へぎそばと味噌カツ【花しずく】 東京都世田谷区
2009/01/10/23:01:56(Sat)
今日はAyaの病院の日。帰りに三茶の【茂木】にでも寄ろうと歩きはじめたら “みそかつ” という文字を発見。
さらによく見ると “へぎそば” というのも見える。
へぎそばは新潟で、味噌カツは言わずと知れた 『食のミステリーゾーン名古屋』 のもの。
なんでこの組み合わせ???
味噌カツは去年の夏に半田市へ出張した時に喰ったが、ヘぎそばは喰ったことが無い。
さらに、味噌カツには「名古屋より旨い」とのコピーがある。
俄然興味が湧いてきたので入店。
味噌カツ丼とへぎそばのセットを注文。
ついでにおでんの大根ももらう。

アツアツで高さが6~7センチくらいある大根は、しっかりと醤油色が染みた見た目だが、味は薄め。
もう少し塩気が欲しいなぁ。
そのうち味噌カツ丼へぎそばセットが来る。
まずは、そばから味をみてみる。

コシのある固めの茹で加減で、そば粉の香りも豊かでいいね。
ソバツユは普通のものと、スリゴマの入ったものが用意されており、とくにスリゴマの方は初めて喰うが、なかなかウマい。
さて、味噌カツ丼のほうだが、味噌が甘過ぎ。
喰っている途中でイヤになってきた。
名古屋より旨いではなく 『名古屋より甘い』 である。
なんとか喰ったけど、もういらね。
【茂木】でラーメンにしておけばヨカッタ。
comment
四角い木の器に入って、ふのりを混ぜてるのがへぎそばらしい。
写真のは
四角いうつわにはいっているねぇ。
そうそう、上大岡KQデパートの新潟物産展へラーメンを喰いに行った時、相席になったオッサンの喰っていたへぎそばは板に乗って出てきた。
【花しずく】のは、そばの所々にふのりらしき緑色のものが見えるのだが、器に関していえば普通のせいろそばだよなぁ。
ふのりを混ぜ込んでいると言うのが大きな条件のようだが、最近では例外もあるらしい。
“へぎ”と呼ばれる器についても、いろいろなタイプがあるようだ。
板に乗ったそばは「板そば」と呼ばれ、山形県にそのルーツがあるそうだ。
食文化には(あらゆる文化と言っても良いが)明確な境界線が無いからね。
時代と共に変化してゆくのは当然と言えるだろう。
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