新店 麺処 【野毛八】 初訪 横浜市中区
2015/07/19/23:44:13(Sun)
この店舗、2009年の4月に訪れたことがある。その頃は、【野毛山カレー食堂】 と言うカレー屋さんでした。
豚骨スープを使ったカレーで、なかなか良かったんだけど、ほどなくして居酒屋みたいになって、その後さらに変転が続きました。
カレー屋さん時代の記事はコチラ。
http://763422.blog90.fc2.com/blog-entry-175.html
現在のおでん屋さん【野毛八】になってからは安定しているようで、もう一周年だそうです。
そんな店が、昼はラーメン屋 麺処 【野毛八】として営業するというのは、だいぶ前から(4月頃だったっけな)告知されていたのですが、いつまでたっても昼営業は始まりませんでした。
ようやく6月11日になって昼のラーメン屋営業を始めました。
そして、土日祝は09:00から営業するとのことで、開店からひと月以上を経過し、もう落ち着いた頃でしょうし、朝ラーしに行ってきました。
09:00ちょうどに入店。

レギュラーメニューでは、塩味がトップに来ていますね。
それではと、〔汐らぁ麺〕を発注。
口頭注文後払い制です。
本日の一番客となったので、待ち時間5分ほどで出来上がりました。

はははっ、チクワの輪切りが二枚入っている。
おでん屋らしさか。
まずはスープから頂ます。
鰹ダシが前面に出た優しい塩味です。
しかし、元になっているのは鶏でしょうね。
ガラか、丸鶏かはわからないケド、じんわりした滋味深い鶏ダシを感じます。
他に、味わいの底の方に貝類のような風味も。
おでん屋さんでは、カツオ節、ソウダ節、昆布ダシが多いですが、干し貝柱なども使う店もあると聞き及んでいます。
原価が高くなるけど、使っているのかな?

麺は三河屋製麺製の細め色白やや縮れ。
低カンスイかと思われますが、柔らか目の茹で加減ながら程好いコシもあり、スープの持ち上げもイイね。
しなやかな麺肌を持ち、喉越しも良いね。
麺量は、やや少ないかな。
よく喰う人には大盛りがイイでしょう。


チャーシュウは二種類。
肩ロースと鶏のムネ肉か。
どちらも肉の質感あふれる弾力で、低温調理でしょうかね。
メンマは細裂きで、サックリした食感の薄味。
チクワ二枚、ナルト一枚は彩りか。
水菜はちょっとした苦味が良いアクセントになるね。
ほかに、輪切りネギ、揚げネギ。
総評
おでん屋さんだけに、ダシの取り方は見事と言うほかない。
当然、ラーメンにするために多少のアレンジを加えてあるだろう、おでんつゆそのものではないハズ。
その調整具合と言うか、店主のセンスが光る一杯でした。
醤油味も期待できそう。
73点 730円。

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