麺家 【一族】 初訪 横浜市南区
2016/03/16/23:44:26(Wed)
2015年12月17日、南区庚台の「ドンドン商店街」の一角に新規オープン。前は確か、中華料理屋だった店舗だよね。
店主は【壱六家】出身とも聞いており、旭区下川井町の【神田の風】も同じで、いわば兄弟弟子だね。
んで、そのラーメンも似た傾向だと言われているから、近所でもあるし、今まで後回しにしていました。
食事どきを大きくハズレた時間に行きましたが、営業してました。
学生さん達の下校時間である 15:00~17:00代も需要が見込めるのかな。
店内には、でっかい羽釜!
これでダシ汁を、ぐんらぐんら炊いています。
いわゆる「炊かない系」が大ハヤリの今、「安心てください、炊いてます」を大きくアピールしています。
もちろん基本の〔ラーメン〕を初訪なので、特に指定せず発注。
先客さん三組四人の方々には、すでに商品が出ているので、待ち時間は4分ほどで到着しました。

なあるほど。
見るからに濃厚そうなスープですねぇ。
トロンとした口当たりのスープは、乳化度が高く、動物系ダシがドカンと押し寄せるモノ。
まさに、骨々しい味わいとでも申せましょうか。
醤油ダレは、家系本流のようなキレを持つモノではありませんが、かなり強くアピールしてきます。
これは、家系と言うより濃厚な博多系に近い感触とも感じ取れます。
ともあれ、このスープは、多くの油分と塩分を必要とする若い人にはイイでしょうね。
近くの学校の生徒さんたちを狙った「学割りサービス」もあり、良いアイデアだと思います。

麺は、普通茹でだとモッチリとした噛み応えを楽しめる太目のやや縮れ。
量は少ないのかなぁ?
私としてはとても楽に喰いきれました。
壱六派だと製麺所は、長多屋製麺のはずなんだが、面箱は確認出来ませんでした。

肩ロースと思われるチャーシュウは薄目の味付け。
大判の海苔三枚は、スープに溶けにくく、香りも良いね。
大ぶりに切られたネギは、ザクザクの歯ごたえがスキ。
ホウレン草は、クタッてました。
総評
大和市の うまいヨ 【ゆうちゃんラーメン】、旭区上川井の【神田の風】と、やはり兄弟のDNAを感じました。
近頃の家系壱六派出身の店はこうなる傾向が強いのですかね。
でも私としては、新世代家系もキライじゃないんですが、やっぱり【吉村家】を中心とする家系本流の方が惹かれるんですわ。
70点 680円。

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