初訪 中華・きそば 【末廣】 横浜市南区
2019/05/05/23:42:04(Sun)
長年の宿願店であった【末廣】に行ってきました。【末廣】は南区三春台のてっぺん付近の住宅街に在る古~~~い日本蕎麦屋さん。
タイムスリップしたような店内は決してコギレイではない。
だが不潔さも無く、私はかな~り好きな風情だわ。
そんで狭い、相席は当たり前。
卓上のメニュー。

先ほど「日本蕎麦屋さん」と書きましたが、中華そばの方が先に載ってる。
んで、基本のラーメンが450円!!
価格もタイムスリップ。
ラーメンだけ喰うのは、なんかワリイみたいだな。
っうことで、私は〔チャーシューワンタンメン〕を発注。
待ち時間8~9分くらいで出来上がりました。
なぜか漬物が付いている。

九州ラーメンではタマにあるけど、ここら辺では珍しいんじゃないかな。
まずはスープから頂きます。
基本は鶏ガラか豚ガラ、あるいはそのブレンドだと思うんだけど、何やら魚系のダシ風味を感じる醤油味ね。
ただ、ラーメンでもよく出会うカツオ節では無いように思える。
蕎麦やうどんも提供している店ですから、サバ節かも? う~んよくわからない。
とにかく独特ですが、悪くない。
麺はオールドスタイル定番の細縮れ。

中華料理屋さんでは有りがちの柔らかめではなく、歯応えのあるシャッキリとした茹で加減。
麺線に似合った食べ易さで、麺肌も滑らかでノド越しがよいな。
厨房を背にする席だったので、製麺所は分かりません。
チャーシュウはモモ肉と思われるものが5枚。

詰まった肉の質感が楽しめるもので、醤油ダレも香りますがショッパクは無い。
よおく噛んで喰うチャーシュウです。
オールドスタイルのラーメンには最適なんだわ。
ピロピロ・フワフワのワンタンが6~7個。

豚肉と刻みネギと思われる具は少量で、これは正しいワンタンです。
他に、幅広の水煮と思われるメンマ、ワカメ、ナルト。
輪切りネギは多目。
コチラ、Ayaの喰った〔カツ丼〕

しっかり固まった玉子と、分厚いトンカツ。
割り下は甘過ぎずに、とても好み。
地域の特性から考えて、御飯は柔らか目かと思ったら、ツブの立った固めの炊き加減で、これまた好み。
総評
“令和”に突入して、更に貴重になる「昭和レトロ」な雰囲気のお店。
価格、品質ともに満足できました。
ラーメン、カツ丼を総合した評価:68点。

店舗の軒看板も「中華」が上の段。
やはり、「何でも屋食堂」と解釈して良いかと。
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