中華 【北京】 横浜市南区
2015/05/22/23:30:02(Fri)
横浜橋商店街のはずれ、と言っても三吉演芸場のすぐそばだから人通りは結構あります。ここに【北京】と言う中華料理屋が在るのは、ずいぶん前から知っていました。
二軒となりの家系のようなラーメン屋に行った時に、『もしや?』
と、思い偵察してきました。

そしたら、店頭の写真付きメニューにありましたよ、やっぱり。

川崎溶き卵系と思われるラーメンが。
ここまでは、別の日の取材ね。
この日は、家系みたいなラーメン屋で喰った後だったから【北京】では喰いませんでした。
川崎や横浜北部では、よく“北京”と言う屋号の中華料理屋を見かけます。
どうやら、川崎市宮前区 宮崎台駅近くに在る坦々麺餃子工房 【北京】 が大元みたいなんですが、ウラは取れてません。
前に、横須賀の【池田】でも、未確認にもかかわらず、このコト書いちゃいました。
ネット上で不確かな事を書いちゃうのはマズイんで、この場で追記としておきますね。
んで、この【北京】グループ、「協同組合川崎中華料理北京会」縮めて「北京会」と言うのに所属しています。
暖簾分け店の集まりみたいなものでしょうが、宮崎台の【北京】は、ざっとみても創業50年以上と思われます。
よって、「北京会」も、そのくらいの歴史を持つとみて良いでしょう。
そして【北京】を名乗る中華料理屋さんは、高い確率で「たんたんめん」がメニューにあります。
だが、二つの系統があるみたいで、一つは小田原【四川】のような粘度を持つ餡かけタイプ。
もう一つは、ニュータンタンメンの様な溶き卵タイプ。
そして、上の写真でもわかる通り、南区横浜橋商店街の【北京】はニュータンタンメンに似た溶き卵の「たんたんめん」を提供しているのでした。
昼食時間帯を大きくハズれた時間なので、先客さんは無し。
ホール担当と思われるオバちゃんは、夕食の時間のための準備でしょうかテレビを見ながら餃子のようなものを包む作業をしてました。
早速、ターゲットである〔タンタン麺〕を発注。
口頭注文後払い制です。
待ち時間7分ほどで出来上がりました。

さぁ、すっかり見慣れたルックスですが、ちょっと違うのは、ドンブリ中央に緑色に見える小さく切られた多目のザーサイ盛られている点です。
コレが、川崎宮崎台【北京】発の「たんたんめん」の特徴とも言えましょうか。
味わいは、アッサリした鶏ガラベース中心の清湯に醤油ダレでしょう。
辛味油・溶き卵の下のスープ自体はとても透明度が高く、品の良いダシを取っているようです。
辛味はそれほどなく、飲みやすいピリ辛。
ニンニクは、少量はいってますが、大きく訴えるモノではありません。

麺は、細めの縮れ。
中華料理屋らしく、柔らかめの茹で加減ですが、マッチングとしては悪くない。
麺量も標準的で、このラーメン一杯で十分腹に溜まります。

玉子は、小さ目に溶いてある。
ザーサイ、挽肉と一体となり、良いバランスを生み出してます。
川崎 宮崎台 【北京】のDNAを持つ店が、私んチの近所にも在ったということで、ちょっと嬉しく思いました。
ご馳走様です。
また来ます。