エフェクター・コレクション (13) KORG A5 GUITAR
2020/05/17/23:43:13(Sun)
知人の Y さんより頂きました。KORG A5 GUITAR は1990年に発売された床置き型マルチエフェクター。
過去に紹介しましたBOSSのME-5は、1988年発売。
その2年後の製品だけど、だいぶ軽くなっているな。
もう30年以上昔の品だが、今もちゃんと作動します。

近頃の私は、ME-5にしろコイツにしろ、と~っても古いマルチばかり使ってます。
近年の小型マルチはペダル二個踏みでチューナーになったり、バンクを切り替えたり出来るんですが、コレが時としてワザワイに成ります。
その点、この昔タイプはメモリー・モードで使っているかぎり、ペダルスイッチは一個しか作動しないので、少なくとも演奏中の音切れは無くなるワケです。
ペダル二個踏みによる失敗が多い私には、とても有難い。
内蔵エフェクターはコンプレッサー、歪み系がディストーション/オーバードライブ、3バンドイコライザー、コーラス/フランジャー、リバーブ/ディレイ。
他に、ノイズリダクションと、インプットヴォリューム、アウトプットボリューム、原音を確認できるバイパススイッチなどが装備されています。
ME-5より、やや横長だが軽い。

コントロール部。

イチバン左に見えるスライド式のセレクタースイッチを各エフェクトに合わせて、下の5個のツマミでそれぞれのバリューを設定します。
んで、音が出来上がったら1から5までのペダルを指定してから、ライトスイッチで保存します。
バンクは1から6まであるけど、2以降は音の保管庫。
ユーザーが使えるのは1バンクの5種類のみ。
コレが、またイイ!!
音が沢山使えると、つい欲が出て「アレもコレも」と成りがちで、それは結局、失敗につながることも多い。
一度に使える音が5個しか無いのがわかっていれば、余計なことは考えない。
私は1番にクリーントーン、2番に軽く歪んだ音、3番は歪み、4番に歪み+ディレイ、5番は飛び道具的な使い方で、効果音やクセの強い音を作って入れています。
したがって、5番はその時に演る曲想で変わるし、使わない事もあるワケです。
マニュアル・モードだと、普通のコンパクトエフェクターを直列につないだような状態になるので、より直観的な使い方ができます。
しかし、複数のペダルスイッチを何度か踏まなければならないコトもあるので、私はもっぱらメモリー・モードで使ってます。
あと、欠点としては電源がACアダプターのみであること。
電池でも作動してくれれば、うれしかったんだが。
しょせんエフェクトなんてのは、弾いている方の自己満足が強いわけで、聞いている人は、ほぼ
「んなっこたぁ、どうでもいいワイな」
というカンジだと思います。
っうコトで、エフェクターにはあまり重きを置きたくない私なんですが、珍しいモノや変わったものを見ると、つい欲しく成っちゃうのは、コレはもう、どうしようもない「業」(ごう)と言うか、「性」(さが)なんでしょうか(笑)
店売りラー食が減っているので、エフェクター紹介にしました、あはは。
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