギ。
やはり、具の主張は抑えてあると言う印象。

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【萬珍軒】本店に倣った玉子の形をした軒看板がカワイラシイね。

【とらきち家】 再訪 横浜市神奈川区

【吉村家】直系の味が喰いたくなった。
六角橋の【末廣家】に行ってみたが、日曜は休みなんだね。

そこで、千葉県柏市の【王道家】からの分れ、家系では珍しい自家製麺の【とらきち家】にしました。

〔ラーメン〕麺固め。
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ホウレン草が多めで、チャーシュウの上に乗りあげてます。
ゲンコツ、鶏ガラ、野菜などを大量に煮込む家系スタンダードなスープではありますが、ドッシリした重量感と、醤油ダレのキリッと立った味わいが【王道家】からちゃんと受け継がれていますな。

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麺は自家製太目の平打ち。
スープに負けない自力を持ちます。
二回目である今回は固目にしてもらいましたが、歯をはね返すような弾力と、鼻に抜ける小麦粉の香りが豊かです。
直系スタンダードの酒井製麺にも負けてないね。

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ローストポークのような食感を持つチャーシュウは、スモークフレーバーが強く主張します。
いまハヤリの低温調理にも負けないくらいに、肉のフレッシュさを持っていますね。

ややクタっていますが、ホウレン草多めはウレシイな。
海苔もスープに溶けるのが早いですが、風味は良いです。
スープの熱で半茹でになった輪切りネギも好み。

自家製麺の採用により、吉村家直系からハズれることになりましたが、吉村家からのDNAは間違いなく受け継がれていると思います。
好みの家系ラーメンであることは確かです。

御馳走様でした。

喜多方ラーメン 【坂内】 横浜市中区

前にも書いたけど、なぜかワンタンメンが喰いたい近頃の私。
仕事の帰りに、サービス券があったことを思い出し、石川町の【坂内】に行ってみました。

〔喜多方ラーメン〕+サービス券でゲットしたワンタン。
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もう今や、大メジャーとなった喜多方ラーメンですから、細かいことは省略して、ワンタンについて述べます。

サービス券を使って100円でゲットしたワンタンは6個。
皮を二つ折りにして、真ん中に具をおいたテルテル坊主型ですね。
やや小振りですが、熱々なのでこのくらいの大きさの方が食べやすいです。
デカイのを丸まま口に放り込んで、あまりの熱さに目を白黒させた経験は誰もがお持ちでしょう。
この大きさなら、楽です。

なかなか、お得な喜多方ラーメンのワンタンメンを頂きました。
ご馳走様でした。

四川麻辣火鍋 【天府】 横浜市中区

近頃の私は「たんたんめん」と言えば、川崎溶き卵系ばかり喰っていますが、タマには中華風の芝麻醤ベースの「担々麺」でも喰ってみるかと、印象の良かった野毛の【天府】へ行ってみました。

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初食時は赤・黒・白・緑・黄と五種類あった担々麺が二種類になっています。
売り上げの悪いメニューは整理したのでしょうかねぇ?

初訪問時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-2135.html

ということで、〔赤担々麺〕780円にしました。
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スープは前回喰った豆乳ベースの“白”に比べると、かなりワイルド!
炙りゴマの香りは強烈で、ちょっと焦げ臭いほど。
刺激的な辛さを演出する主役と思われる花椒(ホァジョー)は荒く挽かれ、舌を刺すような刺激となっています。
自家製の芝麻醤もザラついたゴマの食感があり、今迄喰ってきた中華担担麺の中でもかなり強い個性を持つ仕上がり。

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すんごいスープを受け止める麺は、中太のやや縮れ。
前回喰った“白”より、やや太めになっているように感じるのですが、私の気のせいか?
かなり弾力があり、スープとは良いバランスだと思います。

この担々麺はかなり強烈なため、人により好き嫌いが分かれるでしょうね。
しかし、私にとっては良い刺激であり(舌的にも、心象的にも)また食いたくなることでしょう。

ご馳走様でした。

【松乃家】横浜店 横浜市中区

早朝のサイクリングで見付けました。
野毛に とんかつの【松乃家】が出来ていたんですね。
ちぇるる野毛の一階、中華料理屋が在った店舗です。

〔ロースかつ丼〕 590円
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玉子は、よく火の通ったタイプです。
私は、ドンブリもので玉子かけ御飯のようなタイプは嫌い。
玉子かけ御飯は好きで、よく喰うんですよ。
だからカツ丼や、親子丼などは、玉子かけ御飯ではないタイプが好ましいのです。
しかし、世の中の趨勢は玉子トロトロタイプですからね。
こういう、キッチリ固まった玉子に出会うとウレシイ。

