【縁や】 初訪 埼玉県さいたま市 ラーメンアカデミー内
2009/02/24/22:31:12(Tue)
1999年、ラーメン博物館の5周年記念「ラーメン登龍門」で準優勝に選ばれた店。当時テレビで見て『喰ってみたいなぁ』とは思いつつも、札幌は遠いうえに特に用事など無いし、その後、池袋に出来た店はいつも行列で、私は『この店は喰わないまま生涯を終えよう』と固く決意したまま忘れていた。
そして時は流れ、なんと武蔵浦和のラーメンアカデミーに出店しているというコトを知ったのは今朝である。(←ラヲタ失格!!)
『ラアカならいつでもカンコ鳥が鳴いているから、スキを見て突撃できるかもしれない』(ゴメンナサイ)
と言うことで、コレがラアカです。

現在のメンバー。

本来なら、基本のラーメンを喰うべきところを
『タマにしか来ないから高いのでも行ったろうやないかい!』
と、にわかに関西人と化し〔海老そばみそ味玉〕を発注。
店内、先客4人のため、待つこと5,6分でラーメンは来た。

大きな口径だが背の低い丸ドンに入ったスープはやや赤味を帯びた茶濁。
早速、スープからいただきます。
『ややっ、コレは良い!』
甘エビの頭を焼いてから、スリ潰したものを元ダレにあわせたというスープは、もっと海老風味がど~んと押し寄せてくるのかと思って覚悟はしていたが、動物系の重量感に加え、昆布や節物のサワヤカさの後ろから、海老の香りが戻って来るっうか、なんちゅうかな〔カッパえびせん〕みたいというか・・・ヘタな表現だな。(店主の野本 栄二さんにもゴメンナサイ)
とにかく、海老が表に出過ぎず、まろやかな味わいで、最近の味噌ラーメンに多い甘ったるさが無い点も好感。

麺は正統派札幌味噌ラーメンとは違って、色白の細めほぼストレート。低カンスイと思われる。
ツルツルとした口当たりでありながら、中心部にわずかなアルデンテを残した茹で加減は、低カンスイ麺では難しいはずだが、どういった技法を使っているのだろうか?
あるいは麺そのものの氏素性が良いのかもしれないが、私の位置からは製麺所を特定できなかった。
具のチャーシュウはペラペラの巻きバラ肉で、あえて言うならば【むつみ屋】に似た味付け。
メンマはサックリとしているが繊維質を感じることが出来る。
海苔は磯の香りにあふれ、味わいも良い。
ネギは切り置き? 辛味は無い。
味玉はあんまり好きではないタイプだなぁ。



総評
私の中での味噌ラーメン部門暫定二位におさまってもらいます。
スープまで一滴残さず完食してしまいました。
ウチに帰ってから調査したネット情報では「登竜門」時代と比べるとだいぶオトナシイとの評価もあるが、オイラァ、その時喰ってないから関係無いもんね!
今、私にあっているラーメンがナンバーワン。
77点 880円。

comment
おお~、ここまで絶賛するSINさんは珍しい!!
もう一回食べに行きたいなあ…。
戸塚でも美味い店、ありますかね~~。
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