【千家】本店 横浜市南区
2017/08/11/23:56:52(Fri)
南太田駅前の味噌ラーメン屋に行ったが、なんと行列。パスしまして、川崎溶き卵系の【柾虎】に向かうが、着いてみると営業してない。
ならば、台湾ラーメンを目当てに【金来】に行ったら、やってない。
そのうえ、店の中は雑然としています。
改装工事? まさか閉店の?? 軒看板は付いているし・・・・・よくわかりません。
ちょっと戻って、家系の【千家】本店に行きました。
入店して、基本のラーメンを発注。
なんと1997年4月12日以来、20年振りです。
星川の系列店【濱壱家】や根岸店、上川井店には何度か行ってたんですけど、この本店は過去に二回しか行ってないんです。
私の、近い場所軽視の傾向が良く顕れてますなぁ。
待ち時間5分ほどで到着。

家系スタンダードなルックスだが、ゴマが入るのがこの系統の特徴。
しかも、この【千家】本店は、ウルサイほどの量のゴマが入っていたと記憶がある。
でも今は、ほどほどの量だね。
スープの味わいは、家系の基本であるゲンコツ、鶏ガラ、野菜などから取るダシ風味の効いたもの。
乳化が進み、九州系白濁スープに近い色合い。
醤油ダレは濃いめで、私にとっては少しショッパイ。

麺は大橋製麺製で、太め強い縮れを持つ。
家系ではストレート、あるいは弱い縮れを持つ麺が多い中で、この【千家】系統と【介一家】系統は珍しい存在と言えましょう。
やや固めの茹で加減と、豊かな弾力がウレシイ。

チャーシュウは肩ロースですかね。
適度に脂とスジ感、肉の詰まった食感が混在して、強いぞんざい感は無いがラーメンのバランスとしては好適。
大判の海苔は、スープに溶けにくいシッカリしたもの。
ホウレン草は、ややクタリ気味だな。
そして先述のゴマですが、現在は邪魔にならない程度の量なので好感。
術に久し振りの【千家】本店でしたが、ある程度昔の家系の特徴が良好に保存されていると言ったカンジです。
御馳走様でした。

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