つけそば・中華そば 【まき野】 初訪 東京都目黒区
2015/01/24/23:45:08(Sat)
年に数回、池尻大橋の街に用事で行きます。昼食を喰いに、すぐ近くだから渋谷に寄ったり(イヤだけど) あるいは、路線を乗り換えて、お台場の方まで行ったりするんですが、私は基本的に人が多いのが苦手。
ラーメンを提供する店が何軒か集まっていれば、一番空いている店に入ります。
要するに人嫌いなのでしょうか?
私には、そんなつもりは無いんですけどね。
と言うコトで、池尻大橋での用を済ましてから、人ゴミの中はイヤなので近場でラーメン屋さんを探しました。
この辺りはね、人口過密と言うほどでもないから。
「それを人嫌いと言うんです!!」
とは、Ayaの言葉(笑)
池尻大橋駅の東側に、静かな商店街がありました。
その中程に在ります つけめんウリだけど、ラーメンも良さそうな評判の店【まき野】に入りました。
この店は、2014年の2月にオープン。
この商店街に溶けこめる落ち着いた外観は、私の好みにも合っています。

つけめん(この店ではつけそばと呼ぶ)のページを飛ばして、メニュー撮影。
もちろん〔中華そば〕を頂きます。
アゴだし豚骨、東京醤油、塩 の中からスープの味を選び、味玉や野菜のなどの乗せ物との組み合わせを選びます。
私は、店の推すすめである アゴダシ豚骨で、基本の〔中華そば〕にしました。
アッサリ醤油主義者のAyaは、東京醤油〔中華そば〕を発注。
昼時でしたが店内は四分の客入りで、5~6分で配膳されました(やっぱり、空いてる店はイイ!!)

店内の照明の位置の関係で、角度を変えても、どうしても影が入っちゃうんだよね。
スープの色が、やや赤っぽいけど実際はもう少し白が強い色合いです。
具は、一時方向から七時方向にかけての一直線配置に近い形。
ラーメンの盛り付けとしては、一点積み上げ型(西日暮里の【神名備】など)等と並ぶ珍しい技法です。
さて、スープから頂ます。
白っぽく濁って濃厚そうですが、口に含むとさわやかなあごダシの風味。
魚臭さが出しゃばらない上手な使い方です。
そして、後からしっかりした動物系のダシ風味とクドくない油分が押し寄せてきて、アッサリコッテリ型のラーメンの中でもかなり秀逸であると感じました。

麺は細めの縮れで、黄色みが強い。
スープを良く持ち上げ、縮れによるすすり込み時の擦過感もイイね。

肩ロースと思われるチャーシュウは、やや薄目の味付けながら厚みもありスープに対する力を持っています。
メンマは、高発酵でややスジっぽいな。
ナルトは裏返しだけど、魚の味がする最近では珍しいモノで好感。
水菜のシャキシャキ感は良いアクセント。
ほかに小さ目に切られた刻みネギ。
コチラAyaの東京醤油〔中華そば〕

透明感のあるスープは実にスッキリした醤油味。
東京醤油ですから、ダシは鶏ガラ中心なのですかね。
やはり控え目な主張で昔ラーメンに近いが、最近のモノと比べても見劣りするようなことはありません。
あっさり醤油至上主義者のAyaも大満足してました。
〔ミニ・チャーシュウ丼〕 200円。

サイの目切りのチャーシュウは落とし部分でしょうか。
良く味が染みてます。
それと、御飯にもタレがかけられているのでやや濃い味の仕上がり。
しかし、刻みネギのおかげか、クドクは無いのが好感。
総評
久々のヒットです。
始めは、あごダシ豚骨と聞いて町田市の【蔵屋】のようなカンジかと想像していたのですが、良い方向へハズレました。
これは塩味も期待できます。
74点 670円。

食後は、腹ごなしの商店街ブラブラ歩き。
【まき野】を出て、すぐ隣に雰囲気のイイ洋食屋さんが在るのに気が付きました。
グリル【MIYOSHIYA】


しかも、私が大好きなトルコライスがメニューにあります!!
なおかつ、大プッシュしてます!!!
次回、池尻大橋に来た時にはコレを喰います(キッパリ)
次に、目に入ったのが日本蕎麦の【長寿庵】
【長寿庵】と言えば、関東に一大勢力を誇る日本蕎麦屋さん。
けれど、目黒と言えばサンマです。
サンマと言えば目黒。
そのサンマを使った蕎麦です。

サンマ蕎麦のアップ。

これぞ、サンマ麺!!!
我が地元横浜には サンマーメンがありますが、サンマ麺は無い!
機会があったら喰いたいな、サンマ麺。
なかなか収穫のあった池尻大橋探索の巻きでした。