初訪 鷄そば処 【かしわ】 横浜市中区
2017/05/12/23:55:35(Fri)
2016年12月12日、私がタマに行くフォーク酒場【マークⅡ】の向かいにオープン。近場後回しの原則に従って、いままで放置しておりました。
順番から行くとね、【蕾 RZ】が先なんだが、いつ行ってもあいてない。
そこで、飛び越しもアリですわ。
入りにくいと言われていた扉には、大きな窓が設けられておりました。
店内は、とってもオシャレ。
私は大仰な雰囲気でも、たじろがない性格なんで平気ですけど、こう言う造作のラーメン屋には落ち着かない人も多いでしょうね。
さて喰いましたものは・・・・・
お得なランチセットも有るんだが、ラーメンの具材の内容がかなり異なるようです。
私は、初訪問店では基本線が知りたいので、ちょっと高価ではあるが〔あっさり鶏塩〕 880円にしました。
発注後、6分ほどで到着。

ホール担当のおねぇちゃんが、卓上に置いて少しドンブリを回転させましたから、コレが正面なのですかね。
美しいルックスなんだが、少々青味が多いような気もします。
こんなドンブリで提供されました。

スープの味わいは、とても優しい動物系のダシが効いた塩味。
鶏が中心だと思いますけど、なかなか複雑玄妙で、奥行きも感じられます。
難しいと言われる塩味で、これだけハイレヴェルなのは久し振りだなぁ。
やや高めの価格設定ですが、納得。

麺は細縮れで色白。
ちょっと弱さも感じるんですが、スープとのマッチングを考えるとこれでいいか。
背の高いドンブリですから、上品に見えても麺量は標準的です。
製麺所はわかりませんでした。
チャーシュウは二枚の丸く成形された鶏肉。

コレは、モモ肉ですか。
こっちは胸肉。

両方とも、かなりアッサリした味付けで、大きく突出した部分は無いが、モモ肉のオイリーさと胸肉のしっとりさを失わない調理はサスガと思わせるものです。
水菜やパプリカなどの青物は、更にサッパリ感を盛り上げてくれるね。
海苔は香りのよいものが二枚。
半割茹で卵は中芯に半熟が残る程度で好感。
総評
【こもん】および、派生した【白虎】系統の消息が途絶えた現在、このあたりでは貴重な塩味ラーメンだと思います。
次は、サービスランチも試してみたい。
70点。

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