【日の出らーめん】 横浜市中区
2015/08/08/23:58:48(Sat)
つけめんリハビリである。つけめん屋に多い極太麺にも耐性をつけるために、野毛の【日の出らーめん】に行く。
私が過去に喰った麺料理の中で、最も太い麺と思われるのが豊島区巣鴨の【極麺王】だ。
しかし同店は閉店してしまったので、現在のナンバーワン太麺と言えば、私の知識内では【日の出らーめん】の〔剛つけめん〕であろう。
〔剛つけめん〕 800円。

つけ汁は、濃厚豚骨魚介でいわゆる「ドロ系」
甘味が強く、わずかに酸味もあります。
動物ダシは強烈に主張し、コラーゲンが大量に含まれているのでしょうかね、唇にやや重いベタ感が残ります。
醤油ダレは控えめですが、味わいに物足りなさは無く、かなり強いつけ汁であることは間違いないでしょう。

まさに、うどん麺です。
ワリバシよりも太い!
先述の【極麺王】は、きしめんのような幅広の平打ちだったので、下唇と上の前歯で切るのはそれほど困難ではなかった。
しかし、この〔剛つけめん〕は、正方形に近い断面を持つので、強靭な弾力に抗い噛み切るのが一種の難所というか、楽しみとも言えるかな。
私は、通常箸で一すくいした麺は切らずに口中へ収納し、咀嚼に移るんです。
でも、この時ばかりは、唇と歯で切るのをやってみたかったのよ。
歯を押し返す力と、唇に残る圧力感に納得したから、後は一気に喰い進みます。

つけ汁の中には、豚肉の塊が二個。
バラ肉でしょう、脂身が口の中でほどける感触が楽しいね。

あと、キャベツが二~三枚入ってました。
サックリした食感がアクセントになりイイね。
ふたたび、つけめんが喰えるカラダに戻りつつある私。
世界が広がるから、大歓迎であります。
ご馳走様でした。
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