エフェクター・コレクション (6)
2009/09/07/19:47:16(Mon)

エフェクタクター・ボードである。 19歳くらいから10年近く使っていた。
中身はその時々でこまかく変化している。
DS-1の場所がD&Sだったり、OD-1になったり、ヴェスタフィアーのデジタルディレイのところはグヤトーンのアナログデレィが座っていたし、フェイズトーンのところにはマクソンのイコライザーが居た時もあったが最終的にこの組み合わせになった。
結局、基本的な音作りはディストーションだけでワウやイコライザー、コンプなどは持っていてもほとんど使わなくなり、後は全部空間系エフェクトばかりが残った。
ヴォリューム・ペダルはアンプに流れ込むシグナル量の調節だし・・・
既出してないものについて接続順に解説します。
DS-1の後がマクソンのPT-909フェイズトーン。
フェイザーは元々ロータリースピーカーの音を模して作られたものだが、エフェクターとなってからはロータリースピーカーの面影は無い。
殆どの物が妙にシュワシュワした音で、まるで別物だ。しかしアルペジオにかけると気持ちいい。
ホントのギター&ロータリースピーカーの音はビートルズのレット・イット・ビーの中のジョージのギターメロで聴くことが出来る。シュワシュワというよりギュルギュルした音だ。
次がBOSSのDC-2 ディメンションC。
コーラスに比べて、音揺れが少ないというのがウリだが、私はコーラスアンサンブルのほうがいい。
パワーサプライの電流量が合っていないため、スイッチの動作が不安定。電池で使うぶんには無問題。
次のBOSS BF-2 フランジャーは最近ヤフオクですんごい値がついていてオドロイタ。
かなり強烈なフランジングが出来るのだが、私は先代で使用していたマクソンのフランジャーのほうがモノホンのフランジング音だと思う。
しかし、貸し倒れで行方不明。
ベスタファイアーのD-1Ⅹはデジタル・ディレイ。
ホールドというサウンド・オン・サウンドのような効果を出せるスグレモノ。
SN比が良くて、実にクリーンなエコー音を出せる。
テープエコーも含めた歴代のエコーマシンのなかでも最高のパフォーマンスを持っている。
今現在使っているBOSS GT-5のセンドリターンに繋ぎたいくらいだが、それではせっかくのマルチ・エフェクターの意味が無くなるので、予備役に甘んじてもらっている。
銀色に光っているのは専用の別売りモジュレーションユニット。
コレを使うとディレイがコーラスやフランジャーになる。
しかし、前段にコーラスとフランジャーが在るので、もっぱら効果音として使っていた。
最後がアニ―ボールのボリューム・ペダル。
パクパクタイプのペダルは踏んでいるうちにアチコチ散歩してしまい使いづらいものだが、このボリュームペダルはとても重くてその心配は無い。パクパクペダルは重量そのものも性能なのだ。
駆動は伝統のタコ糸式。ギアやカム式のものより安定感がある。
一度、タコ糸が切れて、何でも自分で修理する私は必死で修理した。
最近メインボリュームポットにガリが出てきて、交換したいが適合するものが見つからない。
エフェクターは数多く繋ぐとそれだけトラブル箇所が増える。
私の使用エフェクターは、このボードの後マルチタイプに移行してゆくことになる。
comment
まぁ、それぞれのエフェクターは古いものの、さしたる不具合も無く、ほぼ完全作動する点はさすがの MADE IN JAPAN です。(アニーボールは違うけど)
音も気に入っているので、たまに引っ張り出して遊んでもらいます。
ヴォリュームペダルはソロとバッキングの音量調節用です。
ヴォリューム奏法はギター側のヴォリュームで行います。
レスポールだと結構ムズカシイですけど。
レスポールでのボリューム奏法は指が届かないッス。
もしやサムピックによるピッキングでしょうか?
ヴァン・へイレンのヴィデオで見たんですが、左手はほとんどハンマリングで弾くのです。
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