【花月 嵐】天王町店 横浜市保土ヶ谷区
2016/07/31/23:44:26(Sun)
【花月 嵐】では、現在期間限定で冷やしラーメンをやっています。しかも、冷やしラーメン発祥の地の山形県の物をモデリングしてます。
こりゃぁ、喰ってみるしかない!
山形県の冷やしラーメンと言っても、いくつかのバリエーションがあります。
私は、多摩ニュータウンで仕事をしていた期間が長かったので、現在多摩市落合に在る 山形ラーメン 【天童】の冷やしラーメンになじみが大きいのです。
この 山形ラーメン 【天童】、店名のとおり山形県天童市にゆかりのある店です。
鶏ガラの主張が強く出ていながら、アッサリと喰えるラーメンと冷やしラーメンでした(←最近行ってないので過去形)
そして、今回の【花月 嵐】が出してきた冷やしラーメンは同じ山形県でも山形市発。
たぶん日本で最も古く冷やしラーメンを提供していたであろうと思われる、日本蕎麦屋である【栄屋本店】の要素を多く取り入れているようです。
発注後6~7分で出来上がりました。
山形冷やしラーメン 〔さくら食堂〕 750円。

やや濁った茶色のスープ表面には油が浮きますが、固化しないところを見ると植物性でしょうかね。
でも、私の舌ではその正体まではワカリマセン。
おそらく牛骨ベースのダシ汁、韓国料理で言うところの「ソルロンタン」と「コムタン」の中間ぐらいの物だと思いますが、飲み口はスッキリとしたもので、言われなければアッサリ鶏ガラスープとあまり大きな違いは無いようにも思えます。
冷やしラーメンに使う場合には、ダシを取り終わったトコロでいったん冷やして、固化する動物性の油脂を取り除いているハズです。
醤油ダレは過不足ない塩分濃度で、かなり飲みやすいスープとなっています。
しかし、コクを出すために加える植物性油脂が光の加減によって虹色に輝いて見えるのが少し残念だなぁ。

麺は、中細やや縮れ。
通常の温ラーメンに使う物と同じだと思いますが、冷水にさらすため、かなりコリッとした食感が目立つようになっています。
量は標準的で物足りなさは有りません。

チャーシュウ代わりのローストビーフは二枚。
うっすらと塩分を感じる味付けで、ラーメンを壊しませんが、ちょっと崩れやすいな。
メンマ、わかめは通常のこの店のトッピングに使うものと一緒でしょう。
ちょっと変わっているのがカマボコね。
一般市販品と変わらぬものですが、山形市の冷やしラーメンは元々蕎麦屋さんから発生しているので、このカマボコを使用する店も多いと聞きます。
ただ、【栄屋】本店に近づけるのならば、キュウリやモヤシも欲しかったな。
「独自路線の商品です」って言うのなら仕方がないケド・・・・・
コチラAyaの頼んだ 中華そば〔竹食堂〕 680円。

昔ラーメンを模した物ですか。
アッサリした東京ラーメンのオールドスタイルに近いですかね。
暑い日々には、こう言うラーメンもタマに食いたくなります。
御馳走様でした。
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