麺屋 【成】で台湾まぜそば 横浜市中区
2015/01/11/23:49:36(Sun)
私は台湾ラーメンが好きで、よく喰っています。台湾ラーメンと言っても、台湾にはありません。
愛知県名古屋市の中華料理屋 【味仙】の賄い食として産まれたようです。
ただ台湾には、台湾ラーメンの元になったと思われる担仔麺という麺料理があります。
タンツーメン、ダンツーメン、ダンザイミェン(台湾語)等と呼ばれてますね。
その台湾ラーメンをアレンジしちゃて、まぜそばにしたのが麺屋 【はなび】で、同じ名古屋市に在ります。
2009年頃に販売され始め、今ではすっかり一般的なモノになっています。
そんな台湾まぜそばが、東京というか関東にやって来たのが、私の雑感だと2014年の春頃でしたかねぇ。
この数ヶ月くらいで、横浜でもチラホラと見かけるようになったのですが、私は訪ねて行くたびにフラれています。

さて、伊勢佐木町の裏通りにある油そば店、麺屋 【成】の前を通りかかるとこんなモノが。

【成】も始めていたのですね。
今までいろんな店にフラれつづけていますから、見た時が喰う時とばかりに入店。

発注後、6~7分で提供されました。
麺がほぼ見えませんけど、まごうことなきこの店の〔台湾まぜそば〕です(笑)
主な具は唐辛子と炒めた豚挽肉で台湾ミンチと呼ばれてますね。
卵黄を中心に、ニラ、細切り海苔、魚粉、白ネギ斜め切り、背脂のボール、正体は分からないけどナッツのようなモノなどが配置されています。
まずは、混ぜます。
一心不乱にまぜます。
と言っても、紹介しないといけない物がコレ!

追い飯と割りスープです。
割りスープは、まぜそばの店ではよく見かけます。
だが、追い飯と言うのが、名古屋流儀のまぜそばの特徴です。
あらかた麺を喰い終わったら、残ったタレに飯を入れて喰い尽くすのが名古屋流儀です。

マゼマゼ後のお姿がコチラ。
なんか、減ってね?
おもな味付けは台湾ミンチですけど、そんなに辛くはありません。
むしろ、背脂や卵黄による甘さの方が主張してきますね。
油そばと違って、そんなにギトギトにならない点はウレシイ。
麺は油そばに使うモノと同じでしょう。
強い弾力と、小麦粉の香りが豊か。

残ったタレに割りスープを半分ほど加え、追い飯をドボン。
雑炊風にして喰いました。
かつおダシの効いた落ち着ける味わいです。
この商品が名古屋の台湾まぜそばに近いものかは、データ不足でワカリマセン。
しかし、なかなか良いまぜそばであることは確かです。
ご馳走様でした。
また来ます。