エフェクター・コレクション (11) BOSS ME-20
2020/04/13/23:47:21(Mon)

BOSSのマルチエフェクターです。
2007年の夏頃に発売されて、私はその半年後くらいに購入。
【イシバシ楽器】横浜店でした。
コイツの良いトコロは、その大きさ。
上から見た平面積がA4サイズなんですね。
重量は約 1.5kg。
ほとんどのギター用ソフトケースのポケットにスッポリ入る。
ギターを背負って歩く時に両手が自由になるんですわ。
それまでGT-5を使っていて、その大きさと重さにマイッテいたから、コレは大きな魅力でした。
それから、電池で作動すると言うのも大きなメリットです。
演奏会場の床にセットする時、ACアダプター使用に比べて手間がひとつ減る。
だけどね、やっぱり能力的にはGT-5に比べると、かなり劣るんだわ、当たり前だけどね。
コイツ単体では使い勝手として、アチコチに不満が出てくるワケですわ。
まず、私のプレイスタイルとしてバッキング時と、イントロや中メロの単音弾きでは音量を変えるんですけど、コイツのフットペダルは音量とワウが兼用というタイプ。
つまりワウを使うと、その際の出音は最大音量と成ってしまうワケ。
歌バックで、小さな音でワウをかけるコトができない仕組みなんだわ。
そこで、コイツの後段にマスター・ボリュームとでも言うべき、音量をコントロールする機器が必要となってくる。
コイツには「OD/DS SOLO」スイッチと言うのがあって、コレを使うとメロ弾き時などに一時的に音量を上げることができるんだけど、マニュアルモードの時しか使えない。
しかも、しゃがんで指で押す~?
そんな、みっともないことステージでは出来ないよ。
1番のペダルを二秒以上長押しすると、足元でもコントロール出来るようになるんだが、あちこちに神経を配りながら演奏している最中にやはり長押しと言うのはしたくないよな。
それに、ウルサイ曲と静かな曲では、音量の上げ幅、下げ幅というのが一率ではない。
もっと微妙なコントロールが要求されることになる。
ちなみに、マニュアルモードと言うのは、コンパクトエフェクターを何個か直列につないだような使い方ね。
対してメモリーモードと言うのがあって、あらかじめ作った音を記憶させておき、呼び出す方法なんだが、瞬間的に使えるのは三個まで。
バンク切り替えなどを行えば、最大30個まで音を呼び出せるんだが、実際に演奏している最中には出来るだけ、そんなメンドウなことはしたくないし、出来ない。
てなワケで、コレとコレを付け足しました。

右がデュアルフットスイッチFS-6。
マニュアルモード時は、Aのスイッチでチュウーニングメーターへの切り替え、Bスイッチでは「OD/DS SOLO」のコントロールが出来ます。
メモリーモードでは、バンクの上げ下げとなる。
左はボリュームペダルで、言うまでもなく、音量の足元操作です。
小さくて軽くて、セツティングの手間も減らしたいのが最大の目標だったのに、これじゃぁナニがナンだかワケワカラン(笑)
エフェクト・ボード上にまとめればセッティングの手間は減るが、更に大型化する。
本末転倒だぁ!
んで、いろいろ悩んで、試しました。
私はメモリーモードで使うのが基本となっています。
コレは、あらゆるアンプに対応出来るように、ある程度ME-20の中で自分の音を作っておくワケね。
そんで、アンプの方はゴク軽く歪む程度にセット。
トーン・コントロールは全て12時の位置にして、音出ししてみて、微調整します。
今は、バンクの切り替えは本体操作でも出来るからFS-6には退場してもらいました。
でも、やはり長押しが必要になるんで、演奏中に行うことは避けて曲間でやることにした。
なので、一度に簡単に呼び出せる音は3個。
コレは、ちょっと足りない。
もうひとつ本体にフットスイッチが欲しかったなぁ。
それから、小さいというコトはフットスイッチの間隔が狭いというコトでもあります。
あわててる時に1番と2番のスイッチを同時に踏んでしまい、チュウニングメーター状態になり、アンプからはスカスカの音が出たりしたことがあります(笑)
ちなみに2番と3番を同時踏みすると、マニュアルモードとメモリーモードを切り替えます。
んで、同時二個踏みを避けるために、スイッチ間に硬質スポンジを貼り付けてあります。
スポンジだから、強く踏めば二個踏み出来ます。
まぁ、いろいろと書きましたが、コンパクトで運びやすいから、現在はコイツにボリュームペダル繋いで使っています。
あっ、マスターボリュームは、グラフィック・イコライザーに替わることもあるけど・・・・・
ME-20の前には、GT-5を使っていたんですけど、紹介が逆順になってしまいました。
まぁ、そのうち書きますケド、GT-5については、あんまり書くことが無いんですよね。
期待せずに、待っていてください。
長文にて失礼いたしました。
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