麺や【あかつき】 新店 初訪 東京都豊島区 02/19 (金)
2010/02/21/23:13:34(Sun)
JR駒込駅東口を出てアザリア商店街を歩くこと7~8分、ビルの中の目立たない店である。2009年12月1日にオープンしたこの店、主人は茅ヶ崎の二郎インスパイアで評価の高い【菜良】出身である。
しかも、二郎および二郎インスパイアの店では数少ない女性店主である。
っうことで【菜良】はいつでも行列なので喰うことは無いため、「茅ヶ崎のカタキを駒込で・・・」
とばかりに訪問。

11:30の開店と同時に入店し、目的である〔あかつき麺〕の食券を買う。
店内はこざっぱりして清潔で、女性ならではの気配りが感じられる。
店の奥にはカバーを掛けられた製麺機がある。
私が本日の一番客ではあるが、極太麺とのことなので10分以上待つであろうことは覚悟していた。
しかし、この女性店主なかなか手際が良いよ!
【菜良】での修行経験がしっかり身に付いているようで、動きが良く、ほとんど無駄な空白時間を作らないため8分ほどでラーメンは来た。
なおコールは「ニンニク少な目」でお願いした。

品良くまとめられた二郎インスパイアである。
麺量250グラムということで、少しビビッていたのだが、野菜の山はそれほど高くない。(ほっと一安心)
さっそくスープから味をみる。
『ん? ちょっと弱いなぁ』
乳化度の低い透明感のあるスープなんだが、動物系のダシは影が薄い。
醤油ダレも控えめで、ネット情報ではもっと角の立った醤油がキリリと効いているタイプのようだったが。
こちら、天地返し後のお姿。

麺はすごい!
今まで出会った二郎・二郎インスパイア系の中では最もワイルドなものではないだろうか。
平打ちのきしめん寸前で、最大幅は8ミリくらいある。
ネジレもかかり、刀削麺のようにフチがキザギザしているため持ち上げが良い。
やや固めの茹で加減で、モッチリした弾力はアゴの良い運動になる。
チャーシュウは脂身の多いバラ肉。
ほど良い茹で加減で、割りとショッパ目の味付け。
二郎のブタにはおよばないが、厚さも5~6ミリあるものが二枚。
野菜はキャベツ6:4モヤシ くらいの割合で好み。
キャベツの芯に近い部分も食べやすい固さになっており、二郎・二郎インスパイア系の中では、よく火を通した茹で加減だな。
総評
スープの力不足は否めない。
しかし、麺は特筆すべきもの。
価格はこのラーメンにしては低めの設定。
66点 650円

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