葛飾柴又
2020/01/09/23:55:36(Thu)
また昨年の話ですが、寅さんの故郷 葛飾区の柴又に行ってきました。相鉄-JR直通線に乗ってどっか行こう、と言うコトになったんです。
イチバン遠い川越が第一目標だったんですけど、色々調べた結果、何かと折り合わない。
そこで私が大好きな、映画「男はつらいよ」の舞台になっている町が見てみたかったんです。
京成金町線 柴又駅に下車。

思いっきり逆光の写真に成っちゃったよ。
寅さんの像が出迎えてくれます。

柴又駅から旅に出るトコロの姿ですね。
兄を見送るさくらさん。

まず目指すは、言わずと知れた【髙木屋老舗】です。

〔草団子〕は、お土産で買って帰る予定なので〔焼き団子〕 一本200円を店先で喰いました。

粘りの強い国産種の米を使い、甘辛の醤油ダレは控えめの味付け。
何本でも喰たいが、この後食事するので我慢。
次に数軒はなれたトコロにある【とらや】に向かいます。
卓上メニュー。


もちろんラーメン喰います。
〔とら味噌ラーメン〕

寅さんの顔をかたどった海苔の上には辛味調味料。

スープの味わいは、甘めの味噌味。
味噌ダレは、白味噌中心でしょうかね?
野菜と一緒に炒め煮にした製法でしょうか、野菜のウマミも乗ってます。
麺は中太の縮れ。

高齢の方も多く集まる街ですから、茹で加減は柔らかめ。
熱々のスープですから、早めに喰った方が良いでしょう。
コチラ、〔醤油ラーメン〕

ナルト入りの昔懐かしいタイプ。
鶏ガラ中心のダシと思われる醤油味。
優しい味わいが東京下町にマッチしているな。
〔チャーハン〕

オーソドックスな町中華の味わいを持ちます。
浅い焼き加減で、味付けも薄め。
軽く白コショウを振ると、かなり引き締まったカンジに成りました。
店舗外観。

なお、【とらや】と【髙木屋老舗】、および映画との関係は長くなるのでココには書きません。
興味のある方は調べてみると面白いですよ。
【とらや】を出て、少し歩くと「経栄山題経寺」の山門が見えてきました。

いわゆる「柴又帝釈天」です。
立派な鐘撞き楼まで持つお寺です。

本堂は工事中で残念。

もっとも、私は無神論者なので参拝はしないんですけどね。
古い寺院建築の細部まで見るのが好きなんです。
Ayaはちゃんと、御賽銭入れてお祈りしてました。
帝釈天を出て、次は「寅さん記念館」
記念関内にある撮影セットの復元。

【くるま菓子舗】の店内です。
左の柱の後ろが茶の間。
だいたい、いつもココで揉め事が起きるんですよね。
「寅さん記念館」から歩いて数分で江戸川に出ます。

対岸は千葉県松戸市。
船着き場が見えます。
コレが有名な「矢切の渡し」

渡し舟に乗ってみた。

向こう岸まで行って200円。
戻ってきて、また200円。
江戸川土手からはスカイツリーもよく見えました。

柴又側に戻って、【髙木屋老舗】でオミヤゲの〔草団子〕 12個入り 648円 を買って帰りました。


鮮やかな緑色が美しい。

【髙木屋老舗】の草団子は串に刺さっていないのが特徴です。

すっきりした甘さで、粗潰しにした小豆の食感が楽しいな。
ただ、もっとヨモギの香りが強いかと思ったが、それほどでもないな。
映画「男はつらいよ」聖地巡礼が、やっとかないました。
楽しかったし、うまかった。
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