【末廣ラーメン本舗】 初訪 東京都新宿区 01/15 (金)
2010/01/21/20:13:13(Thu)
金曜の夜なのでラーメン喰います。
ずいぶん遠回りしてきたラーメンである。
京都の【新福菜館】の味にほれ込んだ先代主人が、その製法を秋田に持ち帰り、東北人に合うようにアレンジを加え人気店となった。
今では、すっかり秋田県民に受け入れられ、秋田の地ラーメンと言っても良いくらいに定着している。
そんな、京都にルーツを持ち秋田で育ったラーメンが2009年1月東京にやって来た。
京都ラーメン大好きの私としてはゼヒとも行かねばならぬと思いつつ、一年が過ぎてしまった。
んで、今回ようやく訪問。
基本の〔末廣中華そば〕を注文。
色黒の焼き飯も喰いたいが、昼食を喰った私には喰い切れない自信がある。
基本的に“一日一食ラーメンのみ”の人間はこういう時ツライな。
待つこと6分ほどで来たラーメンがコレ。

なるほど、見た目はシッカリ新福菜館である。
濃い色合いのスープに薄切りのチャーシュウが5~6枚。
濁った油が表面を覆い、いかにも濃厚そう。
早速、スープから味をみる。
『とっても良いではないですか!!!』
私が初めて喰った頃のセンター北の【新福菜館】がこんなだったな。
しかし、この前食ったら少しガッカリだったため、コッチの方がはるかに良い!

麺は細目のほぼストレート。
スープの黒い色に染まって上がってくる。
細いながらコリッとした食感を持ち、【新福菜館】ほど長くないが、よく似た麺で満足。

チャーシュウ写真、手ブレにてカンベン。
京都ラーメンでは薄切りにして複数入っていることが多い。
脂身の少ない肩ロースかな? ちょっとスジがあったりする。
切り方も雑だが、スープのワイルドさに負けていないところは良い。
新福菜館との相違点としてメンマは無い。

カウンターに置かれた取り放題の輪切りネギ。
秋田の人々は、このネギをどっさり、もうほとんどドンブリ一杯になるくらい盛り付けて食うのがスタンダードだそうだ。
しかし、切り置きのネギは風味が飛んで、ただの草を喰っているみたいな食感になっていることが多いので、少量味見をしてみる。
そうしたら、ちゃんとネギの味がしたのでラーメンに追加投入した。
総評
今のセン北【新福菜館】より価格も安いし、満足感もこちらが上。
次の機会には、腹を減らして焼き飯も喰いたい!
74点 680円。

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