【ラーメン・ゼロ】 初訪 東京都目黒区
2009/12/15/20:40:11(Tue)
変わった店名だが、あの「せたが屋グループ」である。化学調味料はおろか、醤油、塩、味噌などの調味料一切“ゼロ”のラーメンを提供する店として約一年半前にオープンした。
オープン当初は完全ラヲタ向けであり、どこまで一般の人々に受け入れられるかと危ぶまれたが、こうして一年以上やってます。 一般のお客さんも数多く訪れています。(私だって一般人だが・・・・・どうも、適切な表現が思いつかずに困る)
こう言うタレ無し、ダシ汁のみで喰わせるラーメンを提供する店は、品川にも一軒、町田にも一軒ある。
他にもあるかもしれない。
しかし、それらの店は一応タレの用意はしてある。
そんな【ラーメン・ゼロ】を初訪問。

12:00少し前で、先客は三名ほど。
券売機で基本と思われる〔ベーシックゼロ〕を購入。
5分ほどでラーメンは来た。

まずは、その問題のスープから頂く。
『あれ、そんなに物足りなくもないじゃん!!』
薄味好きの私だからなのかな?
魚と貝の味がまず来て、その後から鶏や豚の味わいも現れ、ちょっとしたトロミは多くの野菜が溶けたものだと思う。
結構、にぎやかに色々な方達が入れ替わり立ち代りという感じ。
そして、タレ無しではあろうが、さわやかな塩気もわずかにある。
魚や貝、くわえて海藻などは塩水のなかで生活しているので、
程度の差こそあれ元々カラダがしょっぱい。
つまり、調理される前から下味が付いているのだ。
それを上手に凝縮してゆくとこうなるのかな。

麺は中太のほぼストレート。
中心部に芯が残る状態で好みの茹で加減。
量はやや少な目かな。 私にも簡単に喰い切れた。

具のチャーシュウは私の好みにどストライク!!
モモ肉でミッシリ詰まった感にあふれ、フチが赤くは無いがホンサオの香りもある。
噛み締めるほどに肉のうまみが出るタイプだ。
メンマは穂先。
かなり長いものを使っている。
やや甘めの味付けと、エグミ、ほのかな青臭さが共存している。
他に、肉そぼろ、青ネギ、柚子。
総評
最近のはやりではなく、魚介風味は抑え目。
「せたが屋グループ」の中では一番私の好みにあっている。
高すぎる価格がネックか!?
78点 850円。

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