【厚木 ラオシャン】 初訪 神奈川県厚木市 11/03 (火)
2009/11/04/21:12:02(Wed)
私が初めて「平塚系ラーメン」と言う言葉を聞いて興味を持ち、食べに行ったのが花水【ラオシャン】2000年5月17日のことであった。 もちろん、現店舗ではなく移転前の店舗。
ノスタルジックな(はっきり言うとボロ)店構えと、次々と出入りするお客さんの姿に多少引きながらも入店した。
調理過程を観察していると、ちゃんとドンブリに湯を張って温めている。
『丁寧な仕事だな』と、思った。
驚愕したのはその一瞬後だ。
普通なら、湯を捨てて元ダレを入れダシ汁で割ってスープが出来上がるはずだが、そのあたため湯の中に茹で上がった麺が投入されたのだ!
私があたため湯と見ていたのはスープだった。
そして、あまりに淡白で、とてもラー油との相性が良く、ミジン切りのタマネギだけが入ったそのラーメン(一般名詞)に「76点 350円」という評価をつけたノートが今、私の手元に残っている。
それから十年近く、もう一度喰いたいと思いつつ、この系列の大元である【老郷】にも行かねばと願ううちに、神奈川区白楽に出来たが、私が喰う前に閉店。
なんとなく縁の無いまま現在まで来てしまった。
そんななか、ラブロガさんやB食ブロガさん達の【老郷】【ラオシャン】一斉攻撃が始まったのが今年の夏頃。
その時分に出かけて行くのは得策ではないと回避。
今頃、ノコノコと行ってきました。
さて、この厚木【ラオシャン】も店構えがいいねぇ。
テントは割りとキレイで近年張り替えたものかな。
でも、やはり店内は年季を感じる。ピカピカで清潔というワケにはいかないな。
もちろん、基本の〔タンメン〕を注文。
待つこと4~5分で来たのがコチラ。

ドンブリの中は麺とスープとミジン切りタマネギだけ。
普通に考える“タンメン”とはまったく別のものだが、やや黄色味がかったスープは見事な透明度。
湯と見間違えるのも無理は無いでしょ!
タンメンは、元々“湯麺”と書くのだから、コレはコレであっている!・・・?
まずは、そのまま味をみる。
かすかな動物系のダシと薄い塩味。
酸っぱいとよく言われるが、それほど強くない酸味は私向き。

しばらく喰い進んだところで、例の自家製ラー油を投入。
容器の底の方からかき混ぜて、唐辛子多めにしてみました。
9年前の花水ラオシャンでは、上積み油を徐々に加えてその変化を確認したが、この店では思い切った量を投下。

でも、辛過ぎにはならなかった。
むしろ、ゴマ油の風味が先に感じられて、味わいにより深みが出る。
後は、一気呵成に喰い進むだけ。

麺は真っ白い。
茹で加減はフニャフニャでにゅうめんのよう。
表面がツルツルなので、噛み切らずに一気ススリ込みが快感。
でも、ラー油多めなのでノドを刺激しないように慎重かつ大胆なススリ込みとすることが肝要。
具(?)のタマネギはシャキシャキして、麺の食感と好対象。
総評
すごくウマイと言うわけではない。
でも、なぜか惹きつけられる。
世の中には、つまらないラーメンも多いが、面白いラーメンもまだまだいっぱい在る。
67点 420円。
なお、【花水 ラオシャン】やその他の“らおしゃん”との関係は不明。

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- #老郷(ラオシャン)本店@平塚
-
09年11月3日(火)。
文化の日は良い天気
えぼし麺 菜良に行こうとしたら、定休日
で、麺やBar 渦へ。
何と、収穫祭のため、昼...
- by:ラーメン大好き・特に家系。
- | 2009/11/19/10:17:21
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comment
(私もトラバさせていただきました
ラ博でも偶然お会いしましたし、またどこかでお会いするかも
厚木ツアーで皆様にお会いするのが楽しみです
貴女とは“偶然”することが多いですね。
この先もまたどこかでお会いすることでしょう。
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