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カツの肉は、割りと厚めでイイね。

割り下も、やや甘めながらシッカリとダシの効いたもの。
味噌汁は、【松屋】で提供しているものとほぼ一緒でしょう。

低価格で、とんかつ関係の食事が出来、さらに24時間営業で便利です。
朝からステーキでも、焼肉でも喰える私には有難い店が近くに出来てウレシイな。

ご馳走様でした。

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【麺処 直久】 神奈川県海老名市

近頃の私はワンタンメンが好きです。
この日は伊勢原市で仕事のあと、ビナウォークによってみると【直久】の店前にこんな貼り紙。
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迷わず入店して発注。
5分ほどで届きました。

〔肉玉雲吞麺〕 醤油 800円。
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半割り味玉が参加しているとはいえ、ワンタンがみっつで基本ラーメンの230円アップは高くね?
雲吞が、もうふたつは欲しいところだなぁ。

しかし喰ってみて、一寸考えを改めました。
スープが基本のラーメンとは違うのです。
元になっているのは同じモノなのでしょうが、このラーメンでは背脂の浮いたややコッテリな主張強めのスープになっていんです。
味玉と肉雲吞に対するために、スープに迫力を持たせている、と見てイイでしょう。

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麺は【直久】スタンダ―ドの細目ほぼストレート。
大きな主張は持たないが、【直久】の提供するラーメン全般にマッチする相性を持っていると言えましょう。
自家製麺ゆえか、フレッシュな小麦粉の香りもイイね。

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肉雲吞は、テルテル坊主型。
粗挽き肉のゴロッとして食感がイイよ。
それを包む皮は、柔らかで喉越しも良く、まさに雲を飲む感覚か。
味玉は、まぁ平凡。

ちょっとコストパフォーマンス的には、低いかな。
しかし、店側の工夫を怠らない点は評価したいと思います。

御馳走様でした。

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中華料理 【金来】で台湾ラーメン 横浜市南区

イセザキモールからちょっと脇へ入ったところに台湾ラーメンを提供する店が出来たんだよ。
でも、何度行っても営業してない。
告知されてる営業開始時間をちょっと過ぎた頃に行ってもダメ。
後で調べたら、食べログでは
「営業時間や、定休日がよくワカラナイので掲載保留とさせていただきます」
だって。

んで、あきらめて黄金町の方の【金来】へ行きました。

もちろん、〔台湾ラーメン〕を発注。
増税後も値上げしてないね。
エロイ・・・・じゃなくてエライ!!

待ち時間4分ほどで来ました。
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過去に、この店で台湾ラーメンを喰った時は気付かなかったけど、肉みその上におっきなニンニクが鎮座しています。

拾いあげてみた。
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これだけ喰ってみたら、かなりショッパイです。
挽肉と唐辛子たっぷりの肉味噌がこの味なんですな。
この店の、台湾ラーメンは喰い進むにつれて肉味噌を溶かしていってはダメです。
始めからこの肉味噌を全部溶かしちゃいましょう。
ごつんと来るピリ辛醤油味が楽しめます。

そして、舌や唇に辛さが残っているウチに茹で玉子をひとかじり。
辛さをマイルドに中和してくれたら、また麺とスープに挑みましょう。
しゃ~わせな瞬間を楽しめますよ。

会計時に缶飲料をくれました。
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値上げせずにガンバッテいるのに、こんなサービスまでしてくれちゃって、ホントにいいのかなぁ。

御馳走様でした。
また来ます。

【大勝軒 五一】 神奈川県座間市

永福大勝軒系が喰いたい!
っうことで、相武台の【大勝軒 五一】に行ってみた。
前回訪問時より、一年以上経ってますが、変わってなけりゃイイナ。
その時の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-1798.html

〔中華麺 1.5玉〕 750円。
スタンダードの2玉は喰い切れる自信が無かったので1.5玉にしました。
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今回食べた麺が1.5玉と言うのは、初食時にはありませんでした。
2玉と1玉だけだったんだよね。

しかしこの1.5玉と言うのはイイね。
2玉だと喰い切れないし、1玉じゃ少し足りないという人には最適なんじゃないだろうか。

スープは見た目が、かなり黒っぽくなりました。
しかし、永福味の本筋からはハズれてないし、むしろ以前は無かったナルトが加わってより永福らしくなったと感じます。
草村の麺も変わらず良いし、モモ肉と思われるチャーシュウも好みです。

良い方向に変わってくれたのは、大歓迎です。
ご馳走様でした。
また来たい!

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